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本編
24話 お嬢様と4本フォーク その13
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食後、暫くは皆動けないでいたがそれも若い順に回復したようで、ミナとレインは宿舎へ戻り、生徒達も明日の試験に向けて自室に籠った、
「あ、エレインさん、ちょっと報告があるわ」
食器を片付けながらソフィアに呼ばれ、エレインはついでだからと片付けを手伝う、オリビアが代わろうとしたが、
「試験勉強をなさい、一番を取れなかったらライダー家の恥です」
真剣な瞳のエレインにオリビアはハイと背筋を伸ばして自室に上がった、
「オリビアさんて成績良さそうねー」
ソフィアは二人の様子に何の気遣いも無く呟く、
「そうなのです、昔から物静かで気付けば私のスカートに隠れているような娘だったのが学園に入った途端、成績優秀で驚きました、特に座学が優秀なのです、私のメイドにしておくには惜しい程なのです、よくよく思い出せば子供の頃から物覚えの良い娘でしたし、両親も真面目で勤勉な人達なのでそういう意味では当然とも思えますが・・・」
エレインは早口で捲し立て、
「ですので、オリビアには出来ればその才を十全に活かす場所を用意したいと考えておりまして、それがあの娘の忠誠と孝行に報いる最善の方法とも思っておるのですが、このまま商会で私の秘書のような役割では足りないとも思うのですね、そうなると」
はいはいとソフィアはエレインの言葉を遮り、
「そこまで考えてくれている主に出会えて、オリビアさんも幸せね、大丈夫よあんた達は成功するから、自信を持ってやりなさい」
皿を洗いながらエレインに視線を送り微笑んだ、
「・・・そうでしょうか、はい、そう言って頂けると心強いです」
エレインは力なく視線を落とす、
「どうしたの?お疲れ気味?」
「いえ、今日改めてユーリ先生のその大人の顔というか、社会人の顔といいますか、そういう感じの所を間近に拝見しまして、やはり、凄い人だなと再認識した次第です、それで、少しばかり不安な感じがしてまして・・・」
「不安?」
「はい、ちゃんと出来る大人として人前に立っているかという事を・・・考えたら・・・その」
エレインは自分でも何故こんな話しをしているのかが分からなくなってくる、しかし、不安を感じたのも事実で、自身の行いに確信を持てないのもまた事実であった、
「大丈夫よー、エレインさんはちゃんとやれてると思うわよ」
「・・・そうでしょうか・・・」
ソフィアは洗った皿を斜めに重ねつつ、
「そうね、もし上手くというか、あまりにも酷い事をしていたら人は離れていくものよ、例え金払いの良い客だったとしても、同じ寮に住む仲間だとしても、従業員もね、何よりもあなたの大事なオリビアさんだって、あなたに愛想をつかす事になると思うわよ」
「はー」
エレインは力なく吐息混じりの返答をする、
「で、今の所あなたの周りから人は離れていないんでしょ」
「はい、皆さん良くやってくれています」
「では、あなたはあなたに求められていることをしっかりとやれているって事だと思うわよ」
「はい、でも、それだと、人が離れて初めて間違いに気付くというか、そんな感じになると思うのですが」
「そうね、でも、あなたが大事に思うように、相手もあなたを大事に思っていると思うのね、その愛情と友情とか呼ぶ、所謂、情ってやつだけど、で、それが浅い深いはそれぞれにあると思うけど、そういう関係性を構築できた人は間違っている時はちゃんとその点を指摘してくれるわよ、もしくは、その態度に出るわね」
「そういうものでしょうか?」
「そういうものらしいわよ、で、今、エレインさんはどんどん先に上に進まなければいけない状態なのね、でしょ、お店は軌道に乗り出して、ガラス鏡を本格的に販売していく、商会を設立して一月も経っていないのに大したものよ、ま、私が焚きつけた部分はあるにせよね」
「なんです、自覚あったんですか?」
エレインは苦笑いとなる、
「それはもう、私だって大人なんだから、気が向いたら助けにいこうとは思ってるわ」
ソフィアはにやりと笑い、
「で、そういうエレインさんを取り巻く状況の場合はね、みんながあなたを助ける為に、もしくはあなたの指示の下に活発に動けるのよ、そして、あなたが今、心にするべきは」
ソフィアは言葉を区切り、
「そういう状態が当然と思わない事、それと、どうやっても上手くいかなくなる時が絶対に来る事、それだけは忘れないようにね、そして、そんな壁に当たった時に助けてくれるのは情で繋がった人達よ、今は進みながらそんな人達を一人でも多く増やしていく事ね、それがあなたの力になるから」
そう言って前掛けで手を拭いながら、
「で、お話ししたかったのは、全く別の話しなんだけど、食堂へ移りましょう」
エレインは力なく微笑みつつソフィアと共に食堂へ戻った、食堂には研究所の3人がいまだ動けずにだらしなく天井を仰いでいた、
「あら、あんた達まだ居たの?」
ソフィアは眉根を寄せて3人を見る、
「あー、ごめんねー、まだ、もう少しこのままー」
ユーリが虚ろに答え、
「満腹を超えると動けなくなるんですねー」
カトカが呻き、
「カトカでも知らない事があったのねー、あー、この満腹感の幸せー、サイコー」
サビナは苦し気な顔のままニヤついている、
「あー、胃薬持ってくる?消化に良い薬あったかしら?」
ソフィアが渋い顔で問うと、
「大丈夫、さっき、オリビアさんに貰ったー、エレインさんありがとねー、オリビアさんにも御礼言っておいてー、あ、これお返しするわー」
ユーリがテーブル上の小さな壺をエレインの前に押しやった、
「先生はもう、お屋敷ではあんなにかっこよかったのに」
エレインは困った笑顔となり、
「エレインさんもこれくらい度胸を付けないとね」
ソフィアは優しく笑い手近な席に着くと、
「でね、今日、レアンお嬢様が来てね4本フォークを使ってもらったの」
「あ、はい、さっきのあれですよね、凄い便利でした、安全だし、使いやすいし」
エレインがソフィアの対面に座る、
「でね、あれを銀細工で作りたいって感じの話しになって、ついでだから焚き付けちゃった」
「へ?」
とエレインは目をむき、
「何っ?」
とユーリがソフィアを見る、
「何がどうなるかは向こう次第なんだけど、商品化の折りには六花商会を通すように話しつけたから、宜しくね」
ソフィアは何とも簡単に言い放つ、
「いや、え、え?」
エレインは突然の話しに言葉を無くす、
「あ、大丈夫よ、ほら、銀食器?っていうの?貴族様方が使ってる食器?4本フォークをそれで作って、ついでになんだったかな、スプーンとナイフと一緒にして意匠を統一したらどうだろうってね、これはライニールさんの案なんだけど、職人さんとかは向こうで手配するだろうし、レアンお嬢様の社会勉強にもなるじゃない?、で、販売とか量産とかになると領主様では難しいだろうなって思ったのね、で、六花商会がそこを担えばいいじゃないって思っちゃって」
「思っちゃってって、あんたねー」
ユーリがムクリとソフィアに向き直る、
「話しの流れでそうなったんだもん、それに、折角の商売の話しよ、捨てるのも嫌じゃない?」
「それはそうですが・・・」
エレインは難しい顔で小首を傾げる、
「ま、さっきも言った通り向こうからの連絡待ちだから、レアンお嬢様としてもエレインさんなら話しやすいと思うし、ライニールさんもついてるし、4本フォークを作ったのはブラスさんだし、そう言う事ね」
「・・・わかりました、では取り敢えずは連絡待ちで宜しいのですよね」
エレインは眉根を抑えて益々に渋い顔となる、
「あー、エレインさん、そろそろこの女にも苦労させなきゃ駄目よ」
ユーリがフラリと立ち上がった、
「何よそれ、失礼しちゃうわね、私は十分にお役に立ってるわよ」
「何その自画自賛、厚かましいわね」
「な、エレインさん言ってやってよ、私の功績を、それに、私だって苦労してるのよ、ふらついてる旦那に生意気盛りの子供を二人も育てて」
「どこがよ、傍から見たら悠々自適な自由人じゃないのよ、似たもの夫婦とはよく言ったものよね」
「あー、あの宿六と一緒にしないでよ、あんただってフラフラしてるのは変わらないでしょうが」
「むっかー、学園の先生の苦労が分らんとは、これだから主婦は駄目なのよ」
「なんですってー」
どうしたわけかその日はソフィアとユーリの口喧嘩で終わりとなった。
「あ、エレインさん、ちょっと報告があるわ」
食器を片付けながらソフィアに呼ばれ、エレインはついでだからと片付けを手伝う、オリビアが代わろうとしたが、
「試験勉強をなさい、一番を取れなかったらライダー家の恥です」
真剣な瞳のエレインにオリビアはハイと背筋を伸ばして自室に上がった、
「オリビアさんて成績良さそうねー」
ソフィアは二人の様子に何の気遣いも無く呟く、
「そうなのです、昔から物静かで気付けば私のスカートに隠れているような娘だったのが学園に入った途端、成績優秀で驚きました、特に座学が優秀なのです、私のメイドにしておくには惜しい程なのです、よくよく思い出せば子供の頃から物覚えの良い娘でしたし、両親も真面目で勤勉な人達なのでそういう意味では当然とも思えますが・・・」
エレインは早口で捲し立て、
「ですので、オリビアには出来ればその才を十全に活かす場所を用意したいと考えておりまして、それがあの娘の忠誠と孝行に報いる最善の方法とも思っておるのですが、このまま商会で私の秘書のような役割では足りないとも思うのですね、そうなると」
はいはいとソフィアはエレインの言葉を遮り、
「そこまで考えてくれている主に出会えて、オリビアさんも幸せね、大丈夫よあんた達は成功するから、自信を持ってやりなさい」
皿を洗いながらエレインに視線を送り微笑んだ、
「・・・そうでしょうか、はい、そう言って頂けると心強いです」
エレインは力なく視線を落とす、
「どうしたの?お疲れ気味?」
「いえ、今日改めてユーリ先生のその大人の顔というか、社会人の顔といいますか、そういう感じの所を間近に拝見しまして、やはり、凄い人だなと再認識した次第です、それで、少しばかり不安な感じがしてまして・・・」
「不安?」
「はい、ちゃんと出来る大人として人前に立っているかという事を・・・考えたら・・・その」
エレインは自分でも何故こんな話しをしているのかが分からなくなってくる、しかし、不安を感じたのも事実で、自身の行いに確信を持てないのもまた事実であった、
「大丈夫よー、エレインさんはちゃんとやれてると思うわよ」
「・・・そうでしょうか・・・」
ソフィアは洗った皿を斜めに重ねつつ、
「そうね、もし上手くというか、あまりにも酷い事をしていたら人は離れていくものよ、例え金払いの良い客だったとしても、同じ寮に住む仲間だとしても、従業員もね、何よりもあなたの大事なオリビアさんだって、あなたに愛想をつかす事になると思うわよ」
「はー」
エレインは力なく吐息混じりの返答をする、
「で、今の所あなたの周りから人は離れていないんでしょ」
「はい、皆さん良くやってくれています」
「では、あなたはあなたに求められていることをしっかりとやれているって事だと思うわよ」
「はい、でも、それだと、人が離れて初めて間違いに気付くというか、そんな感じになると思うのですが」
「そうね、でも、あなたが大事に思うように、相手もあなたを大事に思っていると思うのね、その愛情と友情とか呼ぶ、所謂、情ってやつだけど、で、それが浅い深いはそれぞれにあると思うけど、そういう関係性を構築できた人は間違っている時はちゃんとその点を指摘してくれるわよ、もしくは、その態度に出るわね」
「そういうものでしょうか?」
「そういうものらしいわよ、で、今、エレインさんはどんどん先に上に進まなければいけない状態なのね、でしょ、お店は軌道に乗り出して、ガラス鏡を本格的に販売していく、商会を設立して一月も経っていないのに大したものよ、ま、私が焚きつけた部分はあるにせよね」
「なんです、自覚あったんですか?」
エレインは苦笑いとなる、
「それはもう、私だって大人なんだから、気が向いたら助けにいこうとは思ってるわ」
ソフィアはにやりと笑い、
「で、そういうエレインさんを取り巻く状況の場合はね、みんながあなたを助ける為に、もしくはあなたの指示の下に活発に動けるのよ、そして、あなたが今、心にするべきは」
ソフィアは言葉を区切り、
「そういう状態が当然と思わない事、それと、どうやっても上手くいかなくなる時が絶対に来る事、それだけは忘れないようにね、そして、そんな壁に当たった時に助けてくれるのは情で繋がった人達よ、今は進みながらそんな人達を一人でも多く増やしていく事ね、それがあなたの力になるから」
そう言って前掛けで手を拭いながら、
「で、お話ししたかったのは、全く別の話しなんだけど、食堂へ移りましょう」
エレインは力なく微笑みつつソフィアと共に食堂へ戻った、食堂には研究所の3人がいまだ動けずにだらしなく天井を仰いでいた、
「あら、あんた達まだ居たの?」
ソフィアは眉根を寄せて3人を見る、
「あー、ごめんねー、まだ、もう少しこのままー」
ユーリが虚ろに答え、
「満腹を超えると動けなくなるんですねー」
カトカが呻き、
「カトカでも知らない事があったのねー、あー、この満腹感の幸せー、サイコー」
サビナは苦し気な顔のままニヤついている、
「あー、胃薬持ってくる?消化に良い薬あったかしら?」
ソフィアが渋い顔で問うと、
「大丈夫、さっき、オリビアさんに貰ったー、エレインさんありがとねー、オリビアさんにも御礼言っておいてー、あ、これお返しするわー」
ユーリがテーブル上の小さな壺をエレインの前に押しやった、
「先生はもう、お屋敷ではあんなにかっこよかったのに」
エレインは困った笑顔となり、
「エレインさんもこれくらい度胸を付けないとね」
ソフィアは優しく笑い手近な席に着くと、
「でね、今日、レアンお嬢様が来てね4本フォークを使ってもらったの」
「あ、はい、さっきのあれですよね、凄い便利でした、安全だし、使いやすいし」
エレインがソフィアの対面に座る、
「でね、あれを銀細工で作りたいって感じの話しになって、ついでだから焚き付けちゃった」
「へ?」
とエレインは目をむき、
「何っ?」
とユーリがソフィアを見る、
「何がどうなるかは向こう次第なんだけど、商品化の折りには六花商会を通すように話しつけたから、宜しくね」
ソフィアは何とも簡単に言い放つ、
「いや、え、え?」
エレインは突然の話しに言葉を無くす、
「あ、大丈夫よ、ほら、銀食器?っていうの?貴族様方が使ってる食器?4本フォークをそれで作って、ついでになんだったかな、スプーンとナイフと一緒にして意匠を統一したらどうだろうってね、これはライニールさんの案なんだけど、職人さんとかは向こうで手配するだろうし、レアンお嬢様の社会勉強にもなるじゃない?、で、販売とか量産とかになると領主様では難しいだろうなって思ったのね、で、六花商会がそこを担えばいいじゃないって思っちゃって」
「思っちゃってって、あんたねー」
ユーリがムクリとソフィアに向き直る、
「話しの流れでそうなったんだもん、それに、折角の商売の話しよ、捨てるのも嫌じゃない?」
「それはそうですが・・・」
エレインは難しい顔で小首を傾げる、
「ま、さっきも言った通り向こうからの連絡待ちだから、レアンお嬢様としてもエレインさんなら話しやすいと思うし、ライニールさんもついてるし、4本フォークを作ったのはブラスさんだし、そう言う事ね」
「・・・わかりました、では取り敢えずは連絡待ちで宜しいのですよね」
エレインは眉根を抑えて益々に渋い顔となる、
「あー、エレインさん、そろそろこの女にも苦労させなきゃ駄目よ」
ユーリがフラリと立ち上がった、
「何よそれ、失礼しちゃうわね、私は十分にお役に立ってるわよ」
「何その自画自賛、厚かましいわね」
「な、エレインさん言ってやってよ、私の功績を、それに、私だって苦労してるのよ、ふらついてる旦那に生意気盛りの子供を二人も育てて」
「どこがよ、傍から見たら悠々自適な自由人じゃないのよ、似たもの夫婦とはよく言ったものよね」
「あー、あの宿六と一緒にしないでよ、あんただってフラフラしてるのは変わらないでしょうが」
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