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本編
25話 銀色の作法 その4
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「では、皆、揃いましたね、改めておはようございます」
エレインは起立し優雅に腰を折る、一同もキリッと表情を変えて頭を垂れた、
「今日の議題はこちらです」
エレインは黒板を差して、
「えっと、順番が少し変わりますが、大事な賓客兼講師をお招きしておりますので、そちらから先にさせて頂きますね」
エレインは議題の項目を差しつつブノワトへ視線を送り、
「始めにこちらからやりましょう」
中程に書かれた調理道具の試作品についてを指差し、
「えーと、では、顔見知りの方もいるとは思いますが、しっかりと紹介しますね、先生こちらへ」
エレインはニヤリとブノワトを見る、先生?誰の事だろうとブノワトが不思議に思っていると、
「ブノワト先生、こちらへ」
エレインに名前を呼ばれ、
「え、私の事?」
と頓狂な声を上げた、途端皆の視線がブノワトに集まり、知った顔は笑いを堪えている様子である、
「あー、はい」
ブノワトは顔が熱くなるのを感じながら黒板の前に進み出る、
「こちら、ブノワト・ヘッケルさん、御存知の方もいらっしゃると思いますが、ヘッケル工務店の若奥様で、鍛冶屋さんでもあります」
エレインがブノワトに目配せをする、
「はい、ブノワト・ヘッケルです、あー、そうですね、鍛冶屋で大工の嫁です、宜しくね」
ブノワトとしては砕けた口調で笑いを誘ったつもりらしい、実に簡単な挨拶である、しかし、特には笑いは起きない、知った顔は微笑ましく彼女をみつめ、知らない顔は無表情である、
「はい、わたくしから軽く紹介させて貰えればなんですが、ブノワトさんは学園の先輩になります、工学科卒ですね、ですので生徒部の皆さんは先輩として慕うように、さらに、たった一月前ですか、ジャネットさんが屋台をやりたいと言い出した頃からの付き合いになります、はっきりと申し上げればこの人がいなければこの商会は存在しておりません」
「いや、エレインさん、それは言い過ぎ」
ブノワトが驚いてエレインを見る、
「いいえ、屋台を提供してくれたのも、商工ギルドを仲介して頂いたのもブノワトさんです、皆さんの働く場所を作り上げた最大の功労者であると私は思っております、皆さんそのように御理解下さい」
「へー、ブノワト凄ーい」
婦人部の一人が賛辞の声を上げ、
「うん、そうだよね、今こうしてるのは、ねーさんのおかげだよね」
ジャネットがうんうんと頷き、
「全くですよ、あの頃のブノワトさんは神の使いに思えました」
パウラがしみじみと口に出すと、
「それも言い過ぎ」
アニタが速攻突っ込んで軽く笑いが起こる、
「ま、そういうわけで、で、先に回転機構の説明をお願いできますか?」
エレインがブノワトに水を向ける、ブノワトは恥ずかしそうにしつつも莚をかけたままの箱へ歩を進め、
「あ、例の泡立て器あります」
莚に手をかけてエレインに問うと、
「お持ちします」
と厨房に近い婦人部の一人がサッと立ち上がり、泡立て器を手にしてブノワトへ手渡した、
「ありがとうございます、では、実際にやってみますね」
ブノワトは莚を外して木製の木箱を開陳した、おおーと歓声が上がるがパッと見だけでは何をする道具かはまるで分らない代物である、
「はい、では、実際にやってみますね、最初に泡立て器をここに付けます、金具がありますので外れないように締め付けてください」
箱には4本の足がついており大きく開いた空間がある、箱の本体となる部分の底面の中央に突起がついており、そこへ泡立て器を取り付けた、
「準備は以上ですね、で、この横にある取っ手を奥に回すと」
ブノワトが本体横の取っ手を握って回すと泡立て器が音を立てて回転した、それは手で回転させるよりも遥かに速く、かつ勢いもある、
「おおー、すげー、えっ、回るだけ?」
ジャネットが遠慮の無い感想を言う、
「そう、回るだけ、でもね、取っ手を一回転させると、泡立て器が20回かな?回転します」
「えっ、これは凄いですよ、もしかして、これってとんでもなく楽になりません?」
婦人部の一人が気付いたらしい、
「そうですわね、その為に作ってもらいました」
エレインが補足とばかりに口を挟み、
「今後、ホイップクリームにしろスポンジケーキにしろ、この泡立てる作業が増えると思います、なので先んじて楽になれるようにと思っておりました、泡立て器のおかげで楽になったとは聞いてますが、より楽になれば生産効率もあがりますしね」
「おおー、そうだよねー、エレイン様すごーい、あ、ねーさんが凄いのか?」
ジャネットの称賛に、一同もそれぞれに感嘆の声が上がる、
「あー、でも、あれです、これの元になったのはユーリ先生の研究所から提供された技術なのです、なんでも水車の機構を卓上で使えないかといった発想からとか、なので、ユーリ先生に感謝しましょう」
ブノワトがやや謙遜し、
「いつの間に・・・研究所って何気にすごいんじゃないですか?」
「うんうん、ユーリ先生って頭いいんだねー」
やや失礼な声が上がる、
「はいはい、ユーリ先生も、とても協力してくれている大事な方ですからね、絶対に失礼の無いように、ま、普段があれだからだけども」
とエレインが場を収めると、
「で、こちらは試作品です、まだまだ改良の余地があると思いますので、その点で意見等頂ければと思ってます、ま、実際に使ってみて下さい」
ブノワトがそう言って締め括り、
「今日は、お店を開けないので明日からですね、実際に使用して下さい、調理に関しては私よりも皆さんの方が達者ですので、お任せします、道具は使ってこそなので、有効活用を期待します、質問等ありますか?」
エレインが言葉を次いだ、
「はい、そちらって買えます?あの家にも欲しいかなって、泡立て器もですけど、あの、家でもスポンジケーキとか作りたいかなって思ってて」
そろそろと婦人部の一人が手を上げた、そうね、そうねと同意の声が上がる、
「はい、市販も考えておりますが、暫く先ですね、先程の通りこちらは試作品ですので、改良の後、といった所です、泡立て器についても同様ですね、あ、この先の議題にも絡んでくるので、その時に纏めて話したいなと思います」
エレインは黒板をサッと一瞥して答えた、
「では、次に、今日はこれが一番大事です、ね」
エレインがニヤリとブノワトを見る、
「そうだよねー」
ジャネットも待ちきれずにニヤニヤと笑い、
「そっか、ついにか」
アニタとパウラ、それとケイスも笑いを抑えきれない、
「なによー、あんたらはもう、底意地の悪い」
生徒部の一人が嫌そうにアニタを睨む、
「えっと、知っているのは、経営陣とケイランさんね」
エレインが問う、
「はい、やっとお披露目ですか?良かった、黙っているのが辛かったです」
ケイランもホッとした顔をしている、
「え、なんでケイランが?」
マフレナが驚き、他の婦人部の視線がケイランに向けられた、
「あ、先日、領主様の所へお供しまして、そこで、はい」
「あ、そんな事言ってたね」
婦人部はそれで納得したらしい、
「はい、では、どうしましょう、議題の二つ目ですね、ブノワトさんお願いできますか?」
「私でいいんですか、ここはエレインさん、やりましょうよ」
ブノワトが本来の人懐っこい笑顔でエレインを見る、
「いやー、でもなー」
二人は何ともだらしなく擦り付け合っているが、
「じゃ、私が」
とジャネットが立ち上がった、
「えー、じゃ、私も」
アニタが負けじと立ち上がる、
「じゃ、私も」
つられてケイスが立ち上がり、
「なら、私だって」
パウラが立ち上がり、
「仕方がないですね」
オリビアが名乗りを上げた、
「エッ、エッ?」
どういうわけだか皆の視線がケイランに集まり、
「私もですか?」
不思議そうにケイランが立ち上がると、
「どうぞ、どうぞ」
立っている全員がケイランに譲って大きな笑いが巻き起こった。
エレインは起立し優雅に腰を折る、一同もキリッと表情を変えて頭を垂れた、
「今日の議題はこちらです」
エレインは黒板を差して、
「えっと、順番が少し変わりますが、大事な賓客兼講師をお招きしておりますので、そちらから先にさせて頂きますね」
エレインは議題の項目を差しつつブノワトへ視線を送り、
「始めにこちらからやりましょう」
中程に書かれた調理道具の試作品についてを指差し、
「えーと、では、顔見知りの方もいるとは思いますが、しっかりと紹介しますね、先生こちらへ」
エレインはニヤリとブノワトを見る、先生?誰の事だろうとブノワトが不思議に思っていると、
「ブノワト先生、こちらへ」
エレインに名前を呼ばれ、
「え、私の事?」
と頓狂な声を上げた、途端皆の視線がブノワトに集まり、知った顔は笑いを堪えている様子である、
「あー、はい」
ブノワトは顔が熱くなるのを感じながら黒板の前に進み出る、
「こちら、ブノワト・ヘッケルさん、御存知の方もいらっしゃると思いますが、ヘッケル工務店の若奥様で、鍛冶屋さんでもあります」
エレインがブノワトに目配せをする、
「はい、ブノワト・ヘッケルです、あー、そうですね、鍛冶屋で大工の嫁です、宜しくね」
ブノワトとしては砕けた口調で笑いを誘ったつもりらしい、実に簡単な挨拶である、しかし、特には笑いは起きない、知った顔は微笑ましく彼女をみつめ、知らない顔は無表情である、
「はい、わたくしから軽く紹介させて貰えればなんですが、ブノワトさんは学園の先輩になります、工学科卒ですね、ですので生徒部の皆さんは先輩として慕うように、さらに、たった一月前ですか、ジャネットさんが屋台をやりたいと言い出した頃からの付き合いになります、はっきりと申し上げればこの人がいなければこの商会は存在しておりません」
「いや、エレインさん、それは言い過ぎ」
ブノワトが驚いてエレインを見る、
「いいえ、屋台を提供してくれたのも、商工ギルドを仲介して頂いたのもブノワトさんです、皆さんの働く場所を作り上げた最大の功労者であると私は思っております、皆さんそのように御理解下さい」
「へー、ブノワト凄ーい」
婦人部の一人が賛辞の声を上げ、
「うん、そうだよね、今こうしてるのは、ねーさんのおかげだよね」
ジャネットがうんうんと頷き、
「全くですよ、あの頃のブノワトさんは神の使いに思えました」
パウラがしみじみと口に出すと、
「それも言い過ぎ」
アニタが速攻突っ込んで軽く笑いが起こる、
「ま、そういうわけで、で、先に回転機構の説明をお願いできますか?」
エレインがブノワトに水を向ける、ブノワトは恥ずかしそうにしつつも莚をかけたままの箱へ歩を進め、
「あ、例の泡立て器あります」
莚に手をかけてエレインに問うと、
「お持ちします」
と厨房に近い婦人部の一人がサッと立ち上がり、泡立て器を手にしてブノワトへ手渡した、
「ありがとうございます、では、実際にやってみますね」
ブノワトは莚を外して木製の木箱を開陳した、おおーと歓声が上がるがパッと見だけでは何をする道具かはまるで分らない代物である、
「はい、では、実際にやってみますね、最初に泡立て器をここに付けます、金具がありますので外れないように締め付けてください」
箱には4本の足がついており大きく開いた空間がある、箱の本体となる部分の底面の中央に突起がついており、そこへ泡立て器を取り付けた、
「準備は以上ですね、で、この横にある取っ手を奥に回すと」
ブノワトが本体横の取っ手を握って回すと泡立て器が音を立てて回転した、それは手で回転させるよりも遥かに速く、かつ勢いもある、
「おおー、すげー、えっ、回るだけ?」
ジャネットが遠慮の無い感想を言う、
「そう、回るだけ、でもね、取っ手を一回転させると、泡立て器が20回かな?回転します」
「えっ、これは凄いですよ、もしかして、これってとんでもなく楽になりません?」
婦人部の一人が気付いたらしい、
「そうですわね、その為に作ってもらいました」
エレインが補足とばかりに口を挟み、
「今後、ホイップクリームにしろスポンジケーキにしろ、この泡立てる作業が増えると思います、なので先んじて楽になれるようにと思っておりました、泡立て器のおかげで楽になったとは聞いてますが、より楽になれば生産効率もあがりますしね」
「おおー、そうだよねー、エレイン様すごーい、あ、ねーさんが凄いのか?」
ジャネットの称賛に、一同もそれぞれに感嘆の声が上がる、
「あー、でも、あれです、これの元になったのはユーリ先生の研究所から提供された技術なのです、なんでも水車の機構を卓上で使えないかといった発想からとか、なので、ユーリ先生に感謝しましょう」
ブノワトがやや謙遜し、
「いつの間に・・・研究所って何気にすごいんじゃないですか?」
「うんうん、ユーリ先生って頭いいんだねー」
やや失礼な声が上がる、
「はいはい、ユーリ先生も、とても協力してくれている大事な方ですからね、絶対に失礼の無いように、ま、普段があれだからだけども」
とエレインが場を収めると、
「で、こちらは試作品です、まだまだ改良の余地があると思いますので、その点で意見等頂ければと思ってます、ま、実際に使ってみて下さい」
ブノワトがそう言って締め括り、
「今日は、お店を開けないので明日からですね、実際に使用して下さい、調理に関しては私よりも皆さんの方が達者ですので、お任せします、道具は使ってこそなので、有効活用を期待します、質問等ありますか?」
エレインが言葉を次いだ、
「はい、そちらって買えます?あの家にも欲しいかなって、泡立て器もですけど、あの、家でもスポンジケーキとか作りたいかなって思ってて」
そろそろと婦人部の一人が手を上げた、そうね、そうねと同意の声が上がる、
「はい、市販も考えておりますが、暫く先ですね、先程の通りこちらは試作品ですので、改良の後、といった所です、泡立て器についても同様ですね、あ、この先の議題にも絡んでくるので、その時に纏めて話したいなと思います」
エレインは黒板をサッと一瞥して答えた、
「では、次に、今日はこれが一番大事です、ね」
エレインがニヤリとブノワトを見る、
「そうだよねー」
ジャネットも待ちきれずにニヤニヤと笑い、
「そっか、ついにか」
アニタとパウラ、それとケイスも笑いを抑えきれない、
「なによー、あんたらはもう、底意地の悪い」
生徒部の一人が嫌そうにアニタを睨む、
「えっと、知っているのは、経営陣とケイランさんね」
エレインが問う、
「はい、やっとお披露目ですか?良かった、黙っているのが辛かったです」
ケイランもホッとした顔をしている、
「え、なんでケイランが?」
マフレナが驚き、他の婦人部の視線がケイランに向けられた、
「あ、先日、領主様の所へお供しまして、そこで、はい」
「あ、そんな事言ってたね」
婦人部はそれで納得したらしい、
「はい、では、どうしましょう、議題の二つ目ですね、ブノワトさんお願いできますか?」
「私でいいんですか、ここはエレインさん、やりましょうよ」
ブノワトが本来の人懐っこい笑顔でエレインを見る、
「いやー、でもなー」
二人は何ともだらしなく擦り付け合っているが、
「じゃ、私が」
とジャネットが立ち上がった、
「えー、じゃ、私も」
アニタが負けじと立ち上がる、
「じゃ、私も」
つられてケイスが立ち上がり、
「なら、私だって」
パウラが立ち上がり、
「仕方がないですね」
オリビアが名乗りを上げた、
「エッ、エッ?」
どういうわけだか皆の視線がケイランに集まり、
「私もですか?」
不思議そうにケイランが立ち上がると、
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