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本編
43話 職人達とネイルケア その2
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来訪者はパトリシアとアフラである、パトリシアは上機嫌であり、アフラは何とも申し訳なさそうにしている、
「アフラから詳細は聞いておりますわ、また、面白い物を作ったようですわね」
居丈高に微笑むパトリシアである、
「おはようございます、リシア様、アフラさんも」
ソフィアは二人を笑顔で迎え、
「さ、こちらへ」
と二人を食堂へと誘う、予め知っていたような流れるような仕草であった、
「あら、皆さんお揃いですわね」
食堂に入ってきたパトリシアをエレイン達は席を立って出迎え、
「おはようございます、リシア様」
エレインが代表して挨拶を交わす、
「エレインさん、アフラから聞いております、忙しい中諸々の手配感謝致しますわ」
パトリシアは一番に感謝の意を伝えた、屋敷の事であろう、
「そんな、私は大した事はしておりません、アフラさんのお力があってこそです、それにまだまだこれからです、気を抜くこと無く取り組みませんと」
エレインの殊勝な言葉にパトリシアは満面の笑みを見せると、
「そうですわね、それはまず置いておきまして、あのクリームの事なんですが、ふふ、お誂え向きにブノワトさんもコッキーさんもいらっしゃるわね、私、ちょっと思ったんですけど」
パトリシアは嬉しそうに打ち合わせの輪に滑りこむのであった。
パトリシアの訪問から程無く、エフェリーン一行も当然のように顔を出した、一頻りうるおいクリームの件で盛り上がると、本日の用向きである屋敷の下見へと移る、エレインとアフラが先導し、当然のようにミナとレインが追従した、ソフィアは落ち着いてからでいいわと遠慮し、数名の従者を引き連れ妙に煌びやかな一団が件の屋敷を訪れる、
「すごーい、広ーい、フカフカだー」
「そうだねー、広いねー」
「えっと、エレイン様の御屋敷なの?ー、凄いねー」
「ふふ、そうらしいですよ」
ミナが楽しそうに室内を駆け回っている、それを騒がしく追い掛けるウルジュラであった、一行がまず入ったその部屋は一階にある大部屋である、中央玄関から入ってすぐであり、商品を陳列し店舗として使用していた部屋であるらしい、幾つかの展示物の無い棚が壁面に並び、物によっては白いシーツを被せられている、閑散とした雰囲気が漂うが、ミナとウルジュラのはしゃぐ声と、木戸を大きく開け放した事により、明るく開放的な雰囲気へと瞬時に様相を変えた、
「ふむ、悪くない絨毯ですわね」
エフェリーンの厳しい視線が足元へ向けられる、その部屋の中央付近に敷かれた巨大な絨毯は中々に高級な品である、前の所有者は南方からの輸入品を扱う店舗を経営していたらしい、その為、その絨毯は南方産と思しき厚く柔らかなもので、上級貴族の屋敷でも滅多に見ない程の品であった、
「そうですね、壁も厚いようです、暖炉も大きいですし」
マルルースは室内を大きく見渡していた、彼女の言う通りに外壁は厚く、女子寮の壁の3倍はありそうであった、故に、木戸が設けられた外壁は独特の傾斜が作られており、陽光をより多く取り入れる仕組みとなっている、しかし、その工夫は外観から見る限りこの部屋のみである様子であった、店舗として使う為の工夫なのである、
「やはり壁は塗らないとですね、白では在り来たりですわ」
パトリシアが壁に手を当てて眉間に皺を寄せる、これもまた彼女の言う通りである、しかし、漆喰を塗った壁は経年の為と暖炉と蝋燭由来のヤニで若干ではあるが黄ばんでいる、手入れの行き届いた屋敷であるが致し方無い点であろう、3人は厳しい視線を室内の至る所へ飛ばしつつ、思い付いた事を口にしていた、まさに小姑のそれである、これは中々に厳しくなりそうだとエレインは思いつつも、
「こちらの部屋はこのまま店舗として活用しようと考えております」
笑顔で3人に向き直る、
「こちらでガラス鏡を並べるんですのね」
「はい、勿論内装には手を入れますし、まだまだ検討中なのですが、広い壁の方にガラス鏡を、入ってすぐの所にゆっくりとできる応接席を作ろうと考えております」
「なるほど、ガラスペンも陳列しますの?」
「はい、綺麗な棚がそのまま使えますので、そちらを活用しようと考えておりました」
「良いですわね、想像できますわ」
マルルースが楽しそうにぐるりと室内を見渡す、
「ふふ、そうね、商品の並んでいない店舗は初めて見ました、しかし、よく考えれば少々広い部屋というだけなんですよね」
「母様、そう言っては見も蓋もないですよ」
「そうだけど、結局そうじゃない、店舗でなければここが応接室兼催事場になるのでしょう、そうね、伯爵程度の格式であれば十分に用件を済ませられる程度の御屋敷ですわね、庭が望めればより良いとも思いますが、その用途は考えてない様子ですわね」
エフェリーンはやはり厳しい意見である、
「申し訳ありません、殿下が滞在される屋敷としては不釣り合いかもしれないのですが、あまりに立派な御屋敷を手に入れて衆目が集まるような事も避けたいと考えておりました」
エレインがアフラと一緒に考えていた選考理由の一つを上げる、ようはもっともらしい言い訳である、
「それは聞いております、貴族社会は暇人が多いですからね、噂など立ってしまっては問題です、よく理解しておりますよ、まったく、暇と爵位は不善の始まりとはよく言ったものですわ、世の貴人はもっと忙しくあるべきなのに」
フンと不愉快そうに鼻を鳴らすエフェリーンである、
「まぁまぁ、でも、こちらであれば殿下も不足なく過ごされますでしょう、エレインさん、お部屋の方も見せて頂ける?」
マルルースがエフェリーンを柔らかく宥めて、エレインへ先を促すようにと暗に指示を出す、
「はい、では、2階へ」
エレインは笑顔を崩さずに一行を2階へ誘った、イフナースが主に使う事になる空間である、応接室と主寝室、それから客間にする予定の個人部屋、それらの部屋には空になった棚や箪笥の類は残されているが燭台や美術品等は殆ど置かれていない、恐らくであるが金目の物は一切合切を処分したのであろう、もしくは使用人への報酬代わりに配ったのであろうか、いずれにしても、室内はどれもガランとした光景であり、実に簡素であった、
「まぁ、何もなければこんなもんですわよね」
「そうですわね、そうしますとエフェリーン様のお部屋はどちらになさいます?」
2階を一通り確認し、応接室となるであろう、広い部屋に戻って一行は一息吐いた、椅子も腰掛けも無い為、二人は長細い木戸からそろそろ手を入れる必要がありそうな庭を見下ろしつつ、マルルースが何とは無しに話しかける、
「私の部屋ですか?そんなものは必要ありませんよ」
「あら、こちらに暫くは滞在したいと仰っていたではないですか」
「・・・イフナースに怒られましたのよ」
エフェリーンは寂しそうに俯いた、
「いつまでも子供じゃないのだから・・・と、まったく、先日まで寝台から起き上がれなかったような子が偉そうな事を言って・・・」
「・・・ふふ、それほど、元気になられたという事ですよ」
「そうですが・・・まったく、知りません、あんな子は・・・」
「そんな事言って、もう」
二人は一行からやや離れてコソコソと話し込んでいる、
「エフェリーン母様も納得頂いたようですわね」
そんな二人の背を見ながらパトリシアがどこか安心したように呟いた、
「それであれば嬉しいのですが」
エレインもホッと一息吐いたようである、
「ええ、あの様子であれば、ま、いずれにしろこれ程早く事が進んでいるのです、イフナースの事を思えば不満があるからと言って反故にする事もできないでしょう・・・でも・・・そうね、イフナースをこちらに呼べるのは最短でどれほどになりますの?」
パトリシアは現実的な問題を口にする、
「はい、本日中に補修工事の打合せ、その後に補修工事と家具の納入となります、補修工事次第と思いますが、それも急がせるように致します」
「そうね、でも一見した限りであればそれほど手を入れる必要も無いと思うけど・・・あ、3階を見てないか・・・」
「はい、3階は使用人の住居と生活用の倉庫となっています、ですので、今日はお見せする必要は無いかと思いますが、殿下の従者様達にご不便があっては申し訳なく思いますし、2階は勿論ですが3階もしっかりと補修しようと考えております」
「従者に様は必要無いわよ、エレインさんはちゃんとした貴族の令嬢なのだから」
パトリシアはやんわりとエレインを注意しつつ、
「どちらにしろ家具はこちらから納入しますしね、力の余っている有象無象がおりますからその点は心配無きよう、ね、アフラ」
「はい、既に家具の手配は済んでおります、補修工事が終わり次第転送陣を設置致します、1日かからずに居住は可能になると思います」
アフラが静かに答える、
「そうね、ま、今日はエフェリーン母様を安心させる為の下見ですから、母様が納得して頂けたのであればそれで良しとしましょう」
パトリシアの柔らかい笑みがエレインとアフラに向けられる、二人は小さく一礼し了解の答えと代えたのであった。
「アフラから詳細は聞いておりますわ、また、面白い物を作ったようですわね」
居丈高に微笑むパトリシアである、
「おはようございます、リシア様、アフラさんも」
ソフィアは二人を笑顔で迎え、
「さ、こちらへ」
と二人を食堂へと誘う、予め知っていたような流れるような仕草であった、
「あら、皆さんお揃いですわね」
食堂に入ってきたパトリシアをエレイン達は席を立って出迎え、
「おはようございます、リシア様」
エレインが代表して挨拶を交わす、
「エレインさん、アフラから聞いております、忙しい中諸々の手配感謝致しますわ」
パトリシアは一番に感謝の意を伝えた、屋敷の事であろう、
「そんな、私は大した事はしておりません、アフラさんのお力があってこそです、それにまだまだこれからです、気を抜くこと無く取り組みませんと」
エレインの殊勝な言葉にパトリシアは満面の笑みを見せると、
「そうですわね、それはまず置いておきまして、あのクリームの事なんですが、ふふ、お誂え向きにブノワトさんもコッキーさんもいらっしゃるわね、私、ちょっと思ったんですけど」
パトリシアは嬉しそうに打ち合わせの輪に滑りこむのであった。
パトリシアの訪問から程無く、エフェリーン一行も当然のように顔を出した、一頻りうるおいクリームの件で盛り上がると、本日の用向きである屋敷の下見へと移る、エレインとアフラが先導し、当然のようにミナとレインが追従した、ソフィアは落ち着いてからでいいわと遠慮し、数名の従者を引き連れ妙に煌びやかな一団が件の屋敷を訪れる、
「すごーい、広ーい、フカフカだー」
「そうだねー、広いねー」
「えっと、エレイン様の御屋敷なの?ー、凄いねー」
「ふふ、そうらしいですよ」
ミナが楽しそうに室内を駆け回っている、それを騒がしく追い掛けるウルジュラであった、一行がまず入ったその部屋は一階にある大部屋である、中央玄関から入ってすぐであり、商品を陳列し店舗として使用していた部屋であるらしい、幾つかの展示物の無い棚が壁面に並び、物によっては白いシーツを被せられている、閑散とした雰囲気が漂うが、ミナとウルジュラのはしゃぐ声と、木戸を大きく開け放した事により、明るく開放的な雰囲気へと瞬時に様相を変えた、
「ふむ、悪くない絨毯ですわね」
エフェリーンの厳しい視線が足元へ向けられる、その部屋の中央付近に敷かれた巨大な絨毯は中々に高級な品である、前の所有者は南方からの輸入品を扱う店舗を経営していたらしい、その為、その絨毯は南方産と思しき厚く柔らかなもので、上級貴族の屋敷でも滅多に見ない程の品であった、
「そうですね、壁も厚いようです、暖炉も大きいですし」
マルルースは室内を大きく見渡していた、彼女の言う通りに外壁は厚く、女子寮の壁の3倍はありそうであった、故に、木戸が設けられた外壁は独特の傾斜が作られており、陽光をより多く取り入れる仕組みとなっている、しかし、その工夫は外観から見る限りこの部屋のみである様子であった、店舗として使う為の工夫なのである、
「やはり壁は塗らないとですね、白では在り来たりですわ」
パトリシアが壁に手を当てて眉間に皺を寄せる、これもまた彼女の言う通りである、しかし、漆喰を塗った壁は経年の為と暖炉と蝋燭由来のヤニで若干ではあるが黄ばんでいる、手入れの行き届いた屋敷であるが致し方無い点であろう、3人は厳しい視線を室内の至る所へ飛ばしつつ、思い付いた事を口にしていた、まさに小姑のそれである、これは中々に厳しくなりそうだとエレインは思いつつも、
「こちらの部屋はこのまま店舗として活用しようと考えております」
笑顔で3人に向き直る、
「こちらでガラス鏡を並べるんですのね」
「はい、勿論内装には手を入れますし、まだまだ検討中なのですが、広い壁の方にガラス鏡を、入ってすぐの所にゆっくりとできる応接席を作ろうと考えております」
「なるほど、ガラスペンも陳列しますの?」
「はい、綺麗な棚がそのまま使えますので、そちらを活用しようと考えておりました」
「良いですわね、想像できますわ」
マルルースが楽しそうにぐるりと室内を見渡す、
「ふふ、そうね、商品の並んでいない店舗は初めて見ました、しかし、よく考えれば少々広い部屋というだけなんですよね」
「母様、そう言っては見も蓋もないですよ」
「そうだけど、結局そうじゃない、店舗でなければここが応接室兼催事場になるのでしょう、そうね、伯爵程度の格式であれば十分に用件を済ませられる程度の御屋敷ですわね、庭が望めればより良いとも思いますが、その用途は考えてない様子ですわね」
エフェリーンはやはり厳しい意見である、
「申し訳ありません、殿下が滞在される屋敷としては不釣り合いかもしれないのですが、あまりに立派な御屋敷を手に入れて衆目が集まるような事も避けたいと考えておりました」
エレインがアフラと一緒に考えていた選考理由の一つを上げる、ようはもっともらしい言い訳である、
「それは聞いております、貴族社会は暇人が多いですからね、噂など立ってしまっては問題です、よく理解しておりますよ、まったく、暇と爵位は不善の始まりとはよく言ったものですわ、世の貴人はもっと忙しくあるべきなのに」
フンと不愉快そうに鼻を鳴らすエフェリーンである、
「まぁまぁ、でも、こちらであれば殿下も不足なく過ごされますでしょう、エレインさん、お部屋の方も見せて頂ける?」
マルルースがエフェリーンを柔らかく宥めて、エレインへ先を促すようにと暗に指示を出す、
「はい、では、2階へ」
エレインは笑顔を崩さずに一行を2階へ誘った、イフナースが主に使う事になる空間である、応接室と主寝室、それから客間にする予定の個人部屋、それらの部屋には空になった棚や箪笥の類は残されているが燭台や美術品等は殆ど置かれていない、恐らくであるが金目の物は一切合切を処分したのであろう、もしくは使用人への報酬代わりに配ったのであろうか、いずれにしても、室内はどれもガランとした光景であり、実に簡素であった、
「まぁ、何もなければこんなもんですわよね」
「そうですわね、そうしますとエフェリーン様のお部屋はどちらになさいます?」
2階を一通り確認し、応接室となるであろう、広い部屋に戻って一行は一息吐いた、椅子も腰掛けも無い為、二人は長細い木戸からそろそろ手を入れる必要がありそうな庭を見下ろしつつ、マルルースが何とは無しに話しかける、
「私の部屋ですか?そんなものは必要ありませんよ」
「あら、こちらに暫くは滞在したいと仰っていたではないですか」
「・・・イフナースに怒られましたのよ」
エフェリーンは寂しそうに俯いた、
「いつまでも子供じゃないのだから・・・と、まったく、先日まで寝台から起き上がれなかったような子が偉そうな事を言って・・・」
「・・・ふふ、それほど、元気になられたという事ですよ」
「そうですが・・・まったく、知りません、あんな子は・・・」
「そんな事言って、もう」
二人は一行からやや離れてコソコソと話し込んでいる、
「エフェリーン母様も納得頂いたようですわね」
そんな二人の背を見ながらパトリシアがどこか安心したように呟いた、
「それであれば嬉しいのですが」
エレインもホッと一息吐いたようである、
「ええ、あの様子であれば、ま、いずれにしろこれ程早く事が進んでいるのです、イフナースの事を思えば不満があるからと言って反故にする事もできないでしょう・・・でも・・・そうね、イフナースをこちらに呼べるのは最短でどれほどになりますの?」
パトリシアは現実的な問題を口にする、
「はい、本日中に補修工事の打合せ、その後に補修工事と家具の納入となります、補修工事次第と思いますが、それも急がせるように致します」
「そうね、でも一見した限りであればそれほど手を入れる必要も無いと思うけど・・・あ、3階を見てないか・・・」
「はい、3階は使用人の住居と生活用の倉庫となっています、ですので、今日はお見せする必要は無いかと思いますが、殿下の従者様達にご不便があっては申し訳なく思いますし、2階は勿論ですが3階もしっかりと補修しようと考えております」
「従者に様は必要無いわよ、エレインさんはちゃんとした貴族の令嬢なのだから」
パトリシアはやんわりとエレインを注意しつつ、
「どちらにしろ家具はこちらから納入しますしね、力の余っている有象無象がおりますからその点は心配無きよう、ね、アフラ」
「はい、既に家具の手配は済んでおります、補修工事が終わり次第転送陣を設置致します、1日かからずに居住は可能になると思います」
アフラが静かに答える、
「そうね、ま、今日はエフェリーン母様を安心させる為の下見ですから、母様が納得して頂けたのであればそれで良しとしましょう」
パトリシアの柔らかい笑みがエレインとアフラに向けられる、二人は小さく一礼し了解の答えと代えたのであった。
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