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本編
44話 殿下が来た その10
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そして、こんなものかなと二人が納得した頃合いで、
「失礼します」
来客のようである、落ち着いた声音が玄関先を叩き、テラが応対に向かう、
「わ、どうされたのですか?」
来客は男性が3名である、クロノス、イフナース、それと見覚えのない従者然とした男性であった、
「忙しいところすまんな」
クロノスは大股でズカズカと事務所に入り、
「ん、あれが3面鏡台か?」
イフナースは事務所の隅へと視線を走らせる、
「えっと・・・」
エレインが何が何やらと困惑していると、
「御免ねー、ちょっと時間貰える?」
3人の影からソフィアがヒョイと顔を出す、
「えっ、勿論です、はい」
エレインは慌てて腰を上げ、テラが打ち合わせ用のテーブルを整えて厨房へ向かいかけ、
「茶ならいらんぞ、一緒に聞いてくれ」
クロノスがテラを呼び止めた、そして、
「単刀直入ですまんが、湯沸し器を手配して欲しい」
席に着くなり切り出す、エレインは座りかけの状態で思わず、
「湯沸し器ですか?」
そう呟いてピタリと動きを止めた、何の事かとすぐには理解できず、その顔には巨大な疑問符が浮かんでいる、
「内庭にあるあれよ」
ソフィアの助け舟であーと頓狂な声を上げてしまい、すぐに、
「すいません、お恥ずかしい」
頬を染めて着座しつつ俯くエレインである、
「よいよい、ま、いきなり言われればそうもなろう」
イフナースが悠揚に微笑み、エレインはさらに小さくなってしまった、
「そうよねー、あれだわ、あんた昔から交渉事は下手よね」
ソフィアが冷ややかにクロノスを睨む、
「あん、何事も簡潔が良いだろうが」
「この場合は違うでしょ」
「何がだよ」
「いきなり来て取扱って無い物を手配しろって、どこの何様よ」
「北ヘルデルの領主様だよ」
「ここはモニケンダムよ」
「むっ・・・それも・・・そうか・・・」
「あっはっは、そりゃそうだ」
不機嫌そうに押し黙るクロノスとカラカラと笑うイフナースである、
「えっと、はい、大丈夫です、で、どういう事なのでしょう?」
エレインはなんとか用件を問い直す、何度か咳払いをして無理矢理に心を落ち着けた、
「えーとね、そのままよ、湯沸し器を手配して欲しいのよ、内庭にあるそのままでいいらしいんだけどね」
不愉快そうに口をへの字に曲げたクロノスに代わりソフィアが答える、
「手配と言われても、あれはソフィアさんが作らせたものですよね、確か・・・」
エレインは、ん?と小首を傾げた、
「そうよ、ブノワトさんに無理言って作って貰ったやつよ、ほら昨日二人が使ったでしょ、で、やっぱり使い勝手が良いってなったらしくて、手配しろって言うもんだからさ、私はほらそんな商売してないしね、じゃ、って事で相談に来たのよ」
「・・・なるほど・・・やっと理解できました」
エレインはホッと安心しつつ、
「そうなると、ブノワトさんに依頼すれば良いでしょうか?」
「そうなるわね、で、数は幾つ欲しいんだっけ?」
ソフィアがクロノスに問うと、
「うむ、20は欲しいな、それと恐らくだがそれ以降も欲しいという部署も出て来るだろう、注文したら手配できるように段取りをしておいて貰えると助かる」
「いきなり、20ですか・・・それは大商いですね・・・」
テラが目を向いている、
「こちらとしては取り敢えずといった感じなんだがな、で、樽はいらん、湯沸し器本体のみで良い、ただ樽か桶との接続方法が明確になるようにお願いしたい」
「なるほど、確かに・・・少々お待ちを」
エレインは事務机に向かい黒板を手にして戻る、
「湯沸し器を20台、樽は不要、接続方法については・・・そうですね木簡に記す形で良いでしょうか?」
「そうだな、それと煙突だな、あれの延長も出来るか?」
「可能かと思いますが・・・確認します、もう少し長いほうが良いでしょうか?」
「それに関しては現地で対応させましょう、建物の形もありますし、単に延長させただけでは難しいかと思います、それに見る限り煙突に細工は無い様子でした、ただ接続部分の銅管は現地での対応が必須と思います」
従者が静かに進言する、
「それと、設置する際の注意点ね、お湯が出て来る方の穴よりも低い場所に設置しないと駄目よ」
ソフィアが口を挟む、
「そうなのか?」
「そうなのよ、あれは下から水が入って、上からお湯が出て来るのね、できれば水平の状態が良いと思うんだけど、設置場所によっては難しいんじゃない?」
「そういう事もあるのか・・・」
「そうよ、だからその辺の注意点も木簡に書いた方が良いわね」
「わかりました、設置場所に関する注意点ですね」
エレインが手を動かす、
「ん、そうか?そうだな、では、煙突と設置場所、他には・・・」
「そうですね、一度現場で使わせて要望を吸い上げるのが良いかと、あのままでも十分便利な品かと思いますが使う者が増えれば意見も増えるでしょうし」
「そうか、では、その事も頭に置いておいてくれ」
クロノスはそう締め括る、
「了解しました・・・そっか、あれも良い品ですよね」
エレインが理解を示して頷いた、
「そうだぞ、お前さん方は甘いものだお洒落だなんだと逸っているがな、あれこそ一家に一台欲しい品であろう、それとなんだ冷凍箱だな、あれも城に欲しいのだがユーリがめんどくさがってな、まったく、実用的なものこそ商売になるだろうにな、違うか?」
クロノスがヤレヤレと椅子の背もたれに寄りかかり、テラにどうだと問いかける、テラは確かにそうですがと曖昧な笑みで答え、ソフィアはすかさず、
「何言ってんのよ、あんたがあれを改良するとか何とか言ったんじゃない」
「そうだったか?いや、手が回らんのだ、お前さんやユーリみたいに次から次へとまぁ回転が速いというか落ち着きが無いというか、そういうやつはなかなかいないもんだぞ、それも困っている事なのだがな」
「何それ?褒めてんの?」
「一応な」
嫌そうにフンと鼻を鳴らすクロノスである、
「ふふ、それ分かります、ついていくだけで忙しいですもの」
「そうなの?じゃ、少し手を抜こうかしら」
「それは駄目です、ソフィアさんはこのままでいて下さい」
エレインの切実な嘆願である、どうすりゃいいのよとソフィアは笑い、エレインは今のままでと微笑みつつ念を押す、イフナースはその様子を静かに微笑んで見守っているのであった、そしてさらに細かい点が打ち合わせされ、
「ではこれでブノワトさんの所に相談します」
「宜しく頼む」
クロノスはあっさりと答えて腰を上げた、
「うむ、エレイン会長、忙しい所申し訳ないがな、よしなに頼む」
イフナースも腰を上げ、従者も続いた、
「なにもそんなに慌てなくても」
ソフィアが3人を斜めに見るが、
「何を言っている、俺達がいると仕事の邪魔であろう、お前さん達は女同士で姦しくやるのが効率的なんじゃないのか?」
「あら・・・なに?嫉妬?」
「なんでだよ、ただでさえ迷惑をかけているからな、リシアには怒鳴られるし、まったく、いい歳こいてギャンギャン言われるこっちの身にもなって欲しいよ、男がいないとこれだからな、イフナース、苦労が分かるだろ?」
どうやら昨日の事を言っているようである、クロノスとイフナースは共にパトリシアと騒動を聞きつけた王妃二人に詰められたらしい、先程までソフィア相手にグダグタと愚痴っていたがまだ足りないのであろう、
「男ばかりもあれですが、女ばかりも問題のようですね」
対してイフナースはのほほんと答える、相手が姉と、実母ではないが母親として関係してきた二人である、慣れたものなのかもしれない、
「昨日のあれは、あんたが悪いのよ」
「なんだよ、男の裸なんぞ見たくなくても見れるものだぞ、女の裸と違ってな、見るか?」
クロノスがズボンに手を掛けニヤリと微笑む、
「なに?そんなにだらしない身体を見せたいの?」
「引き締まってればいいのか?」
「そういう問題じゃないでしょ、ほら、エレインさんが困っているからサッサと行きなさい、学園でしょ」
「そのつもりだ、見送りは結構だ、行くぞイフナース」
「はい、では、皆さん、失礼を」
クロノスは大股で歩き出し、イフナースは柔らかい笑みを残す、従者は丁寧に頭を下げて3人は事務所から姿を消した、
「嵐のようでしたわね・・・」
テラが呆れ顔となり、
「ねー、何か今日はね殿下が筋肉痛らしくて、修練は止めておくことになったみたいよ」
「なるほど、そうですよね、病開けですものね」
「で、昨日のあれでしょ、単純にイライラしてるのよ」
「子供みたいですね」
「子供なのよ」
「あら、可愛らしい」
3人の抑えた笑いが事務所内を満たすのであった。
「失礼します」
来客のようである、落ち着いた声音が玄関先を叩き、テラが応対に向かう、
「わ、どうされたのですか?」
来客は男性が3名である、クロノス、イフナース、それと見覚えのない従者然とした男性であった、
「忙しいところすまんな」
クロノスは大股でズカズカと事務所に入り、
「ん、あれが3面鏡台か?」
イフナースは事務所の隅へと視線を走らせる、
「えっと・・・」
エレインが何が何やらと困惑していると、
「御免ねー、ちょっと時間貰える?」
3人の影からソフィアがヒョイと顔を出す、
「えっ、勿論です、はい」
エレインは慌てて腰を上げ、テラが打ち合わせ用のテーブルを整えて厨房へ向かいかけ、
「茶ならいらんぞ、一緒に聞いてくれ」
クロノスがテラを呼び止めた、そして、
「単刀直入ですまんが、湯沸し器を手配して欲しい」
席に着くなり切り出す、エレインは座りかけの状態で思わず、
「湯沸し器ですか?」
そう呟いてピタリと動きを止めた、何の事かとすぐには理解できず、その顔には巨大な疑問符が浮かんでいる、
「内庭にあるあれよ」
ソフィアの助け舟であーと頓狂な声を上げてしまい、すぐに、
「すいません、お恥ずかしい」
頬を染めて着座しつつ俯くエレインである、
「よいよい、ま、いきなり言われればそうもなろう」
イフナースが悠揚に微笑み、エレインはさらに小さくなってしまった、
「そうよねー、あれだわ、あんた昔から交渉事は下手よね」
ソフィアが冷ややかにクロノスを睨む、
「あん、何事も簡潔が良いだろうが」
「この場合は違うでしょ」
「何がだよ」
「いきなり来て取扱って無い物を手配しろって、どこの何様よ」
「北ヘルデルの領主様だよ」
「ここはモニケンダムよ」
「むっ・・・それも・・・そうか・・・」
「あっはっは、そりゃそうだ」
不機嫌そうに押し黙るクロノスとカラカラと笑うイフナースである、
「えっと、はい、大丈夫です、で、どういう事なのでしょう?」
エレインはなんとか用件を問い直す、何度か咳払いをして無理矢理に心を落ち着けた、
「えーとね、そのままよ、湯沸し器を手配して欲しいのよ、内庭にあるそのままでいいらしいんだけどね」
不愉快そうに口をへの字に曲げたクロノスに代わりソフィアが答える、
「手配と言われても、あれはソフィアさんが作らせたものですよね、確か・・・」
エレインは、ん?と小首を傾げた、
「そうよ、ブノワトさんに無理言って作って貰ったやつよ、ほら昨日二人が使ったでしょ、で、やっぱり使い勝手が良いってなったらしくて、手配しろって言うもんだからさ、私はほらそんな商売してないしね、じゃ、って事で相談に来たのよ」
「・・・なるほど・・・やっと理解できました」
エレインはホッと安心しつつ、
「そうなると、ブノワトさんに依頼すれば良いでしょうか?」
「そうなるわね、で、数は幾つ欲しいんだっけ?」
ソフィアがクロノスに問うと、
「うむ、20は欲しいな、それと恐らくだがそれ以降も欲しいという部署も出て来るだろう、注文したら手配できるように段取りをしておいて貰えると助かる」
「いきなり、20ですか・・・それは大商いですね・・・」
テラが目を向いている、
「こちらとしては取り敢えずといった感じなんだがな、で、樽はいらん、湯沸し器本体のみで良い、ただ樽か桶との接続方法が明確になるようにお願いしたい」
「なるほど、確かに・・・少々お待ちを」
エレインは事務机に向かい黒板を手にして戻る、
「湯沸し器を20台、樽は不要、接続方法については・・・そうですね木簡に記す形で良いでしょうか?」
「そうだな、それと煙突だな、あれの延長も出来るか?」
「可能かと思いますが・・・確認します、もう少し長いほうが良いでしょうか?」
「それに関しては現地で対応させましょう、建物の形もありますし、単に延長させただけでは難しいかと思います、それに見る限り煙突に細工は無い様子でした、ただ接続部分の銅管は現地での対応が必須と思います」
従者が静かに進言する、
「それと、設置する際の注意点ね、お湯が出て来る方の穴よりも低い場所に設置しないと駄目よ」
ソフィアが口を挟む、
「そうなのか?」
「そうなのよ、あれは下から水が入って、上からお湯が出て来るのね、できれば水平の状態が良いと思うんだけど、設置場所によっては難しいんじゃない?」
「そういう事もあるのか・・・」
「そうよ、だからその辺の注意点も木簡に書いた方が良いわね」
「わかりました、設置場所に関する注意点ですね」
エレインが手を動かす、
「ん、そうか?そうだな、では、煙突と設置場所、他には・・・」
「そうですね、一度現場で使わせて要望を吸い上げるのが良いかと、あのままでも十分便利な品かと思いますが使う者が増えれば意見も増えるでしょうし」
「そうか、では、その事も頭に置いておいてくれ」
クロノスはそう締め括る、
「了解しました・・・そっか、あれも良い品ですよね」
エレインが理解を示して頷いた、
「そうだぞ、お前さん方は甘いものだお洒落だなんだと逸っているがな、あれこそ一家に一台欲しい品であろう、それとなんだ冷凍箱だな、あれも城に欲しいのだがユーリがめんどくさがってな、まったく、実用的なものこそ商売になるだろうにな、違うか?」
クロノスがヤレヤレと椅子の背もたれに寄りかかり、テラにどうだと問いかける、テラは確かにそうですがと曖昧な笑みで答え、ソフィアはすかさず、
「何言ってんのよ、あんたがあれを改良するとか何とか言ったんじゃない」
「そうだったか?いや、手が回らんのだ、お前さんやユーリみたいに次から次へとまぁ回転が速いというか落ち着きが無いというか、そういうやつはなかなかいないもんだぞ、それも困っている事なのだがな」
「何それ?褒めてんの?」
「一応な」
嫌そうにフンと鼻を鳴らすクロノスである、
「ふふ、それ分かります、ついていくだけで忙しいですもの」
「そうなの?じゃ、少し手を抜こうかしら」
「それは駄目です、ソフィアさんはこのままでいて下さい」
エレインの切実な嘆願である、どうすりゃいいのよとソフィアは笑い、エレインは今のままでと微笑みつつ念を押す、イフナースはその様子を静かに微笑んで見守っているのであった、そしてさらに細かい点が打ち合わせされ、
「ではこれでブノワトさんの所に相談します」
「宜しく頼む」
クロノスはあっさりと答えて腰を上げた、
「うむ、エレイン会長、忙しい所申し訳ないがな、よしなに頼む」
イフナースも腰を上げ、従者も続いた、
「なにもそんなに慌てなくても」
ソフィアが3人を斜めに見るが、
「何を言っている、俺達がいると仕事の邪魔であろう、お前さん達は女同士で姦しくやるのが効率的なんじゃないのか?」
「あら・・・なに?嫉妬?」
「なんでだよ、ただでさえ迷惑をかけているからな、リシアには怒鳴られるし、まったく、いい歳こいてギャンギャン言われるこっちの身にもなって欲しいよ、男がいないとこれだからな、イフナース、苦労が分かるだろ?」
どうやら昨日の事を言っているようである、クロノスとイフナースは共にパトリシアと騒動を聞きつけた王妃二人に詰められたらしい、先程までソフィア相手にグダグタと愚痴っていたがまだ足りないのであろう、
「男ばかりもあれですが、女ばかりも問題のようですね」
対してイフナースはのほほんと答える、相手が姉と、実母ではないが母親として関係してきた二人である、慣れたものなのかもしれない、
「昨日のあれは、あんたが悪いのよ」
「なんだよ、男の裸なんぞ見たくなくても見れるものだぞ、女の裸と違ってな、見るか?」
クロノスがズボンに手を掛けニヤリと微笑む、
「なに?そんなにだらしない身体を見せたいの?」
「引き締まってればいいのか?」
「そういう問題じゃないでしょ、ほら、エレインさんが困っているからサッサと行きなさい、学園でしょ」
「そのつもりだ、見送りは結構だ、行くぞイフナース」
「はい、では、皆さん、失礼を」
クロノスは大股で歩き出し、イフナースは柔らかい笑みを残す、従者は丁寧に頭を下げて3人は事務所から姿を消した、
「嵐のようでしたわね・・・」
テラが呆れ顔となり、
「ねー、何か今日はね殿下が筋肉痛らしくて、修練は止めておくことになったみたいよ」
「なるほど、そうですよね、病開けですものね」
「で、昨日のあれでしょ、単純にイライラしてるのよ」
「子供みたいですね」
「子供なのよ」
「あら、可愛らしい」
3人の抑えた笑いが事務所内を満たすのであった。
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