セカンドライフは寮母さん 魔王を討伐した冒険者は魔法学園女子寮の管理人になりました

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本編

46話 秋の味覚と修練と その12

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ソフィアが寮内の掃除を終わらせて次は夕飯の支度かしらと厨房へ入ると、ほぼ同時にミナが厨房へ飛び込んできた、

「ソフィー、カゴー」

開口一番、なにやら叫び、ソフィアは何の事やらと首を傾げ、

「カゴオ?」

「カゴー」

すぐには理解できずにん?と不思議そうにミナを見下ろすソフィアである、

「カゴー、林檎入れるのー、栗もー」

埒の開かないソフィアにミナはピョンピョンと飛び跳ね両手を振りまして用途を叫んだ、

「あっ、籠ね、わかった、わかった、御免ね」

ソフィアは笑いながら謝罪し、大振りの籠を二つ食糧庫からササッと持ち出した、

「はい、籠、もう修練は終わったの?」

「一休みだってー、面白かったー」

ニコニコとソフィアを見上げ、

「クロノスに教えてもらったー、あのね、あのね、こんな感じー」

テーブルの脇で剣を構える仕草を見せ、ソフィアはその逞しい艶姿に、

「あら、様になってるじゃない」

素直な褒め言葉を贈る、

「でしょー、で、こう」

ミナはゆっくりと腕を上げ下げし、

「おー、カッコイイー」

「ホントー?やったー」

ミナは素直に喜びピョンピョン跳ねた、

「邪魔してない?」

「うん、してない、無理だった、剣重いのー」

「あー、そうよねー」

「でも、一緒にやりたかったー、殿下凄いのよー、こうバシって、ボコって、ガシッてかっこよかった」

大きく腕を振り回してピタリと決めポーズである、

「へー、クロノスは?」

「クロノスは何か適当だった、あんまり動かないの、ジャネット達は忙しい感じ」

「忙しい感じ・・・何となく想像できるわね」

ソフィアは想像してほくそ笑む、

「うん、ミナもやりたかったー、一緒にやっちゃ駄目?」

「駄目よ」

「うー、駄目?」

「駄目、ミナちっこいんだから、簡単に飛ばされちゃうでしょ、剣も持てないんだし」

「うー、だって、重いんだもん」

「そりゃそうよ、訓練用の木剣でも重いし、軽いと訓練にならないんだから、もっと大きくなって木剣を振り回せるようになったらね」

「大きくなったら出来る?」

「出来るわよ、そうね、ジャネットさんみたいに大きくなったらやりましょうね」

「うー、わかった・・・」

渋々と納得したらしい、

「あ、そうだ、ユラ様来てるわよ」

「えっ、ホント」

再びピョンと飛び跳ねるミナである、

「エレインさんの所にいると思うけど」

「えっと、えっと、行っていい?」

「どうだろう、お披露目って言ってたからもう終わったかしら?顔だけ出してみたら?」

「うん、行く」

ダダッと走り出すミナに、

「こら、籠はどうするの?」

ミナはピタリと動きを止め、

「取りに来る、ユラ様と林檎取るのー」

「はいはい、じゃ、外に置いておくからね」

「うん、わかったー」

あっという間に姿を消すミナであった。



ミナとウルジュラが天辺広場に顔を出すと、そこでは再びクロノス相手に打ち込みが始まっていた、

「ジャネットは下から突き上げ、胴を狙え、アニタは背後だ」

イフナースの指示が飛び、ジャネットとアニタの了承の叫びが轟く、

「させるかよ」

クロノスの剣がジャネットの盾を正面から打ち据え、その隙にイフナースの剣がクロノスの頭に振り下ろされる、当たるかと思った瞬間クロノスは素早く横に飛びのき、イフナースの剣はアニタの剣とかち合った、

「グッ」

大きく弾かれるアニタとイフナースの下になって動きの取れなくなったジャネットである、

「はっはっ、昨日今日で連携など出来るものかよ」

クロノスが余裕の笑みを見せたところに、

「まだまだ」

イフナースは大きく跳躍し最上段から盾で殴りつける、しかし、それもあっさりと受け止められ転がされた、

「おりゃあ」

さらにここぞとジャネットとアニタが飛び込むが難なくいなされ、二人はその場に尻餅をついてしまう、

「ふふん、どうした息が上がっているぞ、来い!」

しかし、まだまだ足りぬと激を飛ばすクロノスである、

「おー、やってるねー」

ウルジュラは籠を抱えて楽しそうに微笑み、ミナは籠を頭から被って御満悦である、しかし、

「うん、ミナもやりたいんだけど、ちっこいから駄目って言われたー」

寂しそうに呟いた、

「そっかー、あら、あっちは?」

4人の剣戟から離れケイスとパウラが魔法の特訓である、ケイスの眼前には暗黒の球体が浮かび、その背にパウラが手を当てケイスを注視している、それをレインがジッと見つめていた、

「ケイスのマホーの練習なの、ケイスは凄いんだってー」

「へー、そうなんだー」

「で、林檎はあっちー、栗もあるのよー」

「はいはい」

二人は連れ立って果樹がまとめられた一画へ向かう、

「おおー、良い色だねー」

「そうなのー」

リンゴの木を見上げキャッキャッとはしゃいでいると、

「遅いぞ、まったく」

いつの間にやらレインが後ろに立っていた、

「えへへー、ユラ様が来てたのー、呼んできたー」

ミナが悪びれることなく振り返り、

「レインちゃん、こんちわ、手伝いに来たよ」

ウルジュラも笑顔で振り返る、

「むう、まぁ良いわ、じゃ、どうするかのう、手の届く所から行くか」

「うん、えっと、どうやるの?」

「そうじゃのう、少しばかりコツがあるのじゃ」

レインが枝に手を伸ばし大きくたわませると赤く輝く林檎に手をかける、

「実についている枝と、枝の間になちょっとした窪みがあるのじゃ、ここら辺じゃな、そこからもげるのじゃが、実の方の枝は残しておくんじゃぞ、で、実の方からこうやって持って、回してやると」

数度回すとパツッと子気味よい音が響き実が離れた、

「おおー」

歓声をあげるウルジュラとミナである、

「うむ、良い匂いじゃろ」

レインはそのままミナに渡し、ミナは鼻を当てて大きく息を吸い込む、

「ホントだー、良い匂いー、ユラ様も」

ミナに手渡されウルジュラもその香りを楽しむ、

「うん、リンゴだねー、良い香りー、甘酸っぱーい」

「じゃろう、枝を残すのが大事じゃぞ」

「わかった、やってみる」

「うん、私も」

早速と枝に手を伸ばすウルジュラと、

「うー、届かないー」

「ほれ、ミナはこっちの届くのを取るのじゃ」

ミナには優しいレインである、手にした枝をさらにたわませた、それでもミナの背では届きにくい様子で、ミナは大きく飛び跳ねてリンゴを両手で掴む、

「お手伝いしますねー」

そこへ、ケイスとパウラも合流し、

「むー、採り方わかるのー?」

「わかんないなー、ミナちゃん教えてー」

「えへへ、あのね、あのね」

ワイワイと林檎狩りを楽しんでいると、クロノス達も修練を切り上げて合流し、用意した籠がいっぱいになると、栗拾いも始まった、器用にスリッパを使って殻を剥き、イガの痛みに驚きながらも収穫は進む、先程までの殺伐とした叫び声から一変し、天辺広場は柔らかい笑い声に満たされるのであった。



「いっぱい、とれたー」

「はい、お疲れ様」

再び厨房である、夕食の支度中のソフィアに、ミナは満面の笑みで籠いっぱいの林檎と栗を見せ、その後ろではレインが作業テーブルにこれまた大量に積まれた籠を乗せた、

「あら、ホントにいっぱいねー、こんなに採れたの?」

「採れたー、ユラ様とジャネット達が手伝ってくれたのー」

「そっかー、良かったねー、じゃ、どうしようか、お分けしないとよね」

「うん」

ミナは満面の笑みでソフィアを見上げる、

「皆さんは?」

「のどが乾いたからってお店にいったー」

「あら、ミナはいいの?」

「ミナもいいの?」

不思議そうに首を傾げ合う二人である、

「クロノスが奢ってやると言っておったぞ」

レインが何を言っているのやらと冷ややかに告げた、

「あら、なら、ほら、ミナも行きなさい」

「いいの?」

「そうね、いっぱいお仕事したからね、クロノスにしっかりと御馳走になりなさい」

「わかったー」

気持ちの良い大声を上げてミナは勝手口へ向かい、

「レインはいいの?」

ソフィアがレインに問いつつ包丁を構え直すと、

「それよりもじゃ」

レインはフンスと鼻息を荒くし、腕を組んで仁王立ちとなる、

「イフナースの件じゃが」

と唐突に深刻な声音である、ソフィアはスッと表情を無くし、

「なに、問題?」

ゆっくりと振り向いた、

「問題と言えば問題じゃな・・・どう言えば良いのか・・・」

レインはフムと俯き、暫し黙して思考をまとめると、

「・・・そうじゃな・・・ソフィアよりもユーリに見せた方が良いかもな」

どうにも不可解な事を口にする、

「?・・・私よりもユーリ?」

ソフィアが問い返すと、

「ユーリの方が得意じゃろ、魔力検知に関してじゃ、はっきり言うが、あの男、恐ろしい魔力量じゃぞ」

レインの指摘に、エッとソフィアは目を剥いた、

「やはり気付いておらなんだな、儂も今日気付いたのじゃが・・・そうだな、見る限りクロノスに匹敵するな・・・」

「・・・それはまたどうして?そんな人っているの?」

ソフィアは困惑しつつ問い返す、

「そんな人がいるかどうかは知らんが、儂が見る限りそのようだ、じゃからユーリに見せるべきだと言ったんじゃが・・・ふむ、理由は推測できるぞ」

レインは珍しくも悩みながら答える、

「推測って、あなたが?」

「そりゃあの、儂かて全ての平野人を知っているわけではないからな、そういう意味ではお前さんも異質な存在なのじゃが、それはそれとして聞くか?」

「勿論」

ソフィアは手にした包丁を静かに置いた、

「恐らく闇の精霊が原因じゃな、治療の方は上手く言っているようなのじゃが、大量の精霊が抜けた場所に魔力の蓄積が始まっているようじゃった」

「えっ、そんな事あるの?」

「じゃから、推測でしかない、原因はそれしか考えられないからな、そこから導き出された一つの論じゃ、よく考えれば、じゃが・・・本来であれば精霊の呪いを何年も抱えて生きる事自体が稀だぞ、恐らくだが普通は10日ももたんからな」

「・・・そういうものなのね・・・」

「そうじゃ、で、呪いに耐える間、奴の中で精霊の居場所が拡大しておったのじゃろう、それがごっそりと抜けて、そこへ魔力が蓄積されている、と・・・確証は無いし、初めて目にした現象じゃ、そうとしか考えられんとしか言えんな・・・」

「・・・なるほど・・・アナタでも解らない事があるなんて・・・」

「そんなもんじゃ、我々とて全知ではない、全知全能であったが故に・・・いや、これは別じゃな、ま、あれが一過性のものか、生涯残るものなのかは分らんが・・・うん、そういう状態であったぞ」

「・・・そう・・・なの・・・クロノスと同程度よね・・・それはちょっと・・・問題ね」

ソフィアは深刻そうに額に手を当てる、

「じゃな、挙句、今のところ身体の方がついて来ていないからな、どう対処すればいいかは何とも言えん、しかし・・・」

「そうね、何かの拍子に暴走するかもだし、何より本人が分かってないと危ないわね」

ソフィアは腕を組んで作業台へ腰を預けた、

「ま、儂としては好きにすればとしか言いようがないがな、助言は出来るがそれ以上を求めるな」

レインはそう言い放ちフンスと鼻息を吐き出した、

「そうね、ありがとう、ユーリに相談してみるわ、殿下の様子はどうなの?」

「すこぶる良さそうであったぞ、あれだけドタバタ動けるなら快癒も早いじゃろ、治療の方は確実に効果があるようじゃな、良かったのう」

「そっか、ありがとう、感謝するわ」

「うむ」

レインは満足そうに微笑むと勝手口へ向かい、ソフィアはさてどうしたものかと思考を巡らせ始めた。
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