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「息が……できない……」
ルシアンは、王城の控え室で、純白のドレスに締め上げられながら呻いた。
「我慢してくださいルシアン様! ウエストをあと二センチ絞ります!」
「内臓が破裂します!」
「破裂してもドレスのシルエットが美しければ問題ありません! さあ、息を吐いて!」
ギュウウウウッ!!
コルセットの紐が引かれる音。
ルシアンの意識が飛びかける。
周囲には十人の侍女。
メイク係、ヘアメイク係、ネイル係、そして「メンタルケア係(励ますだけ)」が、嵐のように動き回っている。
「肌の艶が足りないわ! 聖なるオイルを追加して!」
「髪の盛り上がりが一ミリ低い! 逆毛を立て直して!」
「ルシアン様、笑顔です! 三万人の市民の前で、幸せいっぱいの笑顔を見せるのです!」
「……無理」
ルシアンは鏡の中の自分を見た。
化粧で完璧に作り込まれた顔は美しいが、瞳は死んでいた。
(……これが結婚式? いいえ、これは公開処刑の準備よ)
窓の外からは、パレードの開始を待つ群衆の歓声(という名の騒音)が聞こえてくる。
ワァァァァァァ……!
地鳴りのようなその音を聞いた瞬間、ルシアンの中で何かが決壊した。
(逃げよう)
北の山脈? 静寂の権利?
知ったことか。
このままでは、静寂を手に入れる前に、ストレスで寿命が尽きる。
「……あの、少し気分が」
ルシアンは女優並みの演技力で、ふらりとよろめいた。
「あら大変! お水を!」
「少し風に当たりたいわ……バルコニーへ……」
「はい、すぐに窓を開けます!」
侍女たちが慌てて水を取りに行く隙に、ルシアンは動いた。
彼女は脱ぎ捨ててあったヒールを掴むと、裸足でバルコニーへ飛び出し、そのまま隣の部屋の屋根へと飛び移った。
「え?」
侍女たちの凍りついた顔が見えた。
「さようなら! 探さないでください!」
ルシアンはドレスの裾をたくし上げ、屋根の上を疾走した。
目指すは裏門。そこから森へ帰るのだ。
「待ってぇぇぇ! 花嫁が逃げたぁぁぁ!」
背後で悲鳴が上がるが、ルシアンは止まらない。
(ごめんなさいキース! 私には無理だった! 貴方は一人でパレードに出て、国王と愛を誓って!)
などと無責任なことを考えながら、中庭の木に飛び降り、地面に着地した。
スタッ。
「……ふぅ。意外といけるものね」
火事場の馬鹿力だ。
ルシアンが顔を上げ、出口へと駆け出そうとした――その時。
ドスッ。
目の前に、黒い影が降ってきた。
「……!」
ルシアンは急ブレーキをかけた。
土煙が晴れると、そこに立っていたのは、純白のタキシードに身を包んだキースだった。
いつもの黒装束ではない。
眩しいほどの白。
髪を整え、精悍さを増したその姿は、絵本から飛び出してきた王子様そのものだった。
ただし、その目は獲物を追い詰める肉食獣のそれだった。
「……どこへ行く」
低く、響く声。
ルシアンは一歩後ずさった。
「き、キースさん……。えっと、これは、その……マリッジブルーによる戦略的撤退で……」
「……式まであと三十分だ」
「無理です! あの騒音には耐えられません! 貴方だって嫌でしょう!?」
「……嫌だ」
「なら見逃してください! 私は森へ帰ります!」
ルシアンは横をすり抜けようとした。
だが、キースの手が伸びる。
ガシッ。
腕を掴まれた。
「……捕まった」
ルシアンは絶望した。
この男は『影の英雄』。身体能力で勝てるはずがない。
これで連れ戻され、あの地獄のコルセットに詰め直され、パレードの見世物にされるのだ。
「……離して! 私は飾り物じゃない!」
ルシアンが必死に抵抗すると、キースは意外な行動に出た。
彼はルシアンの手を引くと、近くにあった古びた礼拝堂(現在は倉庫として使われている)へと強引に連れ込んだのだ。
「え? ここ、どこ?」
バタン。
重い木の扉が閉められる。
外の喧騒が、少し遠のいた。
薄暗い礼拝堂の中、埃の舞う光の中で、キースはルシアンの手を離した。
「……ここでいい」
「は?」
キースは懐から、一枚の紙を取り出した。
婚姻届だ。
「……パレードも、披露宴も、スピーチもいらない」
彼は静かに言った。
「……あんな騒がしい場所で、愛を誓えるか」
「キースさん……」
「……俺たちが誓うのは、神でも国王でもない。……『静寂』に対してだ」
キースは祭壇(埃まみれ)の前に立ち、ルシアンを手招きした。
「……来い」
ルシアンはおずおずと近づいた。
キースはポケットから羽ペンを取り出し、婚姻届にサラサラとサインをした。
そして、ペンをルシアンに差し出した。
「……書け。……これで終わりだ」
「……いいのですか? 北の山脈がかかっているのに」
「……山脈の権利書は、昨日のうちに国王の寝室から盗ん……前借りしてきた」
「さらりと犯罪を告白しましたね!?」
「……パレードは、『影武者』に行かせた」
「影武者?」
キースが指を鳴らすと、窓の外を、ルシアンそっくりの仮面をつけた黒装束と、キースそっくりの黒装束が、手を振りながら走っていくのが見えた。
『ワァァァァァ! おめでとうぅぅぅ!』
遠くで歓声が上がる。
「……雑すぎませんか?」
「……遠目ならバレない」
キースはニヤリと笑った。
「……さあ、ルシアン。……俺たちの結婚式だ」
彼は祭壇の前で、片膝をついた。
いつもの無愛想な顔ではない。
真剣で、そして少し照れくさそうな表情で、ルシアンの手を取る。
「……ルシアン・ヴァイオレット」
「……はい」
「……病める時も、健やかなる時も。……うるさい時も、静かなる時も」
キースはルシアンの指先に口づけを落とした。
「……俺の半径一メートル以内で、共に生きてくれるか」
それは、世界で一番静かで、自分勝手で、愛おしいプロポーズだった。
ルシアンの目から、涙がこぼれた。
コルセットの苦しさも、騒音への恐怖も、全て消え去った。
「……はい。……貴方が黙っている限り、お供します」
ルシアンはペンを受け取り、震える手で署名した。
紙の上で、二人の名前が並ぶ。
たったそれだけの儀式。
ファンファーレも、拍手もない。
あるのは、古い礼拝堂の匂いと、二人の呼吸音だけ。
「……成立だ」
キースが立ち上がり、満足げに紙を畳んだ。
「……帰るぞ、ルシアン。……森へ」
「ええ。……でも、どうやって?」
外はまだパレードの最中だ。
キースはルシアンの腰に手を回し、軽々と抱き上げた。
「……屋根伝いに抜ける。……舌を噛むなよ」
「またですか!?」
「……新婚旅行だ。楽しめ」
キースは礼拝堂の窓を蹴破り、青空へと飛び出した。
「きゃあああああ!!」
ルシアンの悲鳴が風に溶ける。
下では、影武者たちのパレードが最高潮を迎えていたが、本物の新郎新婦は、誰にも気づかれることなく、彼らの『静寂の城』へと帰っていった。
これが、後に歴史書に「前代未聞の神隠し婚」として記されることになる、二人の結婚式の全貌である。
しかし、物語はまだ終わらない。
結婚はゴールではない。
「同居生活」という名の、新たな戦いの始まりなのだ。
特に、初夜という最大の難関が、静かに、しかし確実に迫っていた。
ルシアンは、王城の控え室で、純白のドレスに締め上げられながら呻いた。
「我慢してくださいルシアン様! ウエストをあと二センチ絞ります!」
「内臓が破裂します!」
「破裂してもドレスのシルエットが美しければ問題ありません! さあ、息を吐いて!」
ギュウウウウッ!!
コルセットの紐が引かれる音。
ルシアンの意識が飛びかける。
周囲には十人の侍女。
メイク係、ヘアメイク係、ネイル係、そして「メンタルケア係(励ますだけ)」が、嵐のように動き回っている。
「肌の艶が足りないわ! 聖なるオイルを追加して!」
「髪の盛り上がりが一ミリ低い! 逆毛を立て直して!」
「ルシアン様、笑顔です! 三万人の市民の前で、幸せいっぱいの笑顔を見せるのです!」
「……無理」
ルシアンは鏡の中の自分を見た。
化粧で完璧に作り込まれた顔は美しいが、瞳は死んでいた。
(……これが結婚式? いいえ、これは公開処刑の準備よ)
窓の外からは、パレードの開始を待つ群衆の歓声(という名の騒音)が聞こえてくる。
ワァァァァァァ……!
地鳴りのようなその音を聞いた瞬間、ルシアンの中で何かが決壊した。
(逃げよう)
北の山脈? 静寂の権利?
知ったことか。
このままでは、静寂を手に入れる前に、ストレスで寿命が尽きる。
「……あの、少し気分が」
ルシアンは女優並みの演技力で、ふらりとよろめいた。
「あら大変! お水を!」
「少し風に当たりたいわ……バルコニーへ……」
「はい、すぐに窓を開けます!」
侍女たちが慌てて水を取りに行く隙に、ルシアンは動いた。
彼女は脱ぎ捨ててあったヒールを掴むと、裸足でバルコニーへ飛び出し、そのまま隣の部屋の屋根へと飛び移った。
「え?」
侍女たちの凍りついた顔が見えた。
「さようなら! 探さないでください!」
ルシアンはドレスの裾をたくし上げ、屋根の上を疾走した。
目指すは裏門。そこから森へ帰るのだ。
「待ってぇぇぇ! 花嫁が逃げたぁぁぁ!」
背後で悲鳴が上がるが、ルシアンは止まらない。
(ごめんなさいキース! 私には無理だった! 貴方は一人でパレードに出て、国王と愛を誓って!)
などと無責任なことを考えながら、中庭の木に飛び降り、地面に着地した。
スタッ。
「……ふぅ。意外といけるものね」
火事場の馬鹿力だ。
ルシアンが顔を上げ、出口へと駆け出そうとした――その時。
ドスッ。
目の前に、黒い影が降ってきた。
「……!」
ルシアンは急ブレーキをかけた。
土煙が晴れると、そこに立っていたのは、純白のタキシードに身を包んだキースだった。
いつもの黒装束ではない。
眩しいほどの白。
髪を整え、精悍さを増したその姿は、絵本から飛び出してきた王子様そのものだった。
ただし、その目は獲物を追い詰める肉食獣のそれだった。
「……どこへ行く」
低く、響く声。
ルシアンは一歩後ずさった。
「き、キースさん……。えっと、これは、その……マリッジブルーによる戦略的撤退で……」
「……式まであと三十分だ」
「無理です! あの騒音には耐えられません! 貴方だって嫌でしょう!?」
「……嫌だ」
「なら見逃してください! 私は森へ帰ります!」
ルシアンは横をすり抜けようとした。
だが、キースの手が伸びる。
ガシッ。
腕を掴まれた。
「……捕まった」
ルシアンは絶望した。
この男は『影の英雄』。身体能力で勝てるはずがない。
これで連れ戻され、あの地獄のコルセットに詰め直され、パレードの見世物にされるのだ。
「……離して! 私は飾り物じゃない!」
ルシアンが必死に抵抗すると、キースは意外な行動に出た。
彼はルシアンの手を引くと、近くにあった古びた礼拝堂(現在は倉庫として使われている)へと強引に連れ込んだのだ。
「え? ここ、どこ?」
バタン。
重い木の扉が閉められる。
外の喧騒が、少し遠のいた。
薄暗い礼拝堂の中、埃の舞う光の中で、キースはルシアンの手を離した。
「……ここでいい」
「は?」
キースは懐から、一枚の紙を取り出した。
婚姻届だ。
「……パレードも、披露宴も、スピーチもいらない」
彼は静かに言った。
「……あんな騒がしい場所で、愛を誓えるか」
「キースさん……」
「……俺たちが誓うのは、神でも国王でもない。……『静寂』に対してだ」
キースは祭壇(埃まみれ)の前に立ち、ルシアンを手招きした。
「……来い」
ルシアンはおずおずと近づいた。
キースはポケットから羽ペンを取り出し、婚姻届にサラサラとサインをした。
そして、ペンをルシアンに差し出した。
「……書け。……これで終わりだ」
「……いいのですか? 北の山脈がかかっているのに」
「……山脈の権利書は、昨日のうちに国王の寝室から盗ん……前借りしてきた」
「さらりと犯罪を告白しましたね!?」
「……パレードは、『影武者』に行かせた」
「影武者?」
キースが指を鳴らすと、窓の外を、ルシアンそっくりの仮面をつけた黒装束と、キースそっくりの黒装束が、手を振りながら走っていくのが見えた。
『ワァァァァァ! おめでとうぅぅぅ!』
遠くで歓声が上がる。
「……雑すぎませんか?」
「……遠目ならバレない」
キースはニヤリと笑った。
「……さあ、ルシアン。……俺たちの結婚式だ」
彼は祭壇の前で、片膝をついた。
いつもの無愛想な顔ではない。
真剣で、そして少し照れくさそうな表情で、ルシアンの手を取る。
「……ルシアン・ヴァイオレット」
「……はい」
「……病める時も、健やかなる時も。……うるさい時も、静かなる時も」
キースはルシアンの指先に口づけを落とした。
「……俺の半径一メートル以内で、共に生きてくれるか」
それは、世界で一番静かで、自分勝手で、愛おしいプロポーズだった。
ルシアンの目から、涙がこぼれた。
コルセットの苦しさも、騒音への恐怖も、全て消え去った。
「……はい。……貴方が黙っている限り、お供します」
ルシアンはペンを受け取り、震える手で署名した。
紙の上で、二人の名前が並ぶ。
たったそれだけの儀式。
ファンファーレも、拍手もない。
あるのは、古い礼拝堂の匂いと、二人の呼吸音だけ。
「……成立だ」
キースが立ち上がり、満足げに紙を畳んだ。
「……帰るぞ、ルシアン。……森へ」
「ええ。……でも、どうやって?」
外はまだパレードの最中だ。
キースはルシアンの腰に手を回し、軽々と抱き上げた。
「……屋根伝いに抜ける。……舌を噛むなよ」
「またですか!?」
「……新婚旅行だ。楽しめ」
キースは礼拝堂の窓を蹴破り、青空へと飛び出した。
「きゃあああああ!!」
ルシアンの悲鳴が風に溶ける。
下では、影武者たちのパレードが最高潮を迎えていたが、本物の新郎新婦は、誰にも気づかれることなく、彼らの『静寂の城』へと帰っていった。
これが、後に歴史書に「前代未聞の神隠し婚」として記されることになる、二人の結婚式の全貌である。
しかし、物語はまだ終わらない。
結婚はゴールではない。
「同居生活」という名の、新たな戦いの始まりなのだ。
特に、初夜という最大の難関が、静かに、しかし確実に迫っていた。
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