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第七話:土と汗の匂い、そして新たな種
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井戸の改良は、ミストラル村に静かだが確かな変化をもたらしていた。
水汲みの重労働から解放された女性たちは、以前よりも時間にゆとりができ、笑顔が増えたようにアレンには見えた。
子供たちも、小さな手で楽々と水を汲み上げ、得意げに家に運んでいる。
その光景を見るたびに、アレンの胸には温かいものが込み上げてくるのだった。
村人たちのアレンへの態度は、以前とは明らかに変わっていた。
以前は、崖から落ちて少し変わった、物知りな子供、という程度だったが、今では「アレン坊の言うことなら、何か面白いことになるかもしれん」と、彼の言葉に真剣に耳を傾ける者が増えた。
特に、年配の村人たちからは、孫を見るような温かい眼差しと共に、深い信頼を寄せられているのを感じた。
「アレンのおかげで、腰の痛みが和らいだよ」
「うちの孫が、お前さんみたいになりたいって、木の枝で何か作ろうとしてるわ」
そんな言葉をかけられるたび、アレンは照れくささを感じながらも、自分の知識が、そして行動が、確かに誰かの役に立っているという実感を得ていた。
それは、過労に倒れたサラリーマン田中浩介が、心の奥底でずっと求めていたものなのかもしれない。
井戸の一件から数週間が過ぎたある日、アレンは村の畑が広がる一帯を散策していた。
ミストラル村の主食は、小麦と数種類の野菜だ。
村人たちは朝早くから畑に出て、汗を流して作物を育てている。
しかし、その作業風景を注意深く観察していたアレンは、いくつかの疑問と、そして改善の可能性を見出し始めていた。
使われている農具は、非常に原始的だった。
鍬(くわ)は重く、刃の角度も土を耕すのに最適とは言えない。
鋤(すき)も同様で、深く耕すには相当な力が必要に見える。
種蒔きは手作業で行われ、間隔も不揃いだ。
収穫後の脱穀作業も、原始的な木の棒で叩くだけという非効率な方法で行われている。
(これでは、せっかくの労働力も十分に活かされていない。
農具を改良し、作業効率を上げることができれば、収穫量も増えるかもしれないし、村人たちの負担も軽減できるはずだ)
アレンの頭の中で、浩介だった頃に触れた農業技術の知識が、断片的に蘇ってくる。
もちろん、現代日本の大規模農業とは比較にならないが、基本的な原理原則は応用できるはずだ。
「もっと、楽に、そして多く収穫できる方法があるはずだ……」
アレンは、村で一番大きな畑を持つ、壮年の農夫、ダリオの元を訪ねた。
ダリオは、日に焼けた顔に人の好さそうな笑みを浮かべる、経験豊富な農夫だ。
井戸の改良にも積極的に協力してくれた一人だった。
「こんにちは、ダリオさん。
少し、畑仕事のことでお聞きしたいことがあるんですが」
アレンが声をかけると、ダリオは汗を拭いながら気さくに応じてくれた。
「おお、アレン坊か。
どうしたんだい? また何か面白いことを考えたのか?」
「えっと……皆さんの畑仕事を見ていて、もう少し楽に作業ができる方法はないかなって思ったんです。
例えば、使っている鍬や鋤なんですけど……」
アレンは、自分が気づいた農具の問題点や、改善のアイデアを、拙いながらも一生懸命に説明した。
ダリオは最初、子供の素朴な疑問として聞いていたが、アレンの説明が具体的な農具の構造や土壌力学にまで及ぶと、次第にその表情は真剣なものへと変わっていった。
「なるほどな……。
確かに、今の鍬は重くて、一日使うと肩も腰もガタガタだ。
種蒔きも、もっと効率よくできれば、春先の忙しい時期に助かるんだが……」
ダリオは、長年農業に携わってきた経験から、アレンの指摘の的確さを理解した。
しかし、同時に、長年変わらなかった農作業の方法を、そう簡単に変えることへの戸惑いもあるようだった。
「だがな、アレン坊。
農具ってのは、昔からこうやって作られてきたもんだ。
そう簡単に変えられるもんじゃねえかもしれんぞ」
「でも、少しでも改良できれば、ダリオさんたちの仕事が楽になると思うんです。
それに、もしかしたら、もっとたくさん収穫できるようになるかもしれません」
アレンの真摯な言葉に、ダリオは腕を組んで考え込んだ。
井戸の一件で、この少年がただの子供ではないことは分かっている。
その知識と発想力は、村に大きな恩恵をもたらした。
「……わかった。
そこまで言うなら、一度、お前さんの考える新しい農具ってやつを、絵にでも描いて見せてくれんか? それを見てから、また相談しようじゃねえか」
ダリオの言葉は、アレンにとって大きな前進だった。
それから数日間、アレンは部屋にこもり、新しい農具の設計に没頭した。
浩介の知識を総動員し、ミストラル村で手に入る材料と、ゴードンの鍛冶技術で実現可能な範囲で、いくつかの農具の設計図を描き上げた。
力を効率的に伝えられるように刃の角度や長さを調整した軽量の鍬。
土をより深く、そして均一に耕せるように改良された鋤。
そして、一定間隔で正確に種を蒔くことができる、手押し式の簡易播種機(はしゅき)。
設計図を手に、アレンは再びダリオの元を訪れた。
そして、今回は父親のギデオンと、鍛冶屋のゴードンにも同席してもらった。
アレンの説明を聞き、設計図を仔細に検討した三人の大人の反応は、様々だった。
ギデオンは、息子の新たな挑戦を誇らしげに見守りながらも、その実現可能性を慎重に見極めようとしていた。
ゴードンは、鍛冶職人としての目で設計図を吟味し、特に金属部分の加工について、時折鋭い質問を投げかけた。
そしてダリオは、農夫としての経験から、それぞれの農具が実際の作業でどのような効果を発揮するのか、熱心にアレンに問いかけた。
「この播種機というのは面白いな。
本当にこんなもので種が蒔けるのか?」
ダリオが特に興味を示したのは、簡易播種機だった。
「はい。
歯車の仕組みで、押して歩くだけで、等間隔に種を落とすことができるはずです。
これなら、屈んで一つ一つ手で蒔くよりもずっと早いですし、種も無駄になりにくいと思います」
アレンの説明に、ゴードンが唸った。
「歯車か……。
井戸の時もそうだったが、お前さんはそういう細かい仕組みを考えるのが得意なんだな。
木で作るなら、精度を出すのが少し厄介だが、不可能じゃねえだろう」
話し合いの結果、まずは試作品を作ってみることになった。
井戸の成功という実績があるため、以前よりもずっとスムーズに話が進んだ。
村長バルガスにも話が通り、村としてもこの新しい農具の開発を支援することが決まった。
水汲みの重労働から解放された女性たちは、以前よりも時間にゆとりができ、笑顔が増えたようにアレンには見えた。
子供たちも、小さな手で楽々と水を汲み上げ、得意げに家に運んでいる。
その光景を見るたびに、アレンの胸には温かいものが込み上げてくるのだった。
村人たちのアレンへの態度は、以前とは明らかに変わっていた。
以前は、崖から落ちて少し変わった、物知りな子供、という程度だったが、今では「アレン坊の言うことなら、何か面白いことになるかもしれん」と、彼の言葉に真剣に耳を傾ける者が増えた。
特に、年配の村人たちからは、孫を見るような温かい眼差しと共に、深い信頼を寄せられているのを感じた。
「アレンのおかげで、腰の痛みが和らいだよ」
「うちの孫が、お前さんみたいになりたいって、木の枝で何か作ろうとしてるわ」
そんな言葉をかけられるたび、アレンは照れくささを感じながらも、自分の知識が、そして行動が、確かに誰かの役に立っているという実感を得ていた。
それは、過労に倒れたサラリーマン田中浩介が、心の奥底でずっと求めていたものなのかもしれない。
井戸の一件から数週間が過ぎたある日、アレンは村の畑が広がる一帯を散策していた。
ミストラル村の主食は、小麦と数種類の野菜だ。
村人たちは朝早くから畑に出て、汗を流して作物を育てている。
しかし、その作業風景を注意深く観察していたアレンは、いくつかの疑問と、そして改善の可能性を見出し始めていた。
使われている農具は、非常に原始的だった。
鍬(くわ)は重く、刃の角度も土を耕すのに最適とは言えない。
鋤(すき)も同様で、深く耕すには相当な力が必要に見える。
種蒔きは手作業で行われ、間隔も不揃いだ。
収穫後の脱穀作業も、原始的な木の棒で叩くだけという非効率な方法で行われている。
(これでは、せっかくの労働力も十分に活かされていない。
農具を改良し、作業効率を上げることができれば、収穫量も増えるかもしれないし、村人たちの負担も軽減できるはずだ)
アレンの頭の中で、浩介だった頃に触れた農業技術の知識が、断片的に蘇ってくる。
もちろん、現代日本の大規模農業とは比較にならないが、基本的な原理原則は応用できるはずだ。
「もっと、楽に、そして多く収穫できる方法があるはずだ……」
アレンは、村で一番大きな畑を持つ、壮年の農夫、ダリオの元を訪ねた。
ダリオは、日に焼けた顔に人の好さそうな笑みを浮かべる、経験豊富な農夫だ。
井戸の改良にも積極的に協力してくれた一人だった。
「こんにちは、ダリオさん。
少し、畑仕事のことでお聞きしたいことがあるんですが」
アレンが声をかけると、ダリオは汗を拭いながら気さくに応じてくれた。
「おお、アレン坊か。
どうしたんだい? また何か面白いことを考えたのか?」
「えっと……皆さんの畑仕事を見ていて、もう少し楽に作業ができる方法はないかなって思ったんです。
例えば、使っている鍬や鋤なんですけど……」
アレンは、自分が気づいた農具の問題点や、改善のアイデアを、拙いながらも一生懸命に説明した。
ダリオは最初、子供の素朴な疑問として聞いていたが、アレンの説明が具体的な農具の構造や土壌力学にまで及ぶと、次第にその表情は真剣なものへと変わっていった。
「なるほどな……。
確かに、今の鍬は重くて、一日使うと肩も腰もガタガタだ。
種蒔きも、もっと効率よくできれば、春先の忙しい時期に助かるんだが……」
ダリオは、長年農業に携わってきた経験から、アレンの指摘の的確さを理解した。
しかし、同時に、長年変わらなかった農作業の方法を、そう簡単に変えることへの戸惑いもあるようだった。
「だがな、アレン坊。
農具ってのは、昔からこうやって作られてきたもんだ。
そう簡単に変えられるもんじゃねえかもしれんぞ」
「でも、少しでも改良できれば、ダリオさんたちの仕事が楽になると思うんです。
それに、もしかしたら、もっとたくさん収穫できるようになるかもしれません」
アレンの真摯な言葉に、ダリオは腕を組んで考え込んだ。
井戸の一件で、この少年がただの子供ではないことは分かっている。
その知識と発想力は、村に大きな恩恵をもたらした。
「……わかった。
そこまで言うなら、一度、お前さんの考える新しい農具ってやつを、絵にでも描いて見せてくれんか? それを見てから、また相談しようじゃねえか」
ダリオの言葉は、アレンにとって大きな前進だった。
それから数日間、アレンは部屋にこもり、新しい農具の設計に没頭した。
浩介の知識を総動員し、ミストラル村で手に入る材料と、ゴードンの鍛冶技術で実現可能な範囲で、いくつかの農具の設計図を描き上げた。
力を効率的に伝えられるように刃の角度や長さを調整した軽量の鍬。
土をより深く、そして均一に耕せるように改良された鋤。
そして、一定間隔で正確に種を蒔くことができる、手押し式の簡易播種機(はしゅき)。
設計図を手に、アレンは再びダリオの元を訪れた。
そして、今回は父親のギデオンと、鍛冶屋のゴードンにも同席してもらった。
アレンの説明を聞き、設計図を仔細に検討した三人の大人の反応は、様々だった。
ギデオンは、息子の新たな挑戦を誇らしげに見守りながらも、その実現可能性を慎重に見極めようとしていた。
ゴードンは、鍛冶職人としての目で設計図を吟味し、特に金属部分の加工について、時折鋭い質問を投げかけた。
そしてダリオは、農夫としての経験から、それぞれの農具が実際の作業でどのような効果を発揮するのか、熱心にアレンに問いかけた。
「この播種機というのは面白いな。
本当にこんなもので種が蒔けるのか?」
ダリオが特に興味を示したのは、簡易播種機だった。
「はい。
歯車の仕組みで、押して歩くだけで、等間隔に種を落とすことができるはずです。
これなら、屈んで一つ一つ手で蒔くよりもずっと早いですし、種も無駄になりにくいと思います」
アレンの説明に、ゴードンが唸った。
「歯車か……。
井戸の時もそうだったが、お前さんはそういう細かい仕組みを考えるのが得意なんだな。
木で作るなら、精度を出すのが少し厄介だが、不可能じゃねえだろう」
話し合いの結果、まずは試作品を作ってみることになった。
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