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王都アルフォンス編
第八十二話:星晶の閃光、そして砕かれる仮面
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アレンが銀仮面の指揮官へと単身向かっていくその背後で、フィンとエリオットは、降り注ぐ魔物の威圧感と、足元から突き上げてくる地響きに耐えながら、必死に尖塔の基部を目指していた。
アレンの言葉を信じるならば、そこに刻まれた「制御紋様」こそが、この忌まわしき儀式を止めるための唯一の鍵。
しかし、そこへたどり着くためには、指揮官の側近である数名の屈強な「黒曜の爪」の兵士たちを突破しなければならなかった。
「エリオットさん、下がって! ここは俺が!」
フィンは、貴族の嗜みとして身につけた剣術、それはカイトの足元にも及ばないかもしれないが、それでも並の兵士相手ならば十分に渡り合えるだけの腕前を駆使し、果敢に敵兵へと斬りかかる。
彼の陽気な性格からは想像もつかないほどの、鋭い剣閃。
それは、友であるアレンを、そしてこの世界を守りたいという、彼の強い思いの現れであった。
エリオットもまた、文官でありながら、懐から護身用の短剣を抜き放ち、フィンの死角を補うように立ち回る。
彼もまた、アレンという少年に出会い、その常識を超えた才能と純粋な心に触れる中で、自らの使命を再認識していたのだ。
一方、アレンは、銀仮面の指揮官と真正面から対峙していた。
指揮官が振るう黒曜石の大剣は、禍々しい紫色のオーラを纏い、一振りごとに空間が裂けるかのような凄まじい風圧を生み出す。
アレンは、その猛攻を、仕掛け杖から放たれる衝撃波や閃光で牽制し、あるいは工房で開発した特殊な耐熱・耐衝撃性の外套(これも彼の発明品だ)で辛うじて受け止めながら、必死に距離を保っていた。
「小僧、その程度の小細工で、この私を止められるとでも思っているのか! 『厄災の主』の降臨は、もはや誰にも止められぬ!」
指揮官の嘲笑が響き渡る。
アレンは、その言葉に耳を貸さず、冷静に相手の動きと、背後で進行する儀式の状況を分析していた。
尖塔の頂上から降り注ぐ暗黒のエネルギーは、ますますその濃度を増し、空に現れた「厄災の主」の異形の影は、より鮮明な輪郭を帯び始めている。
残された時間は、本当に少ない。
(エネルギー照射装置……この距離と、この出力では、指揮官本人を倒すのは難しい。
だが、あの儀式を、あの尖塔のエネルギーの流れを直接断ち切ることができれば……!)
アレンの脳裏に、一つの大胆な作戦が閃いた。
彼は、仕掛け杖の先端から、細く強靭な糸を、指揮官の頭上を越えて、尖塔の壁面にある黒曜石の装飾の一つへと射出した。
そして、その糸を足場に、まるで軽業師のように、指揮官の攻撃を掻い潜りながら尖塔の壁面へと駆け上がる。
「何をするつもりだ、小僧!」
指揮官は、アレンの予想外の動きに一瞬戸惑いを見せた。
アレンは、壁面にたどり着くと、背負っていた「エネルギー照射装置」を構え、その照準を、尖塔の頂上、暗黒エネルギーが最も強く渦巻いている一点へと正確に合わせた。
そして、装置に組み込まれた黒曜石の欠片に、自らの魔力、それは浩介の知識と、この世界でアレンが独自に育んできた微弱ながらも純粋な力を全力で注ぎ込む。
「いっけえええええええっ!!」
アレンの絶叫と共に、エネルギー照射装置から放たれた青白い光の奔流は、天を突く暗黒のエネルギー柱へと真っ直ぐに突き刺さった。
二つの相反するエネルギーが激突し、耳をつんざくような轟音と、視界を白く染め上げるほどの閃光が発生する。
大地は激しく揺れ動き、尖塔全体がミシミシと悲鳴を上げ始めた。
「ぐっ……お、おのれえええっ! 我が儀式を、邪魔するなぁぁぁっ!」
銀仮面の指揮官は、そのエネルギーの奔流に巻き込まれ、苦悶の声を上げる。
彼の纏っていた紫色のオーラが掻き消え、その仮面にも亀裂が入り始めた。
そして、尖塔の基部では、フィンとエリオットが、ついに敵兵を突破し、「制御紋様」が刻まれた石版の前へとたどり着いていた。
「アレンの言っていたのは、これか! エリオットさん、あれを!」
フィンは、アレンから託されていた、特殊な酸性の液体(これも彼の工房で調合されたものだ)が入った小瓶を、エリオットに手渡す。
エリオットは、その液体を石版の紋様の中心部へと慎重に注ぎかけた。
ジュウウウッという音と共に、石版の表面が溶け始め、紋様の輝きが急速に失われていく。
「やった……! やったぞ、アレン!」
フィンの歓喜の声が響き渡る。
制御紋様が破壊されたことで、尖塔から「厄災の主」へと供給されていたエネルギーの流れが、完全に遮断されたのだ。
空に浮かんでいた「厄災の主」の異形の影は、苦悶の叫びのようなものを上げながら、まるで陽炎のように揺らめき、そして徐々に薄れていく。
暗紫色の渦もまた、その勢いを失い、ゆっくりと消え去っていった。
「馬鹿な……ありえない……! 我が『主』が……この、世界の、真の、支配者が……!」
銀仮面の指揮官は、膝から崩れ落ち、その手から黒曜石の大剣が滑り落ちる。
彼の仮面は、ついに砕け散り、その下から現れたのは、深い絶望と狂気に歪んだ、意外にも若い男の素顔であった。
彼は、もはや戦う力も、意思も失っている。
「終わった……のか……?」
アレンは、尖塔の壁面からゆっくりと滑り降り、荒い息をつきながらその場に座り込んだ。
全身の力は抜けきり、意識も朦朧としている。
しかし、彼の心の中には、確かな達成感と、そして仲間たちへの感謝の念が満ち溢れていた。
カイトやグレイグ隊長たちも、残りの「黒曜の爪」の兵士たちを制圧し、祭祀場にはようやく静寂が戻ってきた。
空には、いつの間にか厚い雲が切れ、美しい満月が、戦いを終えた英雄たちを優しく照らし出している。
リナが、アレンの元へ真っ先に駆け寄ってきた。
「アレン君! 大丈夫!? しっかりして!」
「……うん……なんとかね……。
みんなは……?」
「大丈夫よ、みんな無事! あなたが、あなたが世界を救ったのよ、アレン君!」
リナは、涙ながらにアレンを抱きしめた。
その温もりが、アレンの消耗しきった心と体に、ゆっくりと染み渡っていく。
「黒曜の爪」の野望は砕かれ、「厄災の主」の降臨は阻止された。
それは、ミストラル村の小さな工房から始まった、一人の少年の知恵と勇気、そして彼を信じ、支え続けた仲間たちの絆が生んだ、紛れもない奇跡であった。
アルトリア領に、そしてあるいはこの世界に、再び平和な夜明けが訪れようとしていた。
しかし、アレンの胸には、あの砕け散った銀仮面の指揮官の、最後の歪んだ笑顔と、そして「星の器」という言葉が、なぜか重く残り続けていた。
アレンの言葉を信じるならば、そこに刻まれた「制御紋様」こそが、この忌まわしき儀式を止めるための唯一の鍵。
しかし、そこへたどり着くためには、指揮官の側近である数名の屈強な「黒曜の爪」の兵士たちを突破しなければならなかった。
「エリオットさん、下がって! ここは俺が!」
フィンは、貴族の嗜みとして身につけた剣術、それはカイトの足元にも及ばないかもしれないが、それでも並の兵士相手ならば十分に渡り合えるだけの腕前を駆使し、果敢に敵兵へと斬りかかる。
彼の陽気な性格からは想像もつかないほどの、鋭い剣閃。
それは、友であるアレンを、そしてこの世界を守りたいという、彼の強い思いの現れであった。
エリオットもまた、文官でありながら、懐から護身用の短剣を抜き放ち、フィンの死角を補うように立ち回る。
彼もまた、アレンという少年に出会い、その常識を超えた才能と純粋な心に触れる中で、自らの使命を再認識していたのだ。
一方、アレンは、銀仮面の指揮官と真正面から対峙していた。
指揮官が振るう黒曜石の大剣は、禍々しい紫色のオーラを纏い、一振りごとに空間が裂けるかのような凄まじい風圧を生み出す。
アレンは、その猛攻を、仕掛け杖から放たれる衝撃波や閃光で牽制し、あるいは工房で開発した特殊な耐熱・耐衝撃性の外套(これも彼の発明品だ)で辛うじて受け止めながら、必死に距離を保っていた。
「小僧、その程度の小細工で、この私を止められるとでも思っているのか! 『厄災の主』の降臨は、もはや誰にも止められぬ!」
指揮官の嘲笑が響き渡る。
アレンは、その言葉に耳を貸さず、冷静に相手の動きと、背後で進行する儀式の状況を分析していた。
尖塔の頂上から降り注ぐ暗黒のエネルギーは、ますますその濃度を増し、空に現れた「厄災の主」の異形の影は、より鮮明な輪郭を帯び始めている。
残された時間は、本当に少ない。
(エネルギー照射装置……この距離と、この出力では、指揮官本人を倒すのは難しい。
だが、あの儀式を、あの尖塔のエネルギーの流れを直接断ち切ることができれば……!)
アレンの脳裏に、一つの大胆な作戦が閃いた。
彼は、仕掛け杖の先端から、細く強靭な糸を、指揮官の頭上を越えて、尖塔の壁面にある黒曜石の装飾の一つへと射出した。
そして、その糸を足場に、まるで軽業師のように、指揮官の攻撃を掻い潜りながら尖塔の壁面へと駆け上がる。
「何をするつもりだ、小僧!」
指揮官は、アレンの予想外の動きに一瞬戸惑いを見せた。
アレンは、壁面にたどり着くと、背負っていた「エネルギー照射装置」を構え、その照準を、尖塔の頂上、暗黒エネルギーが最も強く渦巻いている一点へと正確に合わせた。
そして、装置に組み込まれた黒曜石の欠片に、自らの魔力、それは浩介の知識と、この世界でアレンが独自に育んできた微弱ながらも純粋な力を全力で注ぎ込む。
「いっけえええええええっ!!」
アレンの絶叫と共に、エネルギー照射装置から放たれた青白い光の奔流は、天を突く暗黒のエネルギー柱へと真っ直ぐに突き刺さった。
二つの相反するエネルギーが激突し、耳をつんざくような轟音と、視界を白く染め上げるほどの閃光が発生する。
大地は激しく揺れ動き、尖塔全体がミシミシと悲鳴を上げ始めた。
「ぐっ……お、おのれえええっ! 我が儀式を、邪魔するなぁぁぁっ!」
銀仮面の指揮官は、そのエネルギーの奔流に巻き込まれ、苦悶の声を上げる。
彼の纏っていた紫色のオーラが掻き消え、その仮面にも亀裂が入り始めた。
そして、尖塔の基部では、フィンとエリオットが、ついに敵兵を突破し、「制御紋様」が刻まれた石版の前へとたどり着いていた。
「アレンの言っていたのは、これか! エリオットさん、あれを!」
フィンは、アレンから託されていた、特殊な酸性の液体(これも彼の工房で調合されたものだ)が入った小瓶を、エリオットに手渡す。
エリオットは、その液体を石版の紋様の中心部へと慎重に注ぎかけた。
ジュウウウッという音と共に、石版の表面が溶け始め、紋様の輝きが急速に失われていく。
「やった……! やったぞ、アレン!」
フィンの歓喜の声が響き渡る。
制御紋様が破壊されたことで、尖塔から「厄災の主」へと供給されていたエネルギーの流れが、完全に遮断されたのだ。
空に浮かんでいた「厄災の主」の異形の影は、苦悶の叫びのようなものを上げながら、まるで陽炎のように揺らめき、そして徐々に薄れていく。
暗紫色の渦もまた、その勢いを失い、ゆっくりと消え去っていった。
「馬鹿な……ありえない……! 我が『主』が……この、世界の、真の、支配者が……!」
銀仮面の指揮官は、膝から崩れ落ち、その手から黒曜石の大剣が滑り落ちる。
彼の仮面は、ついに砕け散り、その下から現れたのは、深い絶望と狂気に歪んだ、意外にも若い男の素顔であった。
彼は、もはや戦う力も、意思も失っている。
「終わった……のか……?」
アレンは、尖塔の壁面からゆっくりと滑り降り、荒い息をつきながらその場に座り込んだ。
全身の力は抜けきり、意識も朦朧としている。
しかし、彼の心の中には、確かな達成感と、そして仲間たちへの感謝の念が満ち溢れていた。
カイトやグレイグ隊長たちも、残りの「黒曜の爪」の兵士たちを制圧し、祭祀場にはようやく静寂が戻ってきた。
空には、いつの間にか厚い雲が切れ、美しい満月が、戦いを終えた英雄たちを優しく照らし出している。
リナが、アレンの元へ真っ先に駆け寄ってきた。
「アレン君! 大丈夫!? しっかりして!」
「……うん……なんとかね……。
みんなは……?」
「大丈夫よ、みんな無事! あなたが、あなたが世界を救ったのよ、アレン君!」
リナは、涙ながらにアレンを抱きしめた。
その温もりが、アレンの消耗しきった心と体に、ゆっくりと染み渡っていく。
「黒曜の爪」の野望は砕かれ、「厄災の主」の降臨は阻止された。
それは、ミストラル村の小さな工房から始まった、一人の少年の知恵と勇気、そして彼を信じ、支え続けた仲間たちの絆が生んだ、紛れもない奇跡であった。
アルトリア領に、そしてあるいはこの世界に、再び平和な夜明けが訪れようとしていた。
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