36 / 53
デート
しおりを挟む
金曜日の帰り道、海斗が言った。
「岳斗、明日うちに来れるか?」
「うん。」
「実はさ、俺は試合だからいないんだけど、父さんと母さんがお前に会いたがってるから。」
岳斗は流石にがっかりした。海斗に会えると思ったのに。だが、家の中では二人きりにさせてもらえないだろう。そのために家を出たのだから。
「それでさ、日曜日にはデートしようぜ。」
と、海斗が言った。
「うん!」
岳斗は素直に嬉しかった。デートだなんて、考えた事もなかった。なるほど、別々に暮らすと、より恋人らしくなれるみたいだ、と岳斗は思った。
土曜日、岳斗は城崎家に戻った。ついチャイムも鳴らさずに玄関を開け、
「ただいまー。」
と言って入って行った岳斗。靴を脱ぎかけて、そうだ、自分の家ではないのだから、これはまずかったのでは、と思ったが、
「岳斗!お帰りなさい!」
と、洋子が走り出てきて、靴を脱いで上がったばかりの岳斗を抱きしめたので、そんな事はどうでもいい事だと知った。隆二も迎えに出てきてくれて、それから三人で食卓を囲んだ。色々あったが、元々土曜日の昼はこの三人でいつも食事をしていたので、以前と同じ、和やかな時が流れた。
岳斗がそろそろ帰ろうとすると、洋子が常備菜や漬物などをたくさん持たせてくれた。
「風邪引かないようにね。家は寒くない?」
洋子が心配そうに言った。確かにアパートは寒い。この家は暖かいし、すごく居心地が良かった。そう考えたら、岳斗は思わず泣きそうになった。だがダメだ、母さんにこれ以上心配をかけては、と自分を律した岳斗。もう子供ではないし、こうなったのは自分のせいなのだ。
「大丈夫だよ。母さんこそ、体壊さないようにね。俺が手伝ってあげられなくて、今までより忙しいんじゃないの?」
「そうなのよー。海斗の世話が大変。あの子ユニフォームを洗濯に出さないし、制服を掛けずにその辺に置きっ放しにするし。」
ああ、そうだった。俺がいないと海斗はダメなんだ、と岳斗は思い出した。いつもかっこいい海斗でいる為には、岳斗がいないとダメなのだ。岳斗はまた海斗に会いたくてたまらなくなった。あと数時間ここにいれば、海斗は帰って来るだろう。だが、家に帰って夕飯を作らなければならない。それに、明日はデートだから。我慢だ、と岳斗は自分に言い聞かせた。
「それじゃ、また来るね。あ、母さん、いつもお弁当ありがとう。」
岳斗がそう言って笑うと、洋子は少し目を赤くして、うんうんと頷いた。岳斗は心の中で洋子に(本当にごめん)と謝った。そして、後ろ髪を引かれる思いで城崎家を後にした。
翌朝、坂上はまだ寝ていたが、岳斗は身支度を整えて家を出た。電車に乗って、待ち合わせをしている映画館へ。海斗はちゃんと起きられただろうか。来なかったらどうしよう、などと胸の中は穏やかではない。
映画館に到着し、ぐるりと見渡すと、ひと際目立つ人、その人を遠巻きに見る人々が岳斗の目に飛び込んできた。背が高くスラッとして、日焼けしたゴージャスな顔を持ち、ロビーの真ん中の柱に寄りかかってスマホを見ているその目立つ人は、顔を上げて辺りを見渡し、岳斗に目を留めた。そして、スマホをポケットにしまい、岳斗の方へ歩いて来た。
「岳斗、おはよう。」
「海斗、早かったね。起きられないんじゃないかって心配してたのに。」
岳斗がそう言うと、海斗はちょっと拗ねたような顔をした。
「お前とのデートなのに、寝坊なんかしていられるかよ。」
岳斗の耳元に口を寄せて、そう言った。
予約していたチケットを発券し、ゲートの前に並んだ。
「二人で映画見るの、ずいぶん久しぶりだな。」
海斗が言った。
「うん。昔は良く一緒に見たよね。」
「ポケモン映画とか、戦隊ヒーローものとかな。」
母さんに連れられて、と話は弾む。懐かしさが溢れる。あの頃も、岳斗は海斗が好きだった。海斗と一緒にいたかった。岳斗は、実は自分はずっと変わってないのかもしれないと思った。
入場時間になり、指定席を探して座った。海斗が予約した席は、一番後ろの端っこだった。混んでいるわけではなく、周りの席はほとんどが空きのようだった。
「この席が良かったの?割と真ん中も空いてるみたいだけど?」
岳斗が言うと、海斗は岳斗の耳に手を当てて、内緒話のようにして言った。
「ここなら、上映中何をしていても見られないだろ?」
「え?」
「だってさ、学校や家では二人きりになれないし、外では人目につくし、まさかラブホに行くわけにもいかないしさ。俺たちがいちゃつける場所ってないじゃん。」
岳斗の顔はカーッと熱くなった。
「だろ?」
海斗が岳斗を見つめる。
「う、うん。」
そのうち電気が消え、スクリーンに映像が流れ始めた。それを待ち構えていたかのように、海斗は岳斗の肩に手を回し、振り返った岳斗にキスをした。岳斗は、なんだか泣きそうになった。こんなにも求められているという実感、それが心を揺さぶる。
キスの後、二人は手を握り合い、肩を寄せ合い、頭を寄せ合って、映画を観ていた。映画が終わり、エンディングロールが流れていても、まだそのまま座っていた。そして、電気が点いた。まだ残っていた客もいて、皆ゾロゾロと出口へ向かう。自分たちも行かなくてはと、岳斗と海斗は握り合った手をやっとの思いで放した。男女のカップルが、手を繋いで歩いているのが見えた。それが羨ましい、と岳斗は思った。そうしたら、海斗が岳斗の手を取った。
「海斗、それは、ちょっと。」
岳斗が言うと、
「やっぱダメ?」
そう言って、手を放した。
「不自由だなあ、俺たち。」
海斗が言った。
それからファーストフード店で食事をし、どうしようかと話して、カラオケに行くことにした。カラオケ店に入って個室に案内され、座るや否や、
「あ、ここって、二人きりになれる場所じゃん!」
と、海斗が言う。
「でも、外から覗けるから。」
岳斗がドアを指さす。ガラス窓がある。けっこう人が頻繁に通る。それでも、ジーッと見ている人はいないし、ちょっとくらいなら……。魔が差す。
いやいや、人生邪魔が入る事ばかりだ。抱き合った途端、ドアにノックの音がしてびっくりする二人。店員が飲み物を持って入って来た。歌を歌い、手を繋ごうとすると、人が通ってジロリと中を見て行く。海斗がラブソングを歌ったので、何となく気分が盛り上がり、キスをしようとしたら、部屋の電話が鳴る。
「あと十分で終了時間となりますが、どうされますかー?」
「出ます。」
カラオケボックスは、イチャイチャする場所ではない。今日はそれが良く分かった岳斗と海斗であった。
夕方になった。海斗はいつも、日曜日は宿題やら何やらで忙しい日なのだ。これ以上一緒にいたら、海斗が後で困るに違いない、と岳斗は思った。今は昼休みも勉強できないのだ。させないとも言えるが。
「じゃあ、ここで。」
岳斗がそう言って、駅のホームで別れようとすると、
「家まで送るよ。」
と、海斗が言う。
「でもお前、忙しいだろ?いいよ。」
岳斗が遠慮すると、海斗は一瞬黙ったが、岳斗の乗る電車が来てドアが開くと、岳斗よりも先に乗り込んだ。
「海斗。」
「送る。」
頑固にそう言う。それなら岳斗の方が送れば良かったのかもしれない。けれども、あの家の前まで行ったら、その後今の家に帰るのがつら過ぎる気がして、岳斗はそう言い出せなかったのだ。また明日会えるのに、どうしてこういつまでも離れがたいのだろう、と岳斗は思った。自分も、海斗も。
岳斗の家の前に着くと、海斗は意外にもあっさりと帰った。人目があるからだろうか。それとも、これ以上一緒にいたらキリがないと思ったのか。岳斗は海斗の背中が見えなくなるまで見送った。少しだけ、涙が出そうになる。深呼吸してからくるりと向き直り、アパートの階段を上がった。
「岳斗、明日うちに来れるか?」
「うん。」
「実はさ、俺は試合だからいないんだけど、父さんと母さんがお前に会いたがってるから。」
岳斗は流石にがっかりした。海斗に会えると思ったのに。だが、家の中では二人きりにさせてもらえないだろう。そのために家を出たのだから。
「それでさ、日曜日にはデートしようぜ。」
と、海斗が言った。
「うん!」
岳斗は素直に嬉しかった。デートだなんて、考えた事もなかった。なるほど、別々に暮らすと、より恋人らしくなれるみたいだ、と岳斗は思った。
土曜日、岳斗は城崎家に戻った。ついチャイムも鳴らさずに玄関を開け、
「ただいまー。」
と言って入って行った岳斗。靴を脱ぎかけて、そうだ、自分の家ではないのだから、これはまずかったのでは、と思ったが、
「岳斗!お帰りなさい!」
と、洋子が走り出てきて、靴を脱いで上がったばかりの岳斗を抱きしめたので、そんな事はどうでもいい事だと知った。隆二も迎えに出てきてくれて、それから三人で食卓を囲んだ。色々あったが、元々土曜日の昼はこの三人でいつも食事をしていたので、以前と同じ、和やかな時が流れた。
岳斗がそろそろ帰ろうとすると、洋子が常備菜や漬物などをたくさん持たせてくれた。
「風邪引かないようにね。家は寒くない?」
洋子が心配そうに言った。確かにアパートは寒い。この家は暖かいし、すごく居心地が良かった。そう考えたら、岳斗は思わず泣きそうになった。だがダメだ、母さんにこれ以上心配をかけては、と自分を律した岳斗。もう子供ではないし、こうなったのは自分のせいなのだ。
「大丈夫だよ。母さんこそ、体壊さないようにね。俺が手伝ってあげられなくて、今までより忙しいんじゃないの?」
「そうなのよー。海斗の世話が大変。あの子ユニフォームを洗濯に出さないし、制服を掛けずにその辺に置きっ放しにするし。」
ああ、そうだった。俺がいないと海斗はダメなんだ、と岳斗は思い出した。いつもかっこいい海斗でいる為には、岳斗がいないとダメなのだ。岳斗はまた海斗に会いたくてたまらなくなった。あと数時間ここにいれば、海斗は帰って来るだろう。だが、家に帰って夕飯を作らなければならない。それに、明日はデートだから。我慢だ、と岳斗は自分に言い聞かせた。
「それじゃ、また来るね。あ、母さん、いつもお弁当ありがとう。」
岳斗がそう言って笑うと、洋子は少し目を赤くして、うんうんと頷いた。岳斗は心の中で洋子に(本当にごめん)と謝った。そして、後ろ髪を引かれる思いで城崎家を後にした。
翌朝、坂上はまだ寝ていたが、岳斗は身支度を整えて家を出た。電車に乗って、待ち合わせをしている映画館へ。海斗はちゃんと起きられただろうか。来なかったらどうしよう、などと胸の中は穏やかではない。
映画館に到着し、ぐるりと見渡すと、ひと際目立つ人、その人を遠巻きに見る人々が岳斗の目に飛び込んできた。背が高くスラッとして、日焼けしたゴージャスな顔を持ち、ロビーの真ん中の柱に寄りかかってスマホを見ているその目立つ人は、顔を上げて辺りを見渡し、岳斗に目を留めた。そして、スマホをポケットにしまい、岳斗の方へ歩いて来た。
「岳斗、おはよう。」
「海斗、早かったね。起きられないんじゃないかって心配してたのに。」
岳斗がそう言うと、海斗はちょっと拗ねたような顔をした。
「お前とのデートなのに、寝坊なんかしていられるかよ。」
岳斗の耳元に口を寄せて、そう言った。
予約していたチケットを発券し、ゲートの前に並んだ。
「二人で映画見るの、ずいぶん久しぶりだな。」
海斗が言った。
「うん。昔は良く一緒に見たよね。」
「ポケモン映画とか、戦隊ヒーローものとかな。」
母さんに連れられて、と話は弾む。懐かしさが溢れる。あの頃も、岳斗は海斗が好きだった。海斗と一緒にいたかった。岳斗は、実は自分はずっと変わってないのかもしれないと思った。
入場時間になり、指定席を探して座った。海斗が予約した席は、一番後ろの端っこだった。混んでいるわけではなく、周りの席はほとんどが空きのようだった。
「この席が良かったの?割と真ん中も空いてるみたいだけど?」
岳斗が言うと、海斗は岳斗の耳に手を当てて、内緒話のようにして言った。
「ここなら、上映中何をしていても見られないだろ?」
「え?」
「だってさ、学校や家では二人きりになれないし、外では人目につくし、まさかラブホに行くわけにもいかないしさ。俺たちがいちゃつける場所ってないじゃん。」
岳斗の顔はカーッと熱くなった。
「だろ?」
海斗が岳斗を見つめる。
「う、うん。」
そのうち電気が消え、スクリーンに映像が流れ始めた。それを待ち構えていたかのように、海斗は岳斗の肩に手を回し、振り返った岳斗にキスをした。岳斗は、なんだか泣きそうになった。こんなにも求められているという実感、それが心を揺さぶる。
キスの後、二人は手を握り合い、肩を寄せ合い、頭を寄せ合って、映画を観ていた。映画が終わり、エンディングロールが流れていても、まだそのまま座っていた。そして、電気が点いた。まだ残っていた客もいて、皆ゾロゾロと出口へ向かう。自分たちも行かなくてはと、岳斗と海斗は握り合った手をやっとの思いで放した。男女のカップルが、手を繋いで歩いているのが見えた。それが羨ましい、と岳斗は思った。そうしたら、海斗が岳斗の手を取った。
「海斗、それは、ちょっと。」
岳斗が言うと、
「やっぱダメ?」
そう言って、手を放した。
「不自由だなあ、俺たち。」
海斗が言った。
それからファーストフード店で食事をし、どうしようかと話して、カラオケに行くことにした。カラオケ店に入って個室に案内され、座るや否や、
「あ、ここって、二人きりになれる場所じゃん!」
と、海斗が言う。
「でも、外から覗けるから。」
岳斗がドアを指さす。ガラス窓がある。けっこう人が頻繁に通る。それでも、ジーッと見ている人はいないし、ちょっとくらいなら……。魔が差す。
いやいや、人生邪魔が入る事ばかりだ。抱き合った途端、ドアにノックの音がしてびっくりする二人。店員が飲み物を持って入って来た。歌を歌い、手を繋ごうとすると、人が通ってジロリと中を見て行く。海斗がラブソングを歌ったので、何となく気分が盛り上がり、キスをしようとしたら、部屋の電話が鳴る。
「あと十分で終了時間となりますが、どうされますかー?」
「出ます。」
カラオケボックスは、イチャイチャする場所ではない。今日はそれが良く分かった岳斗と海斗であった。
夕方になった。海斗はいつも、日曜日は宿題やら何やらで忙しい日なのだ。これ以上一緒にいたら、海斗が後で困るに違いない、と岳斗は思った。今は昼休みも勉強できないのだ。させないとも言えるが。
「じゃあ、ここで。」
岳斗がそう言って、駅のホームで別れようとすると、
「家まで送るよ。」
と、海斗が言う。
「でもお前、忙しいだろ?いいよ。」
岳斗が遠慮すると、海斗は一瞬黙ったが、岳斗の乗る電車が来てドアが開くと、岳斗よりも先に乗り込んだ。
「海斗。」
「送る。」
頑固にそう言う。それなら岳斗の方が送れば良かったのかもしれない。けれども、あの家の前まで行ったら、その後今の家に帰るのがつら過ぎる気がして、岳斗はそう言い出せなかったのだ。また明日会えるのに、どうしてこういつまでも離れがたいのだろう、と岳斗は思った。自分も、海斗も。
岳斗の家の前に着くと、海斗は意外にもあっさりと帰った。人目があるからだろうか。それとも、これ以上一緒にいたらキリがないと思ったのか。岳斗は海斗の背中が見えなくなるまで見送った。少しだけ、涙が出そうになる。深呼吸してからくるりと向き直り、アパートの階段を上がった。
130
あなたにおすすめの小説
アイドルくん、俺の前では生活能力ゼロの甘えん坊でした。~俺の住み込みバイト先は後輩の高校生アイドルくんでした。
天音ねる(旧:えんとっぷ)
BL
家計を助けるため、住み込み家政婦バイトを始めた高校生・桜井智也。豪邸の家主は、寝癖頭によれよれTシャツの青年…と思いきや、その正体は学校の後輩でキラキラ王子様アイドル・橘圭吾だった!?
学校では完璧、家では生活能力ゼロ。そんな圭吾のギャップに振り回されながらも、世話を焼く日々にやりがいを感じる智也。
ステージの上では完璧な王子様なのに、家ではカップ麺すら作れない究極のポンコツ男子。
智也の作る温かい手料理に胃袋を掴まれた圭吾は、次第に心を許し、子犬のように懐いてくる。
「先輩、お腹すいた」「どこにも行かないで」
無防備な素顔と時折見せる寂しげな表情に、智也の心は絆されていく。
住む世界が違うはずの二人。秘密の契約から始まる、甘くて美味しい青春ラブストーリー!
学院のモブ役だったはずの青年溺愛物語
紅林
BL
『桜田門学院高等学校』
日本中の超金持ちの子息子女が通うこの学校は東京都内に位置する幼少中高大院までの一貫校だ。しかし学校の規模に見合わず生徒数は一学年300人程の少人数の学院で、他とは少し違う校風の学院でもある。
そんな学院でモブとして役割を果たすはずだった青年の物語
俺の親友がモテ過ぎて困る
くるむ
BL
☆完結済みです☆
番外編として短い話を追加しました。
男子校なのに、当たり前のように毎日誰かに「好きだ」とか「付き合ってくれ」とか言われている俺の親友、結城陽翔(ゆうきはるひ)
中学の時も全く同じ状況で、女子からも男子からも追い掛け回されていたらしい。
一時は断るのも面倒くさくて、誰とも付き合っていなければそのままOKしていたらしいのだけど、それはそれでまた面倒くさくて仕方がなかったのだそうだ(ソリャソウダロ)
……と言う訳で、何を考えたのか陽翔の奴、俺に恋人のフリをしてくれと言う。
て、お前何考えてんの?
何しようとしてんの?
……てなわけで、俺は今日もこいつに振り回されています……。
美形策士×純情平凡♪
僕の王子様
くるむ
BL
鹿倉歩(かぐらあゆむ)は、クリスマスイブに出合った礼人のことが忘れられずに彼と同じ高校を受けることを決意。
無事に受かり礼人と同じ高校に通うことが出来たのだが、校内での礼人の人気があまりにもすさまじいことを知り、自分から近づけずにいた。
そんな中、やたらイケメンばかりがそろっている『読書同好会』の存在を知り、そこに礼人が在籍していることを聞きつけて……。
見た目が派手で性格も明るく、反面人の心の機微にも敏感で一目置かれる存在でもあるくせに、実は騒がれることが嫌いで他人が傍にいるだけで眠ることも出来ない神経質な礼人と、大人しくて素直なワンコのお話。
元々は、神経質なイケメンがただ一人のワンコに甘える話が書きたくて考えたお話です。
※『近くにいるのに君が遠い』のスピンオフになっています。未読の方は読んでいただけたらより礼人のことが分かるかと思います。
好きな人がカッコ良すぎて俺はそろそろ天に召されるかもしれない
豆ちよこ
BL
男子校に通う棚橋学斗にはとってもとっても気になる人がいた。同じクラスの葛西宏樹。
とにかく目を惹く葛西は超絶カッコいいんだ!
神様のご褒美か、はたまた気紛れかは知らないけど、隣同士の席になっちゃったからもう大変。ついつい気になってチラチラと見てしまう。
そんな学斗に、葛西もどうやら気付いているようで……。
□チャラ王子攻め
□天然おとぼけ受け
□ほのぼのスクールBL
タイトル前に◆◇のマークが付いてるものは、飛ばし読みしても問題ありません。
◆…葛西視点
◇…てっちゃん視点
pixivで連載中の私のお気に入りCPを、アルファさんのフォントで読みたくてお引越しさせました。
所々修正と大幅な加筆を加えながら、少しづつ公開していこうと思います。転載…、というより筋書きが同じの、新しいお話になってしまったかも。支部はプロット、こちらが本編と捉えて頂けたら良いかと思います。
ノリで付き合っただけなのに、別れてくれなくて詰んでる
cheeery
BL
告白23連敗中の高校二年生・浅海凪。失恋のショックと友人たちの悪ノリから、クラス一のモテ男で親友、久遠碧斗に勢いで「付き合うか」と言ってしまう。冗談で済むと思いきや、碧斗は「いいよ」とあっさり承諾し本気で付き合うことになってしまった。
「付き合おうって言ったのは凪だよね」
あの流れで本気だとは思わないだろおおお。
凪はなんとか碧斗に愛想を尽かされようと、嫌われよう大作戦を実行するが……?
【完結済み】乙男な僕はモブらしく生きる
木嶋うめ香
BL
本編完結済み(2021.3.8)
和の国の貴族の子息が通う華学園の食堂で、僕こと鈴森千晴(すずもりちはる)は前世の記憶を思い出した。
この世界、前世の僕がやっていたBLゲーム「華乙男のラブ日和」じゃないか?
鈴森千晴なんて登場人物、ゲームには居なかったから僕のポジションはモブなんだろう。
もうすぐ主人公が転校してくる。
僕の片思いの相手山城雅(やましろみやび)も攻略対象者の一人だ。
これから僕は主人公と雅が仲良くなっていくのを見てなきゃいけないのか。
片思いだって分ってるから、諦めなきゃいけないのは分ってるけど、やっぱり辛いよどうしたらいいんだろう。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる