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生配信15 ケバブ
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「はい、どうも今日もゲーム配信。配信者はお馴染みTakiチャンネルの滝です! 今日はね、昼配信でエーペックスしたので、夜は違うゲームをして行こうと思います」
ここ2日は、昼にFF14を夜にエーペックスをプレイしていた。
今日は絵茶さんの提案により、昼にエーペックスのダメージ勝負をしたため、同じゲームであるエーペックスを夜配信でするつもりはなく、違うゲームをと考えている。
『FF14やるの?』
『FF14かな?』
『FF14はやらないんですか?』
コメント欄には昼と夜で行っていたゲームを交換して、夜にFF14をやるんじゃないのか、と予想されている。
予想を裏切るような形になってしまうが、
「今日はFF14の配信はしません。明日の昼に延長します」
違うゲームをします、と伝えとく。
まあ、FF14を見たかった人もいるようで、コメント欄には『見たかった』とか『昼配信の時間には参加できないから期待してた』などのコメントが流れる。
そうか、昼配信は学生や社会人は参加できないのか。大学生は出来るのか、ワンチャン?
FF14の配信に参加したい人がいるとは思ってもみなかった。
夜配信にもFF14やった方が喜ばれるかな? 夜配信にFF14をするか、どうか。少し考えた方が良いのかも。
後のことは後に考えるとして、今は、
「今日やるゲームは、『DbD』こと『Dead by Daylight 』の初見プレイ配信をしようと思ってます」
続けて、プレイする理由を説明。
「これね、一応買ってはいたのよ。でも、ホラー系は少し苦手だから、ちょっと置いといた。そんで、絵茶さんがやってんの見て、やろうかなって」
ホラー系は苦手の苦手。中でも、びっくりする系のホラーは超が付くほど。
基本ホラーゲームはびっくりする系が多い。びっくりしない系のホラーゲームは、バイオとかサイコブレイクとか。あれらは、どちらかというとFPS寄りだと思う。
自分の苦手を暴露すると、リスナーさん達が煽ってくる。
『ビビリか』
『ビビリだな』
『ビビってんの?』
『ビビリじゃんw』
『ビビってて草』
「ビビってねぇし! 俺のタイミングを図ってただけだし。ってか、笑ってる奴ら、何笑ってんの?」
ビビリ、ビビリとうるせぇ奴ら。でも、図星なのでこれ以上は何も言わない。
そうですよ。買ってすぐに、ビビったけど何か?
そう思いながら、まだ話すことがあるので、まだプレイしない。
「チュートリアルはあるっていうの知ってたから、事前にやっときました。でもあれね、キラーは怖くないね、うん」
逃亡者よりも殺人鬼の方が怖くないね。まあ、それもそうだよね。追いかける方だもん。
なんて、このゲームの当たり前なことを当たり前に感じている俺。
コメント欄からリスナーさん達の反応を見ていると、リスナーさん達の中に、
『どんなゲームですか?』
という質問が来ていた。
「どんなゲームか………簡単に言えば鬼ごっこだね。ほら、鬼ごっこにもさ、種類があってさ、ケイドロって知ってる? 警察役と泥棒役に分かれて鬼ごっこするやつ」
『知ってる!』
『懐かしいw』
『子供の頃よくやってた!』
『懐い草』
先程の質問してきたリスナーさんも『知っている』とコメントをくれる。
「知ってるよね。で、逃亡者が逃げる方の泥棒役で、殺人鬼が捕まえる方の警察役」
『キラーなのに警察か』
『殺人鬼が警察とか草』
『キラーが警察は世の中終わりよw』
「確かに、世の中終わっちゃうな。まあ、説明続けると、逃亡者は4人いて、1人の殺人鬼から逃げる。逃げる方法として、発電機を決められた個数修理して、出口のゲートを開ける。ゲートを開けて潜ったら、逃げれるってな感じ。もし捕まったら、制限時間内までに仲間に助けてもらうこと。助けてもらえなかったら、捕まった奴は死亡。どう、伝わった?」
今の視聴者数は2655人と結構多い。ゲームの内容を知らない人が1人だとは思えないので、知らない人がいたら、ちゃんと伝わったか返事が欲しいところ。
『ケイドロか』
『ドロケイって呼ぶ人この中にいない?』
『ドロケイ派』
『ケイドロじゃないの?』
いやいや、ケイドロだろうがドロケイだろうが、今はどうでもいいでしょう! 伝わったか聞いてんの!
「たけのこ派かきのこ派みたいな話どうでもいいでしょ。ちなみに俺はきのこ派でケイドロ派」
一応、一応乗っといただけだから。
『は?』
『たけのこ一択でしょ』
『ドロケイだろ』
『味覚大丈夫?』
『たけのこ一択だし、ドロケイでしょ』
『炎上か? 炎上だな』
たけのこ派とドロケイ派の地雷を踏んだらしい。
「ふふふっ、そんなんで炎上とか。嫌だわ、『たけのこ派とドロケイ派を否定した配信者』ってレッテル貼られて炎上するの」
恥でしょ、それは。
『炎上かw』
『確かに嫌だね』
『しょうもない炎上で草』
『聡太さんとかサキサキさんとか絵茶さんにバカにされそう』
確かにそのメンバーは馬鹿にしてくるな。ってか、他の配信者さん達にも馬鹿にされそう。
馬鹿話に花を咲かせていると、
『ゲームの内容は理解しました! ちなみに僕も滝さんと一緒派です』
先程の質問してきたリスナーさんが返事を返してくれる。
「ですよね、同じですよね。でもこれ以上言うと、リスナーさん達が離れて行きそうなので、そろそろゲームをしていきたいと思います」
未だに、たけのこ派ときのこ派、ケイドロ派とドロケイ派が論争してる中、俺は放置してゲーム画面を配信に載せる。
「では、DbDでサバイバーをやっていきます」
『はーい』
『たけのこのチョコ美味しいじゃん!』
『きのこの方はチョコ率高い』
『はーい』
サバイバーとキラーが集まるまでロビーで待機をする。
コメント欄に暴言が吐かれてないか確認で、覗いていると、
『Souちゃんチャンネル : コメント欄荒れてて草』
聡太さんがコメントをしてくる。
「聡太さんじゃん。聡太さんは、たけのこ派、きのこ派? ケイドロ派、ドロケイ派? どっち?」
『聡太さん!』
『聡太さんはどっちですか?』
『きのこ派ですよね、聡太さん⁉︎』
『たけのこ派ですよね⁉︎』
面白そうなので聡太さんも巻き込んでみる。
『Souちゃんチャンネル : 美味しければどっちでも良い派。呼び名なんてどっちでも良い派。ってか、巻き込んでもろて』
確かに聡太さんらしい。そういった執着的なもの無いんだよな、この人。
『それを言われたら、派閥の意味が』
『それはずるい』
『卑怯だ! そんな答えは望んで無い!』
『そうだそうだ! はっきり答えてくれ!』
お互いの派閥の口撃が、聡太さんに向く。
「ずるいとか卑怯者とか言われてますよ」
『Souちゃんチャンネル : 知るか。美味しいものは美味しいで良いんだよ。やることも変わらんのに呼び名にこだわる必要なくね』
確かにそうだ。
『Souちゃんチャンネル : じゃあ聞くけど、たけのこ派は、きのこ食って不味いって感じんの? きのこ派は、たけのこ食って不味いって感じんの?』
聡太さんが口撃してきたリスナーさん達に反撃してる。
ちなみに、
「俺はきのこ派だけど、たけのこも美味しいって思いますけどね」
聡太さんの質問に答える。
『きのこも美味しい』
『たけのこも美味しい』
『確かに両方美味しい』
おっと、聡太さんの言葉でお互いの派閥がお互い支持してるお菓子を「美味しい」と言った。言いました。
聡太さんの言葉が効いたのか、お互いの派閥の者がコメント欄で謝り出す。
「聡太さんのおかげで、コメント欄に平和が!」
こんな茶番が終わりを迎えそうなとき、サバイバーの人数とキラーが揃い、ゲームが開始する。
「おしゃ、やったるぞ! 逃げるぞぉ!」
こうして始まったデスゲーム。
始まってすぐ俺は周囲を見渡す。
「仲間のサバイバーは………1人か」
このゲームは始まるとき、周囲に誰もおらず1人の状態で開始されるか、周囲に誰かいて開始されるかの2択がある。
今回は後者のようだ。
まず、初心者の俺は、
「この仲間の人について行くか」
ほとんど同じ場所にリスポーンされた仲間について行くことにした。
そのお仲間さんは、明後日の方向に走って行くので、俺も走ってついて行く。
「こっちに発電機あるのかな?」
DbDをやり込んでいる人は、マップに置かれた発電機の場所を覚えていると聞く。
この仲間の人は迷いなく走って行ったので、おそらく上級者だと思われる。
「お、おおお。あった!」
やはりついて行って正解だった。この人が走っている方向に発電機らしき物が見える。
そのまま走り続け、発電機に到達。
「じゃ、じゃあ、この発電機修理しますか。初発電機修理しまーす!」
絵茶さんのDbDを何度も何度も見たので、発電機の修理の仕方は分かるし、イメトレもしてきた。
「知らない人がいるので少し説明すると、発電機の修理は、タイミングが重要になります。今修理しているからそのうち出てくると………ああ、出た出た!」
ゲーム画面に出ているので、配信画面にも出ているだろう。今、配信画面の中央には、ゲージが出ている。
そのゲージには目印が付いており、その目印に合わせてボタンを押さなきゃいけない。
「この目印のところに、おおお危ない! 目印のあるところに合わせてボタンを押さなきゃ、修理ができません」
ギリギリ成功する。
ちなみに失敗すると、
「ああああああああ、この人ミスった!」
発電機が爆発し、
「心音ってことは、近くにいるじゃん!」
キラーにどこの発電機が爆発したか、すぐに分かってします。
キラーが近くにいた場合、すぐにその場を離れるか、囮役で追いかけっこをしてキラーの敵視を集めるか。
俺みたいな初心者は、その場から離れた方が良いらしい。
「………」
俺は無言で逃げる。別に俺が喋ったからと言ってキラーにバレることは無いのだが、何故か無言になってしまう。
いや、あれよ。かくれんぼとか鬼ごっこの時って、鬼にバレないように息を殺すじゃん。それよ!
その場から逃げるべく、走って行くのだが、未だに心音が鳴り続ける。ってか、
「BGMが変わってない!」
走りながら、俺の背後を映すようにゲーム内カメラを移動されると、10メートルぐらい後ろに、豚の被り物をしたキラーが追ってきている。
「イヤダァアアアアアアア! 俺じゃない、俺じゃないよ! 発電機ミスったの俺じゃないよ!」
必死で逃げるも、キラーの方が足が速いので、段々と距離を詰められる。
「無理無理無理!」
そして、
「イッタぁああああ!」
キラーが持っていた刃物で1回斬られる。
DbDでは、1回斬られると負傷状態になり、2回斬られるとダウン状態になる。
負傷状態になると、進んだ道に血痕を残してしまい、キラーにどの道を通ったのかバレてしまう。
ダウン状態になると、キラーに捕まり、フックのようなものに吊るされる。
そして、今俺は負傷状態なので、
「いやだぁあああああ! 追いかけてこないでぇえええ!」
障害物を盾にしながら逃げ回っている。同じところをグルグルと。
まあ、同じところをグルグル回っていても、キラーの方が足が速いので、
ザシュ。
「うげぇ」
追いつかれ、2度目の斬りつけに合う。
『同じところをグルグルしてるから』
『無理だよ、キラーの方が足速いから』
『死んだなw』
『うげぇw』
知ってるわ、キラーの方が足が速いのわ! そんなこと頭では分かっていても、マップを理解していないから、どこに逃げれば良いか分からんのじゃ!
こうしてダウン状態になった俺は、キラーに捕まり、近くにあったフックに吊るされる。
「いやあ、マップが分からん。マップ覚えた方が良いんだろうけど、そんな暇ないしなぁ」
フックに吊るされている間、俺はボーッと救助を待つ。
「痛いよ、肩にフックが刺さってて痛いよ。てかさ、これさ、フックから抜かれたとしても、肩に穴空いて、出血死するよね」
『確かに出血は酷そう』
『確かに』
『肩壊れるなw』
『何度も吊られてたら肩取れるんじゃね?』
「確かに肩が壊れそう。痛くて走れないよね、助けられても」
だって、肩にフックが刺さってたし、吊るされる前なんか斬られてるからね。
『斬られてあんだけ走れるサバイバーの方が不気味で草』
『絶対、サバイバーに武器持たせたらキラー殺されるでしょw』
『サバイバーが武器を持ったら、立場が逆転するとか』
『キラーが吊るされるかもよ』
立場が逆転するDbDか。そんなの発売されたら笑うしかないでしょ。
「サバイバーに追いかけ回されるキラー? 絵面がやばすぎ」
想像しただけで笑いが出る。
はははは、と笑っているとキラーが俺のところに戻ってくる。
「ん、何してんのキラーさん? ここに戻ってきても意味ないですよ。仲間はいませんから」
なんて聞こえもしないキラーに話しかける。話しかけた内容には嘘が混じって入り、キラーの後ろの物陰に先程一緒に行動していた仲間がいる。
『いるよ、キラーさん!』
『後ろ後ろ!』
『嘘つきだぞ、そのサバイバー』
馬鹿が、そんなこと言ったって無駄なんだよ!
「さあ、消えろ。ここから立ち去れ! 立ち去ったが最後、俺を見ることはもう無いだろう。ははははは!」
リスナーのほとんどが、俺の死を望んでいる。でも、残念だったな。吊られたら人物の前に立って、死ぬのを待つ行為は、このゲームにおいてバッドマナーなんだよ。
バットマナーをやるわけないだろ、このキラーは!
現在、発電機は5個中の3個回すことが出来ており、あと2個回せばゲートが開く状態。
さあ、キラーよ。他のサバイバーのところに行くが良い! ここにいても時間の無駄だぞ!
………
………
………
「ちょ、ちょっと、キラーさん? 他のとこ行かなくて良いんですか? 今頃、発電機を仲間が回してると思うんですけど?」
あ、あれ? このキラーさん、動かないんですけど?
キラーの行動に疑問を持っていると、
『絵茶チャンネル : ああ、これはキャンプですね。滝さんは逃げられませんね』
DbDをよくプレイしている絵茶さんからコメントが送られてきた。
『滝、死亡か』
『ざんねん、死亡確定ですね』
『キャンプか。知らない人に言うと、今滝がやられている状態をキャンプという』
『滝をやれ!』
ちょ、ちょっと、キラーさん! それはバットマナーですよ!
助けに来た仲間も気づいたのか、物陰から出てきてキラーの後ろをウロチョロ、ウロチョロしている。
「後ろ、後ろにいますよ! キラーさん、後ろ!」
キラーも気付いているのだろうが、見向きもしない。
『絵茶チャンネル : そのうち、滝さんはケバブにされますね』
「ケバブ? なにそれ?」
絵茶さんの言った言葉が分からず繰り返していると、ようやくキラーが動き出す。
そして、ケバブの意味がどういう行動を指すのか理解する。
「ちょっと、このキラー、俺を斬ってくるんですけど!」
なるほど、ケバブか。確かにケバブぽいな、この状況。
吊るされている俺を、刃物を持ったキラーが何度も何度も斬ってくる。
「イッタい、イッタい! 肉が削ぎ落とされる」
そうこうしているうちに、発電機が回し終わり、仲間がゲートを開けている。
「ほら、ゲート開いちゃいますよ! 他のとこ、行かないと逃しますよ」
そんなの気にせず、ケバブするキラー。
『絵茶チャンネル : どんまい。これで滝さんだけ死亡です』
ゲートが開き、仲間達が続々と逃げて行く。
最後の1人になった俺は、強制的に天へ召された。
この1マッチの結果は、俺だけ死亡で終わる。
「あのキラー酷い。絶対殺すマンじゃん」
俺を標的にしていたかのプレイ。
これが初見サバイバーかよ。もうちょっとハラハラドキドキの追いかけっこしたかったよ。
ってか、
「このゲーム、全然怖くないわ。どちらかって言うと、ハラハラドキドキした」
怖そうだからって理由で、放置してプレイして無かったけど、これはいける。
いけるのだが、
「もうちょっと逃げ方練習しなくちゃね。場数をこなすか」
1マッチ目が終わり、次のマッチに向かう。
2マッチ目、3マッチ目とどんどん続け、続けること3時間。
そろそろ、寝る時間がやってきた。
「今日はこの辺で終わろうかな。時間も時間だし」
『お疲れ様』
『最初のマッチ以外は、理不尽な死に方じゃなかったね』
『あと、板はなるべく使わない方が良いよ』
『板は緊急事態のみ使ったほうがいい』
リスナーさん達の意見は、DbD初心者の俺にとって結構重要。素直に聞き入れておく。
「板は緊急事態のみ使う。ってことは、4マッチ目の時みたいに使えばいいの?」
4マッチ目の板を倒した時は、キラーがピッタリと後ろについてきた時だ。
『そう』
『斬られそうな時に使う』
『結構上達してた』
まあ、15マッチもやれば上達しますとも。上達といえば、
「絵茶さん、まだ見てる?」
絵茶さんがコメント欄にいるか聞いてみる。
『絵茶チャンネル : まだいるよ』
『まだいるって』
『いるよ!』
『絵茶さんもよう見てる』
『絵茶さんだ!』
まだ見ていたのか。助かった。
「絵茶さん、DbDのコラボ、明日やらない?」
配信上で言うことではないが、一々TwitterのDMで連絡するの面倒くさいので、この場で伝えとく。
「いやさ、今日だけの配信にするつもりだったんだけど、思いのほか楽しくて。上達したいなって思ってさ、………よれば教えてくれない?」
このゲームを5マッチぐらいやった頃から、向上心が芽生え、配信で上手いプレイを見せてみたい欲が出てきた。
そのためには、上手い人と一緒にやるのが1番と考えた俺は、絵茶さんにコーチングを頼むことにする。
すると、
『絵茶チャンネル : よし、いいだろう。明日の昼と夜はDbDの練習をしよう』
まさか、昼も夜もコラボするとは思ってもみなかった。
こっちが誘った手前断ることができず、
「じゃあ、明日の両配信はDbDとなります。FF14は明後日以降やるのでよろしく」
明日の告知をする。
「じゃあ、これで配信を終わりにします」
明日に備えるため、いち早く配信を切り、バッドの中に入り込む。
ベッドの中で少し絵茶さんと明日のコラボについて話し合い、俺は眠った。
ここ2日は、昼にFF14を夜にエーペックスをプレイしていた。
今日は絵茶さんの提案により、昼にエーペックスのダメージ勝負をしたため、同じゲームであるエーペックスを夜配信でするつもりはなく、違うゲームをと考えている。
『FF14やるの?』
『FF14かな?』
『FF14はやらないんですか?』
コメント欄には昼と夜で行っていたゲームを交換して、夜にFF14をやるんじゃないのか、と予想されている。
予想を裏切るような形になってしまうが、
「今日はFF14の配信はしません。明日の昼に延長します」
違うゲームをします、と伝えとく。
まあ、FF14を見たかった人もいるようで、コメント欄には『見たかった』とか『昼配信の時間には参加できないから期待してた』などのコメントが流れる。
そうか、昼配信は学生や社会人は参加できないのか。大学生は出来るのか、ワンチャン?
FF14の配信に参加したい人がいるとは思ってもみなかった。
夜配信にもFF14やった方が喜ばれるかな? 夜配信にFF14をするか、どうか。少し考えた方が良いのかも。
後のことは後に考えるとして、今は、
「今日やるゲームは、『DbD』こと『Dead by Daylight 』の初見プレイ配信をしようと思ってます」
続けて、プレイする理由を説明。
「これね、一応買ってはいたのよ。でも、ホラー系は少し苦手だから、ちょっと置いといた。そんで、絵茶さんがやってんの見て、やろうかなって」
ホラー系は苦手の苦手。中でも、びっくりする系のホラーは超が付くほど。
基本ホラーゲームはびっくりする系が多い。びっくりしない系のホラーゲームは、バイオとかサイコブレイクとか。あれらは、どちらかというとFPS寄りだと思う。
自分の苦手を暴露すると、リスナーさん達が煽ってくる。
『ビビリか』
『ビビリだな』
『ビビってんの?』
『ビビリじゃんw』
『ビビってて草』
「ビビってねぇし! 俺のタイミングを図ってただけだし。ってか、笑ってる奴ら、何笑ってんの?」
ビビリ、ビビリとうるせぇ奴ら。でも、図星なのでこれ以上は何も言わない。
そうですよ。買ってすぐに、ビビったけど何か?
そう思いながら、まだ話すことがあるので、まだプレイしない。
「チュートリアルはあるっていうの知ってたから、事前にやっときました。でもあれね、キラーは怖くないね、うん」
逃亡者よりも殺人鬼の方が怖くないね。まあ、それもそうだよね。追いかける方だもん。
なんて、このゲームの当たり前なことを当たり前に感じている俺。
コメント欄からリスナーさん達の反応を見ていると、リスナーさん達の中に、
『どんなゲームですか?』
という質問が来ていた。
「どんなゲームか………簡単に言えば鬼ごっこだね。ほら、鬼ごっこにもさ、種類があってさ、ケイドロって知ってる? 警察役と泥棒役に分かれて鬼ごっこするやつ」
『知ってる!』
『懐かしいw』
『子供の頃よくやってた!』
『懐い草』
先程の質問してきたリスナーさんも『知っている』とコメントをくれる。
「知ってるよね。で、逃亡者が逃げる方の泥棒役で、殺人鬼が捕まえる方の警察役」
『キラーなのに警察か』
『殺人鬼が警察とか草』
『キラーが警察は世の中終わりよw』
「確かに、世の中終わっちゃうな。まあ、説明続けると、逃亡者は4人いて、1人の殺人鬼から逃げる。逃げる方法として、発電機を決められた個数修理して、出口のゲートを開ける。ゲートを開けて潜ったら、逃げれるってな感じ。もし捕まったら、制限時間内までに仲間に助けてもらうこと。助けてもらえなかったら、捕まった奴は死亡。どう、伝わった?」
今の視聴者数は2655人と結構多い。ゲームの内容を知らない人が1人だとは思えないので、知らない人がいたら、ちゃんと伝わったか返事が欲しいところ。
『ケイドロか』
『ドロケイって呼ぶ人この中にいない?』
『ドロケイ派』
『ケイドロじゃないの?』
いやいや、ケイドロだろうがドロケイだろうが、今はどうでもいいでしょう! 伝わったか聞いてんの!
「たけのこ派かきのこ派みたいな話どうでもいいでしょ。ちなみに俺はきのこ派でケイドロ派」
一応、一応乗っといただけだから。
『は?』
『たけのこ一択でしょ』
『ドロケイだろ』
『味覚大丈夫?』
『たけのこ一択だし、ドロケイでしょ』
『炎上か? 炎上だな』
たけのこ派とドロケイ派の地雷を踏んだらしい。
「ふふふっ、そんなんで炎上とか。嫌だわ、『たけのこ派とドロケイ派を否定した配信者』ってレッテル貼られて炎上するの」
恥でしょ、それは。
『炎上かw』
『確かに嫌だね』
『しょうもない炎上で草』
『聡太さんとかサキサキさんとか絵茶さんにバカにされそう』
確かにそのメンバーは馬鹿にしてくるな。ってか、他の配信者さん達にも馬鹿にされそう。
馬鹿話に花を咲かせていると、
『ゲームの内容は理解しました! ちなみに僕も滝さんと一緒派です』
先程の質問してきたリスナーさんが返事を返してくれる。
「ですよね、同じですよね。でもこれ以上言うと、リスナーさん達が離れて行きそうなので、そろそろゲームをしていきたいと思います」
未だに、たけのこ派ときのこ派、ケイドロ派とドロケイ派が論争してる中、俺は放置してゲーム画面を配信に載せる。
「では、DbDでサバイバーをやっていきます」
『はーい』
『たけのこのチョコ美味しいじゃん!』
『きのこの方はチョコ率高い』
『はーい』
サバイバーとキラーが集まるまでロビーで待機をする。
コメント欄に暴言が吐かれてないか確認で、覗いていると、
『Souちゃんチャンネル : コメント欄荒れてて草』
聡太さんがコメントをしてくる。
「聡太さんじゃん。聡太さんは、たけのこ派、きのこ派? ケイドロ派、ドロケイ派? どっち?」
『聡太さん!』
『聡太さんはどっちですか?』
『きのこ派ですよね、聡太さん⁉︎』
『たけのこ派ですよね⁉︎』
面白そうなので聡太さんも巻き込んでみる。
『Souちゃんチャンネル : 美味しければどっちでも良い派。呼び名なんてどっちでも良い派。ってか、巻き込んでもろて』
確かに聡太さんらしい。そういった執着的なもの無いんだよな、この人。
『それを言われたら、派閥の意味が』
『それはずるい』
『卑怯だ! そんな答えは望んで無い!』
『そうだそうだ! はっきり答えてくれ!』
お互いの派閥の口撃が、聡太さんに向く。
「ずるいとか卑怯者とか言われてますよ」
『Souちゃんチャンネル : 知るか。美味しいものは美味しいで良いんだよ。やることも変わらんのに呼び名にこだわる必要なくね』
確かにそうだ。
『Souちゃんチャンネル : じゃあ聞くけど、たけのこ派は、きのこ食って不味いって感じんの? きのこ派は、たけのこ食って不味いって感じんの?』
聡太さんが口撃してきたリスナーさん達に反撃してる。
ちなみに、
「俺はきのこ派だけど、たけのこも美味しいって思いますけどね」
聡太さんの質問に答える。
『きのこも美味しい』
『たけのこも美味しい』
『確かに両方美味しい』
おっと、聡太さんの言葉でお互いの派閥がお互い支持してるお菓子を「美味しい」と言った。言いました。
聡太さんの言葉が効いたのか、お互いの派閥の者がコメント欄で謝り出す。
「聡太さんのおかげで、コメント欄に平和が!」
こんな茶番が終わりを迎えそうなとき、サバイバーの人数とキラーが揃い、ゲームが開始する。
「おしゃ、やったるぞ! 逃げるぞぉ!」
こうして始まったデスゲーム。
始まってすぐ俺は周囲を見渡す。
「仲間のサバイバーは………1人か」
このゲームは始まるとき、周囲に誰もおらず1人の状態で開始されるか、周囲に誰かいて開始されるかの2択がある。
今回は後者のようだ。
まず、初心者の俺は、
「この仲間の人について行くか」
ほとんど同じ場所にリスポーンされた仲間について行くことにした。
そのお仲間さんは、明後日の方向に走って行くので、俺も走ってついて行く。
「こっちに発電機あるのかな?」
DbDをやり込んでいる人は、マップに置かれた発電機の場所を覚えていると聞く。
この仲間の人は迷いなく走って行ったので、おそらく上級者だと思われる。
「お、おおお。あった!」
やはりついて行って正解だった。この人が走っている方向に発電機らしき物が見える。
そのまま走り続け、発電機に到達。
「じゃ、じゃあ、この発電機修理しますか。初発電機修理しまーす!」
絵茶さんのDbDを何度も何度も見たので、発電機の修理の仕方は分かるし、イメトレもしてきた。
「知らない人がいるので少し説明すると、発電機の修理は、タイミングが重要になります。今修理しているからそのうち出てくると………ああ、出た出た!」
ゲーム画面に出ているので、配信画面にも出ているだろう。今、配信画面の中央には、ゲージが出ている。
そのゲージには目印が付いており、その目印に合わせてボタンを押さなきゃいけない。
「この目印のところに、おおお危ない! 目印のあるところに合わせてボタンを押さなきゃ、修理ができません」
ギリギリ成功する。
ちなみに失敗すると、
「ああああああああ、この人ミスった!」
発電機が爆発し、
「心音ってことは、近くにいるじゃん!」
キラーにどこの発電機が爆発したか、すぐに分かってします。
キラーが近くにいた場合、すぐにその場を離れるか、囮役で追いかけっこをしてキラーの敵視を集めるか。
俺みたいな初心者は、その場から離れた方が良いらしい。
「………」
俺は無言で逃げる。別に俺が喋ったからと言ってキラーにバレることは無いのだが、何故か無言になってしまう。
いや、あれよ。かくれんぼとか鬼ごっこの時って、鬼にバレないように息を殺すじゃん。それよ!
その場から逃げるべく、走って行くのだが、未だに心音が鳴り続ける。ってか、
「BGMが変わってない!」
走りながら、俺の背後を映すようにゲーム内カメラを移動されると、10メートルぐらい後ろに、豚の被り物をしたキラーが追ってきている。
「イヤダァアアアアアアア! 俺じゃない、俺じゃないよ! 発電機ミスったの俺じゃないよ!」
必死で逃げるも、キラーの方が足が速いので、段々と距離を詰められる。
「無理無理無理!」
そして、
「イッタぁああああ!」
キラーが持っていた刃物で1回斬られる。
DbDでは、1回斬られると負傷状態になり、2回斬られるとダウン状態になる。
負傷状態になると、進んだ道に血痕を残してしまい、キラーにどの道を通ったのかバレてしまう。
ダウン状態になると、キラーに捕まり、フックのようなものに吊るされる。
そして、今俺は負傷状態なので、
「いやだぁあああああ! 追いかけてこないでぇえええ!」
障害物を盾にしながら逃げ回っている。同じところをグルグルと。
まあ、同じところをグルグル回っていても、キラーの方が足が速いので、
ザシュ。
「うげぇ」
追いつかれ、2度目の斬りつけに合う。
『同じところをグルグルしてるから』
『無理だよ、キラーの方が足速いから』
『死んだなw』
『うげぇw』
知ってるわ、キラーの方が足が速いのわ! そんなこと頭では分かっていても、マップを理解していないから、どこに逃げれば良いか分からんのじゃ!
こうしてダウン状態になった俺は、キラーに捕まり、近くにあったフックに吊るされる。
「いやあ、マップが分からん。マップ覚えた方が良いんだろうけど、そんな暇ないしなぁ」
フックに吊るされている間、俺はボーッと救助を待つ。
「痛いよ、肩にフックが刺さってて痛いよ。てかさ、これさ、フックから抜かれたとしても、肩に穴空いて、出血死するよね」
『確かに出血は酷そう』
『確かに』
『肩壊れるなw』
『何度も吊られてたら肩取れるんじゃね?』
「確かに肩が壊れそう。痛くて走れないよね、助けられても」
だって、肩にフックが刺さってたし、吊るされる前なんか斬られてるからね。
『斬られてあんだけ走れるサバイバーの方が不気味で草』
『絶対、サバイバーに武器持たせたらキラー殺されるでしょw』
『サバイバーが武器を持ったら、立場が逆転するとか』
『キラーが吊るされるかもよ』
立場が逆転するDbDか。そんなの発売されたら笑うしかないでしょ。
「サバイバーに追いかけ回されるキラー? 絵面がやばすぎ」
想像しただけで笑いが出る。
はははは、と笑っているとキラーが俺のところに戻ってくる。
「ん、何してんのキラーさん? ここに戻ってきても意味ないですよ。仲間はいませんから」
なんて聞こえもしないキラーに話しかける。話しかけた内容には嘘が混じって入り、キラーの後ろの物陰に先程一緒に行動していた仲間がいる。
『いるよ、キラーさん!』
『後ろ後ろ!』
『嘘つきだぞ、そのサバイバー』
馬鹿が、そんなこと言ったって無駄なんだよ!
「さあ、消えろ。ここから立ち去れ! 立ち去ったが最後、俺を見ることはもう無いだろう。ははははは!」
リスナーのほとんどが、俺の死を望んでいる。でも、残念だったな。吊られたら人物の前に立って、死ぬのを待つ行為は、このゲームにおいてバッドマナーなんだよ。
バットマナーをやるわけないだろ、このキラーは!
現在、発電機は5個中の3個回すことが出来ており、あと2個回せばゲートが開く状態。
さあ、キラーよ。他のサバイバーのところに行くが良い! ここにいても時間の無駄だぞ!
………
………
………
「ちょ、ちょっと、キラーさん? 他のとこ行かなくて良いんですか? 今頃、発電機を仲間が回してると思うんですけど?」
あ、あれ? このキラーさん、動かないんですけど?
キラーの行動に疑問を持っていると、
『絵茶チャンネル : ああ、これはキャンプですね。滝さんは逃げられませんね』
DbDをよくプレイしている絵茶さんからコメントが送られてきた。
『滝、死亡か』
『ざんねん、死亡確定ですね』
『キャンプか。知らない人に言うと、今滝がやられている状態をキャンプという』
『滝をやれ!』
ちょ、ちょっと、キラーさん! それはバットマナーですよ!
助けに来た仲間も気づいたのか、物陰から出てきてキラーの後ろをウロチョロ、ウロチョロしている。
「後ろ、後ろにいますよ! キラーさん、後ろ!」
キラーも気付いているのだろうが、見向きもしない。
『絵茶チャンネル : そのうち、滝さんはケバブにされますね』
「ケバブ? なにそれ?」
絵茶さんの言った言葉が分からず繰り返していると、ようやくキラーが動き出す。
そして、ケバブの意味がどういう行動を指すのか理解する。
「ちょっと、このキラー、俺を斬ってくるんですけど!」
なるほど、ケバブか。確かにケバブぽいな、この状況。
吊るされている俺を、刃物を持ったキラーが何度も何度も斬ってくる。
「イッタい、イッタい! 肉が削ぎ落とされる」
そうこうしているうちに、発電機が回し終わり、仲間がゲートを開けている。
「ほら、ゲート開いちゃいますよ! 他のとこ、行かないと逃しますよ」
そんなの気にせず、ケバブするキラー。
『絵茶チャンネル : どんまい。これで滝さんだけ死亡です』
ゲートが開き、仲間達が続々と逃げて行く。
最後の1人になった俺は、強制的に天へ召された。
この1マッチの結果は、俺だけ死亡で終わる。
「あのキラー酷い。絶対殺すマンじゃん」
俺を標的にしていたかのプレイ。
これが初見サバイバーかよ。もうちょっとハラハラドキドキの追いかけっこしたかったよ。
ってか、
「このゲーム、全然怖くないわ。どちらかって言うと、ハラハラドキドキした」
怖そうだからって理由で、放置してプレイして無かったけど、これはいける。
いけるのだが、
「もうちょっと逃げ方練習しなくちゃね。場数をこなすか」
1マッチ目が終わり、次のマッチに向かう。
2マッチ目、3マッチ目とどんどん続け、続けること3時間。
そろそろ、寝る時間がやってきた。
「今日はこの辺で終わろうかな。時間も時間だし」
『お疲れ様』
『最初のマッチ以外は、理不尽な死に方じゃなかったね』
『あと、板はなるべく使わない方が良いよ』
『板は緊急事態のみ使ったほうがいい』
リスナーさん達の意見は、DbD初心者の俺にとって結構重要。素直に聞き入れておく。
「板は緊急事態のみ使う。ってことは、4マッチ目の時みたいに使えばいいの?」
4マッチ目の板を倒した時は、キラーがピッタリと後ろについてきた時だ。
『そう』
『斬られそうな時に使う』
『結構上達してた』
まあ、15マッチもやれば上達しますとも。上達といえば、
「絵茶さん、まだ見てる?」
絵茶さんがコメント欄にいるか聞いてみる。
『絵茶チャンネル : まだいるよ』
『まだいるって』
『いるよ!』
『絵茶さんもよう見てる』
『絵茶さんだ!』
まだ見ていたのか。助かった。
「絵茶さん、DbDのコラボ、明日やらない?」
配信上で言うことではないが、一々TwitterのDMで連絡するの面倒くさいので、この場で伝えとく。
「いやさ、今日だけの配信にするつもりだったんだけど、思いのほか楽しくて。上達したいなって思ってさ、………よれば教えてくれない?」
このゲームを5マッチぐらいやった頃から、向上心が芽生え、配信で上手いプレイを見せてみたい欲が出てきた。
そのためには、上手い人と一緒にやるのが1番と考えた俺は、絵茶さんにコーチングを頼むことにする。
すると、
『絵茶チャンネル : よし、いいだろう。明日の昼と夜はDbDの練習をしよう』
まさか、昼も夜もコラボするとは思ってもみなかった。
こっちが誘った手前断ることができず、
「じゃあ、明日の両配信はDbDとなります。FF14は明後日以降やるのでよろしく」
明日の告知をする。
「じゃあ、これで配信を終わりにします」
明日に備えるため、いち早く配信を切り、バッドの中に入り込む。
ベッドの中で少し絵茶さんと明日のコラボについて話し合い、俺は眠った。
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