婚約者の王子に聖女など国に必要ないと言われました~では私を信じてくれる方だけ加護を与えますね~

高井繭来

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《146話》

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 袖を捲り上げキュッと腰ひもを括る。
 白衣と同等なほどセブンに愛用されている戦闘着、エプロンである。
 高い身長に細身のセブンにそれは良く似合っている。
 が、

「少し太ったか?」

 紐の位置が何時もと違う。
 そうこの身体のメンテナンスがセレブ女子並みに意識高い系のセブンが、何と1年数キロ増量してのである。
 それでもまだ細いが。
 セブンの身長なら後10キロほど太っても見苦しくはならないだろう。
 
 だが何故太ったのか?
 もちろん原因はサラである。

 あんなに美味しそうに食べてる姿を見るとこちらも食が進む。
 小食だったセブンが今やきっちり常人並みの料理の量を完食する。
 栄養素とレパートリーには拘っているので、脂肪がぶよぶよと言う悪い太り方ではない。
 むしろ高タンパク低糖質を心がけているので筋肉が付いたくらいだ。
 大食漢のサラに合わせて作ってきた料理が己にも良い意味で体形の変化が起きて来ていたらしい。

 後は晩酌に預かろうとする友人(と何だか素直に認めたくない)レオンハルトが食事をたかりに来るのと、酒のアテを用意して出迎える全能神のせいもあるだろう。

 前者は全能神が度々夜に来ることを知って少々足が遠ざかったが。
 それ程アイデンティティが破壊されそうなトラウマを心に負ったらしい。
 面白そうなので今度是非ブッキングとなるよう仕掛けてみたいと思う。
 セブンは気に入った相手は虐めたくなる性質なのである。
 ドはつかないが十分にSである。

「さて、アラはチーズが好きだからソレもメインに組み込むか」

 水で手洗い(もちろん医師なので本格的だ)をし、いざ調理に取りかかる。

 ☆お酒(特にワイン)に合うチーズ料理☆
 ・チーズトマトソースポテト
 ワインに合うチーズソースのポテト焼き。
 ソースはチーズだけでなく、玉ねぎやにんじん、セロリなど香味野菜もたっぷり入れたトマトソースも合わせて魚焼きグリルでこんがり焼いて仕上げる。
 トマトのコクと旨味がチーズやポテトと良く合い、ワインに良く合う料理がる。
 トマトやチーズのコクのある味わいで、赤ワインと相性抜群。

 ・ミニトマトカプレーゼ
 スライスしたトマトとモッツァレラチーズを交互にサンドして盛り付けるのが定番ですが、こちらのようにミニトマトで作る場合は、ミニトマトに切り込みを入れてモッツァレラチーズやバジルを挟み込むと可愛い料理に仕上がる。
 ひと口サイズで食べやすく、ワインに合う軽いおつまみにもおすすめ。

 ・えびとブロッコリーのカマンベールアヒージョ
 アヒージョにカマンベールチーズを丸ごと入れて作る大胆なレシピ。
 チーズがトロトロにとろけて、オイルやにんにくと絡んで絶品の美味しさ。
 こちらはブロッコリーやエビを合わせているが、ミニトマトやきのこなどでアレンジしても美味しい。
 白ワインに良く合うレシピで、おもてなし料理にもおすすめの一品。

「次は野菜だな」

 ☆ワインに合う野菜料理☆
 ・ナポリタンポテト
 じゃがいもとケチャップで作るナポリタン風の料理。
 蒸したじゃがいもを揚げ焼きにして、ベーコンやケチャップ、コンソメなどを入れて炒め合わせていく。
 じゃがいものカリカリホクホクの食感がたまらない美味しさ!ワインにも合うおすすめの料理。

 ・甘辛かぼちゃのチーズ焼き
 かぼちゃは加熱して柔らかくしてから焼肉のたれを絡めてチーズをのせ、トースターでこんがり焼き上げる。
 濃いめのしっかりしたテイストなので、赤ワインのお供にぴったり。

 ・ハニーレモンクリームドレッシングサラダ
 ワインにはさっぱり美味しいサラダもおすすめ。
 こちらはレタスや紫キャベツ、きゅうりやベーコンなどに、手作りのハニーレモンクリームドレッシングを合わせたワインにも合う人気レシピ。
 ドレッシングには、レモン果汁・蜂蜜・粒マスタード・塩・生クリームを合わせて作る。
 レモンやマスタードの酸味に蜂蜜の甘味、生クリームのコクが合わさり濃厚な味わいでワインにも良く合う。

「次、肉だ」

 ☆ワインに合う肉料理☆
 ・オレンジ香るワインに合う豚ロースのグリル
 ワインにはお肉料理も合う。
 こちらはオレンジ風味の豚ロースグリル。
 オレンジの爽やかな酸味が魅力のレシピで、白ワインのお供におすすめ。
 献立のメイン料理にもなるボリューム感のあるレシピで、特別な日のメニューにも良い。
 豚のロース肉に塩を振ってソテーし、食べやすい大きさに切って夏みかんやケッパー、レモン汁と炒め合わせれば出来上がり。

 ・チキンのトマトチーズオーブン
 こちらは赤ワインに合うトマト味のレシピ。
 ひと口大にカットした鶏肉に塩をしてオーブンで焼き、トマトソースとチーズ、乾燥バジルをのせてチーズが溶けるまで焼けばOK。
 トマトソースは市販のものを活用すれば、手軽にメイン料理が作れておすすめ。
 トマトの旨味と酸味がワインに良く合う。
 オーブンでじっくり焼くことで鶏肉がジューシーで美味しく仕上がる。

 ・豚ヒレ肉のロースハム
 豚ヒレ肉のロースハム。じっくり火を入れることで、柔らかくジューシーに仕上がる。
 ヒレ肉で作ることでヘルシーにできるのも嬉しいポイント。
 メインのおかずにする時は厚切りにカットして、サラダや前菜でいただくときは薄くスライスするといろいろな料理で活用できるのも良い。

 ・ビーフシチュー
 ビーフシチューのような煮込み料理は、赤ワインに良く合う。
 特別な日の献立やおもてなし料理にも人気レシピで、赤ワインを添えればまるでレストランのようなメニューに。

「さて肉だけではなく魚も仕込まんとな」

 ☆ワインに合う魚料理☆
 ・エビのベーコン巻フォンデュ風
 海老にベーコンを巻いて、溶かしたカマンベールチーズを絡めていただくレシピで、チーズフォンデュのような味わいが楽しめる。
 エビとベーコンの贅沢な組み合わせにカマンベールチーズを絡めていただく絶品レシピで、手軽に魚介が味わえるおすすめメニュー。

 ・サーモンのカルパッチョ
 サーモンとモッツァレラチーズを交互に盛り付けていただく、ワインに合うおしゃれな料理。
 ドレッシングに醤油やワサビを加えた和風のアレンジレシピで、さっぱりとした白ワインと相性が良い人気メニュー。
 玉ねぎやワサビ菜のような野菜もたっぷり盛り付けることで、サラダとしても楽しめますよ。火を使わないで作れる手軽さも魅力的。

 ・タコのセビーチェ
 魚介類と刻んだ野菜を合わせて酢やレモンやライムの果汁を加えて、さっぱりといただく人気レシピ。
 こちらはタコを使ったレシピで、刻んだ野菜がカラフルでとても美味しそうになる。
 さっぱりとした魚介料理は白ワインに良く合う。
 こちらのようにバゲットにのせて盛り付ければ、ワインのお供にぴったりの前菜ができ上がり。

 ・鮭とホタテのソテーのクリームソースがけ
 サーモンとホタテのソテー。
 クリームソースをかけていただくレシピで、白ワインのお供におすすめの一品。
 鮭とホタテは下味をつけてから薄力粉をまぶすことでこんがり焼けて、ソースの絡みも良くなる。
 ソースは生クリームと白ワインでコクのある仕上がりに。
 レモンを添えて盛り付けると、さっぱりといただけて美味しい。

「後はデザートだが…今日こそサイヒ様にデザートも専属侍女に劣らんと言わせる絶品デザートを作ろうではないか、クックックッ」

 目的が間違ってきている。
 何故サラがチーズ好きだからチーズ料理を多くしようだ。
 最終目的が全能神の舌を唸らせるになってしまっている。
 こう言う所が恋愛偏差値0だと言う事だろう。

 是非とも食事している間にでもサラのために食事を作っていたことを思い出して頂きたいものである。
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