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そして全能神は愉快犯となった
【106話】
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「お誘いありがとうねサイヒちゃん」
「喜んで貰えたなら光栄ですユラさん」
ユラに微笑むサイヒ。
本日は男装。
色合いも変えている。
全能神がうろつかれては困るのだ。
主にクオンが。
なので最初から身バレしないのを条件でサイヒの外出をクオンは許した。
もうクオンはサイヒの何々だろうか…。
サイヒに言わせると心友だが既にオカンになりつつある気がしてくる。
そんな訳でサイヒは今日は”リリー・オブ・ザ・ヴァリー”なのである。
美女のユラをエスコートしているので、リリー・オブ・ザ・ヴァリーファンクラブも手も口も出せない。
そして美女を連れたリリー・オブ・ザ・ヴァリーが何処に居るのかと言うと、オリンピックの観覧席。
種目:陸上
「オリンピック何て何億年ぶりだろ?楽しみ~」
「出来るだけ近代のオリンピックに近づけました」
「1年でココまで用意したサイヒちゃん凄いわ」
「優秀な部下が居ますので」
その優秀な部下は今頃血を吐いているかもしれない。
仕事が、仕事が多い。
今求められているのは多量の仕事量を捌く体力だ。
フィジカルが求められている。
頑張れ優秀な部下。
ちなみに優秀な部下は選手登録もされている。
そっちも頑張ってくれコーン・ポンタージュ!
「それにしてもサイヒちゃん、見事にミヤハルちゃんにそっくりね。お姉さん懐かしくなっちゃった」
「そんなに似ているんですか?」
「ミヤハルちゃんも美貌が天元突破してたから。大人な分サイヒちゃんの方が色気垂れ流してるけど」
「確か12歳なんですよね先祖様。でも【全知全能】に頼んで寿命を代償に成長する事が出来たんですよね?」
「そ、私置いてかれたの。番のエント君に嫉妬の炎メラメラよ」
「私といて嫌な気にはさせないでしょうか?」
「ううん、懐かしいし新鮮」
「それは良かったです。私としても祖先の大切な人を傷つけたく無い」
ふっ、とサイヒが微笑む。
遠くで黄色い悲鳴が上がった。
おそらくリリー・オブ・ザ・ヴァリーファンクラブの皆だろう。
「でもその色気はミヤハルちゃんと違ってて凄いわ。質が悪い。自覚してやってる?」
「基本は素ですね。皆が言う色気が垂れ流していると言うのは自分的には想像しづらいです」
「とんでもないハイブリットの子孫が出来ちゃったわねミヤハルちゃん。でも見かけは大人ミヤハルちゃんなのに目の色が番のエント君なの、何だか2人の愛の結晶て感じして良いわね」
「それには嫉妬しないのですか?」
「尊さが先に来るのよ。あぁミヤハルちゃんの選択が間違ってなかった、ちゃんと血が受け継がれてる、てね」
「私で良ければ仲良くして下さい。先祖が繋いだ縁ですから、私も大切にしたい」
「アリガト、でも本当にその色気垂れ流すの止めて。ミヤハルちゃんと同じ顔だから凄く複雑!」
「うーん、意識して色気出してる訳でも無いですし難しいですね。まぁ頑張ります。なので良ければ飽きるまで王宮で寝泊まりして下さいよ」
「魔王君の嫉妬買わないかしら?」
「ソコはちゃんとフォローするので大丈夫です。ユラさんの傍は居心地が良いんですよ。先祖様の遺伝子が反応してるんですかね?きっとチビ達も喜ぶと思います」
「チビ、チビねぇ…今400メートル走ってた銀髪に青銀の瞳の美少年がそのチビなのよね。あの子もミヤハルちゃんの色違いね」
「チビ達もきっとユラさんに懐きますよ。どうやら私の先祖の血はユラさんの事が大好きみたいですから」
「ふふ、そうね。チビチャンたちとも仲良くなりたいわね。ところであっちで槍投げしてる黒髪にエメラルドの瞳の少年て…」
「チビ2号です」
「何か色々ぶっ壊れた家族ね~まぁ昔みたいな賑やかさが見れそうで楽しみだわ」
「期待に応えられるよう頑張ります」
クスリ、とサイヒが小さな笑みを零した。
聞こえる黄色い悲鳴。
腰が砕ける通りすがり女性たち。
「でも本当に色気だけ何とかして…」
「………期待に応えられるよう頑張ります」
流石のサイヒもこのお願いは叶えるのが難しそうである。
そして王宮で宿泊するユラに、ドラジュが大懐きするのだった。
どうやらドラジュは先祖の古代種の血が強いのかもしれない。
「喜んで貰えたなら光栄ですユラさん」
ユラに微笑むサイヒ。
本日は男装。
色合いも変えている。
全能神がうろつかれては困るのだ。
主にクオンが。
なので最初から身バレしないのを条件でサイヒの外出をクオンは許した。
もうクオンはサイヒの何々だろうか…。
サイヒに言わせると心友だが既にオカンになりつつある気がしてくる。
そんな訳でサイヒは今日は”リリー・オブ・ザ・ヴァリー”なのである。
美女のユラをエスコートしているので、リリー・オブ・ザ・ヴァリーファンクラブも手も口も出せない。
そして美女を連れたリリー・オブ・ザ・ヴァリーが何処に居るのかと言うと、オリンピックの観覧席。
種目:陸上
「オリンピック何て何億年ぶりだろ?楽しみ~」
「出来るだけ近代のオリンピックに近づけました」
「1年でココまで用意したサイヒちゃん凄いわ」
「優秀な部下が居ますので」
その優秀な部下は今頃血を吐いているかもしれない。
仕事が、仕事が多い。
今求められているのは多量の仕事量を捌く体力だ。
フィジカルが求められている。
頑張れ優秀な部下。
ちなみに優秀な部下は選手登録もされている。
そっちも頑張ってくれコーン・ポンタージュ!
「それにしてもサイヒちゃん、見事にミヤハルちゃんにそっくりね。お姉さん懐かしくなっちゃった」
「そんなに似ているんですか?」
「ミヤハルちゃんも美貌が天元突破してたから。大人な分サイヒちゃんの方が色気垂れ流してるけど」
「確か12歳なんですよね先祖様。でも【全知全能】に頼んで寿命を代償に成長する事が出来たんですよね?」
「そ、私置いてかれたの。番のエント君に嫉妬の炎メラメラよ」
「私といて嫌な気にはさせないでしょうか?」
「ううん、懐かしいし新鮮」
「それは良かったです。私としても祖先の大切な人を傷つけたく無い」
ふっ、とサイヒが微笑む。
遠くで黄色い悲鳴が上がった。
おそらくリリー・オブ・ザ・ヴァリーファンクラブの皆だろう。
「でもその色気はミヤハルちゃんと違ってて凄いわ。質が悪い。自覚してやってる?」
「基本は素ですね。皆が言う色気が垂れ流していると言うのは自分的には想像しづらいです」
「とんでもないハイブリットの子孫が出来ちゃったわねミヤハルちゃん。でも見かけは大人ミヤハルちゃんなのに目の色が番のエント君なの、何だか2人の愛の結晶て感じして良いわね」
「それには嫉妬しないのですか?」
「尊さが先に来るのよ。あぁミヤハルちゃんの選択が間違ってなかった、ちゃんと血が受け継がれてる、てね」
「私で良ければ仲良くして下さい。先祖が繋いだ縁ですから、私も大切にしたい」
「アリガト、でも本当にその色気垂れ流すの止めて。ミヤハルちゃんと同じ顔だから凄く複雑!」
「うーん、意識して色気出してる訳でも無いですし難しいですね。まぁ頑張ります。なので良ければ飽きるまで王宮で寝泊まりして下さいよ」
「魔王君の嫉妬買わないかしら?」
「ソコはちゃんとフォローするので大丈夫です。ユラさんの傍は居心地が良いんですよ。先祖様の遺伝子が反応してるんですかね?きっとチビ達も喜ぶと思います」
「チビ、チビねぇ…今400メートル走ってた銀髪に青銀の瞳の美少年がそのチビなのよね。あの子もミヤハルちゃんの色違いね」
「チビ達もきっとユラさんに懐きますよ。どうやら私の先祖の血はユラさんの事が大好きみたいですから」
「ふふ、そうね。チビチャンたちとも仲良くなりたいわね。ところであっちで槍投げしてる黒髪にエメラルドの瞳の少年て…」
「チビ2号です」
「何か色々ぶっ壊れた家族ね~まぁ昔みたいな賑やかさが見れそうで楽しみだわ」
「期待に応えられるよう頑張ります」
クスリ、とサイヒが小さな笑みを零した。
聞こえる黄色い悲鳴。
腰が砕ける通りすがり女性たち。
「でも本当に色気だけ何とかして…」
「………期待に応えられるよう頑張ります」
流石のサイヒもこのお願いは叶えるのが難しそうである。
そして王宮で宿泊するユラに、ドラジュが大懐きするのだった。
どうやらドラジュは先祖の古代種の血が強いのかもしれない。
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