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2章
【223話】
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「ミヤハル、闘気は扱えるようになったか?」
「ある程度は、ですわ。鈴蘭さんみたいにはまだ扱えへさんん」
「ふふふ、訓練を初めて1週間で同格になられては私が困るな。少し手合わせをしようか?今なら少しくらい時間を割けるぞ」
「おん!お願いします」
そして美麗な少年と少女は拳を交える。
鈴蘭の攻撃は手加減はしているが、当たればちゃんと痛い。
痛みが無い戦闘訓練など、命を懸けた場では意味が無いのだから。
だがミヤハルは痛みを感じないのか、攻撃慣れても向かっていく。
「避けれる攻撃は全て避けろ。受ける事と我慢することはあまり覚えるな。搦手で攻撃してくる輩も居る。毒を持つ輩などは受けてしまえば1撃で終わりだ。受けるのではなく防具をつけている場所でいなせ。そのために籠手ががあるのだからな」
「おん!ちょうっ…かい、やぁ………」
もの凄い速さで動く2人だが、息を切らしているのはミヤハルだけ。
鈴蘭に疲れた様子はない。
いや、鈴蘭にこれだけ攻撃を繰り出せるだけでもミヤハルは凄い。
チームに入って1週間で、闘気を使えるようになっている上に、闘いの型がしっかり身に付いている。
もしかしたら格闘技の経験があるのかも知れない。
それは鈴蘭も思っているところだった。
「今日はここまで、水分補給に行くぞミヤハル」
「はぁ~今日も1撃も入れられんかったわぁ………」
「1撃でも入れれるようになったら特別な訓練をしてやろう」
「ホンマ!?ウチむっちゃ頑張るわ!」
2人は水を配っている女性に話しかける。
戦闘のセンスは無いが、神に抗う意思がある者はサポートメンバーとして手解きを受けている。
水を配るだけでない。
医療・看護と傷ついたものを癒す能力を磨いているのだ。
「ユラ姉ちゃん水くれへんか?」
「私も貰おう」
「ミヤハルちゃん!鈴蘭君!お疲れ様、はいお水飲んでね」
ニッコリ笑ってユラが水を差しだしてくれる。
その笑顔は、ユラの気性の優しさが滲み出ているのか、ほっこりとさせる笑顔だった。
よってユラに水を貰おうとする者は多い。
こんな時でも人は色気づけるのである。
全く持って生物の本能とは大したものである。
「ミヤハルちゃんどうだった?」
「今日もアカンかった~」
「戦闘センスと料理センスが皆無な私よりマシよ………」
「うん、それは…そやな…………」
そうユラには戦闘センスどころか料理のセンスも無かった。
したがって配膳の仕事が多くなる。
それを喜ぶ男は多いのでまぁ適材適所である。
「それにしても2人して並んでると兄妹みたいね。顔立ちがそっくり。私とミヤハルちゃんより鈴蘭君の方が顔の系統がそっくりだもん」
「ウチ、こんな美人ちゃうで?」
「成長したらそっくりになりそう。ミヤハルちゃん、肉に埋もれてただけで美形だったのね。その内男が群がるようになるわよ」
「今は興味ないなぁ、神さん殺すんで気持ちがいっぱいいっぱいや」
「平和になったら大人になるのも楽しみになるわよ」
「う~ん、大人か。ウチどんな大人になるんやろか?鈴蘭さんに似るんならモテるんは確実やな」
話すミヤハルとユラを見る。
(貴方はあと数億年、大人になれないままなんですよご先祖様…………)
心の中で鈴蘭は呟いたのだった。
「ある程度は、ですわ。鈴蘭さんみたいにはまだ扱えへさんん」
「ふふふ、訓練を初めて1週間で同格になられては私が困るな。少し手合わせをしようか?今なら少しくらい時間を割けるぞ」
「おん!お願いします」
そして美麗な少年と少女は拳を交える。
鈴蘭の攻撃は手加減はしているが、当たればちゃんと痛い。
痛みが無い戦闘訓練など、命を懸けた場では意味が無いのだから。
だがミヤハルは痛みを感じないのか、攻撃慣れても向かっていく。
「避けれる攻撃は全て避けろ。受ける事と我慢することはあまり覚えるな。搦手で攻撃してくる輩も居る。毒を持つ輩などは受けてしまえば1撃で終わりだ。受けるのではなく防具をつけている場所でいなせ。そのために籠手ががあるのだからな」
「おん!ちょうっ…かい、やぁ………」
もの凄い速さで動く2人だが、息を切らしているのはミヤハルだけ。
鈴蘭に疲れた様子はない。
いや、鈴蘭にこれだけ攻撃を繰り出せるだけでもミヤハルは凄い。
チームに入って1週間で、闘気を使えるようになっている上に、闘いの型がしっかり身に付いている。
もしかしたら格闘技の経験があるのかも知れない。
それは鈴蘭も思っているところだった。
「今日はここまで、水分補給に行くぞミヤハル」
「はぁ~今日も1撃も入れられんかったわぁ………」
「1撃でも入れれるようになったら特別な訓練をしてやろう」
「ホンマ!?ウチむっちゃ頑張るわ!」
2人は水を配っている女性に話しかける。
戦闘のセンスは無いが、神に抗う意思がある者はサポートメンバーとして手解きを受けている。
水を配るだけでない。
医療・看護と傷ついたものを癒す能力を磨いているのだ。
「ユラ姉ちゃん水くれへんか?」
「私も貰おう」
「ミヤハルちゃん!鈴蘭君!お疲れ様、はいお水飲んでね」
ニッコリ笑ってユラが水を差しだしてくれる。
その笑顔は、ユラの気性の優しさが滲み出ているのか、ほっこりとさせる笑顔だった。
よってユラに水を貰おうとする者は多い。
こんな時でも人は色気づけるのである。
全く持って生物の本能とは大したものである。
「ミヤハルちゃんどうだった?」
「今日もアカンかった~」
「戦闘センスと料理センスが皆無な私よりマシよ………」
「うん、それは…そやな…………」
そうユラには戦闘センスどころか料理のセンスも無かった。
したがって配膳の仕事が多くなる。
それを喜ぶ男は多いのでまぁ適材適所である。
「それにしても2人して並んでると兄妹みたいね。顔立ちがそっくり。私とミヤハルちゃんより鈴蘭君の方が顔の系統がそっくりだもん」
「ウチ、こんな美人ちゃうで?」
「成長したらそっくりになりそう。ミヤハルちゃん、肉に埋もれてただけで美形だったのね。その内男が群がるようになるわよ」
「今は興味ないなぁ、神さん殺すんで気持ちがいっぱいいっぱいや」
「平和になったら大人になるのも楽しみになるわよ」
「う~ん、大人か。ウチどんな大人になるんやろか?鈴蘭さんに似るんならモテるんは確実やな」
話すミヤハルとユラを見る。
(貴方はあと数億年、大人になれないままなんですよご先祖様…………)
心の中で鈴蘭は呟いたのだった。
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