聖女の力を姉に譲渡し国を出て行った元聖女は実は賢者でした~隣国の後宮で自重せずに生きていこうと思います~

高井繭来

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2章

【224話】ミヤハル・ユラSide

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「本当に鈴蘭君て綺麗よねぇ」

「何や姉ちゃん惚れたんか?」

「違うわよ!私年上が好みだもん。包容力と甲斐性のある年上のイケメン募集中」

「そんなん言ってるから未だに喪女なんちゃう?」

「姪が私に厳しい」

「嘘泣きしても通じへんで~。でも鈴蘭さん包容力と甲斐性のあるイケメンやで?年に拘らんかったらユラ姉ちゃんの好みちゃうん?」

「うん、まぁソレはそうなんだけど………」

「だけど?」

「鈴蘭×マオの方が正直夢女子するより萌えます♡」

「つまり腐った眼で見ていたと?」

「てへっ♡」

「22歳のてへっの需要?」

「姪が私に冷たい………」

「まぁどっちにしろ鈴蘭さんとは恋愛できへんよなぁ」

「マオさん居るしね」

「ちゃうちゃう、鈴蘭さんやと同性愛になる、ちゅーことや」

「だからマオさんとカップリングでしょ?」

「ちゃうちゃうちゃうちゃう、ユラ姉ちゃんが相手やと鈴蘭さんと同性愛になる、ゆーてんの」

「え、と………えっ!?」

「鈴蘭さん、女やで」

「えええええええええええええええええっ!!!!」

「ユラ姉ちゃんうるさいで」

「私が好きになる相手って何で何時も女なの_| ̄|○」

「そう言えば初恋は同棲の従姉妹やったっけ?」

「深海君も恰好良かったのよね」

「そうそう深海兄ちゃん。少しやけど覚えてるわ。ジークンドー教えてもろてん。それが今に役立つと思わんかったなぁ」

「もう8年前なのに覚えてるのミヤハルちゃん!?」

「おん、ウチが3歳の時やな。親戚で集まった時深海兄ちゃんが構ってくれてん。その時ジークンドー教えて貰って、あれからずっと型の練習は欠かしたこと無いで。それが今に生きるとは思わんかったわ。
深海兄ちゃんが居たら良いリーダーになってたやろなぁ。それかあえての補助役かな?周り見通して手ぇ回すのが上手い人やったもんなぁ」

「本当、ハイスペックのイケメンに限って女って…私女難のそうでもあるのかしら………?」

「まぁ生まれ変わるまでには理想の男に出会えるて、こんな世界やからこそ本当の半身、てのが見つかりそうやん?」

「そうね、とっとと神様倒して男見つけるわよ!」

「ユラ姉ちゃんの本性知ったら水貰いに来る男減るやろなぁ………」

 神のゲーム盤となった世界でも、2人の女は力強く生きているのだった。
 世界に変化をもたらす存在へと、2人が進化するまで後…………。
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