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2章
【225話】
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「取り合えず寝てる間も闘気を纏えるようになることだな」
「それはまた難儀な話やなぁ」
「止めるか?」
「それやったら強なるん?」
「今とは比べ物にならないくらいにはな」
「じゃぁやらせて貰いますわ」
鈴蘭の無茶振りにミヤハルは軽く答えた。
ソレを見た周囲の者はゾッとする。
闘気を纏うだけでも大変なのだ。
それを寝ている間も?
それは既に人間業では無い。
だがミヤハルは「是」と答えた。
ならばやり切るだろう。
『神狩り』のメンバーで、ミヤハルがやると言ったことを成し遂げなかったところを見た者は存在しない。
「ミヤハルちゃんがまた1歩人間から遠ざかる…………」
寂しそうに言ったのはユラである。
いまや『神狩り』のトップ3は鈴蘭・マオ・ミヤハルだ。
元々センスがあったのか、闘気が使えるようになって、ミヤハルは格段に強くなった。
狩りに行くときも鈴蘭の後を嬉しそうに着いて行っている。
そして山の用の食用の魔獣を背負って帰って来るのだ。
ちなみに鈴蘭は手ぶらで帰って来る。
これは荷物を誰かに持たしている訳では無い。
鈴蘭は【収納】の魔術を使えるのだ。
所謂”四次元ポケット”である。
羨ましい事この上ない魔術だが、今のところ教えられて術が使えるようになった者は居ない。
いったい鈴蘭とマオは何者で何処から来たのであろうか?
ソレを突き止めた者はまだ居ない。
だが途轍もないカリスマ性があるのだ。
無意識に人を誑して信者にする教祖のような。
誰もが付いて行きたくなるカリスマ性。
だから今日も『神狩り』は機能する。
誰も鈴蘭とマオが居なくなる時など想像もしてない。
それはミヤハルとユラが”古代種”として覚醒するまでの期限付き何て誰も想像していない。
何時か鈴蘭の指揮の下、狂った神を討つのだと皆が思っている。
「はよ、強くならんとなぁ」
「ミヤハルちゃんそんなに焦らなくても」
「だって鈴蘭さんたちが何時まで居てくれるか分からんし?」
「え、そりゃ最後まで居てくれるでしょ?」
「最後まで居てくれるんなら後世を育てたりせんで、自分で神狩りするくらいの実力がある筈やで鈴蘭さんは。それをせんのは自分たちが何処かで身を引こうかと思っとるからやとウチは思う」
「ミヤハルちゃん、今の話他の人にしたら駄目よ」
「士気削がれるもんなぁ、せんから安心してユラ姉ちゃん。でも皆もっと護られるのが前提じゃなくて自分が神狩り出来るくらいの力身に付けるつもりなかったら、この神のゲーム盤は何時まで経っても終わらんで」
(だからミヤハルちゃんはそんなに急いで強くなろうとしてるのね………)
自分が神を殺すのだと、ミヤハルは言っているのだ。
鈴蘭から教えを乞うて、誰よりも強くなって神を殺すと。
それが自分の役割だと11歳の少女は決意を固めているのだ。
(私には、何が出来るんだろう………)
必死に力を付ける姪を見て、ユラは何もできない己の存在に歯噛みするのであった。
「それはまた難儀な話やなぁ」
「止めるか?」
「それやったら強なるん?」
「今とは比べ物にならないくらいにはな」
「じゃぁやらせて貰いますわ」
鈴蘭の無茶振りにミヤハルは軽く答えた。
ソレを見た周囲の者はゾッとする。
闘気を纏うだけでも大変なのだ。
それを寝ている間も?
それは既に人間業では無い。
だがミヤハルは「是」と答えた。
ならばやり切るだろう。
『神狩り』のメンバーで、ミヤハルがやると言ったことを成し遂げなかったところを見た者は存在しない。
「ミヤハルちゃんがまた1歩人間から遠ざかる…………」
寂しそうに言ったのはユラである。
いまや『神狩り』のトップ3は鈴蘭・マオ・ミヤハルだ。
元々センスがあったのか、闘気が使えるようになって、ミヤハルは格段に強くなった。
狩りに行くときも鈴蘭の後を嬉しそうに着いて行っている。
そして山の用の食用の魔獣を背負って帰って来るのだ。
ちなみに鈴蘭は手ぶらで帰って来る。
これは荷物を誰かに持たしている訳では無い。
鈴蘭は【収納】の魔術を使えるのだ。
所謂”四次元ポケット”である。
羨ましい事この上ない魔術だが、今のところ教えられて術が使えるようになった者は居ない。
いったい鈴蘭とマオは何者で何処から来たのであろうか?
ソレを突き止めた者はまだ居ない。
だが途轍もないカリスマ性があるのだ。
無意識に人を誑して信者にする教祖のような。
誰もが付いて行きたくなるカリスマ性。
だから今日も『神狩り』は機能する。
誰も鈴蘭とマオが居なくなる時など想像もしてない。
それはミヤハルとユラが”古代種”として覚醒するまでの期限付き何て誰も想像していない。
何時か鈴蘭の指揮の下、狂った神を討つのだと皆が思っている。
「はよ、強くならんとなぁ」
「ミヤハルちゃんそんなに焦らなくても」
「だって鈴蘭さんたちが何時まで居てくれるか分からんし?」
「え、そりゃ最後まで居てくれるでしょ?」
「最後まで居てくれるんなら後世を育てたりせんで、自分で神狩りするくらいの実力がある筈やで鈴蘭さんは。それをせんのは自分たちが何処かで身を引こうかと思っとるからやとウチは思う」
「ミヤハルちゃん、今の話他の人にしたら駄目よ」
「士気削がれるもんなぁ、せんから安心してユラ姉ちゃん。でも皆もっと護られるのが前提じゃなくて自分が神狩り出来るくらいの力身に付けるつもりなかったら、この神のゲーム盤は何時まで経っても終わらんで」
(だからミヤハルちゃんはそんなに急いで強くなろうとしてるのね………)
自分が神を殺すのだと、ミヤハルは言っているのだ。
鈴蘭から教えを乞うて、誰よりも強くなって神を殺すと。
それが自分の役割だと11歳の少女は決意を固めているのだ。
(私には、何が出来るんだろう………)
必死に力を付ける姪を見て、ユラは何もできない己の存在に歯噛みするのであった。
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