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①先生とイケナイ授業、する? 2
しおりを挟む「……なんで分かんの」
「そりゃあだって、他にないでしょう。女の子はね、そういうスイッチが入るの、男の子よりも時間がかかるのよ。それを放ったらかしにして自分の気持ちだけで相手に触るから、嫌がられるの。よくあることよ」
先生は慰めようとしてくれているのか、相談に乗ってくれているのか、プリントを長テーブルに置いてにこりと笑った。
「ちゃんと安心、させてあげたの?」
安心? 安心って言われても……。
「でも桜井、初めてじゃないって言ってたし、だからそんな……」
オレがもごもご答えると、佐々木先生は
「そういうところを下手って言われたんじゃない?」
と、ぐさっとオレの心にフォークを突き立ててきた。
「相談する人、間違えたかな」
「そうかもね」
にこにこと笑う佐々木先生を見ていると、なんだか悔しくなってきて、オレは少しいたずらがしたくなった。
「佐々木先生さあ、実践で教えてくんない? 下手って言われないやり方」
「実践?」
「ほら、ここ、ベッドあるじゃん。今誰も寝てないし。オレだって、正解が分かったらさ、何度もこうやって凹まなくて済むじゃん」
いたずらのつもりだった。先生の恥ずかしがったり、困ったりする顔が見れたらオレは満足だった。あわよくば、なんて、本当に少ししか思っていない。まあ、全然思っていない訳ではないけど。
「実践かぁ。そうねぇ、失敗するたびにここに泣きつかれても困るし……」
ところが佐々木先生は、特段困る訳でもなく、恥ずかしがる訳でも、慌てる訳でもなく、静かに立ち上がった。そうして、開いていた窓を一つずつ全部閉めていき、カーテンも閉め、保健室の入口引き戸に「留守にしています」の張り紙をマグネットでつけてから、鍵をかけた。
「……先生?」
「一回だけだからね」
「まじ?」
「教えてあげるね、性教育」
佐々木先生は、学校という場所にはまるで似つかわしくない表情で、妖艶に笑ってみせた。
「あぁ……先生……」
「しぃ。聞こえちゃうから」
真ん中のベッドのカーテンも閉め切って、オレは真っ白なシーツのベッドに転がされた。そこに佐々木先生が優しく覆いかぶさってくる。
先生のキスは、脳みそまで蕩けそうなほど濃厚だった。こんなキス、したことない。柔らかくて、ねっとりとしていて、歯なんかどっかいってしまったような、唾液まみれのキスだった。
そんなキスをしながら、オレのカッターシャツのぼたんを一つずつなぞるように指を這わせてくる。
脱がされているわけではないのに、いや、脱がされないからこそ、もう次には脱がしてもらえるかもしれないという期待が膨らんでいく。
「先生」
「気持ちいいでしょ」
「もうヤバい」
「まだ駄目よ」
カッターシャツ越しに身体をなぞってくる指がもどかしい。オレはどうにも我慢できなくて、先生のむっちりとした下乳を揉んだ。
「駄目、いきなりそんなところを揉んだら」
「え、駄目?」
「そう、駄目。ゆっくり、ここから……」
先生はオレの両手をとって、自分の脇腹に触らせた。
「ゆっくり、上がってきて。そう。いい子ね」
言われるままに先生の身体に触っていく。脇腹から、ゆっくり上がって、身体の線をなぞる。
「胸を触るときは、優しく、こうよ。痛くしては駄目」
先生がオレの手を導いていく。オレはそのまま従って、下から掬うようにゆっくりと撫でた。
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