先生と生徒のいかがわしいシリーズ

夏緒

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③悪い先生だな、あんた。 2 (BLです)

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 ずるりと引きずり出したそれを、根元のほうから優しく撫でていく。両手でしっかりと握って、先のほうから唾液でいっぱいにした口のなかへ。舌で先を舐めながら奥まで咥えこむと、杉崎先生は切羽詰まったような息を吐き出しながら翔の頭を撫でた。
「あんま、しなくていいからな。すぐ挿れる」
「うん」
 唾液まみれの口のなかでひと頻り舌を這わせてから、ガチガチになったそれからゆっくりと離れる。足もとでくしゃくしゃになっているスラックスのポケットから、翔はコンドームを引っ張り出した。
「マット、使っていい? 寝転びたい」
「いいぞ。おまえのためのマットだからな」
 去年、杉崎先生は経費で体育用のマットを全て新品のものに変えた。書類には取ってつけたような理由を並べ立てたが、翔だけが知っている。翔のためだ。
「先生、普段あんなにみんなから怖がられてるのに、おれにだけ優しいんだもんなぁ」
「当たり前だろ。おまえを怒る理由がないよ」
「あるじゃん、ここに。悪い先生だ」
「おまえも、悪い生徒だな。足上げろ」
「待って、ゴムつける」
 翔が自分のものにつけるのを待って、杉崎先生は翔の脚をぐっと持ち上げた。さっきの翔の唾液でぬるついているそれを、ゆっくりと押しつけてくる。翔は、めり込んでくるその刺激に軽く息を詰めた。
「痛いか」
「余、裕……」
「そうか。なら押し込むぞ」
「あ、まっ、」
 はあっ! と大きく息を吐く。杉崎先生のは、容赦なく翔を攻め立てようとしてきた。
「おい翔、脚、自分で持ってろ」
「っ、なに、こう? ……ん、ぐっ!」
 翔が言われるままに自分の膝裏にそれぞれ手を当てると、杉崎先生は空いた左手で翔の口をぐっと押さえた。それからもう片方の手で、コンドームがずれないように加減しながら、翔のものを擦ってくる。そうしてそのまま、激しく動き出した。
「ん゛ッ! ん、 ん! ん! んん゛!!」
 思うように息ができない。身動きが取れない。苦しい。でも気持ちいい。気持ちいい。口を押さえられたおかげで下手に叫ばなくて済む。全身を杉崎先生に支配されたような高揚感がある。気持ちいい。
 たまらない。
 翔は興奮してすぐにでもどうにかなりそうだった。本当ならもっとゆっくり丁寧にしていたい。でもそんなこと言ってる場合じゃないんだ。早く済まさないと、杉崎先生が探されてしまう。
 翔が目で合図をすると、杉崎先生は心得たように手の動きを変えた。そうされると、あっという間に翔はコンドームのなかに出してしまう。杉崎先生も荒い呼吸を繰り返しながら、そのまま翔のなかに出した。
「翔……」
 杉崎先生が身体を倒してきて、翔の顔の横に肘をつく。翔は首を持ち上げるようにして杉崎先生のくちびるを吸った。
「大好き、先生」
「俺もだ。ずっとこうしていたい」
 きつくキスを繰り返して、杉崎先生はゆっくりと身体を起こした。
「抜くぞ。ケツ締めとけよ」
「うぅ……」
 ぬちり。と抜け出していく感触のあと、翔は慌てて尻に力を入れた。
「家まで持って帰りな。こぼすなよ」
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