招待客は食器を選べない

近井とお

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 第三校舎の中はあちこちから甘い匂いがした。人の出入りがないはずの玄関には瑞々しい花が生けられていて、閉じられた扉の隙間からはよだれが出てしまいそうなお菓子に似た香りが漏れ出ている。それなのに床や壁、扉は我が校の伝統を感じさせるような薄汚さがあり、窓ガラスも白っぽく濁っている。

 こんなところで度胸試しをするだけで済むなら、僕は喜んで通うのに。

 ポケットからノートの切れ端を取り出して、地図を確認する。場所を書くというにはあまりにもお粗末な出来で、『3階』の文字の下に長方形が置かれ、その右端を丸で記されているだけだった。やってきて分かったが、第三校舎は五角形型でその中心にはしっかりと手入れされた室内庭園がある。だから、これを素直に信じるべきなのか、僕には分かりかねた。

 ただ、玄関に地図がない以上、指示に従う他ないのもまた事実だった。足下をぎいぎいと鳴らしながら、右側へと歩いていく。ちょうど半分ほど進んだところで、痛ましい階段が教室と教室の間から現れた。視線でそこが安全なのか確かめる。よく見てみると、階段の板の色はちぐはぐで、特に二階とを繋ぐ踊り場は塗料で色を合わせただけの新しい木であるようだった。その割に、壁には破れ、色褪せたポスターが何枚も張られている。辛うじて見える文字の中に五十年以上前のものを見つけて、本当に使われていないのだと妙に納得した。

 一段目に足を乗せ、強く踏みつけた。廊下と違って嫌な音がすることも、奇妙な不安定さもない。警戒心を持ちながら、一歩ずつ上っていく。

 クラスを仕切っているエドガー達は、庶民出の僕が相当気に入らないらしかった。毎日小さな嫌がらせの連続で参っているところを寮長に気付かれてしまったのはもっと最悪だったけど、身構えていたほど事態は悪化せずに済んだ。彼らは僕が侵入禁止の第三校舎からティーカップを一個持ってくることで互いの平和を約束してくれると言ったからだ。なにが、帰ってきたら楽しいティータイムにしよう、だ。僕は彼らに何かをしたわけではないのに。

 校舎の上へと進むにつれ、より濃い華やかな空気が漂ってくる。三階にたどり着いたときにはもう、その香りで廊下中が満たされてしまっていた。導かれるようにまた右側へ身体が動いていく。室内庭園に射し込む光のおこぼれが埃に反射して、廊下中がきらきらと輝いていた。玄関から見て一周する直前で、足が止まる。ここだけ、空気が違う気がした。

 扉に手を掛けて、少しだけ開けてみる。わずかに出来た隙間から、芳醇な香りが溢れ出した。

「相変わらずお前は気紛れだな。時間通りに来てくれといつも言っているだろう」

 扉の向こうから楽しそうな声が聞こえて、思わず手が止まる。ちゃんと菓子は持って来たんだろうね、とからかうように言った後、少しの間を置いて、入ってきなさい、と低く呟かれた。これを拒んだら殺されてしまうのではないかと思ってしまうほど、恐ろしい声だった。

 緊張の勢いのままに開ききって、頭を下げる。

「もっ、申し訳ありません……!」
「顔を上げて」
「はっ、はいっ!」

 言われるままに身体を動かすと、明るくなった視界に綺麗な男が飛び込んできた。長い白金が日に照らされ、その人の美しさを主張するように透けて輝く。彼がいる部屋の中心に古き時代の面影を残す長机が一つと、向かい合わせで椅子が二つ置かれている。彼とは反対の位置の椅子には、熊のぬいぐるみが座っていた。

「そのバッジ、君は一年生か。どうしてここに? ……いや、十分に分かった。誰かに脅されて来たんだろう。驚かせて悪かったね、もう大丈夫。君を脅かすようなものはここにはないよ」

 彼はふんわりと笑みを浮かべ、僕を安心させようとしてくれた。それなのに、頭の中は安堵よりも先に、全身が熱くなるような感情に支配されていく。優しく垂れた琥珀の瞳や、凛とした鼻筋、薄く正しい形を持つ唇、柔らかな高さの声……、すべてがこの世のものとは思えないほどに完璧だった。

 僕の蕾と違って、彼の胸元のバッジは大輪の花を咲かせている。この人は最上級生だ。

 長い指が僕の方に向いて、手招きされた。なんてことのない動きなのに、研ぎ澄まされた所作だった。もしかしたらエドガー達よりももっと位の高い家柄なのかと、今度は身体の先端から血の気が引いていく。庶民の僕が逆らってしまったら、家族にまで影響が出るかもしれない。一気に重たくなった足を無理矢理持ち上げて、下ろす。

「君の用件は私宛かい?」

 先輩の瞳は穏やかで、嘘をつこうという気持ちがまったく沸き上がってこない。むしろ、正直に伝えたいとさえ思ってしまっていた。

「分からないです……。ただ、同級生達から三階の部屋からティーカップを持ってこいとだけで……」
「なるほど。他の部屋には入った?」
「入ってないです。ここには匂いにつられてしまって……」
「ふふっ、そうかそうか。私宛の用事で、見事にこの部屋を引き当てたということか」

 僕を招いていた手を口元に当て、先輩は無邪気に笑った。恥ずかしさによって体温を取り戻しながら、彼の前へとたどり着く。近くで見ると思いの外長身で、僕とは頭一つ分ほどの差があった。

「君の言葉が本当ならば、私と君の出会いは運命に違いない。同級生達と次に会う約束はしている?」
「いえ……、でも寮に帰れば必然的に会うことになります」
「じゃあ、私から一杯ご馳走してあげよう。お菓子は出せないよ、一年生に門限を破らせるにはいかないからね」

 茶目っ気に片目を瞑り、好きな席に座って、と言われた。椅子を二つ見比べて、悩む。近くに椅子はあるけれど、これは元々先輩の席のはずだ。だからといって、もう一つにはぬいぐるみが置かれている。幼少期に従姉妹のお友達を勝手に動かして大喧嘩になって以来、あそこにはぬいぐるみが座っているものだと思うようにしている。それに先ほどの言葉を聞くに、あれは予約席の可能性もある。

 好きな席にと言われたけど、僕が座る場所がどこにもない。

「どうしたの? お茶は嫌い?」

 不思議そうに目を丸くして問いかけられる。

「とても、言い辛いのですが……」
「後輩は先輩に逆らってはいけないという校則はないよ。私には好きなことを言ってくれて構わないからね」
「どちらの椅子も埋まっているので、どこに座るべきかと悩んでいて。こちらは先輩の席でしょうし、あちらはぬいぐるみが座っているので」

 考えていたままに返すと、先輩は静かに目を瞑った。次に開かれたときには琥珀は潤いに揺れ、まばたきの合間に垂れ目の端から涙がこぼれ落ちていた。

 なんで泣いているのか、僕にはさっぱり分からなかった。慰められるような言葉も思い浮かばない内に身体を強く抱きしめられていた。

 先輩の身体も、甘く芳醇な香りをまとっている。

「運命……、そうだ、君以外に考えられない……」

 うわごとのように呟いたと思ったら、ぱっと身体を離し、部屋の隅を指さした。僕の見間違いなのか、もう先輩は泣いてなどいなかった。

「椅子はあそこの布の下にあるものを使ってくれ。位置は彼らの横、そこ以外はあり得ない」

 彼ら、が何を指すのか分からなかったが、先輩の視線の先を追いかけてぬいぐるみのことであると察した。

 返事をしてそちらへと向かいながら、さっと部屋全体を確認する。教室だった名残は長机と椅子、あとは先人達の筆跡が宿った黒板だけしかない。先輩の背中の向こうにはチェストがあって、その上に湯気の出るシルバーケトルがある。壁に寄り添うように置かれた茨の飾り彫りが見事なキャビネットには形も色も異なるティーセットと丸缶が収納されており、これは確かにエドガー達も欲しくなるだろうと思ってしまった。匂いの理由はこれらなのだろう。

 目的のものを取り出すために、布に手を伸ばす。赤地の布はしっとりとし、縁にはお淑やかに金糸の刺繍が施されていた。落として汚してしまわないように、慎重に持つ。教室で見るよりもずいぶんと古い椅子が三つ重なっていて、そのうちの一つを布と同じくらい丁寧に取り出し、素早く布を被せ直した。

 僕の身分には不釣り合いな部屋で、どうも落ち着かない。

 両手で椅子を抱えながら振り向けば、君はそこ、と長い指に示され、長机の端をぬいぐるみと分け合いながら座った。

「美味しく淹れるには念入りな準備が必要なんだ」

 腰を下ろすと同時に先輩は満足げな笑みを浮かべ、チェストの方へと向かった。彼の身体に隠れて、他にも色々と道具があるらしい。食器のちょっとしたふれあいが、無駄のない動きの合間に聞こえる。

「ところで。今年の一年生達は、この第三校舎にどんな物語を見出しているのかな」
「あの、えっと……」

 この学校への入学の手助けをしてくれた人からも、寮の先輩達からも、第三校舎には入るなと言われていた。彼らは誰一人として理由を教えてくれなかったけど、代わりに同級生達が様々な噂話で盛り上がっていたから、その悪評をわざわざ先輩に言うのは躊躇われた。

 僕の考えの気付いてか、柔らかい声で先輩が言った。

「私の代は亡霊の住処だと言われていたよ。ここから出してくれー、って名簿に名前のない生徒が叫んでいる、だったかな。笑えるだろう」

 先輩は亡霊の真似をしてくれたようだったがあまりにも迫力がなく、思わず笑ってしまう。

「笑ったね? よし、今度は君の番だ。どんな面白い話を聞かせてくれるのかな」
「面白いかどうかは分からないのですが……。第三校舎に入ったら最後、五体満足で帰ってくることは出来ないと聞きました」
「へえ」
「理由は様々で、悪魔に食べられてしまう、とか、校舎の出口が消える、とか、人によって言うことが違うんです」
「つまり、私はこれから君を食べて、出口を塞ぎに行かなければならないわけか。ふふ、中々に大変な事だ」

 こちらを向いた先輩の手にはトレーがあり、ポットと二人分のティーセットが乗せられていた。優雅な足取りで僕の元に来て、長机に置いた。

「最後の食事に相応しい一杯だと良いのだが」
「は、はい……」
「冗談だよ。私は悪魔ではないし、人間を取って食ったりしない。それとも、一年生にとって四年生とは恐ろしい存在に見えてしまうのかな」

 ピンク色の蕾がさりげなく描かれたティーセットを僕の前へと運び、ポットからゆったりとお茶が注がれていく。先輩の瞳に似た琥珀色がカップの中を満たすと、そのふくよかな香りが一層部屋全体に広がっていった。

 この食器は、いくらするのだろう。今までの人生の食費と、この紅茶は、果たしてどちらが高価なのだろう。

 染み着いた貧乏性が抜けず、そんなことばかり考えていた。カップの中に浮かぶ僕は、エドガー達に揶揄されるように品のない顔をしている。

 先輩は大輪の花が咲くカップにも紅茶を注ぎ入れ、長机に腰を下ろした。ぼんやりと見上げていたせいか、小さく微笑まれる。

「第三校舎の決まりでね、ここでは生まれも育ちも関係ないんだ。だから、君は私に対して臆する必要はないし、私も今ばかりは作法なんて気にしない」

 そう言いながら指先は優雅にカップの取っ手を掴み、胸元で軽く掲げた。

「君との運命を祝して」

 形の良い唇がカップに触れて、軽く仰ぐ。どちらの性も持つような美しさの真下にある、紛れもない喉仏が上下する。どうしてか心臓が痛いくらいに内側で暴れている。それを、優しく見下げる琥珀色に気付かれた。口元を覆っていたものを僕の目の前に持ってきて、唇の片側を挑発的に上向かせた。

「こっちのカップが好みだったかな?」

 訳が分からないまま両手で受け取って、みっともない所作で口に含んだ。美味しいかい、と聞かれ、味もよく分からないままぼんやりと頷く。

「それは良かった」

 長い髪が揺れて、喜びを全身で伝えているようだった。この場においてはこれが正解なのかもしれないと、再び一口飲む。先輩は無邪気な笑みを携えたまま、唇を開いた。

「そのティーカップはあげられないけれど」

 先輩が身体を屈め、一気に距離が近付く。見れば見るほど、美しい容姿をしていた。どんな絵画を探しても、こんなに人を魅了する存在は描かれていないだろうと思った。

 突如として銀食器が目の前に現れ、はっとする。

「代わりにキャディースプーンを持たせてあげよう」

 紅茶を掬うためのスプーン部は大きな葉の形をしており、華奢な短い取っ手にも細かな意匠が施されていた。磨き抜かれた銀の中で、僕の姿は歪に映っている。

「これならばポケットに入れられるしね。返却は君にお使いを頼んだ同級生にお願いしようか」
「え、あ、その……」
「私は君と、もっと正しい形で親しくなりたいんだ。第三者に仲介されるのはあまり好きじゃない。自慢じゃないが、このキャディースプーンにはそれなりに力がある。君が抱える煩わしい事情を解決させたら、その褒美としてもう一度遊びに来てくれるだろう?」

 滑らかな手付きで胸ポケットに潜り込まされては、もう頷くほかなかった。銀食器は元からそうであったかのような正しさで収まっている。

「あ、ありがとうございます」
「どういたしまして」

 先輩はどこかから追加で紙を一枚同じ場所に差し込んで、悪戯っぽく片目を瞑った。

「それを飲んだら、今日は帰った方がいい。第三校舎で紅茶を飲んでいたから門限を破りました、なんて寮長に報告したくはないだろうしね」

 そう言われて外を見ると、空は緩やかに昼の終わりを示していた。慌ててカップの中身を飲み干して、席を立つ。僕より少し低い位置の目線に、なぜだかくらりとして、声が裏返った。

「ぁ、え、と、ごちそ、うさま、でした!」
「第三校舎には亡霊も悪魔も住んでいるから、寄り道をせずに真っ直ぐ帰るんだよ」
「は、いっ」

 足を空回りさせながら扉の方まで向かい、振り返ることもせずに部屋の外へ抜け出た。背中に投げかけられた、またね、がより一層足下を狂わせていく。必死に廊下を抜けて、転びそうになりながら階段を降りた。無人のはずの校舎には相変わらず甘い香りが染み着いていて、玄関を抜けても、寮に帰ってもその匂いが離れてくれることはなかった。


 談話室の横を抜けようとして、貧乏人、と嫌みな声が聞こえた。気付かれないように溜息をついてから、のっそりと振り返る。

「……エドガー」

 忌々しい同級生が気分の悪くなる笑みを浮かべて、こちらへとやって来た。つんと人差し指を伸ばし、ゆらゆらと動かしてくる。

「一、二、三、四……。おかしいな、腕も脚も欠けてないじゃないか。どこで遊んで帰ってきたんだ?」
「第三校舎だよ。君の言っていた、三階の奥の部屋だ」

 胸ポケットに手を入れてキャッチャースプーンを取り出し、エドガーの前に突きつけた。すると、彼の顔からさっと色が奪われていく。

 少し、気分が良い。

 曰く付きの場所に行かないと踏んでいたんだろう。僕にだって、それくらいの勇気はある。動かずにいる彼の胸ポケットに、先輩の動きを真似て半ば無理矢理押し込んだ。

 強気に口を開こうとして、先輩の名前を聞いていなかったと気付く。

「えっと……、持ち主の最上級生から伝言を預かってる。エドガーに返却をお願いしたい、ってさ」

 彼は見るからに狼狽えて、掴めもしないのに制服の上からスプーンに指を伸ばしていた。

「おっ、お前、第三校舎の住人と知り合いだったら、先に言えよっ! 嘘だろ、どうして俺がこんなことに……!」

 爪を立て、何度も胸ポケットを引っかいている。いやだ、行きたくない、と声を震えさせながら何度も繰り返していた。

 明らかに様子がおかしい。教師や寮長に注意を受けてもけろっとしているエドガーが、どうしてこんなに怯えているんだろう。

「今日知り合ったばかりだけど、優しい人だったよ。それに、その、みんなが噂をするほどの場所でもなかった」

 従姉妹を慰めるときのように出来る限り優しく声を掛けたが、エドガーには何も聞こえていないようだった。段々と僕まで気味が悪くなってきて、思わず後退りしてしまう。

「僕は約束を果たしたからっ! 君も約束を果たせよ!」

 一方的に宣言して、素早く元の進路に向き直した。早足で逃げる僕にエドガーは気付いていないようだった。

 与えられた一人部屋までどうにかたどり着いて、力なくベッドに倒れ込む。大きく息を吸って、ゆっくりと吐き出した。埃っぽい匂いの中に、どこか甘ったるいものが混じっている。

 仰向けになって、胸ポケットに手を差し込んだ。指の腹が紙に触れ、さっきのエドガーはなんだったのだろうと脳の片隅で思いながら、取り出す。二つ折りの紙には『運命の君へ』と書かれている。

「まるでラブレターみたいだ。僕が女だったら、よからぬ勘違いをしていただろうな」

 独り言を呟きながら、片手でそれを開いてみた。中身はラブレターと言うには事務的な、注意書きのようなものだった。

『・第三校舎においては、生まれも育ちも関係ない。すべては子どもの喧嘩として、正しく処理される。
・どんなに興味があっても、許可なく他の部屋に立ち入らないこと。扉に手を掛けるのも、耳を当てるのも禁止。
・もしも私以外の人間に会った場合、声を掛けず、目も合わせないまますれ違いなさい。何かを言われたら「お茶会の招待状を持っている」と伝えれば大抵のことは解決する。それでも疑いを持つようなら、この紙を見せること。
堅苦しいことを書いてしまったけど……、つまりは君ともっと仲良くなりたいということだ。次はお菓子を用意しておくから、なるべく早く遊びにおいで』

 繊維の隙間から、あの芳醇な紅茶の匂いがした。

 胸元でそれを抱きしめて、瞼を閉じる。即席の暗がりに、一瞬であの部屋の光景が広がっていく。歴史の残る校舎、洗練された家具や食器、そして美しい先輩の姿。心をときめかせるものはあれど、怯えさせるものはどこにもない。

 あの人はなんという名前なんだろう。様々な名前を浮かべていく内に、エドガーのことなどどうでもよくなっていた。
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