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第59話 写真
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出雲は土曜日にも授業があるのかと落胆をするも、授業終わりに皆と遊べるかもしれないのかと思うと楽しみになっていた。それから青葉から魔法の授業は平日午後と土曜日の三、四時間目に行うと説明があった。
「魔法の授業と教養科目で大変だと思いますが、皆さんなら有意義な毎日を過ごせると思います。 友情や勉強、魔法の訓練など様々なことを通して人として成長していってくれると祈っています。 では、本日はお疲れさまでした!」
その言葉と共に、クラスメイト全員がお疲れさまでしたと立ち上がって返す。出雲は十五冊の教科書類を通学鞄に敷き詰めていく。美桜達も鞄の中に入れていくがその教科書類の重さも相まって、重すぎると美桜達女性陣は言っていた。
「重すぎる……出雲が持ってよぉ」
椿は出雲に自身の鞄を持ってと言う。出雲はしょうがないなと言って椿の鞄を持とうとすると、美桜が私のも持ってと出雲に鞄を押し付けた。
「美桜も!? まぁいいけど……これは男でも重いから女だと持てないよな」
出雲は自身の鞄に加えて美桜と椿の通学鞄も持った。右腕に自分のを持ち、みだり腕に美桜の鞄と椿の鞄を持つ。自分の鞄でも重いのに、二人分の鞄を持っているので左腕に通学鞄の紐が食い込むほどに重くなっていた。
出雲はどっこいしょと言いながら鞄の紐の位置を調整して、美桜達の鞄を持つ。美桜はどっこいしょとの出雲の発した言葉を聞くと、おじさんっぽいよと美桜が出雲に言うと、重くてと出雲は笑って返答をした。
「あ、校門近くの桜の木で写真撮ろうって言ってたよね? 撮って帰ろう!」
出雲が美桜達に言うと、美桜と蓮が撮ろうと言う。琴音と椿は忘れてたと言っていたが、撮ろうと何度も連呼していた。
「そうだね! 俺のスマートフォンでいいかな? 後で皆に送るよ!」
蓮が懐からスマートフォンを取り出すと、出雲が連絡先知らないと言う。蓮は美桜から教えてもらってと言い、琴音のも美桜に教えておいてと言った。
「分かったわ。 後で出雲にスマートフォンに登録しとくわ」
美桜は出雲に後で貸してねと言い、琴音と椿と共に教室を出ていった。出雲は蓮に行こうと言って美桜達に続いて教室を出る。
その際に貴族じゃないのに黒羽は何で貴族と一緒にいるんだとの話声が聞こえたが、蓮が睨んでいたのでその話は途中で終わっていた。
出雲はそんなことがあったとは知らずに、後ろを歩いている蓮に写真楽しみだと話しかけていた。出雲の言葉に蓮はそうだなと返答をすると、出雲に変なことが起きなければいいがと心配していた。
「とりあえず美桜達を追いかけよう!」
蓮は出雲に話しかけると、小走りで先を行く美桜達を追いかけた。美桜達は既に本校舎を出ており、校門近くにある桜の木の側にいた。そこでは写真を撮影している生徒達で溢れており、美桜達は順番待ちをしているようであった。
「ここ以外にも桜の木はあるけど、この校門の側のが一番綺麗よね」
美桜が追い付いた出雲に話しかけると、出雲はそうだねと桜の木を見ながら返答をした。蓮と琴音や椿もここが一番と言っていると、美桜達の順番が回ってきた。
「あ、そこの人。 このスマートフォンで撮影をお願いしていい?」
蓮が側にいた女生徒に話しかけると、良いよと返事をしてもらっていた。蓮は説明をすると、お願いしますと言って美桜達のもとに戻ってきた。
「じゃ、行きますよー。 ポーズをとってくださーい」
そう言われた美桜達は、それぞれポーズをとった。すると、パシャっとの音がして、女生徒がもう一枚いきまーすと言っていた。再度美桜達はポーズをとると、パシャっと音がしたのを聞いた蓮が、ありがとうと言いながら近寄ってスマートフォンを返してもらっていた。
「ありがとう。 助かりました」
蓮が頭を下げて言うと、女生徒は大丈夫ですと言ってその場を去っていった。
「じゃ、後で写真送るよ!」
蓮が笑顔で美桜達に言うと、楽しみと椿と琴音が喜んでいた。
「魔法の授業と教養科目で大変だと思いますが、皆さんなら有意義な毎日を過ごせると思います。 友情や勉強、魔法の訓練など様々なことを通して人として成長していってくれると祈っています。 では、本日はお疲れさまでした!」
その言葉と共に、クラスメイト全員がお疲れさまでしたと立ち上がって返す。出雲は十五冊の教科書類を通学鞄に敷き詰めていく。美桜達も鞄の中に入れていくがその教科書類の重さも相まって、重すぎると美桜達女性陣は言っていた。
「重すぎる……出雲が持ってよぉ」
椿は出雲に自身の鞄を持ってと言う。出雲はしょうがないなと言って椿の鞄を持とうとすると、美桜が私のも持ってと出雲に鞄を押し付けた。
「美桜も!? まぁいいけど……これは男でも重いから女だと持てないよな」
出雲は自身の鞄に加えて美桜と椿の通学鞄も持った。右腕に自分のを持ち、みだり腕に美桜の鞄と椿の鞄を持つ。自分の鞄でも重いのに、二人分の鞄を持っているので左腕に通学鞄の紐が食い込むほどに重くなっていた。
出雲はどっこいしょと言いながら鞄の紐の位置を調整して、美桜達の鞄を持つ。美桜はどっこいしょとの出雲の発した言葉を聞くと、おじさんっぽいよと美桜が出雲に言うと、重くてと出雲は笑って返答をした。
「あ、校門近くの桜の木で写真撮ろうって言ってたよね? 撮って帰ろう!」
出雲が美桜達に言うと、美桜と蓮が撮ろうと言う。琴音と椿は忘れてたと言っていたが、撮ろうと何度も連呼していた。
「そうだね! 俺のスマートフォンでいいかな? 後で皆に送るよ!」
蓮が懐からスマートフォンを取り出すと、出雲が連絡先知らないと言う。蓮は美桜から教えてもらってと言い、琴音のも美桜に教えておいてと言った。
「分かったわ。 後で出雲にスマートフォンに登録しとくわ」
美桜は出雲に後で貸してねと言い、琴音と椿と共に教室を出ていった。出雲は蓮に行こうと言って美桜達に続いて教室を出る。
その際に貴族じゃないのに黒羽は何で貴族と一緒にいるんだとの話声が聞こえたが、蓮が睨んでいたのでその話は途中で終わっていた。
出雲はそんなことがあったとは知らずに、後ろを歩いている蓮に写真楽しみだと話しかけていた。出雲の言葉に蓮はそうだなと返答をすると、出雲に変なことが起きなければいいがと心配していた。
「とりあえず美桜達を追いかけよう!」
蓮は出雲に話しかけると、小走りで先を行く美桜達を追いかけた。美桜達は既に本校舎を出ており、校門近くにある桜の木の側にいた。そこでは写真を撮影している生徒達で溢れており、美桜達は順番待ちをしているようであった。
「ここ以外にも桜の木はあるけど、この校門の側のが一番綺麗よね」
美桜が追い付いた出雲に話しかけると、出雲はそうだねと桜の木を見ながら返答をした。蓮と琴音や椿もここが一番と言っていると、美桜達の順番が回ってきた。
「あ、そこの人。 このスマートフォンで撮影をお願いしていい?」
蓮が側にいた女生徒に話しかけると、良いよと返事をしてもらっていた。蓮は説明をすると、お願いしますと言って美桜達のもとに戻ってきた。
「じゃ、行きますよー。 ポーズをとってくださーい」
そう言われた美桜達は、それぞれポーズをとった。すると、パシャっとの音がして、女生徒がもう一枚いきまーすと言っていた。再度美桜達はポーズをとると、パシャっと音がしたのを聞いた蓮が、ありがとうと言いながら近寄ってスマートフォンを返してもらっていた。
「ありがとう。 助かりました」
蓮が頭を下げて言うと、女生徒は大丈夫ですと言ってその場を去っていった。
「じゃ、後で写真送るよ!」
蓮が笑顔で美桜達に言うと、楽しみと椿と琴音が喜んでいた。
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