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銀の鳥籠Ⅰ ルイ&サクヤ編
034 大量?!
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「そう言えば、目は飛ばしてきてた?」
「そんな気配は一切なし」
「当たり前よ。そんなのを飛ばしてたら、捕まってるわよ」
いきなり会話に参加してきた人物は、店の入り口で会った男だけど女言葉の人。ちなみに、ルイの親の友人らしいけどさ。見た目が若い……。魔法使いの見た目年齢が恐ろし過ぎる。
「前は……」
「強化したのよ。ちょっとあってね」
ちょっとってなんだ?
「それより、お待たせ! 若いんだし二人の息子で目出度いし。少しサービスよ!」
満面の笑みを浮かべて、語尾にハートが見えんだけど。
「盛りすぎだと……」
目の前のテーブルに並べられた料理は、どう考えても少しサービスって言葉が似合ってない! ルイも絶句。
「四人とも細いし、こっちの二人に至ってはちっさいし、ちゃんと食べないさい」
「食べても結果、この体型なんだけど……」
「食べ足りないのよ。育ち盛りなんだから」
この量を続けたら、上じゃなく横に広がるだろうよ。ユエだけじゃなく副会長も固まってるし。基本は肉なんだけど、その量が普通の倍は軽くある。それに合わせるように大量の野菜。付け合わせも一皿に乗らなかったのか、別の皿にこれまた大盛り。
「パンとライス、どっちがいいかしら」
「……これだけで結構です」
思わず無意識にポツリと呟いちまったよぉ!
「なに言ってるの! 貴方が四人の中で一番小さいじゃない! ルイ君、恋人なんだから、いいもの食べさせてあげなさい」
「不足なく食べてると思うけどね」
「あら、そうなの? それにしても細いわよ」
「……両親も身長ないから」
うう、オレだってもう少し上背が欲しんだよ! まだ、十六歳だし伸びるかも、って期待はしてんだ! でもさ、両親とも、身長低いんだって。考えたらへこんできた。
「パンを籠で一つ。それでいいよ。ここのパン。自家製で美味しいんだよ」
ルイ、籠ってどれくらいの大きさだよ。これだって食べきれるか疑問だぜ。
「残ったら持って帰ってくれるかしら」
「パンはね」
「残念ね」
そう言いながら、出て行った。料理の量もだけど、あの人も凄いインパクト。それに、確かルイはオススメランチって言ってたよな。これ、ランチじゃねぇよ。
「男の人だよね?」
副会長が恐る恐るルイに問い掛ける。その質問! オレも疑問だったから!
「男だよ。昔からあの口調らしいよ。でも、あっち系ではないって。まあ、旦那さんは同性なんだけどね。とりあえず食べよう」
量が量だけにおっかなびっくり手を付ける。口に運んでびっくりだ。美味しい!
「パンと飲み物よ」
オレが美味しさに感動してると、パンと飲み物片手に戻って来た。
「これ、美味い!」
「本当? 嬉しいわ。たくさん食べてね」
頷いてまた、口に運ぶ。胃袋鷲掴みだ!
「そうそう、ルイ君。何人か捕まったみたいよ。少しは安心なんじゃない」
「……やっぱり目を飛ばしてきてたの」
「そうね。莫迦なのかしら。ここ、要人御用達なのにね。だから、ここに来たんだろうけど」
「分かりました?」
「ええ。この子以外、疲れてるみたいだったし」
鈍感で悪かったな! 全然分かんねぇんだよ!
「ゆっくりしていって。平日の昼はあまり人が来ないから」
「やっぱり夜に客が来るの?」
「そうよ。今日も予約でいっぱいなんだから」
納得。美味しいもんな。量は……、オレ達にはサービスだからこの量なんだよな。ルイも驚いてたしよ。でも、これだけ美味しかったら食べきれるかもだ!
「そんな気配は一切なし」
「当たり前よ。そんなのを飛ばしてたら、捕まってるわよ」
いきなり会話に参加してきた人物は、店の入り口で会った男だけど女言葉の人。ちなみに、ルイの親の友人らしいけどさ。見た目が若い……。魔法使いの見た目年齢が恐ろし過ぎる。
「前は……」
「強化したのよ。ちょっとあってね」
ちょっとってなんだ?
「それより、お待たせ! 若いんだし二人の息子で目出度いし。少しサービスよ!」
満面の笑みを浮かべて、語尾にハートが見えんだけど。
「盛りすぎだと……」
目の前のテーブルに並べられた料理は、どう考えても少しサービスって言葉が似合ってない! ルイも絶句。
「四人とも細いし、こっちの二人に至ってはちっさいし、ちゃんと食べないさい」
「食べても結果、この体型なんだけど……」
「食べ足りないのよ。育ち盛りなんだから」
この量を続けたら、上じゃなく横に広がるだろうよ。ユエだけじゃなく副会長も固まってるし。基本は肉なんだけど、その量が普通の倍は軽くある。それに合わせるように大量の野菜。付け合わせも一皿に乗らなかったのか、別の皿にこれまた大盛り。
「パンとライス、どっちがいいかしら」
「……これだけで結構です」
思わず無意識にポツリと呟いちまったよぉ!
「なに言ってるの! 貴方が四人の中で一番小さいじゃない! ルイ君、恋人なんだから、いいもの食べさせてあげなさい」
「不足なく食べてると思うけどね」
「あら、そうなの? それにしても細いわよ」
「……両親も身長ないから」
うう、オレだってもう少し上背が欲しんだよ! まだ、十六歳だし伸びるかも、って期待はしてんだ! でもさ、両親とも、身長低いんだって。考えたらへこんできた。
「パンを籠で一つ。それでいいよ。ここのパン。自家製で美味しいんだよ」
ルイ、籠ってどれくらいの大きさだよ。これだって食べきれるか疑問だぜ。
「残ったら持って帰ってくれるかしら」
「パンはね」
「残念ね」
そう言いながら、出て行った。料理の量もだけど、あの人も凄いインパクト。それに、確かルイはオススメランチって言ってたよな。これ、ランチじゃねぇよ。
「男の人だよね?」
副会長が恐る恐るルイに問い掛ける。その質問! オレも疑問だったから!
「男だよ。昔からあの口調らしいよ。でも、あっち系ではないって。まあ、旦那さんは同性なんだけどね。とりあえず食べよう」
量が量だけにおっかなびっくり手を付ける。口に運んでびっくりだ。美味しい!
「パンと飲み物よ」
オレが美味しさに感動してると、パンと飲み物片手に戻って来た。
「これ、美味い!」
「本当? 嬉しいわ。たくさん食べてね」
頷いてまた、口に運ぶ。胃袋鷲掴みだ!
「そうそう、ルイ君。何人か捕まったみたいよ。少しは安心なんじゃない」
「……やっぱり目を飛ばしてきてたの」
「そうね。莫迦なのかしら。ここ、要人御用達なのにね。だから、ここに来たんだろうけど」
「分かりました?」
「ええ。この子以外、疲れてるみたいだったし」
鈍感で悪かったな! 全然分かんねぇんだよ!
「ゆっくりしていって。平日の昼はあまり人が来ないから」
「やっぱり夜に客が来るの?」
「そうよ。今日も予約でいっぱいなんだから」
納得。美味しいもんな。量は……、オレ達にはサービスだからこの量なんだよな。ルイも驚いてたしよ。でも、これだけ美味しかったら食べきれるかもだ!
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