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銀の鳥籠Ⅰ ルイ&サクヤ編
051 揺らぐオモイ
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「解除したことあるのか?」
「あるわけないでしょう。そんなことしても、何一つ利益はないんだから」
きっぱり否定してくれたことに安堵した。そうだよな 。普通、そんな非生産的ことするわけないよな。
「じゃあさ。どうして解除できるって言い切れんだよ」
「簡単だよ。魔力が吸収した知識の中にそれがあるからね」
副会長が言ってたことは本当だったんだな。
「じゃあ、服着て勉強……」
ここまで来て勉強とか言うか?! 確かに少し怖いけどよ、止める気は更々ねぇ!
「絶対ヤる!」
「は?! ちょっ……」
思いっきりルイを押し倒した。うん、無駄に大きなベッドだと、落ちる心配がなくて便利だな。で、押し倒したけど、ヤり方知らねぇし。
「サクヤ?!」
「だってさ、効果が薄くなんだろ? それってさ、ある意味、解除しやすくなるってことだろう?」
「確かにそうだけど、無理してヤれば辛いのはサクヤだよ」
受け入れんのはやっぱ、オレなんだよな。オレの魔力っていうより、ルイの魔力を浄化するのが目的みてぇだし。
「ベニに頑張れって言われた」
「は?! どんな会話してんの?」
「腹くくったって言ったら、頑張れって」
なんだよ。その微妙な表情。使い魔ってみんな言うけどさ、オレの感覚的に、ベニは使い魔じゃねぇんだよ。ペットでもねぇけど。
「やっぱり、会話が成立してるの?」
「会話って、なんとなく分かるだけ」
「私もなんとなく分かるだけだよ。魔力を喰らって成長したし、どれだけ早熟なの?!」
オレにも分かんねぇって。
「サイズ、変わらないじゃねぇか」
「あれはね、サクヤの頭の上がお気に入りだからだよ。成長したら、乗っかれないでしょう?!」
へ?! そんなくだらない理由だったのかよ! いくら雛でもおかしいと思ってたわ!
「でもさ、どうして、あんなことになったんだよ」
あんなことっていうのは、魔力を喰らって成長したあと、元の姿に戻ってへばってたことだ。
「当たり前でしょう? ゆっくり成長する道を選んでて、サクヤがピンチだから大量の魔力を吸収し成長したんだよ。しかも、足りない分は私から奪ったんだ。たまたま、戦うことがなかったからあんなもので済んでるけどね」
ルイから奪った?!
「奪うって?!」
「サクヤは魔力欠乏を起こすと周りから魔力を吸収するって言ったでしょう。ベニに大量消費されて、足りなくなったから私からごっそり魔力を奪ったんだよ。だから、何が起こってるか分かったんだけどね」
魔力をごっそり奪われて、普通に移動魔法を使ってきたのかよ。そっちの方が、問題あるんじゃねぇの。ルイの魔力の底が見えなくて、怖いんだけど。
「奪われたわりに、あいつと普通に対峙してたじゃねぇか」
「無理してでも対抗するでしょう?! ベニじゃないけどね」
……、そういえば、ルイの体、震えてたよな。
「しかもだよ。サクヤは思いっきりあの人を煽ってるし。どうしようかと思ったよ」
「そのわりに、冷静に煽ってること指摘してきたじゃねぇか」
「あれでも焦ってたんだけどね」
全然、分かんなかったって。
「もうそろそろ、解放してくれないかな? そんな雰囲気じゃなくなったでしょう?」
「……あのさ。ルイって本当にオレが欲しいとか思ってんの?」
確かに色気はないけどさ、恥ずかしいの我慢してオレなりに誘ったんだぞ。それなのに、分かってくれないのかよ。あいつのおかげで自覚してさ、やっとの思いで決心したんだ。覚悟を決めてここに来たのに、拒絶するとか、酷くねぇ? 情けないけど、目頭が熱を持って、涙が溢れてきた。
「あるわけないでしょう。そんなことしても、何一つ利益はないんだから」
きっぱり否定してくれたことに安堵した。そうだよな 。普通、そんな非生産的ことするわけないよな。
「じゃあさ。どうして解除できるって言い切れんだよ」
「簡単だよ。魔力が吸収した知識の中にそれがあるからね」
副会長が言ってたことは本当だったんだな。
「じゃあ、服着て勉強……」
ここまで来て勉強とか言うか?! 確かに少し怖いけどよ、止める気は更々ねぇ!
「絶対ヤる!」
「は?! ちょっ……」
思いっきりルイを押し倒した。うん、無駄に大きなベッドだと、落ちる心配がなくて便利だな。で、押し倒したけど、ヤり方知らねぇし。
「サクヤ?!」
「だってさ、効果が薄くなんだろ? それってさ、ある意味、解除しやすくなるってことだろう?」
「確かにそうだけど、無理してヤれば辛いのはサクヤだよ」
受け入れんのはやっぱ、オレなんだよな。オレの魔力っていうより、ルイの魔力を浄化するのが目的みてぇだし。
「ベニに頑張れって言われた」
「は?! どんな会話してんの?」
「腹くくったって言ったら、頑張れって」
なんだよ。その微妙な表情。使い魔ってみんな言うけどさ、オレの感覚的に、ベニは使い魔じゃねぇんだよ。ペットでもねぇけど。
「やっぱり、会話が成立してるの?」
「会話って、なんとなく分かるだけ」
「私もなんとなく分かるだけだよ。魔力を喰らって成長したし、どれだけ早熟なの?!」
オレにも分かんねぇって。
「サイズ、変わらないじゃねぇか」
「あれはね、サクヤの頭の上がお気に入りだからだよ。成長したら、乗っかれないでしょう?!」
へ?! そんなくだらない理由だったのかよ! いくら雛でもおかしいと思ってたわ!
「でもさ、どうして、あんなことになったんだよ」
あんなことっていうのは、魔力を喰らって成長したあと、元の姿に戻ってへばってたことだ。
「当たり前でしょう? ゆっくり成長する道を選んでて、サクヤがピンチだから大量の魔力を吸収し成長したんだよ。しかも、足りない分は私から奪ったんだ。たまたま、戦うことがなかったからあんなもので済んでるけどね」
ルイから奪った?!
「奪うって?!」
「サクヤは魔力欠乏を起こすと周りから魔力を吸収するって言ったでしょう。ベニに大量消費されて、足りなくなったから私からごっそり魔力を奪ったんだよ。だから、何が起こってるか分かったんだけどね」
魔力をごっそり奪われて、普通に移動魔法を使ってきたのかよ。そっちの方が、問題あるんじゃねぇの。ルイの魔力の底が見えなくて、怖いんだけど。
「奪われたわりに、あいつと普通に対峙してたじゃねぇか」
「無理してでも対抗するでしょう?! ベニじゃないけどね」
……、そういえば、ルイの体、震えてたよな。
「しかもだよ。サクヤは思いっきりあの人を煽ってるし。どうしようかと思ったよ」
「そのわりに、冷静に煽ってること指摘してきたじゃねぇか」
「あれでも焦ってたんだけどね」
全然、分かんなかったって。
「もうそろそろ、解放してくれないかな? そんな雰囲気じゃなくなったでしょう?」
「……あのさ。ルイって本当にオレが欲しいとか思ってんの?」
確かに色気はないけどさ、恥ずかしいの我慢してオレなりに誘ったんだぞ。それなのに、分かってくれないのかよ。あいつのおかげで自覚してさ、やっとの思いで決心したんだ。覚悟を決めてここに来たのに、拒絶するとか、酷くねぇ? 情けないけど、目頭が熱を持って、涙が溢れてきた。
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