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銀の鳥籠Ⅰ ルイ&サクヤ編
122 魔力欠乏?
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仕事に戻ると言うクチバさんに、クレハさんとカエデさんも仕事だよな? って、さっきの個室に戻った。ルイの様子が気になるんだけどさ。ちゃんと話せたんだよな?
扉をノックして、伺うように開く。視界に入ったのは……。なんでお見合い状態なんだ?
「話せたのかよ?」
腕組んで、一言。三人で一斉にオレに視線を向けるな。見目麗しすぎて恥ずかしいわ!
「サクヤ、これから毎週ここに来るから」
ルイが若干ネジが緩んだように表情を緩めた。おい、表情筋引き締めろ。頭が弱い奴に見えるぞ。
「なんでだ?」
で、なんで毎週なんだ?
「ここで、お昼食べるから」
的確な答えをありがとう……、じゃあねぇ!
「話したんだよな?」
「うん。だから、毎週、お昼に来るんだよ」
嬉しそうだな。で、クレハさんとカエデさんも嬉しそうに表情緩めてるな。つまりだ。話できたんだよな。
「今まで、迷惑かけてごめんね」
カエデさんが申し訳なさそうに、眉を下げた。まあ、大した迷惑でもねぇけど。
「まだ、ぎこちないと思うが、今までが今までだったんだ。少しずつ、改善できればいいと思っている」
クレハさんはそう言った。確かに、いっぺんに変わろうとしても無理だよな。今まで、切り離されてたんだしさ。
「サクヤはどこに行ってたの?」
「シロガネさんとクチバさんと話してた。さっきの話」
「卵の?」
「そう。そうしたらさ、孵化してないから申請出しても許可されねぇとか言ってて。もし、オレとルイが卵を作るのを許可されたら、オレが押し通すからって。大体さ。今まで、好き勝手されてたんだし。オレとルイの就職先も勝手に決めてさ。だったら、こっちも振り回してやるんだよ。一方的とか、こっちの気持ちが収まらねぇって」
あれ? 三人の表情が微妙。
「その話だけど、誰経由で伝えるの?」
「そんなの、カイトさんを使うに決まってんじゃねぇか。魔法省とコンタクト取る方法なんて、もう、カイトさんしかいねぇだろう」
「……つまり、考えてなかったんだね」
「そんなことねぇって」
まあ、考えてなかったけど。大体さ、ベニとクレナイが言い出したことだろう? こいつ等、何気に言い出すと、曲げねぇじゃねぇか。つまりだ、拒否っても、なにかしら仕出かして、そっちに持ってこうとするんだよ。だったら、気持ちよく納得して臨んだ方がいいじゃねぇか。
「本当に作る気なの?」
「こいつ等がやる気満々なんだって。見てみろよ。キンとギンなんてさ。まだ、成長しきってねぇんだって。少なくとも、オレとルイが卒業するまでは卵作成なんて無理だし」
「この子達。いつ成獣になるの?」
カエデさんが疑問顔。いつと言われてもさ。分かんねぇって。なんせ、全部の魔力を使っちまったみたいだし。まだ、子犬サイズだしさ。半年経ってもこのサイズ。どれくらいかかるんだか。本当に謎。
「そう言えば、成長が遅いよね?」
「肝心の部分に魔力がないみたいだしさ」
「体の中心に? そう言えば、感じられないよね?」
そうなんだよな。二匹して、魔力がないんだよ。半年は経ってんだし、少しくらい、成長しても良さそうなのにさ。
「魔力欠乏に陥ったんじゃないか?」
クレハさんの言葉に、オレとルイは首を傾げた。魔力欠乏ってなんだ?
「それってどういう意味だよ?」
「もともと、冥府の生き物だ。負の魔力を糧にしてたんだろう? 地上ではさすがに負の魔力だけってわけじゃない。それに、サクヤの影響で負の魔力は浄化されるからな。この子達がまず、サクヤの周りの魔力に慣れないと成長しないだろうな」
はあ?! オレのせいで成長してなかったのかよ?! オレが成長妨げてたのか?! 勘弁してくれよ。
扉をノックして、伺うように開く。視界に入ったのは……。なんでお見合い状態なんだ?
「話せたのかよ?」
腕組んで、一言。三人で一斉にオレに視線を向けるな。見目麗しすぎて恥ずかしいわ!
「サクヤ、これから毎週ここに来るから」
ルイが若干ネジが緩んだように表情を緩めた。おい、表情筋引き締めろ。頭が弱い奴に見えるぞ。
「なんでだ?」
で、なんで毎週なんだ?
「ここで、お昼食べるから」
的確な答えをありがとう……、じゃあねぇ!
「話したんだよな?」
「うん。だから、毎週、お昼に来るんだよ」
嬉しそうだな。で、クレハさんとカエデさんも嬉しそうに表情緩めてるな。つまりだ。話できたんだよな。
「今まで、迷惑かけてごめんね」
カエデさんが申し訳なさそうに、眉を下げた。まあ、大した迷惑でもねぇけど。
「まだ、ぎこちないと思うが、今までが今までだったんだ。少しずつ、改善できればいいと思っている」
クレハさんはそう言った。確かに、いっぺんに変わろうとしても無理だよな。今まで、切り離されてたんだしさ。
「サクヤはどこに行ってたの?」
「シロガネさんとクチバさんと話してた。さっきの話」
「卵の?」
「そう。そうしたらさ、孵化してないから申請出しても許可されねぇとか言ってて。もし、オレとルイが卵を作るのを許可されたら、オレが押し通すからって。大体さ。今まで、好き勝手されてたんだし。オレとルイの就職先も勝手に決めてさ。だったら、こっちも振り回してやるんだよ。一方的とか、こっちの気持ちが収まらねぇって」
あれ? 三人の表情が微妙。
「その話だけど、誰経由で伝えるの?」
「そんなの、カイトさんを使うに決まってんじゃねぇか。魔法省とコンタクト取る方法なんて、もう、カイトさんしかいねぇだろう」
「……つまり、考えてなかったんだね」
「そんなことねぇって」
まあ、考えてなかったけど。大体さ、ベニとクレナイが言い出したことだろう? こいつ等、何気に言い出すと、曲げねぇじゃねぇか。つまりだ、拒否っても、なにかしら仕出かして、そっちに持ってこうとするんだよ。だったら、気持ちよく納得して臨んだ方がいいじゃねぇか。
「本当に作る気なの?」
「こいつ等がやる気満々なんだって。見てみろよ。キンとギンなんてさ。まだ、成長しきってねぇんだって。少なくとも、オレとルイが卒業するまでは卵作成なんて無理だし」
「この子達。いつ成獣になるの?」
カエデさんが疑問顔。いつと言われてもさ。分かんねぇって。なんせ、全部の魔力を使っちまったみたいだし。まだ、子犬サイズだしさ。半年経ってもこのサイズ。どれくらいかかるんだか。本当に謎。
「そう言えば、成長が遅いよね?」
「肝心の部分に魔力がないみたいだしさ」
「体の中心に? そう言えば、感じられないよね?」
そうなんだよな。二匹して、魔力がないんだよ。半年は経ってんだし、少しくらい、成長しても良さそうなのにさ。
「魔力欠乏に陥ったんじゃないか?」
クレハさんの言葉に、オレとルイは首を傾げた。魔力欠乏ってなんだ?
「それってどういう意味だよ?」
「もともと、冥府の生き物だ。負の魔力を糧にしてたんだろう? 地上ではさすがに負の魔力だけってわけじゃない。それに、サクヤの影響で負の魔力は浄化されるからな。この子達がまず、サクヤの周りの魔力に慣れないと成長しないだろうな」
はあ?! オレのせいで成長してなかったのかよ?! オレが成長妨げてたのか?! 勘弁してくれよ。
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