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銀の鳥籠Ⅰ ルイ&サクヤ編
124 所有痕
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同意したって恥ずかしいものは恥ずかしいんだ。最初、この部屋に引きずり込まれたときに、オレは無意識に魔力で筋力を補ってるってルイに言われた。そのせいなのか、筋肉はそれほど付かないんだよな。逆にルイは綺麗に筋肉がついてる。ムキムキっていうんじゃなくて、しなやかな筋肉だよな。顔がよくて体も引き締まってるとか、嫌味だよ。
体に力が入らないから、軽々と抱き上げられてベッドの上に乗せられた。オレは男だ! って、前だったら思ったんだけどな。慣れっていうのは恐ろしい。それに、カエデさんのあのラグビー級のタックルを受けて平然としてたし。オレじゃ、絶対に勝てない。
ルイがオレの唇にそれを合わせて。唇の隙間から舌で口を開けるように促される。少し躊躇ったあとに薄く開くと、オレとは違う意志を持った熱の塊が侵入してきた。歯列をなぞられるとゾクりと体が震える。舌が絡まると少しずつ熱が下半身に集まってくる。
「……んっ」
鼻から抜ける音に羞恥心を感じたのは一瞬で、舌を絡めているだけなのに体温が上がってくる。久しぶりだっていうのもあるかもしれない。キスに夢中になってる自分が信じられねぇし。ルイの首に両手を回して、俺からもか求めた。
耳に届くお互いの息遣いが、更に何かを煽ってくる。興奮してるんだろうなぁ、と、冷静な部分が傍観してる。ゆっくり唇は離れたけど、お互いの鼻の先が触れ合っていて、額も合わさったままだ。うっすら瞳を開くと、少し頬が紅潮したルイの顔が視界に入ってきた。
「……嫌じゃない?」
ルイが再度確認するように、不安な色を瞳に映して問い掛けてきやがった。訊かなくても分かるだろう? オレはしっかり興奮して、このあとの行為を期待してる。でもさ、体を拓かれるのは三度目で、しかも、その交わりも一年近く前なんだ。最初のときに若干の痛みを感じたくらいで、そのあと襲ってきたのは感じたことがないくらいの快感だった。
「……ここまできて、それを訊くのかよ? クレハさんに我慢は禁物みたいに言われたんじゃねぇの?」
「……っ。言われたけど。サクヤの体には負担になるからっ」
「じゃあ、逆になるか?」
わあ、ルイが思いっきり目を見開いてっし。そう言ったオレも、ルイを組み敷くイメージ湧かないわ。
「それは……」
「無理だろう? 最初から抱くこと前提だったみてぇだし」
「否定はしないけど」
なんて言うか、ルイは可愛いんだよな。見た目じゃなくてさ。頭は良いし、見た目も麗しいし。でもさ、抜けてるところがあるんだよな。首に回していた腕に力を入れてルイを引き寄せる。耳元に唇を寄せて、息を吹きかけた。ルイが驚いたように肩を竦める。
「……欲しいんだろう? やるから来いよ」
「サクヤ!」
「わ!」
ベッドの上で座っててよかった。そのまま後ろへ倒れ込んだからさ。
「……ぁ」
耳殻を甘噛みされて体が素直に反応した。手際よく身に付けているものを脱がされて、あっという間に全裸だ。どうやったら、こんなに手早く他人の衣服を脱がせることができんだよ。
首筋を唇が辿る。滑りを帯びた舌が舐めあげて、チクリとした痛みが襲ってくる。跡を付けてると思っても、それを駄目だとは言えねぇ。
「……ぁんま、跡」
見えないところにしてくれよ! 学校のみんなは知ってるって分かっててもさ、こういうのは見せたくねぇ!
「どうして? 私のものでしょう?」
「……んっ」
鎖骨を甘噛みされて、窪みを舐められる。どこを刺激されても、オレの体は素直に跳ねた。
「……跡は嫌じゃねぇって。見られたく……ぁ、ふぁ……ねぇの」
身を起こしたルイが今までと違う表情を見せた。その意地悪な笑み。危険を感じんだけど……。
「所有の証は見せないと」
ぬあああぁぁ! やっぱりかよ!
体に力が入らないから、軽々と抱き上げられてベッドの上に乗せられた。オレは男だ! って、前だったら思ったんだけどな。慣れっていうのは恐ろしい。それに、カエデさんのあのラグビー級のタックルを受けて平然としてたし。オレじゃ、絶対に勝てない。
ルイがオレの唇にそれを合わせて。唇の隙間から舌で口を開けるように促される。少し躊躇ったあとに薄く開くと、オレとは違う意志を持った熱の塊が侵入してきた。歯列をなぞられるとゾクりと体が震える。舌が絡まると少しずつ熱が下半身に集まってくる。
「……んっ」
鼻から抜ける音に羞恥心を感じたのは一瞬で、舌を絡めているだけなのに体温が上がってくる。久しぶりだっていうのもあるかもしれない。キスに夢中になってる自分が信じられねぇし。ルイの首に両手を回して、俺からもか求めた。
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「……嫌じゃない?」
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「……ここまできて、それを訊くのかよ? クレハさんに我慢は禁物みたいに言われたんじゃねぇの?」
「……っ。言われたけど。サクヤの体には負担になるからっ」
「じゃあ、逆になるか?」
わあ、ルイが思いっきり目を見開いてっし。そう言ったオレも、ルイを組み敷くイメージ湧かないわ。
「それは……」
「無理だろう? 最初から抱くこと前提だったみてぇだし」
「否定はしないけど」
なんて言うか、ルイは可愛いんだよな。見た目じゃなくてさ。頭は良いし、見た目も麗しいし。でもさ、抜けてるところがあるんだよな。首に回していた腕に力を入れてルイを引き寄せる。耳元に唇を寄せて、息を吹きかけた。ルイが驚いたように肩を竦める。
「……欲しいんだろう? やるから来いよ」
「サクヤ!」
「わ!」
ベッドの上で座っててよかった。そのまま後ろへ倒れ込んだからさ。
「……ぁ」
耳殻を甘噛みされて体が素直に反応した。手際よく身に付けているものを脱がされて、あっという間に全裸だ。どうやったら、こんなに手早く他人の衣服を脱がせることができんだよ。
首筋を唇が辿る。滑りを帯びた舌が舐めあげて、チクリとした痛みが襲ってくる。跡を付けてると思っても、それを駄目だとは言えねぇ。
「……ぁんま、跡」
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「どうして? 私のものでしょう?」
「……んっ」
鎖骨を甘噛みされて、窪みを舐められる。どこを刺激されても、オレの体は素直に跳ねた。
「……跡は嫌じゃねぇって。見られたく……ぁ、ふぁ……ねぇの」
身を起こしたルイが今までと違う表情を見せた。その意地悪な笑み。危険を感じんだけど……。
「所有の証は見せないと」
ぬあああぁぁ! やっぱりかよ!
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