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銀の鳥籠Ⅰ ルイ&サクヤ編
138 今後の方針?
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ここで話していても、何一つ、結論が出るわけじゃねぇ。とりあえず、俺が捕まえた精霊は、本来の親の手元で保管してもらうことにした。オレが持ってても、本当に意味ねぇし。下手したら、どっかに行っちゃいそうだし。
もう少しで年末の休みに入るから、対応は年が明けてからって話になった。リッカには事前に、長老と話をしてもらうことにして、別口でカイトさんに連絡することになった。どのみち、魔法省に確認を取らないとどうしようもないらしい。
鍵の魔法使いの一族は、基本的に魔法省に所属してる。鍵が掛かってる場所は、魔法省に依頼されて対処した場所なんだと。なんでも、魔法省絡みなんだな。確かに、どこかに集約しないと、いろいろ問題があるからなんだろうけど。
「卵についても、きちんとカイトさんに説明しないとね」
寮の部屋に戻るとルイがそう呟く。
「きちんとって?」
「多分だけど、魔法省は今の卵が簡易的で、正規の方法で作られてないことを知ってるよ。公にしてないだけで。ただ、卵が解けてることを知っているかは分からないね。遺伝子を内包している精霊が本当に存在していることは実証済みだから、シロガネさんとクチバさんにも詳しく確認しないと」
「公にできない理由はなんとなく、オレでも分かる」
卵の魔法使いの血筋が絶えたことを、他の魔法使い達に知らせていない。だから、簡易的だと誰も知らねぇんだ。知っているのは、代わりに卵を作る魔法使いと、一握りの上層部の魔法使いだけなんだろうな。つまり、オレ達がその事実を知ってしまったのは、魔法省としては頭が痛い問題なんだろう。
「サクヤ」
「あ?」
考えに没頭してて(滅多にねぇけど)、ルイの行動を見てなかった。顎に手が触れて、いきなり塞がれた唇。いきなりだったから、簡単に口内にルイのを受け入れてしまう。逃げたって無駄なのは分かってる。
「……んっ」
ちょっと待って。昨日の今日はさすがにキツイから。口の中をザラリとした舌の感触が掠めていく。ルイと会うまで、口の中かが感じるなんて知らなかった。ただ、問題はこの刺激が下半身を刺激してくることだ!
ゆっくり離れていった唇は、互いの唾液で濡れて光ってた。ううっ、オレはまだ、高校生だって。刺激が強すぎんだ!
「そんな美味しそうな顔しない」
「っ! バッカなこと言うな!」
それもこれもルイのせいだろう?!
「今日はこれで我慢するから」
本当の意味で我慢されたら、後でオレが大変なんだけどよ。疑うような視線を向けたからだろうな。ルイが苦笑いを浮かべた。
「魔力の欲求じゃないから」
「本当かよ?」
「昨日、無理させたしね」
自覚はあるのか。ベニは相変わらず俺の頭に鎮座したまま、キンとギンは部屋の中を走り回ってる。この部屋、無駄に広いからな。二匹にはいい運動場だ。
「で、どうするんだよ?」
「冬季休暇前にもう一回休みがあるから、その日にシロガネさんに確認しよう。クチバさんは仕事だろうから」
「もしただ消えたなら、その消えた場所に精霊がいるかもな」
でもさ。嫌な予感がするんだよな。ただ、姿が解けたなら、問題ないだろうけど。もし、その卵関係で魔法省を辞めたとしたら、問題があるよな。卵を貰ってすぐ辞めたって聞いたけどさ、本当にそうなんだろうか?
「魔法省には?」
「シロガネさんに話を聞いて、それからだよね。基本的に卵が必要な魔法使いは魔力が強い同性の夫婦だから。ある意味、先生達の卵の欠片が見付かったことは状況を知るのに良かったってことだよ」
まあ、学校内で浮遊してたことに吃驚だけどな。
「それで、今日の本の授業の内容は?」
ルイの問いに、オレは知識を共有すべく、互いの額を合わせた。
もう少しで年末の休みに入るから、対応は年が明けてからって話になった。リッカには事前に、長老と話をしてもらうことにして、別口でカイトさんに連絡することになった。どのみち、魔法省に確認を取らないとどうしようもないらしい。
鍵の魔法使いの一族は、基本的に魔法省に所属してる。鍵が掛かってる場所は、魔法省に依頼されて対処した場所なんだと。なんでも、魔法省絡みなんだな。確かに、どこかに集約しないと、いろいろ問題があるからなんだろうけど。
「卵についても、きちんとカイトさんに説明しないとね」
寮の部屋に戻るとルイがそう呟く。
「きちんとって?」
「多分だけど、魔法省は今の卵が簡易的で、正規の方法で作られてないことを知ってるよ。公にしてないだけで。ただ、卵が解けてることを知っているかは分からないね。遺伝子を内包している精霊が本当に存在していることは実証済みだから、シロガネさんとクチバさんにも詳しく確認しないと」
「公にできない理由はなんとなく、オレでも分かる」
卵の魔法使いの血筋が絶えたことを、他の魔法使い達に知らせていない。だから、簡易的だと誰も知らねぇんだ。知っているのは、代わりに卵を作る魔法使いと、一握りの上層部の魔法使いだけなんだろうな。つまり、オレ達がその事実を知ってしまったのは、魔法省としては頭が痛い問題なんだろう。
「サクヤ」
「あ?」
考えに没頭してて(滅多にねぇけど)、ルイの行動を見てなかった。顎に手が触れて、いきなり塞がれた唇。いきなりだったから、簡単に口内にルイのを受け入れてしまう。逃げたって無駄なのは分かってる。
「……んっ」
ちょっと待って。昨日の今日はさすがにキツイから。口の中をザラリとした舌の感触が掠めていく。ルイと会うまで、口の中かが感じるなんて知らなかった。ただ、問題はこの刺激が下半身を刺激してくることだ!
ゆっくり離れていった唇は、互いの唾液で濡れて光ってた。ううっ、オレはまだ、高校生だって。刺激が強すぎんだ!
「そんな美味しそうな顔しない」
「っ! バッカなこと言うな!」
それもこれもルイのせいだろう?!
「今日はこれで我慢するから」
本当の意味で我慢されたら、後でオレが大変なんだけどよ。疑うような視線を向けたからだろうな。ルイが苦笑いを浮かべた。
「魔力の欲求じゃないから」
「本当かよ?」
「昨日、無理させたしね」
自覚はあるのか。ベニは相変わらず俺の頭に鎮座したまま、キンとギンは部屋の中を走り回ってる。この部屋、無駄に広いからな。二匹にはいい運動場だ。
「で、どうするんだよ?」
「冬季休暇前にもう一回休みがあるから、その日にシロガネさんに確認しよう。クチバさんは仕事だろうから」
「もしただ消えたなら、その消えた場所に精霊がいるかもな」
でもさ。嫌な予感がするんだよな。ただ、姿が解けたなら、問題ないだろうけど。もし、その卵関係で魔法省を辞めたとしたら、問題があるよな。卵を貰ってすぐ辞めたって聞いたけどさ、本当にそうなんだろうか?
「魔法省には?」
「シロガネさんに話を聞いて、それからだよね。基本的に卵が必要な魔法使いは魔力が強い同性の夫婦だから。ある意味、先生達の卵の欠片が見付かったことは状況を知るのに良かったってことだよ」
まあ、学校内で浮遊してたことに吃驚だけどな。
「それで、今日の本の授業の内容は?」
ルイの問いに、オレは知識を共有すべく、互いの額を合わせた。
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