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銀の鳥籠SS
003 疑問
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■133命と精霊で教師にタメ口をきいていたサクヤ。読んでくださった方に疑問を投げかけられて書いたお話です。
「訊きてぇんだけど」
「なんだ?」
「オレさ。仮にも年上、しかも教師に対してかなり、タメ口だけど。気にしねぇの?」
「その前に、お前。俺を教師だって認識があるのか?」
う~ん。教師か?
「そこで悩むのはどうしてだ?」
「まず、授業を受けたことがねぇ」
「まあな。俺は専門の教師だからな」
「専門って?」
「攻撃系の魔法だな。遠距離じゃなく、接近戦の即戦力系だ」
つまり、オレでは習っても全く使えないってヤツだな。
「それにな。魔法使いは年齢というより、魔力で上下が決まる場合が多くてな。あの人を一人で封印したお前は一目置かれた存在なんだよ」
「あれはさ。ムカついたから、意地でも封印してやるって意気込みだったからできたんだよ」
「……あ、理由は聞いた」
「誰から?」
「ルイの父親」
なんでそんな話をしてるんだ?
「知り合いか?」
「先輩だな」
「担当生徒の両親だからじゃなかったんだな?」
「そうだな。先輩は狩人の魔法使いとしては一流だ。魔法だけじゃなく、その頭脳も特出してる」
ルイも頭がいいもんな。魔力が知識を拾ってきてるって言っても、それを理解する頭がないと使えねぇしな。
っていうかよ。ルイの両親を先輩っていうことは、この見た目と年齢が合ってねぇ。まあ、クレハさんとカエデさん。シロガネさんとクチバさんも見た目と年齢が合わねぇよな。
「じゃあさ。オレの言葉遣い、不愉快じゃねぇわけ?」
「最初は吃驚したけどな。慣れたらそんなもんか、って感じだけどな。それに、お前、変えるつもりないだろう?」
「……そうだけど」
「まあ、ルイと色々、共有するようになって、若干、言葉遣いも丁寧になってきてるけどな」
そうなのか?
「そんなに気になるんなら、今からでも丁寧な言葉遣いで構わないぞ」
「ごめん。今更無理」
「そうだろうな」
あ、なんとなく今、うちの親くらいの年齢だって気がする。あくまで、気がするだけだ。見た目が若すぎんだって。
「言っとくが、お前も見た目の年齢がそのうちゆっくりに変わるぞ。親と同じだと思うな」
はい。肝に銘じておきます。
終わり。
「訊きてぇんだけど」
「なんだ?」
「オレさ。仮にも年上、しかも教師に対してかなり、タメ口だけど。気にしねぇの?」
「その前に、お前。俺を教師だって認識があるのか?」
う~ん。教師か?
「そこで悩むのはどうしてだ?」
「まず、授業を受けたことがねぇ」
「まあな。俺は専門の教師だからな」
「専門って?」
「攻撃系の魔法だな。遠距離じゃなく、接近戦の即戦力系だ」
つまり、オレでは習っても全く使えないってヤツだな。
「それにな。魔法使いは年齢というより、魔力で上下が決まる場合が多くてな。あの人を一人で封印したお前は一目置かれた存在なんだよ」
「あれはさ。ムカついたから、意地でも封印してやるって意気込みだったからできたんだよ」
「……あ、理由は聞いた」
「誰から?」
「ルイの父親」
なんでそんな話をしてるんだ?
「知り合いか?」
「先輩だな」
「担当生徒の両親だからじゃなかったんだな?」
「そうだな。先輩は狩人の魔法使いとしては一流だ。魔法だけじゃなく、その頭脳も特出してる」
ルイも頭がいいもんな。魔力が知識を拾ってきてるって言っても、それを理解する頭がないと使えねぇしな。
っていうかよ。ルイの両親を先輩っていうことは、この見た目と年齢が合ってねぇ。まあ、クレハさんとカエデさん。シロガネさんとクチバさんも見た目と年齢が合わねぇよな。
「じゃあさ。オレの言葉遣い、不愉快じゃねぇわけ?」
「最初は吃驚したけどな。慣れたらそんなもんか、って感じだけどな。それに、お前、変えるつもりないだろう?」
「……そうだけど」
「まあ、ルイと色々、共有するようになって、若干、言葉遣いも丁寧になってきてるけどな」
そうなのか?
「そんなに気になるんなら、今からでも丁寧な言葉遣いで構わないぞ」
「ごめん。今更無理」
「そうだろうな」
あ、なんとなく今、うちの親くらいの年齢だって気がする。あくまで、気がするだけだ。見た目が若すぎんだって。
「言っとくが、お前も見た目の年齢がそのうちゆっくりに変わるぞ。親と同じだと思うな」
はい。肝に銘じておきます。
終わり。
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