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雪姫がやってきた
にゃこがやってきた
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その日、ぶち雪姫様の大事なおうちが黒焦げになってしまった。
「一番、高いエサしかもう食べない」
グチを言いながらも、にゃこに甘くて、
一番、高いエサをいくらでもくれたじーちゃんもばーちゃんも。
たったの二時間で、みんな、黒焦げになってしまった。
親戚の姉ちゃんが言う。
「こらぁ、あんたがローソク倒したんじゃろ~」
言いがかりだナァ!
にゃこはびびって、朝から晩まで隠れていたけど、日が暮れる頃に捕獲されて、ケージに詰め込まれたのだ。
若い頃にはご近所一帯を仕切っていたスケバンだったのに、今となっては、にゃこのナワバリは広いおうちと庭だけだったのだ。
つまり、ナワバリが丸ごと黒焦げになって、おうちに帰れなくなってしまったのだ。
じーちゃんとばーちゃんの息子の家は綺麗で広い一戸建て。
だけど、孫がにゃこアレルギーだから、にゃこ、入れてもらえない…。
じーちゃんとばーちゃんの娘の家は安いアパート。
大家さんに、二か月分の家賃を敷金として追加で払えば入れてもらえる…。
にゃこは何かいやな予感がして、ケージに詰め込まれる時、懸命に抵抗したのだ。
だけど詰め込まれたのだ。
そして、車で運ばれて、安いアパートの玄関に連行されたのだ。
「面倒みきれなかったら、保健所で殺してもらっていいから」
ニャー!!!!!!!!
よくないのだ! いいわけないのだ!
ギャース! ギャース!! ギャース!!!
兄ちゃんが、姉ちゃんに、面倒みるのに必要なゆきちをたくさんくれたことなんて、
にゃこは知らないのだ。
兄ちゃんだって、にゃこを心配してくれてたなんて、にゃこは知らないのだ。
「気が立ってるから、すぐにケージから出さない方がいいと思うよ」
あたりまえだナァ!
にゃー! にゃー!! にゃー!!!
だけど、兄ちゃんが帰ると、姉ちゃんはあっさり、ケージの扉をもたもた開けたのだ。
開け方がわからにゃいとは、使えない召使なのだ。
知らにゃい家なのだ。
にゃこは警戒して、すぐにはケージから出なかったけど、扉だけ開けた姉ちゃんが、にゃこを放って、にゃこのトイレのセッティングとかを、やっぱり、もたもたはじめたのだ。
チャンスなのだ!
誰もにゃこを見てにゃいのだ!
足音を忍ばせて、にゃこは隠れ場所を探しにかかるのであった――
「一番、高いエサしかもう食べない」
グチを言いながらも、にゃこに甘くて、
一番、高いエサをいくらでもくれたじーちゃんもばーちゃんも。
たったの二時間で、みんな、黒焦げになってしまった。
親戚の姉ちゃんが言う。
「こらぁ、あんたがローソク倒したんじゃろ~」
言いがかりだナァ!
にゃこはびびって、朝から晩まで隠れていたけど、日が暮れる頃に捕獲されて、ケージに詰め込まれたのだ。
若い頃にはご近所一帯を仕切っていたスケバンだったのに、今となっては、にゃこのナワバリは広いおうちと庭だけだったのだ。
つまり、ナワバリが丸ごと黒焦げになって、おうちに帰れなくなってしまったのだ。
じーちゃんとばーちゃんの息子の家は綺麗で広い一戸建て。
だけど、孫がにゃこアレルギーだから、にゃこ、入れてもらえない…。
じーちゃんとばーちゃんの娘の家は安いアパート。
大家さんに、二か月分の家賃を敷金として追加で払えば入れてもらえる…。
にゃこは何かいやな予感がして、ケージに詰め込まれる時、懸命に抵抗したのだ。
だけど詰め込まれたのだ。
そして、車で運ばれて、安いアパートの玄関に連行されたのだ。
「面倒みきれなかったら、保健所で殺してもらっていいから」
ニャー!!!!!!!!
よくないのだ! いいわけないのだ!
ギャース! ギャース!! ギャース!!!
兄ちゃんが、姉ちゃんに、面倒みるのに必要なゆきちをたくさんくれたことなんて、
にゃこは知らないのだ。
兄ちゃんだって、にゃこを心配してくれてたなんて、にゃこは知らないのだ。
「気が立ってるから、すぐにケージから出さない方がいいと思うよ」
あたりまえだナァ!
にゃー! にゃー!! にゃー!!!
だけど、兄ちゃんが帰ると、姉ちゃんはあっさり、ケージの扉をもたもた開けたのだ。
開け方がわからにゃいとは、使えない召使なのだ。
知らにゃい家なのだ。
にゃこは警戒して、すぐにはケージから出なかったけど、扉だけ開けた姉ちゃんが、にゃこを放って、にゃこのトイレのセッティングとかを、やっぱり、もたもたはじめたのだ。
チャンスなのだ!
誰もにゃこを見てにゃいのだ!
足音を忍ばせて、にゃこは隠れ場所を探しにかかるのであった――
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