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第84話 おっさん、愛される
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ヘルシア半島でアウレア大公国とアルタイナが激突していた頃、本国ではおっさんが聖戦について考えていたのだが、疲れてしまった。
聖戦に加わるための軍備を進めている中、おっさんは気分転換を図ることにした。
皆が軍備を進める中、事務的な手続きは全てドーガに任せていたからなのだが、おっさんの気配りと言うヤツである。
毎度のことなのでドーガも慣れたかと思っていたものだが、そうでもないらしくへそを曲げてしまったので、夜に酒を仕入れて振る舞うことにした。
もちろん兵士たちにも大盤振る舞いである。
「いやー、一番仕事のデキる男、ドーガくんにかんぱ~い~!!」
「閣下、そんなことで私は騙されませんからね?」
「おい、ドーガ。こんなにうめぇ酒をオゴってもらって何が不満だってんだ?」
「不満とかじゃねぇんだよ! つーかテメーも仕事しろよ!」
「おいおい、適材適所って言葉を知らねぇのかよ」
「ほーん。じゃあ、テメーの適所はヒモかなんかか?」
「おい、言葉に気を付けろ。俺はこっちに来てからも練兵とかで忙しいんだよ」
「バッカスもやってんだろうがよ!」
「俺を引き合いに出すのはやめろ……」
「いやー仲が良いねキミたちは。飲み会をセッティングして良かったよ」
「閣下の目は節穴ですかい……」
何やらドーガとガイナスが不毛な言い争いをしているのだが、おっさんのツッコミにガイナスが呆れたように零す。バッカスだけは何故かゲンナリしており、心なしかツッコミにも気持ちが入っていない。他の2人はこれほど元気だと言うのに。
「こいつらいつもこんなんだから大丈夫」
「閣下! 一緒にされては困ります!」
「こいつと一緒にすんじゃねぇ!」
「ほら」
バッカスは何が「ほら」なんだ?と思いつつジィーダバの家臣だった時との違いを痛感していた。家臣とこんなにも近い主君など見たことがない。
バッカスからは表情こそ読めないが生暖かい目で2人を見守っているおっさんにどことなく不思議な感情を抱いていた。
一直線の剛将であったバッカスは何事も真正面から相対することを常としていた。
言葉使いは悪いが、義理堅く実直なその性格はジィーダバにも信頼されたものであった。
「閣下、閣下は何を見ている? 俺は何をすればいい?」
「いきなりだね。うーん。難しいな。まぁ今のところはアウレアのゴタゴタを何とかしたいと思っている。将来的にはもちろん天下統一だがね」
「て、天下の統一だって……?」
「漢と書いて男なら天下を取ってみたいでしょ」
「天下とは……」
「世界取ったるってことだねぇ」
「アウレア大公国のような小国が? 本気なんですかい?」
「うん。割とね」
バッカスは開いた口が塞がらなかった。
この頭巾を被った不思議な男――その者はおっさん――がどんな大それたことを言ったのか理解しているのか疑問が頭を過る。
「だ・か・ら、オメーも事務方の苦労ってモンがだな!」
「俺の仕事は近衛だって最初から言ってんだろ! 俺ぁ、閣下から離れねぇからな!」
「ええ……オメーどんだけ閣下が好きなんだよ……」
「そうなんだよなぁ……」
ドーガとガイナスの言い合いにおっさんはしみじみと相槌を打っている。
バッカスはそれを見て、何故だかジィーダバが負けたことがストンと心に落ちたような気がした。
ジィーダバに人材がいなかった訳ではない。
むしろ股肱の臣がおり、綺羅星の如き名将が揃っていた。
もちろん、おっさん陣営よりもである。
では何故、あのような暴挙に及び敗北したか?
決定的に違っていたのは見ている景色であった。
バッカスは今それを確信したのだ。
「(この男は何かが違う……何だ……思考、論理、価値観!?)」
現代日本から来たただのおっさんだとは露ほども知らないバッカスには、現代の価値観を理解するには早すぎた。
「(何も考えていないように見えてとんでもないお人だったのか)」
まったくもって失礼である。
おっさんだって少しは考えているのだ。
頭の中に夢を詰め込んでいるだけなのである。
「ほれほれ。キミも彼らと交流してきな」
「は、はぁ……」
おっさんは上司らしく背中を押してやる。
こう言う男と男の付き合いも必要なのである。
しかし、バッカスは戸惑って中々2人に歩み寄ろうとはしない。
そんな間にも2人は増々ヒートアップしていた。
「いっちゃん強ぇヤツが近衛になるんだよ!」
「そんな決まりねぇだろうが!」
「俺の中では決まってんだよ!」
「……」
ガイナスが断言したことでドーガが言葉に詰まる。
しばらく閉口したままだったが、やがて刻は動き出す。
「とにかくオメーは度が過ぎてんだ。この閣下狂いがッ!」
ドーガの心の奥底からの叫びにおっさんとバッカスは心の中でこう思った。
「(閣下狂いって何だ? シグルイの類語?)」
「(こいつら大丈夫か? 主はともかく従がこれかよ)」
2人が段々と険悪になっていくのにようやく気が付いたおっさんは、ハタと思いついたことを話してみた。
「そんなに強さが大事なら腕相撲でもやってみなよ。腕試しに丁度いいだろ」
『腕相撲?』
仲良くハモる2人。
こいつら実は似た者同士なんじゃねぇのとおっさんは思いつつ、やり方を教えてやる。
「あー腕と腕を組んでだな。そして押し倒すんだ」
『腕を組んで押し倒す!?』
2人は驚愕の表情を浮かべ、またまた声を重ねる。
それもそのはずおっさんの説明が超雑なせいで男同士でくんずほくれずするのかと勘違いしてしまったのだ。
「閣下、それはちょっと……」
「俺にそんな趣味はねぇぞ!」
「趣味? まぁ確かに腕相撲が趣味のヤツは少ないだろうな」
そしておっさんも勘違いをしていた。
「だからこうしてな」
「閣下ッ! 大丈夫です! 我々は友好を深めていただけであります!」
「そ、そうだぞ!? 喧嘩するほど仲がいいって言うだろ?」
「ほーん。とにかくやってみろって」
誤解を解くのに30分かかりました。
聖戦に加わるための軍備を進めている中、おっさんは気分転換を図ることにした。
皆が軍備を進める中、事務的な手続きは全てドーガに任せていたからなのだが、おっさんの気配りと言うヤツである。
毎度のことなのでドーガも慣れたかと思っていたものだが、そうでもないらしくへそを曲げてしまったので、夜に酒を仕入れて振る舞うことにした。
もちろん兵士たちにも大盤振る舞いである。
「いやー、一番仕事のデキる男、ドーガくんにかんぱ~い~!!」
「閣下、そんなことで私は騙されませんからね?」
「おい、ドーガ。こんなにうめぇ酒をオゴってもらって何が不満だってんだ?」
「不満とかじゃねぇんだよ! つーかテメーも仕事しろよ!」
「おいおい、適材適所って言葉を知らねぇのかよ」
「ほーん。じゃあ、テメーの適所はヒモかなんかか?」
「おい、言葉に気を付けろ。俺はこっちに来てからも練兵とかで忙しいんだよ」
「バッカスもやってんだろうがよ!」
「俺を引き合いに出すのはやめろ……」
「いやー仲が良いねキミたちは。飲み会をセッティングして良かったよ」
「閣下の目は節穴ですかい……」
何やらドーガとガイナスが不毛な言い争いをしているのだが、おっさんのツッコミにガイナスが呆れたように零す。バッカスだけは何故かゲンナリしており、心なしかツッコミにも気持ちが入っていない。他の2人はこれほど元気だと言うのに。
「こいつらいつもこんなんだから大丈夫」
「閣下! 一緒にされては困ります!」
「こいつと一緒にすんじゃねぇ!」
「ほら」
バッカスは何が「ほら」なんだ?と思いつつジィーダバの家臣だった時との違いを痛感していた。家臣とこんなにも近い主君など見たことがない。
バッカスからは表情こそ読めないが生暖かい目で2人を見守っているおっさんにどことなく不思議な感情を抱いていた。
一直線の剛将であったバッカスは何事も真正面から相対することを常としていた。
言葉使いは悪いが、義理堅く実直なその性格はジィーダバにも信頼されたものであった。
「閣下、閣下は何を見ている? 俺は何をすればいい?」
「いきなりだね。うーん。難しいな。まぁ今のところはアウレアのゴタゴタを何とかしたいと思っている。将来的にはもちろん天下統一だがね」
「て、天下の統一だって……?」
「漢と書いて男なら天下を取ってみたいでしょ」
「天下とは……」
「世界取ったるってことだねぇ」
「アウレア大公国のような小国が? 本気なんですかい?」
「うん。割とね」
バッカスは開いた口が塞がらなかった。
この頭巾を被った不思議な男――その者はおっさん――がどんな大それたことを言ったのか理解しているのか疑問が頭を過る。
「だ・か・ら、オメーも事務方の苦労ってモンがだな!」
「俺の仕事は近衛だって最初から言ってんだろ! 俺ぁ、閣下から離れねぇからな!」
「ええ……オメーどんだけ閣下が好きなんだよ……」
「そうなんだよなぁ……」
ドーガとガイナスの言い合いにおっさんはしみじみと相槌を打っている。
バッカスはそれを見て、何故だかジィーダバが負けたことがストンと心に落ちたような気がした。
ジィーダバに人材がいなかった訳ではない。
むしろ股肱の臣がおり、綺羅星の如き名将が揃っていた。
もちろん、おっさん陣営よりもである。
では何故、あのような暴挙に及び敗北したか?
決定的に違っていたのは見ている景色であった。
バッカスは今それを確信したのだ。
「(この男は何かが違う……何だ……思考、論理、価値観!?)」
現代日本から来たただのおっさんだとは露ほども知らないバッカスには、現代の価値観を理解するには早すぎた。
「(何も考えていないように見えてとんでもないお人だったのか)」
まったくもって失礼である。
おっさんだって少しは考えているのだ。
頭の中に夢を詰め込んでいるだけなのである。
「ほれほれ。キミも彼らと交流してきな」
「は、はぁ……」
おっさんは上司らしく背中を押してやる。
こう言う男と男の付き合いも必要なのである。
しかし、バッカスは戸惑って中々2人に歩み寄ろうとはしない。
そんな間にも2人は増々ヒートアップしていた。
「いっちゃん強ぇヤツが近衛になるんだよ!」
「そんな決まりねぇだろうが!」
「俺の中では決まってんだよ!」
「……」
ガイナスが断言したことでドーガが言葉に詰まる。
しばらく閉口したままだったが、やがて刻は動き出す。
「とにかくオメーは度が過ぎてんだ。この閣下狂いがッ!」
ドーガの心の奥底からの叫びにおっさんとバッカスは心の中でこう思った。
「(閣下狂いって何だ? シグルイの類語?)」
「(こいつら大丈夫か? 主はともかく従がこれかよ)」
2人が段々と険悪になっていくのにようやく気が付いたおっさんは、ハタと思いついたことを話してみた。
「そんなに強さが大事なら腕相撲でもやってみなよ。腕試しに丁度いいだろ」
『腕相撲?』
仲良くハモる2人。
こいつら実は似た者同士なんじゃねぇのとおっさんは思いつつ、やり方を教えてやる。
「あー腕と腕を組んでだな。そして押し倒すんだ」
『腕を組んで押し倒す!?』
2人は驚愕の表情を浮かべ、またまた声を重ねる。
それもそのはずおっさんの説明が超雑なせいで男同士でくんずほくれずするのかと勘違いしてしまったのだ。
「閣下、それはちょっと……」
「俺にそんな趣味はねぇぞ!」
「趣味? まぁ確かに腕相撲が趣味のヤツは少ないだろうな」
そしておっさんも勘違いをしていた。
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