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第94話 おっさん、人材を発掘する
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――中央ゴレムス暦1583年5月15日
バルト王国 王都ベイルトン
「アウレアがヘルシア半島で負けたとな。くっくっく……ザマを見よ。あの大国気取りのアルタイナ如きに負けるとは愉快で堪らぬわ」
トゥルン王は小気味よいと言った感じで含み笑いを噛み殺す。
「陛下、しかし此度はあのアルデ将軍が兵を率いていた訳ではございませぬ」
「知っておるわ! アウレアが負けたと言うだけで愉快と言うておるのじゃ! 水を差すでないわッ!」
トゥルンは打って変わって不機嫌な声色で宰相のカルケーヌを怒鳴りつける。
「(空気を読めぬ奴じゃ)」
「それは失礼を致しました……」
「しかし奴ら正気か? 聖戦に参加せぬとは列強やあのイルクルスに難癖つけられるは必定ぞ?」
「確かに聖戦参加以上のことが起こっているとは思えませぬな」
デナード軍務大臣もアウレアの奇妙な動きに小首を傾げながら言った。
確かに誰もほぼホーネットのプライドだけで決めたヘルシア討伐だとは思い当たるはずもない。
「しかしこんなチャンスで聖戦発議などイルクルスにも困ったものだ」
「とは言え、アウレアとはまだ和議の期間が残っておりますぞ」
「ふん。期間が終われば直ちに攻め入ってくれるわ」
トゥルンが鼻息荒く、そう言うのをカルケーヌが困ったものを見るかのような目で眺めている。内心困ったお方だとか思っているのは間違いないだろう。
「ところで聖都エルクルスにはもう出立したのであったな?」
「はッ総大将にデロリアン少将を据え、兵八○○○を送っております」
「うむ、最強の軍を送らねば蛮族とは言え、余計な兵を失いかねん」
「損失ですか……なればブレイン少将でも良かったのではございませんか?」
「戯けッあのブレインを送り出してみよ。教皇を半殺しにしかねんぞ?」
「……流石にそこまでは」
「いや……」
カルケーヌの言葉にデナードは焦ったような笑みを浮かべるのみだ。
若干、顔が引きつって見えるのは気のせいではないかも知れない。
「(しかねないのかよ……)」
ブレインの評判は聞いていてもあまり接点のないカルケーヌでは、彼の鬼畜っぷりは分からないようだ。
「とにかくアウレアの動向に注視せよ。ガーレ帝國もな。自国から離れた半島に兵を送っている場合ではないと我らが教えてやる。貴様もそのつもりでいろデナードよ」
「はッ」
バルト王国は聖戦に参加。
その後、和議の期間が切れたらアウレアに喧嘩を売るべく動き出す。
トゥルンにとって、いやバルト王国にとってアウレア征伐は悲願なのである。
◆ ◆ ◆
アルタイナの首都アルスでは――
ヘルシア半島でアウレア大公国軍が敗れたのを聞いたアルタイナの革新派は微妙な立場に追い込まれていた。
コウショウは屋敷に革新派のメンバーを集めて話し合いを行っていた。
「ど、どうするのだ……アウレアがヘルシア半島で敗れてしまったぞ」
「我が国の政治体制は末期状態じゃ。なんとかアウレアと協力、いや支援してもらい外国に打ち勝てる体制にしなければならない」
コウショウはアルタイナ皇帝に魔術に頼らない近代的な武器による軍事面の建て直しを献策していた。しかし、皇帝が元々、世界の中心がアルタイナであると言う思想を強く持っていたため、他国を蛮国と見なしていた。そのため他国の技術を取り入れようとする革新派はその活動を活発化できないでいた。
「この際、ヘルシアの革新派とも手を組むべきか」
「血迷ったことを言うな。ヘルシアなんぞは虎の威を借る狐だぞッ。ヘルシアにも革新派はいるらしいが何もできまいよ」
その時、部屋の扉が突然ガラガラと開いた。
不躾にも部屋に踏み込んで来たのは皇帝派のジンダイ将軍であった。
「革新派の皆さん、こんなところで謀議ですかな?」
「謀議だと? 無礼にもほどがあろう」
「ではなんなのですかな? 国家の重鎮が揃いも揃って他国の真似事をするための会議をするなど、他国に媚び売る売国奴では?」
「我々はアルタイナの行く末を案じておる。そのためには外国から技術を取り入れる必要があると思うておるだけじゃ。何でも外国に倣えとは思っておらぬ」
ジンダイ将軍はコウショウの言葉を鼻で笑飛ばすと、まるで憐れな者を見るかのような目でジッと眺めた。
「まぁよろしいでしょう。私は貴公らを捕らえにきたのではない。忠告にきたのだ」
もったいぶった言い回しをするジンダイ将軍に革新派の面々が焦れる。
何を言いたいのだこの男は?とキレかかっているメンバーもいるほどだ。
「我らが皇帝陛下は次のヘルシアでの戦いでアウレア大公国軍を完膚無きまでに叩き潰し、二度とヘルシアの地を踏ませないとお考えだ。それが為れば貴公たちも考えを改めよう。そう仰られた。皇帝陛下のお慈悲に感謝することだな」
そう言うとジンダイ将軍は部屋から颯爽と出て行った。
その姿には自信がみなぎっているのが分かる。
コウショウは理解した。
この国ではもう討論して、国のかじ取りをしていくことなど不可能になったことに。前皇帝の頃までは家臣が闊達に意見を述べ、皇帝の前で舌戦を繰り広げたものだ。これはもう軍事改革だけでなく政治体制自体を変えねばならないかも知れない。
「国が滅んでからでは遅いのだぞ……」
コウショウの呟きは誰の耳にも届かず消えた。
◆ ◆ ◆
「おい! ドーガくん!」
アウレアのおっさんの屋敷にある執務室で待っていたドーガは興奮状態で入ってきたおっさんに面食らっていた。
こいつ朝からテンション高いなと思ったドーガであったが、まぁいつものことかと言い聞かせる。
「閣下、朝っぱらからどうされたんです」
執務室に入ってきたのはおっさんだけではなかった。
軍服を着た若い青年がおっさんに手を引かれて入ってくる。
「おう。それがな? ログインボーナスのカードの人物をついに見つけたんだよ」
ドーガ以外が聞いていれば何言ってんだこいつ状態のおっさんの言であったが、もちろんドーガには理解できてしまうのであった。
おっさんからは説明を受けているのでドーガも折に触れて探してみたこともあった。ただ一向に見つかる様子がないので半ば諦めかけていたのだが、おっさんが見事見つけたようだ。
カードに記載された人物――それは取りも直さず仲間になる候補と言うことだ。
おっさんが椅子に腰掛けると、デスクの前で青年がピンと姿勢よく立って不動になる。貴族諸侯からは厳しいと評判の軍制改革だが、しっかり進んでいるようだとドーガは安心する。
「レスターくん、こっちの彼が私の副官補のドーガ・バルムンクくんね。ちょっと自己紹介してみて」
「はッ。私はアウレア第二軍団所属のアイル・レスター少尉であります!年齢は24、身長は175cm、体重は66キロであります! バルムンク閣下、よろしくお願い致します!」
「と言う訳でレスターくんには我が直轄軍団に転属してもらいます」
「閣下、どういう訳か分からないのですが!」
ご丁寧にもツッコミを入れるレスターを見てドーガは溜め息をついた。
「閣下、ご説明はされていないので?」
「ああ、見つけた時興奮してね。思わず連れ去ってしまった」
ドーガは連れ去ってんじゃねぇよと思いつつ、おっさんを見ると期待の眼差しで見られていることに気が付いた。
要は説明を丸投げされた訳だが、ドーガには慣れたものである。
「あーレスター少尉、貴君には将来的に兵を率いる将校になってもらう。そのために一兵卒ではなく全体を見通す目を養ってほしい。まぁ少尉だから将来的にそうなっていたかも知れんが、それが早まったと思ってくれればいい」
「はッ。アルデ元帥閣下の下で兵を率いれるのは光栄至極です」
「レスター少尉、これで我々は家族みたいなもんだ。よろしく頼む」
おっさんはボードでレスターの状態を確認しながら言った。
それに対し、レスターは家族と言う言葉にいまいちピンとこないのか「はぁ……」と生返事をしている。
[名前]:アイル・レスター
[称号]:少尉
[加護]:-
[指揮]:☆☆☆☆
[所属]:倶利伽羅軍
[個技]:-
[戦法]:-
[才能]:-
[特性]:【慎重】【冷静】
[等級]:現地人(N)
「いやー【指揮】が高くていいね」
ヘルシア半島でアルタイナに敗れるなど良いことがなかったおっさんであったが、ここに来て良いことが起きておっさん的には満足であった。
「ドーガ、宝珠もそこそこは集まってるし、決戦前に皆を強化するぞ。レスター少尉には兵を率いて練兵をさせてくれ。素質を見極める」
「御意」
ドーガが冷静な中、おっさんは興奮が覚めやらぬ様子で、アルタイナへの復讐を誓うのであった。
「アルタイナ、覚悟してろよ……借りは熨斗つけて返してやる」
バルト王国 王都ベイルトン
「アウレアがヘルシア半島で負けたとな。くっくっく……ザマを見よ。あの大国気取りのアルタイナ如きに負けるとは愉快で堪らぬわ」
トゥルン王は小気味よいと言った感じで含み笑いを噛み殺す。
「陛下、しかし此度はあのアルデ将軍が兵を率いていた訳ではございませぬ」
「知っておるわ! アウレアが負けたと言うだけで愉快と言うておるのじゃ! 水を差すでないわッ!」
トゥルンは打って変わって不機嫌な声色で宰相のカルケーヌを怒鳴りつける。
「(空気を読めぬ奴じゃ)」
「それは失礼を致しました……」
「しかし奴ら正気か? 聖戦に参加せぬとは列強やあのイルクルスに難癖つけられるは必定ぞ?」
「確かに聖戦参加以上のことが起こっているとは思えませぬな」
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確かに誰もほぼホーネットのプライドだけで決めたヘルシア討伐だとは思い当たるはずもない。
「しかしこんなチャンスで聖戦発議などイルクルスにも困ったものだ」
「とは言え、アウレアとはまだ和議の期間が残っておりますぞ」
「ふん。期間が終われば直ちに攻め入ってくれるわ」
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「ところで聖都エルクルスにはもう出立したのであったな?」
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「戯けッあのブレインを送り出してみよ。教皇を半殺しにしかねんぞ?」
「……流石にそこまでは」
「いや……」
カルケーヌの言葉にデナードは焦ったような笑みを浮かべるのみだ。
若干、顔が引きつって見えるのは気のせいではないかも知れない。
「(しかねないのかよ……)」
ブレインの評判は聞いていてもあまり接点のないカルケーヌでは、彼の鬼畜っぷりは分からないようだ。
「とにかくアウレアの動向に注視せよ。ガーレ帝國もな。自国から離れた半島に兵を送っている場合ではないと我らが教えてやる。貴様もそのつもりでいろデナードよ」
「はッ」
バルト王国は聖戦に参加。
その後、和議の期間が切れたらアウレアに喧嘩を売るべく動き出す。
トゥルンにとって、いやバルト王国にとってアウレア征伐は悲願なのである。
◆ ◆ ◆
アルタイナの首都アルスでは――
ヘルシア半島でアウレア大公国軍が敗れたのを聞いたアルタイナの革新派は微妙な立場に追い込まれていた。
コウショウは屋敷に革新派のメンバーを集めて話し合いを行っていた。
「ど、どうするのだ……アウレアがヘルシア半島で敗れてしまったぞ」
「我が国の政治体制は末期状態じゃ。なんとかアウレアと協力、いや支援してもらい外国に打ち勝てる体制にしなければならない」
コウショウはアルタイナ皇帝に魔術に頼らない近代的な武器による軍事面の建て直しを献策していた。しかし、皇帝が元々、世界の中心がアルタイナであると言う思想を強く持っていたため、他国を蛮国と見なしていた。そのため他国の技術を取り入れようとする革新派はその活動を活発化できないでいた。
「この際、ヘルシアの革新派とも手を組むべきか」
「血迷ったことを言うな。ヘルシアなんぞは虎の威を借る狐だぞッ。ヘルシアにも革新派はいるらしいが何もできまいよ」
その時、部屋の扉が突然ガラガラと開いた。
不躾にも部屋に踏み込んで来たのは皇帝派のジンダイ将軍であった。
「革新派の皆さん、こんなところで謀議ですかな?」
「謀議だと? 無礼にもほどがあろう」
「ではなんなのですかな? 国家の重鎮が揃いも揃って他国の真似事をするための会議をするなど、他国に媚び売る売国奴では?」
「我々はアルタイナの行く末を案じておる。そのためには外国から技術を取り入れる必要があると思うておるだけじゃ。何でも外国に倣えとは思っておらぬ」
ジンダイ将軍はコウショウの言葉を鼻で笑飛ばすと、まるで憐れな者を見るかのような目でジッと眺めた。
「まぁよろしいでしょう。私は貴公らを捕らえにきたのではない。忠告にきたのだ」
もったいぶった言い回しをするジンダイ将軍に革新派の面々が焦れる。
何を言いたいのだこの男は?とキレかかっているメンバーもいるほどだ。
「我らが皇帝陛下は次のヘルシアでの戦いでアウレア大公国軍を完膚無きまでに叩き潰し、二度とヘルシアの地を踏ませないとお考えだ。それが為れば貴公たちも考えを改めよう。そう仰られた。皇帝陛下のお慈悲に感謝することだな」
そう言うとジンダイ将軍は部屋から颯爽と出て行った。
その姿には自信がみなぎっているのが分かる。
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「国が滅んでからでは遅いのだぞ……」
コウショウの呟きは誰の耳にも届かず消えた。
◆ ◆ ◆
「おい! ドーガくん!」
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こいつ朝からテンション高いなと思ったドーガであったが、まぁいつものことかと言い聞かせる。
「閣下、朝っぱらからどうされたんです」
執務室に入ってきたのはおっさんだけではなかった。
軍服を着た若い青年がおっさんに手を引かれて入ってくる。
「おう。それがな? ログインボーナスのカードの人物をついに見つけたんだよ」
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おっさんからは説明を受けているのでドーガも折に触れて探してみたこともあった。ただ一向に見つかる様子がないので半ば諦めかけていたのだが、おっさんが見事見つけたようだ。
カードに記載された人物――それは取りも直さず仲間になる候補と言うことだ。
おっさんが椅子に腰掛けると、デスクの前で青年がピンと姿勢よく立って不動になる。貴族諸侯からは厳しいと評判の軍制改革だが、しっかり進んでいるようだとドーガは安心する。
「レスターくん、こっちの彼が私の副官補のドーガ・バルムンクくんね。ちょっと自己紹介してみて」
「はッ。私はアウレア第二軍団所属のアイル・レスター少尉であります!年齢は24、身長は175cm、体重は66キロであります! バルムンク閣下、よろしくお願い致します!」
「と言う訳でレスターくんには我が直轄軍団に転属してもらいます」
「閣下、どういう訳か分からないのですが!」
ご丁寧にもツッコミを入れるレスターを見てドーガは溜め息をついた。
「閣下、ご説明はされていないので?」
「ああ、見つけた時興奮してね。思わず連れ去ってしまった」
ドーガは連れ去ってんじゃねぇよと思いつつ、おっさんを見ると期待の眼差しで見られていることに気が付いた。
要は説明を丸投げされた訳だが、ドーガには慣れたものである。
「あーレスター少尉、貴君には将来的に兵を率いる将校になってもらう。そのために一兵卒ではなく全体を見通す目を養ってほしい。まぁ少尉だから将来的にそうなっていたかも知れんが、それが早まったと思ってくれればいい」
「はッ。アルデ元帥閣下の下で兵を率いれるのは光栄至極です」
「レスター少尉、これで我々は家族みたいなもんだ。よろしく頼む」
おっさんはボードでレスターの状態を確認しながら言った。
それに対し、レスターは家族と言う言葉にいまいちピンとこないのか「はぁ……」と生返事をしている。
[名前]:アイル・レスター
[称号]:少尉
[加護]:-
[指揮]:☆☆☆☆
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[個技]:-
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[才能]:-
[特性]:【慎重】【冷静】
[等級]:現地人(N)
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ヘルシア半島でアルタイナに敗れるなど良いことがなかったおっさんであったが、ここに来て良いことが起きておっさん的には満足であった。
「ドーガ、宝珠もそこそこは集まってるし、決戦前に皆を強化するぞ。レスター少尉には兵を率いて練兵をさせてくれ。素質を見極める」
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