最弱スキルも9999個集まれば最強だよね(完結)

排他的経済水域

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外伝8話 考察

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「と、これが私が『惑星ジムダ』……ケインさん達の星に降り立ったまでです」

話を終えたタナカさんは一息つくとコップの水を飲み始めた。
その事にケインは突っ込まずにはいられなかった。

「ちょ、ちょっと待ってください!何でそんな良いところで終わっちゃうんですか!?結局言語が同じだった理由は?僕達の祖先は同じ地球人だったの!?どうやって移住してきたの!?」

「まぁ、慌てないでください。結論から言いますと調べられなかったです。というより、一般に言われていた神話の内容は、アフトロ君が喋っていた事とそう大差は無かったので………ただ、ここからは私の考察ですが……」

「待って下さい、その前に……いるんでしょう?ジングウジ君」

「えっ……」

すると、扉の向こうから聞き耳を立てていたであろう恭弥が申し訳なさそうに出てきた。

「す、すみません……気になってしまって」

タナカさんは驚いた顔をしていたが、ケインは別にどうという事はないと言った様子だ。

「構いませんよ。居候させてもらっているのだから事情くらい説明しても」

「……それもそうですね。神宮寺さん、こちらに来てください。あなたにも話したい事があります」

「……分かりました」



「それでは、ケインさん、神宮寺さん、……これから話す事はあくまで憶測に過ぎません。私達の祖先は……遥か何千年も前から宇宙の様子を調べる手段を持っていました。1000年も前になれば、ロケットで月に行くことすら可能でした。しかし、今まで惑星ジムダは発見されたことすらなかったのです。そして、そこにいた人々は地球人と同じ見た目、同じ言語を使い……更には同じ名字を持つ神まで存在しました。この事から考えたのですが、黒幕はその神スズキなのではないでしょうか?」

「‥‥黒幕?何の?」

「勿論、惑星ジムダを作った黒幕です」

「えっ……惑星ジムダって、作られた星なんですか!?」

「まぁ、そう考えるのが妥当でしょう。今の所その方法なんかは分かりません。そもそも人間に出来るようなこととも思えませんがね……」

「その根拠は?」

「根拠……というほど確実なものでもありませんが、あの世界の言語は日本語で統一されていたにも関わらず、日本人の苗字を持つ者は居ませんでした。ケインさんの見た目も明らかに日本人では無いですし……そもそも黒髪の人間も私はみたことがありません」

「ガルドは黒髪でしたけど……」

「えっ……」

「ま、まぁ僕もガルド以外には会ったことないし……(そういえばお姉さんも黒髪だったけど)」

「うーむ……どうしましょう。いきなり私の考えに信憑性がなくなってきました」

「とりあえず最後まで話してください」

「分かりました………そもそもあの世界での文化の元ネタは日本でのものが多かったのです。建築物や童話なんかもそうでしたが、にも関わらず日本人らしき人がいない。つまり、唯一の日本人苗字を持つスズキという男が、あの惑星を作ったことに関与しているのでは無いかと……そう考えたのです」

「そ、それは……」

少し話が飛躍しすぎな気もするが……

「ええ、ガルドさんが日本人らしい顔立ちだったのならこの前提も崩れてしまいますね」

「まぁ、予想のうちの一つとしておきますか」

「はい」

こうして、一旦話は終わったかに思えたが……
ここで恭弥が質問をした。

「あ、あの……疑問なんですが良いですか?夕方に見たあの化け物達は何だったんですか?」

そういえば何で地球にドラゴンがいたのだろうか……







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