異世界陸軍活動記

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配達とお母さん

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 国を守るための軍人と言えども、やはり休みなしで働くのは精神的にも肉体的にも無理があり、数カ月ごとに休暇を貰える事になっている。
 それは何カ月単位なのか、どのくらい休めるのかはその部隊で違う、決まった日数は無い。
 パルドラ要塞にいる自分達の休暇は、今回日数がすくない。
 
 大陸西部から中央、そして東部の少し入り込んだ場所まで、グラースオルグが過去に通過したと言われる場所、大陸深部と呼ばれる、より強い魔物が住む場所がある為、軍隊が進軍できるのは大陸の東部だけに限定されている。
 ハルツールが大陸東部の西地区にある、敵のヨルド要塞を攻略した時、勢いに乗ったハルツールは、それまで均衡してた前線を全体の1割ほど押し上げた。
 1割だけ? と思うかもしれないが、かなりの面積となる

 そのまま更に押し上げる事が出来るかと思われたが、そうはならなかった。
 マシェルモビアには、ハルツールでは解析できない魔道具が存在し、尚且つ、召喚獣を消滅出来る『召喚者殺し』が存在したからだ。
 一度突かれると召喚獣は消滅し、二度と召喚出来なくなる。
 そのため、軍は召喚者を前に出せず、召喚者自身もそれを恐れた。

 それにより今まで押していた戦況はどんどん後退して行く

 大陸東部の東地区は海がある為、海軍力では勝っているハルツール海軍の協力もあり、未だに押している
 
 大陸東部の中央は、既に以前の状態に押し戻されたが、ハルツールが金と時間を掛けて建てたパルドラ要塞があり、完全にマシェルモビアの進行を抑えている。

 しかし問題は大陸東部の西地区、つい数か月前に、ハヤト隊も攻略に参加したヨルド要塞、その攻略の為足掛かりとして使っていた敵から奪った拠点、そこがついに落とされてしまった。
 そして続けざまに補給路を断たれてしまい、『成長促進』の魔法陣を守っていた場所もあっけなく落とされた。
 だがそれだけでは終わらず、遂には今までハルツールが守っていた場所にも入り込まれ、その結果、大陸東部の西地区緩衝地帯は、大きく領土を奪われてしまった。
 東を取ったら西を取られた状態である。

 ハルツールからして見たら危機的状況であるが、それでも兵に休暇は与えなければならない、交代要員など色々工面をし、やっとの事で休暇を貰えることになった。

 ◆◇

「長かった~」

 自分に与えられた家に足を踏み入れた瞬間、なんだホッとした。

 休暇が取れると聞いた日から数カ月、やっと自分達にも休暇の番が回ってきた。こんな長い間休暇を貰えなかったのは今回が初めてなんじゃないだろうか?

 郵便受けを取りあえず開けてみると、中身がパンパンで取り出す事も出来ない程詰まっていた。
 長い事帰っていなかったから仕方ない、でもこれの9割以上がほとんど関係ないチラシだったりする、同じようなチラシが何度も入っていたりするのでうんざりする。
 
「お任せください」
 ラグナが現れ、その手でチラシに触れるとラグナの『収納』に消えていった。
「選別しておきましょう」

「宜しく」

 ラグナはそのまま膝を付くと、後ろに背負っている3体の小さい魔女風お婆ちゃん達を下ろした。
「さあ、あなた達も仕事のお時間ですよ」

 少しだけ身なりの良くなった3体の小さな魔女たちは、「ヒッヒッ」と笑いながら家の中に入って行く、途中で俺の尻を触っていくのもいつもの事
 慣れてしまった俺は、特に抵抗せず家の中に入って行く、夕方には発注していた荷物が届くしそれまで休んでよう、今日くらいはゆっくりしていたい。


 ・・・・

 ・・・・

 一日ゆっくりしていた俺は次の日から作業に取り掛かる
 紅茶に味の似たトロン茶を飲みながら、昨日ラグナが選別してくれた郵便物を確認する

「旦那様、私はこれから買い物に出かけたいのですがよろしいでしょうか?」
 スーパーのチラシを手にしたラグナは伺いを立ててくる

「行っておいで、魔物に間違われないようにな」

「はい、それでは行ってまいります」
 一礼し下がっていった。

 あれだけあった郵便物もラグナが選別した後は数枚しか残って無かった。ほとんどがやっぱりチラシだったんだろう。
 残った物も大体お役所からの郵便だった。その中で封筒に入った郵便が一つ、ハルツールの印が入った物

「許可がおりたっぽいな」

 封筒を破き取り出すと、中に入っていた物は『追尾』魔法の許可証
 魔法の効果としては名前のまんま、ただ単に後を付いてくる、それだけだ。土木関係や運送関係の職に就いた場合、コレを持っていると給料が上がる。

 戦闘で使う場合、弓を得意でこの魔法を契約している者がたまに使ったりする、矢を放った瞬間にこの魔法を矢に掛けると、矢筒に入っている矢が一斉に飛び出す、同じスピードで追尾するので、矢をばらまきたい時などに有効だ。
 俺の様な弓が苦手な人間には合っているだろう、下手な弓矢も数打ちゃ当たるの精神だ。これがあればタクティアの武器もまた改造出来るし、契約が出来たら後でラグナに使いに出して武器を持って来てもらおう。

 カップに残っていたトロン茶を飲み干し
「ひぃ、いるか? ひぃ」

 カチャリとドアが開き、小さな魔女のひぃが入ってくる
「ひーぃっひっひっ、お呼びですか旦那様、まだ夜には早い━━」

「それはいいから、これから魔法契約に出かけてくる、昼までには帰ってくるから、ラグナが帰ってきたら伝えておいてくれ、それと午前中に2か所から荷物が来るから受け取っておいてね」

「ひーぃっひっひっ、かしこまりました」


 ・・・・

 ・・・・

「お帰りなさいませ旦那様、丁度食事の支度が出来ております」

 魔法契約も無事に終わり、家に帰ると丁度食事の支度が出来ていた。

「うん、直ぐに食べるよ、それと連絡を入れておくからさ、後でタクティアの所に行って武器を預かって来てくれ」

「はい、それと荷物の方も届いております」

「そう、ならよかった」
 届いたのはコーヒーに味の似たクオルシと、野草の塩漬け、2つともかなり前に切れてしまっていたので今日に合うように注文しておいた。
 コンセとクジュの村からの送られてきた物だ。以前までは買い付けに出向いていたが
「送るよ」
 と双方から言われお願いした。いちいち出向くのに時間を取られていたのでかなり助かる

 ・・・・

 ・・・・


 最高に上手い食事を取った後タクティアに連絡を入れ、更に武器の発注をする、タクティアの武器改造に必要だからだ。
 
「行ってまいります」
 ラグナを送り出してから、今回の休暇の仕事となる鍛冶仕事を始める、材料は既に昨日の夕方に到着し、運び込んである。

 今回の鍛冶仕事では召喚獣達の装備を作る、対『召喚者殺し』用の装備だ。
 その槍に触れただけでも消えてしまう可能性があるので、その槍から守る装備を作らなくてはならなくなった。

 ただし、装備を必要としない召喚獣もいる、デュラ子とハン子には作ってあげていたし、鷹の姿のポッポとヒュケイそっくりのヤタはそれを辞退、要するに必要ないとの事

 ペガサスとユニコーン状態に変身できるコスモは、鞍以外の余計な物は乗せられないみたいで、これ以上は重い物は乗せたくないらしい

 ノーム達は
「そんなの当たらなければどおって事無いですよ!」
 て事で要らないと、何だか赤い色の人みたいな事を言っていた。

 ラグナは戦闘はできないから必要ないとして、装備を必要とするのはオルトロスとオロチ、そしてパルドラ要塞に行く前に契約したニュートンだけとなった。

 もう既にデザインは決まっておりその通りに作るだけ、オルトロスは完全防御のフルメイルの鎧姿、何となく機械で出来たあのペット犬の様な姿になるようにしてある。

 そしてヤマタノオロチを地面に植えたような姿のオロチ、正直かなり悩んだ。体が蛇でうねうね動くのに、どうやったら鎧を着せられるか? 考えた末に、以前テレビで首長族という部族の事を特集していたのを思い出した。
 首に金色のわっかを付けて行き、段々と首をながくする、長いほどいい女らしいが、それはさておき
 
 オロチに相談したら、それはちょっと‥‥と微妙な反応だった。
 ラグナの通訳の元話を詰めていき、最終的には頭の部分だけ守る事の出来る装備という事で決まった。
 オロチの攻撃方法は、その長い首(胴体)での叩きつけと、噛みついて相手を痺れさせるという麻痺の牙、とは言っても噛みついた時点で絶命しているとは思うが‥‥そして口から放たれる衝撃波この3つ、なので頭さえ守れればそれでいい、という事になった。

 そして最後にニュートン、元々の名前はタルパインといい、林業から土木作業などで人気の召喚獣、円柱形の柱の様な形をしていて常に空中に浮いている。林業では魔法を使い、切り株を引っこ抜いたりと最初から『重力』魔法に似た能力がある召喚獣、他に解体作業などでも活躍している。
 もちろんそのままでは契約せず、改造を施した。
 
 円柱形の形を真ん丸の球体にし、能力も『重力』を強化するように作り変えた。
 そして付けた名前がニュートン、ただ単に『重力』繋がりというだけである。

 このニュートンは『重力』魔法をかなり強化しており、ヤタよりも攻撃範囲も広い、ある意味ヤタよりもえげつない攻撃が出来る。
 
 「天地逆転」
 俺が勝手につけた名前で、ニュートンが『重力』魔法を発動させると、文字通り天地が逆になる。
 空に吸い込まれるように空高く飛んで行き、ニュートンが魔法を止めると、そのまま地面に向けて落下してくる。
 発動範囲はニュートンを中心に発動し、命を持つ者すべてが対象となる、これは味方も含まれるし植物なども含まれる。
 同じく『重力』魔法、もしくは『風』魔法を持っていなければ防ぎようがない。
 俺は『風』魔法があるから飛ばされても大丈夫だし、『重力』魔法もあるので地面に引っ付いてられる、しかし、舞い上がった物が落下してくる時かなり危険に陥る。

 どことなくソルセリーの『消滅』魔法を想像させられる。
 弱点としては、「天地逆転」を使う時、当然ながら発動したその時、攻撃範囲内にいた者達にしか発動しない。
 しかし、発動後に攻撃範囲に入ってきた者には効果は無く対処が出来ない、それにプラスして、一度魔法を発動させると、攻撃対象を上空に飛ばし、それが落ちてくるまでの間、「天地逆転」を発動できない、つまりクールタイムが存在するのと、舞い上げた物が落ちてくるまで、魔法陣には戻れない
 一応は動けるが、ニュウートン自体動きが遅いのが弱点だ。

 それで身を守る為にニュートン用に考えた装備が、その球体を金属で覆う物になる。
 宙に浮いているし、どことなくではあるが、ホリウッド映画に出てくるあの「デスス〇ー」にそっくりだ。

「さてとやりますかー!」
 何はともあれ、始めるとするか



 ・・・・

 ・・・・

「飽きた」
 もう嫌だ、オルトロスは同じのが2匹分、オロチは同じ物が8匹分しかもデカい、ニュートンはまん丸の鎧(ただの丸い金属)金属を丸くするのはかなり難しい、どうやってもキレイな球体にならない。
 
 同じ物をいくつも作らなければならないのは苦痛を感じてしまう、鍛冶仕事を始めて3日目、もう俺の心は折れてしまった。

「ノーム、ちょっと外すけど部品とか作っておいてよ」

「任せて下さいよ」

 俺とは違いコツコツやるのが得意なのか、いやな顔せず引き受けてくれる、最終的には俺がやらなければいけないが、細かなパーツを作ってくれるだけでもかなり助かる。

 バギーに乗り込み、気分転換の為走り出す
 
 夕食のちょっと前に帰ってくるか、籠りっぱなしは良くないからね。



 ◆◇◆


「ただいまお母さん」

「お帰りサコナ」
 今回も無事に娘が戦地から帰ってきた、最前線に送られると聞いた時は不安で仕方がなかったが、怪我も無く帰って来てくれた。


 ・・・・
  
 ・・・・

「それで今回も隊長がね━━」

 今の部隊に配属されてからこの子は変わった。子供の頃のように随分と明るい性格に戻ったと思う。
 そして任務から帰ってくると自分の部隊の話になる事が殆ど、他の隊員達は自分を姉のように慕っているとか、私がわざわざ食事の支度までしてあげているとか、手のかかる隊員達ばかりで、私がいないと駄目だなど、それなのに何故か楽しそう。

 そしてその中でも一番話してくれる内容が、自分が所属する部隊の隊長の話。
 なんでも、その部隊の隊長がどうしてもサコナに入って欲しいと懇願して、今の部隊に入る事に決めたと言う。

「サコナはその隊長さんの話ばかりするのね」

「えっ!? そ、そんな事無いわ」

「もしかしてその隊長さんの事が好きなのかしら」
 ただ冗談で言って見ただけなのだけど

「・・・・・・」
 サコナは口を閉じ私から目を反らした

 あら? 反応が‥‥‥もしかして、あら、あらあら、そうなの? 
 そう‥‥今まで男性に興味も持たなかったあの子が、そう‥‥やっと孫の顔がみれるのかしら

 考えてみると任務が終わり休暇になると、今まで見向きもしなかったのが、いきなり料理の勉強をし出したり、服飾関係の雑誌などをよく買ってきたりしていた。
 それも全て今の部隊に配属されてから、買ってくる雑誌は少し派手過ぎるというか、ずれているような気がするけど‥‥でもその隊長さんの趣味かもしれないし‥‥

 サコナはその隊長さんと結婚まで考えているのかしら? 本人に直接聞くのも何だし‥‥

 この子は昔から偏屈な所があるから、聞いて意固地になっても困るし‥‥
 
 そうだわ、昔からお世話にになっている軍の方に聞いてみましょう
 


 ソルセリー家の人間は、その危険な魔法を生まれた時から契約している為、軍によってその生活を管理されている、悪い言い方だとそうなるが、表向きには保護という形だ。
 そしてそれはその個人の人生にも関わる、結婚相手なども軍が良しと判断した人物でないと許可が下りない。
 


 サコナの母は自身の夫と交流があった軍の知人に、何か知っているか尋ねる事にした。

「やや、どうもお久しぶりです奥さん、どうされましたかこんな所まで、娘さんの事でしょうか?」

「どうもお久しぶりです、娘がお世話になっております」
 サコナの母は軍本部に赴き、当のサコナの事について聞いてみる事にした
「今回は娘の事でお伺いしたいことがありまして‥‥」


 ・・・・

 ・・・・

「はあ‥‥結婚ですか?」

「はい、前から娘の様子が変わってきまして、その‥‥もしかしたらお相手がいるのかと、軍でしたらその事も把握していると思ったのですが」

「うーん‥‥いえ、そのような話は聞いてませんね」
 夫の知人は頭を捻ねる、本当にしらないのかしら?

「ほら、そのサコナの部隊長さんとか‥‥」

「ウエタケ・ハヤトの事ですか?」

「そうそう、その方です」

「ウエタケ・ハヤトと結婚ねぇ‥‥そんな噂はちょっとは有るみたいですが‥‥」

「あるんですね!」

「えっ!? は、はあ、無いとも言えないんですが、ただ同じ部隊だからって事で━━」

 サコナソルセリーの母はもうその知人の話など聞いていなかった。やっと孫の顔が見れるこの喜びでいっぱいだった



 ◆◇◆

 タクティア・ラティウスの同僚で友人でもある男は、たまたまその場所を歩いていた。気を張っていたわけでもなく、ただ考え事をしながら歩いていた。

 ‥‥今日の夕飯はなんだろうなー?

 何やら歩いていると話し声が聞こえてきたが、彼の頭には入っていない、今日の夕飯の事で頭が一杯だったから、この後資料室に向かい、その資料を自室に持っていく予定だった

「・・・・・・・・・」
「・・・・・・・す」
「ウエタケ・ハヤトと結婚・・・・・・・・・・・・」
「・・・で・・・!」
「え・!?・・・・・・・・・・・」






 タクティアの友人は資料室入りそこから、自分が閲覧する資料を持ち出し、自室に戻ってきた。
「よっこらせ」
 と椅子に腰かける

 

「・・・・ん?」

 なんだろう? おかしい‥‥さっき何かを‥‥‥

 
 
 ・・・・・

 ・・・・
 
 ・・・

 ・・

 ・


(ウエタケ・ハヤトが結婚する)
 先ほどの何気なく耳に入っていた言葉が、今思い出される

「えっ!!! するの!」
 誰と!? 
 タクティアは知っているのか!?
 あいつの計画はどうなってる?

「とにかくあいつに直接聞かないと!」
  
 椅子から立ち上がり、タクティアの元へと走った。



 ◆◇◆

「ただいまーっと」
 バギーに乗り少しだけ買い物をして帰ってきた。庭にバギーを止めると、ノームが困り顔で話しかけてくる

「大将、ちょっといいですかい?」

「何か問題でもあった?」

「それがですねぇ、大将の部隊の参謀がですね10分おきに連絡してくるんですよ、帰ったらこっちから連絡するとは言ってるんですがね‥‥」

 その奥では丁度、音が鳴り響いた。

「ほら、またですよ、何か急ぎの用事じゃないかと思うんです」

「何だろう胸騒ぎがする」
 通話機に駆け寄り受話器を取った

 いやな内容じゃなければいいけど‥‥

「タクティアか? どうし━━」
『ハヤト隊長!! 結婚するってどういう事ですかぁぁぁぁ!!!!!』

 

 何を絶叫しているの? あれ? 俺って何か怒られてる?
 状況が分からないが、こういう時にピッタリの言葉を返そうと思う

「はぃ?」



 ◆◇

 今日はお母さんの様子がおかしい

 ソルセリーはやたらと機嫌がいい自分の母親に疑問を感じていた。

「お母さん今日はやけに豪華な夕食なのね」

 元々、軍の保護のおかげでお金に困らない生活を送っていたソルセリー家、普段の食事も一般家庭からしたら豪華だが、今日はそんなソルセリー家の食卓でも更に豪華だった。

「そうね、近々おめでたい事があるせいかもね」

 何かの記念日が近かったかな? とソルセリーは考える
「何があるのかしら?」

「だって‥‥ほら‥‥もうすぐ家族が増えるでしょう?」


「‥‥そう‥‥なんだ」
 少しだけ不安になる母の言葉に、ソルセリーが考えたのは
 

 お母さんもしかして‥‥‥妊娠?
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