26 / 253
番外編【クリスマス】1思いがけない来客①~自宅~
しおりを挟む
私は、今2つのことに悩んでいた。世間は12月半ばに迫り、「クリスマス」を誰とどのように過ごすかについて、白熱した議論を交わしていることだろう。そして、とうとう私にも縁のあるイベントとなってしまった。
ただし、白熱することもなく、大鷹さんと一緒にクリスマスを過ごすというだけだが、それでも私にとっては一大事だった。
これが1つ目の悩みだ。2つ目は、自分が創作しているBL小説のクリスマスのシーンについてだ。これは、特に悩まずに王道を詰めこみ、あまあまのクリスマスにしようと決めていたのだが、いざ執筆を始めると意外にも筆が乗らずに、いまだに未完成のままだった。
現実と妄想の両方で、私はクリスマスに苦しめられているのだった。
「倉敷さんは、クリスマスは旦那さんと過ごすんでしょう。いいなあ、私もあんなイケメンと一度でもいいからクリスマスを一緒に過ごしてみたいわ。」
昼休みの休憩中も、クリスマスの話題で盛り上がっていた。話しかけてきたのは、結婚1年目の平野さんだった。旦那とクリスマスを一緒に過ごすのではないだろうか。それなのに、人の旦那を羨ましがっている。
私が返事をしないのに気まずくなったのか、慌てて言い訳を並べだす。
「もちろん、私も旦那とクリスマスは過ごすけど、こう華がないから、どうしてもイケメンに目が行ってしまうのは、仕方ないことでしょう。」
「はあ。」
「それはわかります。イケメンはいるだけで目の保養になりますから。ちなみに私は最近、イケメンの彼氏ができまして、彼と一緒にクリスマスを過ごします。」
話に入ってきたのは、今年入社1年目の藤田さんだ。小柄で、可愛らしい小動物系の女子だ。しかし、中身は肉食系だと最近気づいたのだが。
「それで、プレゼントはどうしようかと思っているのですが、何がいいですかね。」
嬉しそうに尋ねる藤田さんだが、特に回答を求めての質問ではないようだ。周りの意見を聞くことなく自分で答えを言い始めた。
「私としては、マフラーとか、手袋とかの防寒アイテムがいいと思うのですが、それだと定番すぎな気がするんですよね。朔夜さんは何を旦那さんにあげる予定ですか。」
「私は、ファッションセンスがないので、ワインを買うことにしました。」
正直に答えると、それはそれでアリですね、と真剣にうなずかれてしまった。しかし、もし、外で夕食をとるならば、マフラーや手袋の方がいいだろう。
「まあ、プレゼントしたいものを買えば、彼も喜んでくれると思いますよ。」
家に帰ると、すでに明かりがついていて、私より先に大鷹さんが帰っていたようだ。しかし、玄関には大鷹さんのものではない、見知らぬ靴が一足置かれていた。はて、誰か来客がいるということだろうか。
「いい加減にしろよ。そんな理由でオレの家に居てもらっても困る。俺たちだって新婚だぞ。お前なんか家に泊める余裕なんてない。」
「そこを何とか頼むよ、兄貴。友達に頼もうにも、こんな恥ずかしい理由言えないだろ。兄弟のよしみで数日だけでも。」
「ダメなものはダメだ。さっさと帰れ。そして、嫁さんに謝れ。」
リビングに向かうと、大鷹さんと男性が激しく口論をしていた。大鷹さんの口調が荒いのは珍しい。私の前では常に敬語なので、新鮮ではあるのだが、怒っている。私がその場に顔を出していいものか悩むところである。しかし、リビングを通過しなければ、自分の部屋にはたどりつけない。
「ただいま戻りました……。」
そろそろとリビングに入ると、大鷹さんと男性が同時に私の方に振り向く。男性の顔には見覚えがあった。確か、大鷹さんの弟のはずだ。先ほどの会話からすると、奥さんと喧嘩して、家を出てきた様子だ。
「おかえりなさい。紗々さん。今、このクズを家から追い出しますので、少し待っていてくださいね。」
いつもの敬語口調に戻して、大鷹さんは弟を玄関に引っ張っていく。弟は必死に玄関に連れていかれないように足で踏ん張っている。
「ええと、話は聞こえていたのですが、数日くらい、弟さんを泊めても、私は構いませんよ。私が実家に戻るだけの話ですから。」
私は内心でガッツポーズを決めていた。これは、兄×弟の禁断の関係がみられる可能性があるということだ。近親相姦ネタも個人的には好物の一つである。もちろん、二次元の話に限るが、大鷹さんと弟の顔面偏差値ならいける気がする。それはそれでアリかもしれない。
ただし、近親相姦を推奨はしていない。これだけは言っておこう。あくまで私は常識人である。
さて、せっかくの兄×弟の絡みだが、部外者の私がいてはお邪魔だろう。邪魔者は実家に戻るとしよう。兄×弟を実際に見ることはできないが、せめて今のこの状況だけでも目に焼き付けておかなければ。
じっと2人の様子に視線を向けていると、私の様子がおかしいことに気付いた大鷹さんが慌てて近寄ってきた。
「いや、紗々さん。違いますからね。絶対紗々さんが妄想しているようなことはおこりません。おい、享(きょう)、お前からも紗々さんになんか言ってやれ。」
「そう言われても、姉さんが何を考えているのかわからないし。とりあえず、お姉さん、顔が怖いので、少し落ち着いてください。」
ハッと我に返る。弟さんに顔が怖いと言われてしまった。いけない、目に焼き付けようと必死になっていた。
「説明はいりません。まずは兄弟水入らずで、思う存分話し合いを行ってください。別に話すだけでなく、身体で分かり合ってもいいですよ。」
では、と私は大鷹さんと弟さんの脇をすり抜けて玄関を出ようとした。実家になんと連絡を入れて泊めてもらおうか。そんなことを考えていると、大鷹さんは、今度は私の腕を引っ張ってきた。
「なぜ、そこで実家に戻ろうとするのですか。いい加減、一人で暴走するのはやめてください。なんで、新婚の俺たちが弟に遠慮する必要がありますか。弟なんて放っておいて大丈夫です。」
「いやいや、兄弟は大事ですよ。それに、私は純粋に大鷹さんと弟さんの仲を応援しているのですよ。兄×弟。なんていい響き。爽やか系インテリ兄×ヤンキー系弟受……。」
「だから、それが暴走というのですよ。まったく……。」
私たちが言い争いを始めたのを弟さんはぽかんとした様子で見つめている。横目でそれを確認した私は、話を強引に終わらせる。
「とりあえず、今日は泊めてあげるのがいいと思いますよ。兄×弟は抜きにしても。お兄ちゃんなんでしょう。話くらい聞いてあげてもいいのでは。」
BLネタ以前の問題である。兄弟がいるなら、困っているときは助け合うことも必要である。私も妹がいるので、頼られたら、相談くらいは乗ってあげようと思っている。
「そうまで言うのなら、仕方ありません。享。今日だけは泊めてやる。明日には帰れよ」
話の流れを理解しきれていないのか、弟さんは、ああ、ああとうなずいているが、頭にははてなマークが浮かんでいた。
「紗々さんに感謝するんだな。」
脅すように言われた言葉には殺意が込められていた。まったく、どれだけ私と一緒に居たいのだろうか。こちらが恥ずかしくなってしまう。
こうして、私は実家に身を寄せるのだった。
ただし、白熱することもなく、大鷹さんと一緒にクリスマスを過ごすというだけだが、それでも私にとっては一大事だった。
これが1つ目の悩みだ。2つ目は、自分が創作しているBL小説のクリスマスのシーンについてだ。これは、特に悩まずに王道を詰めこみ、あまあまのクリスマスにしようと決めていたのだが、いざ執筆を始めると意外にも筆が乗らずに、いまだに未完成のままだった。
現実と妄想の両方で、私はクリスマスに苦しめられているのだった。
「倉敷さんは、クリスマスは旦那さんと過ごすんでしょう。いいなあ、私もあんなイケメンと一度でもいいからクリスマスを一緒に過ごしてみたいわ。」
昼休みの休憩中も、クリスマスの話題で盛り上がっていた。話しかけてきたのは、結婚1年目の平野さんだった。旦那とクリスマスを一緒に過ごすのではないだろうか。それなのに、人の旦那を羨ましがっている。
私が返事をしないのに気まずくなったのか、慌てて言い訳を並べだす。
「もちろん、私も旦那とクリスマスは過ごすけど、こう華がないから、どうしてもイケメンに目が行ってしまうのは、仕方ないことでしょう。」
「はあ。」
「それはわかります。イケメンはいるだけで目の保養になりますから。ちなみに私は最近、イケメンの彼氏ができまして、彼と一緒にクリスマスを過ごします。」
話に入ってきたのは、今年入社1年目の藤田さんだ。小柄で、可愛らしい小動物系の女子だ。しかし、中身は肉食系だと最近気づいたのだが。
「それで、プレゼントはどうしようかと思っているのですが、何がいいですかね。」
嬉しそうに尋ねる藤田さんだが、特に回答を求めての質問ではないようだ。周りの意見を聞くことなく自分で答えを言い始めた。
「私としては、マフラーとか、手袋とかの防寒アイテムがいいと思うのですが、それだと定番すぎな気がするんですよね。朔夜さんは何を旦那さんにあげる予定ですか。」
「私は、ファッションセンスがないので、ワインを買うことにしました。」
正直に答えると、それはそれでアリですね、と真剣にうなずかれてしまった。しかし、もし、外で夕食をとるならば、マフラーや手袋の方がいいだろう。
「まあ、プレゼントしたいものを買えば、彼も喜んでくれると思いますよ。」
家に帰ると、すでに明かりがついていて、私より先に大鷹さんが帰っていたようだ。しかし、玄関には大鷹さんのものではない、見知らぬ靴が一足置かれていた。はて、誰か来客がいるということだろうか。
「いい加減にしろよ。そんな理由でオレの家に居てもらっても困る。俺たちだって新婚だぞ。お前なんか家に泊める余裕なんてない。」
「そこを何とか頼むよ、兄貴。友達に頼もうにも、こんな恥ずかしい理由言えないだろ。兄弟のよしみで数日だけでも。」
「ダメなものはダメだ。さっさと帰れ。そして、嫁さんに謝れ。」
リビングに向かうと、大鷹さんと男性が激しく口論をしていた。大鷹さんの口調が荒いのは珍しい。私の前では常に敬語なので、新鮮ではあるのだが、怒っている。私がその場に顔を出していいものか悩むところである。しかし、リビングを通過しなければ、自分の部屋にはたどりつけない。
「ただいま戻りました……。」
そろそろとリビングに入ると、大鷹さんと男性が同時に私の方に振り向く。男性の顔には見覚えがあった。確か、大鷹さんの弟のはずだ。先ほどの会話からすると、奥さんと喧嘩して、家を出てきた様子だ。
「おかえりなさい。紗々さん。今、このクズを家から追い出しますので、少し待っていてくださいね。」
いつもの敬語口調に戻して、大鷹さんは弟を玄関に引っ張っていく。弟は必死に玄関に連れていかれないように足で踏ん張っている。
「ええと、話は聞こえていたのですが、数日くらい、弟さんを泊めても、私は構いませんよ。私が実家に戻るだけの話ですから。」
私は内心でガッツポーズを決めていた。これは、兄×弟の禁断の関係がみられる可能性があるということだ。近親相姦ネタも個人的には好物の一つである。もちろん、二次元の話に限るが、大鷹さんと弟の顔面偏差値ならいける気がする。それはそれでアリかもしれない。
ただし、近親相姦を推奨はしていない。これだけは言っておこう。あくまで私は常識人である。
さて、せっかくの兄×弟の絡みだが、部外者の私がいてはお邪魔だろう。邪魔者は実家に戻るとしよう。兄×弟を実際に見ることはできないが、せめて今のこの状況だけでも目に焼き付けておかなければ。
じっと2人の様子に視線を向けていると、私の様子がおかしいことに気付いた大鷹さんが慌てて近寄ってきた。
「いや、紗々さん。違いますからね。絶対紗々さんが妄想しているようなことはおこりません。おい、享(きょう)、お前からも紗々さんになんか言ってやれ。」
「そう言われても、姉さんが何を考えているのかわからないし。とりあえず、お姉さん、顔が怖いので、少し落ち着いてください。」
ハッと我に返る。弟さんに顔が怖いと言われてしまった。いけない、目に焼き付けようと必死になっていた。
「説明はいりません。まずは兄弟水入らずで、思う存分話し合いを行ってください。別に話すだけでなく、身体で分かり合ってもいいですよ。」
では、と私は大鷹さんと弟さんの脇をすり抜けて玄関を出ようとした。実家になんと連絡を入れて泊めてもらおうか。そんなことを考えていると、大鷹さんは、今度は私の腕を引っ張ってきた。
「なぜ、そこで実家に戻ろうとするのですか。いい加減、一人で暴走するのはやめてください。なんで、新婚の俺たちが弟に遠慮する必要がありますか。弟なんて放っておいて大丈夫です。」
「いやいや、兄弟は大事ですよ。それに、私は純粋に大鷹さんと弟さんの仲を応援しているのですよ。兄×弟。なんていい響き。爽やか系インテリ兄×ヤンキー系弟受……。」
「だから、それが暴走というのですよ。まったく……。」
私たちが言い争いを始めたのを弟さんはぽかんとした様子で見つめている。横目でそれを確認した私は、話を強引に終わらせる。
「とりあえず、今日は泊めてあげるのがいいと思いますよ。兄×弟は抜きにしても。お兄ちゃんなんでしょう。話くらい聞いてあげてもいいのでは。」
BLネタ以前の問題である。兄弟がいるなら、困っているときは助け合うことも必要である。私も妹がいるので、頼られたら、相談くらいは乗ってあげようと思っている。
「そうまで言うのなら、仕方ありません。享。今日だけは泊めてやる。明日には帰れよ」
話の流れを理解しきれていないのか、弟さんは、ああ、ああとうなずいているが、頭にははてなマークが浮かんでいた。
「紗々さんに感謝するんだな。」
脅すように言われた言葉には殺意が込められていた。まったく、どれだけ私と一緒に居たいのだろうか。こちらが恥ずかしくなってしまう。
こうして、私は実家に身を寄せるのだった。
0
あなたにおすすめの小説
【完結保証】存在しないことにされていた管理ギフトの少女、王宮で真の家族に出会う 〜冷遇された日々は、王宮での溺愛で上書きします〜
小豆缶
恋愛
「願った結果を、ほんの少しだけ変えてしまう力」
私に与えられたギフトは、才能というにはあまりにも残酷な自分も人の運命も狂わせるギフトだった。
そのあまりの危うさと国からの管理を逃れるために、リリアーナは、生まれたことそのものが秘匿され、軟禁され、育てられる。
しかし、純粋な心が願うギフトは、ある出来事をきっかけに発動され、運命が動き出す。
二度とそのギフトを使わないと決めて生きてきたのよ
だが、自分にせまる命の危機ーー
逃げていた力と再び向き合わなければならない状況は、ある日、突然訪れる。
残酷なギフトは、リリアーナを取り巻く人たちの、過去、未来に影響し、更には王宮の過去の闇も暴いていく。
私の愛する人がどうか幸せになりますように...
そう、リリアーナが願ったギフトは、どう愛する人に届くのか?
孤独だったリリアーナのギフトが今、王宮で本当の幸せを見つけるために動き始める
とっていただく責任などありません
まめきち
恋愛
騎士団で働くヘイゼルは魔物の討伐の際に、
団長のセルフイスを庇い、魔法陣を踏んでしまう。
この魔法陣は男性が踏むと女性に転換するもので、女性のヘイゼルにはほとんど影響のない物だった。だか国からは保証金が出たので、騎士を辞め、念願の田舎暮らしをしようとしたが!?
ヘイゼルの事をずっと男性だと思っていたセルフイスは自分のせいでヘイゼルが職を失っただと思って来まい。
責任を取らなければとセルフイスから、
追いかけられる羽目に。
記憶喪失の私はギルマス(強面)に拾われました【バレンタインSS投下】
かのこkanoko
恋愛
記憶喪失の私が強面のギルドマスターに拾われました。
名前も年齢も住んでた町も覚えてません。
ただ、ギルマスは何だか私のストライクゾーンな気がするんですが。
プロット無しで始める異世界ゆるゆるラブコメになる予定の話です。
小説家になろう様にも公開してます。
女性が少ない世界でVTuberやります!
dekoma26+ブル
恋愛
ある日朝起きてキッチンに行くとそこには知らない男性たちが! …え、お父さん⁉
なぜか突然女性の少ない世界に来てしまった少女がVTuberをしたり、学校に通ったりするお話。
※恋愛大賞ラストスパートなので24日火曜~27日金曜日まで連日投稿予定!
参加してるみんな!あと少し頑張ろうね!(>▽<)/作者ブル
【完結】物置小屋の魔法使いの娘~父の再婚相手と義妹に家を追い出され、婚約者には捨てられた。でも、私は……
buchi
恋愛
大公爵家の父が再婚して新しくやって来たのは、義母と義妹。当たり前のようにダーナの部屋を取り上げ、義妹のマチルダのものに。そして社交界への出入りを禁止し、館の隣の物置小屋に移動するよう命じた。ダーナは亡くなった母の血を受け継いで魔法が使えた。これまでは使う必要がなかった。だけど、汚い小屋に閉じ込められた時は、使用人がいるので自粛していた魔法力を存分に使った。魔法力のことは、母と母と同じ国から嫁いできた王妃様だけが知る秘密だった。
みすぼらしい物置小屋はパラダイスに。だけど、ある晩、王太子殿下のフィルがダーナを心配になってやって来て……
「美しい女性(ヒト)、貴女は一体、誰なのですか?」・・・って、オメエの嫁だよ
猫枕
恋愛
家の事情で12才でウェスペル家に嫁いだイリス。
当時20才だった旦那ラドヤードは子供のイリスをまったく相手にせず、田舎の領地に閉じ込めてしまった。
それから4年、イリスの実家ルーチェンス家はウェスペル家への借金を返済し、負い目のなくなったイリスは婚姻の無効を訴える準備を着々と整えていた。
そんなある日、領地に視察にやってきた形だけの夫ラドヤードとばったり出くわしてしまう。
美しく成長した妻を目にしたラドヤードは一目でイリスに恋をする。
「美しいひとよ、貴女は一体誰なのですか?」
『・・・・オメエの嫁だよ』
執着されたらかなわんと、逃げるイリスの運命は?
公爵家の秘密の愛娘
ゆきむらさり
恋愛
〔あらすじ〕📝🌹グラント公爵家は王家に仕える名門の家柄。
過去の事情により、今だに独身の当主ダリウス。国王から懇願され、ようやく伯爵未亡人との婚姻を決める。
そんな時、グラント公爵ダリウスの元へと現れたのは1人の少女アンジェラ。
「パパ……私はあなたの娘です」
そう名乗り出るアンジェラ。
◇
アンジェラが現れたことにより、グラント公爵家は一変。伯爵未亡人との再婚もあやふや。しかも、アンジェラが道中に出逢った人物はまさかの王族。
この時からアンジェラの世界も一変。華やかに色付き出す。
初めはよそよそしいグラント公爵ダリウス(パパ)だが、次第に娘アンジェラを気に掛けるように……。
母娘2代のハッピーライフ&淑女達と貴公子達の恋模様💞
✴️設定などは独自の世界観でご都合主義となります。ハピエン💞
✴️稚拙ながらもHOTランキング(最高20位)に入れて頂き(2025.5.9)、ありがとうございます🙇♀️
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる