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第三章
21.君の不安も全部抱きしめる(慧視点)
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慧はフェロモンアプリを開いていた。
画面に表示されたグラフには、ヒートの兆候がはっきり現れている。
それでも、瑞樹は電話越しに「ひとりで平気」と繰り返し、慧はぐっと堪えて様子を見ていた。
(瑞樹くん、自分ひとりで大丈夫って言ってるけど……ほんとに大丈夫かな)
◇
慧の部屋に瑞樹がふらりと現れたのは、夜がすっかり更けた頃だった。
突然玄関先のチャイムが鳴り、慧は慌てて玄関へ走る。
「み、瑞樹くん!? こんな夜遅くに危ないよ。言ってくれたら僕が迎えに行ったのに……!」
「……」
瑞樹は無言のまま、床を見つめていた。
どこか焦点の合わない瞳。頬はうっすら紅潮していた。
「瑞樹くん……?」
慧が呼びかけても、瑞樹は反応しない。むしろわざと反応していないように見えた。
ふと、瑞樹がふらりと慧に近づいてきた。
潤んだ瑞樹の瞳に、慧は思わず抱きしめたくなったが、衝動を抑えるように一歩後ろに下がった。
「こっち来たいなら、おいで。ゆっくりでいいよ」
慧は瑞樹に“選ばせたかった”。
瑞樹が自分の意思で慧に近づくこと。自分を求める言葉を、瑞樹の口から直接聞きたかった。
だが、瑞樹は一気に近づくなり慧の上着をぎゅっと掴み、力いっぱい引っ張り始めた。
そのまま寝室へ向かうと、クローゼットから引っ張り出した慧のシャツやパーカーをベッドに放り投げていく。まるで巣を作るように乱雑に広げながら、ちらりと慧の方を振り返った。
慧の目を覗き込むその表情は、どこか“挑むよう”だった。怒られることをわかっていて、あえてやっている子どものように。
まるで『どこまで許してくれるの?』と試すみたいに。
不満そうに唇を尖らせ、瑞樹が小さな声で呟いた。
「……他のΩの方が、可愛いんでしょ」
「……へ?」
思わず間の抜けた声が漏れる。
そんなこと、考えるはずもないのに。
「俺なんかより、もっと素直で……文句言わなくて、媚びてくれる子の方が良かったんでしょ……!」
瑞樹の声が震え、目に涙が滲む。
その言葉に、慧の胸がぎゅっと締め付けられた。
「瑞樹く──」
「近寄らないで! あっち行って!!」
怒鳴ったわりに、瑞樹の小さな指は慧のシャツの裾をしっかり掴んだままだった。
その矛盾した仕草に、慧はそっと微笑んだ。
「服を離してくれないと、離れられないよ?」
「……うるさいっ……あっち行けって言ってんの!!」
瑞樹の声は尖っているが、その瞳はまるで「離れないで」と訴えているようだった。
「なんで……? なんで、慧は俺の項を噛んでくれないの……っ!」
「え……? それは病院で──」
──瑞樹のフェロモン値が安定したら番になる。
それは二人で交わした約束。もちろん、瑞樹もそのことを知っているはずである。
「慧が……っ! 慧が俺のこと、“運命の番だ”って言ったのに! お前が勝手に言ってきたくせに……責任取れよぉ……!!」
潤んだ目で慧を見つめ、必死に感情を抑えようとしている。
(ああ、そっか……瑞樹くん、ほんとに不安なんだ)
いつもと違う瑞樹の様子に、慧は“フェロモンで不安定な時だ”と察した。
医者の『ホルモンバランスの影響で情緒が不安定になりやすい傾向があります』という言葉。
それがまさに今の瑞樹を表しているような気がした。
“欠陥Ω”と呼ばれ続けた過去。
他のαのフェロモンを感じられない自分へのコンプレックス。
そして、慧に見捨てられるかもしれないという、根深い不安。
その全てが今の瑞樹を縛り付けている。
慧はそっと膝をつき、瑞樹と目線を合わせた。
「瑞樹くん。僕が君を見捨てるわけないよ」
その穏やかな声に、瑞樹の目が揺れた。
慧はゆっくりと、だが力強く言葉を続けた。
「瑞樹くんがどんなに怒っても、わがまま言っても、全部可愛いって思う。君の全部、僕だけに見せてほしいって思ってるから」
瑞樹は慧をじっと見つめたまま、小さく震えていた。
やがて、すん……と鼻を鳴らし、慧の胸元にそっと額を押しつけてきた。
「おれ、ずっとへんなんだ……あたまがぐちゃぐちゃで、わけわかんない……」
その小さな声が、慧にはたまらなく愛おしかった。
(瑞樹くんがこんな風に甘えてくれるなんて……)
慧は瑞樹をそっと抱きしめ、背中を優しく撫でた。
瑞樹の震えが少しずつ落ち着き、慧のシャツを握る手が緩む。
フェロモン計測器が小さく光り、数値が上がった。
フェロモン値:234.2(急上昇。不安定)
◇
瑞樹のフェロモンがさらに濃くなり、ヒートの兆候が強まってきた。
瑞樹が慧の胸に顔を埋め、ぼんやりと呟く。
「……けい……なんか、あつい……」
その子どもっぽい声に、慧の心が温まる。
「うん、ちょっとフェロモン濃くなってきたね。瑞樹くんからいい匂いがするよ」
慧は瑞樹の額に軽くキスを落とし、髪をそっと撫でた。
瑞樹の身体がビクッと震え、慧のシャツをぎゅっと握りしめる。
ヒート中の瑞樹は、普段の強気な態度が薄れ、無防備に甘える。その姿が、慧には愛おしくてたまらなかった。
「けい……ここにいて……」
瑞樹が上目遣いで見つめ、慧の胸にしがみついてくる。
その潤んだ瞳に、慧の心臓がドクンと高鳴った。
「うん、ずっとそばにいるよ。瑞樹くんがいいって言うまで、離れないから」
瑞樹の小さな手が慧のシャツを握り、まるで離したくないと訴えるように強く引っ張る。
慧は瑞樹をソファに座らせ、膝の上に乗せた。
瑞樹の頭が慧の肩にコテンと倒れ、ぼんやりとした目で慧を見つめる。
「……けい、すき……」
その無垢な言葉に、慧の胸が熱くなる。
「僕も瑞樹くん、すごく好き。好きすぎて困るくらい」
瑞樹がくすっと笑い、慧の頬をぺたぺたと触り始めた。
「へんなのぉ……おれ、ダメなΩなのに、すきなのぉ?」
「瑞樹くんはダメなΩなんかじゃないよ。世界で一番素敵なΩだ」
慧の言葉に、瑞樹の目がキラキラと光った。
「ほんとぉ? えへへっ……おれも、けい……すきぃ……!」
その笑顔に、慧は思わず「ぐぅ……可愛い……」と声が漏れた。
瑞樹が不意に黙り、下を向いてモジモジし始めた。
「……けい、ほかのΩのとこ、行ったりしない……? けいは、ずっとおれのα?」
その不安そうな瞳に、慧の心がぎゅっと締め付けられた。
(瑞樹くん、僕のフェロモンしか感じられないから、こんなに怖がってるんだ……)
慧は瑞樹をぎゅっと抱きしめ、耳元で囁いた。
「僕も瑞樹くん以外のΩは考えられないよ。僕は瑞樹くんだけのαだから」
「……じゃあ、もっとぎゅってして……」
瑞樹の小さな声に、慧はさらに強く抱きしめた。
ヒート中の瑞樹の情緒不安定さ、甘えや不安をぶつける姿、すべてが慧には愛おしかった。
瑞樹がヒートを起こしたのは、慧と出会った後。つまり、瑞樹のヒートの姿は慧しか知らない。
(瑞樹くんが今までヒートが来なくて良かった、なんて思ったら怒られるかな……)
◇
慧は、瑞樹が「欠陥Ω」と言うたびに、瑞樹がどんな苦しみを抱えてきたのかを思い、胸が締め付けられた。
(もっと早く出会えてたら、こんな思いさせなかったのに)
病院で「慧しか感じない」と診断されたときの、瑞樹の複雑な表情。
その一つ一つが、慧の心に瑞樹を特別な存在として刻みつけていた。
「僕が瑞樹くんを『欠陥Ω』だなんて言わせないから」
「僕は瑞樹くん専属のフェロモンマスターだからね」
慧は瑞樹の髪を撫で、そっと微笑んだ。
瑞樹の可愛い姿は、慧だけのものだ。
他のαに知られることなく、慧だけが知っていればいい。
その思いが、慧の胸の奥に独占欲を芽生えさせた。
(瑞樹くんは、僕だけでいいよね)
フェロモン計測器が再び光り、数値が上がった。
フェロモン値:325.1(フェロモン値急上昇)
夜風が窓を揺らし、ふたりの間に静かな時間が流れる。
瑞樹が慧の胸に顔を埋めたまま、小さな寝息を立て始めた。
慧はそっと毛布をかけた。
(このヒートの夜も、瑞樹くんは僕の腕で安心して眠るんだ)
慧は瑞樹の寝顔を見つめながら、心の中で誓った。
「瑞樹くんが不安定だったとしても、僕はずっと瑞樹くんのそばにいるよ」
画面に表示されたグラフには、ヒートの兆候がはっきり現れている。
それでも、瑞樹は電話越しに「ひとりで平気」と繰り返し、慧はぐっと堪えて様子を見ていた。
(瑞樹くん、自分ひとりで大丈夫って言ってるけど……ほんとに大丈夫かな)
◇
慧の部屋に瑞樹がふらりと現れたのは、夜がすっかり更けた頃だった。
突然玄関先のチャイムが鳴り、慧は慌てて玄関へ走る。
「み、瑞樹くん!? こんな夜遅くに危ないよ。言ってくれたら僕が迎えに行ったのに……!」
「……」
瑞樹は無言のまま、床を見つめていた。
どこか焦点の合わない瞳。頬はうっすら紅潮していた。
「瑞樹くん……?」
慧が呼びかけても、瑞樹は反応しない。むしろわざと反応していないように見えた。
ふと、瑞樹がふらりと慧に近づいてきた。
潤んだ瑞樹の瞳に、慧は思わず抱きしめたくなったが、衝動を抑えるように一歩後ろに下がった。
「こっち来たいなら、おいで。ゆっくりでいいよ」
慧は瑞樹に“選ばせたかった”。
瑞樹が自分の意思で慧に近づくこと。自分を求める言葉を、瑞樹の口から直接聞きたかった。
だが、瑞樹は一気に近づくなり慧の上着をぎゅっと掴み、力いっぱい引っ張り始めた。
そのまま寝室へ向かうと、クローゼットから引っ張り出した慧のシャツやパーカーをベッドに放り投げていく。まるで巣を作るように乱雑に広げながら、ちらりと慧の方を振り返った。
慧の目を覗き込むその表情は、どこか“挑むよう”だった。怒られることをわかっていて、あえてやっている子どものように。
まるで『どこまで許してくれるの?』と試すみたいに。
不満そうに唇を尖らせ、瑞樹が小さな声で呟いた。
「……他のΩの方が、可愛いんでしょ」
「……へ?」
思わず間の抜けた声が漏れる。
そんなこと、考えるはずもないのに。
「俺なんかより、もっと素直で……文句言わなくて、媚びてくれる子の方が良かったんでしょ……!」
瑞樹の声が震え、目に涙が滲む。
その言葉に、慧の胸がぎゅっと締め付けられた。
「瑞樹く──」
「近寄らないで! あっち行って!!」
怒鳴ったわりに、瑞樹の小さな指は慧のシャツの裾をしっかり掴んだままだった。
その矛盾した仕草に、慧はそっと微笑んだ。
「服を離してくれないと、離れられないよ?」
「……うるさいっ……あっち行けって言ってんの!!」
瑞樹の声は尖っているが、その瞳はまるで「離れないで」と訴えているようだった。
「なんで……? なんで、慧は俺の項を噛んでくれないの……っ!」
「え……? それは病院で──」
──瑞樹のフェロモン値が安定したら番になる。
それは二人で交わした約束。もちろん、瑞樹もそのことを知っているはずである。
「慧が……っ! 慧が俺のこと、“運命の番だ”って言ったのに! お前が勝手に言ってきたくせに……責任取れよぉ……!!」
潤んだ目で慧を見つめ、必死に感情を抑えようとしている。
(ああ、そっか……瑞樹くん、ほんとに不安なんだ)
いつもと違う瑞樹の様子に、慧は“フェロモンで不安定な時だ”と察した。
医者の『ホルモンバランスの影響で情緒が不安定になりやすい傾向があります』という言葉。
それがまさに今の瑞樹を表しているような気がした。
“欠陥Ω”と呼ばれ続けた過去。
他のαのフェロモンを感じられない自分へのコンプレックス。
そして、慧に見捨てられるかもしれないという、根深い不安。
その全てが今の瑞樹を縛り付けている。
慧はそっと膝をつき、瑞樹と目線を合わせた。
「瑞樹くん。僕が君を見捨てるわけないよ」
その穏やかな声に、瑞樹の目が揺れた。
慧はゆっくりと、だが力強く言葉を続けた。
「瑞樹くんがどんなに怒っても、わがまま言っても、全部可愛いって思う。君の全部、僕だけに見せてほしいって思ってるから」
瑞樹は慧をじっと見つめたまま、小さく震えていた。
やがて、すん……と鼻を鳴らし、慧の胸元にそっと額を押しつけてきた。
「おれ、ずっとへんなんだ……あたまがぐちゃぐちゃで、わけわかんない……」
その小さな声が、慧にはたまらなく愛おしかった。
(瑞樹くんがこんな風に甘えてくれるなんて……)
慧は瑞樹をそっと抱きしめ、背中を優しく撫でた。
瑞樹の震えが少しずつ落ち着き、慧のシャツを握る手が緩む。
フェロモン計測器が小さく光り、数値が上がった。
フェロモン値:234.2(急上昇。不安定)
◇
瑞樹のフェロモンがさらに濃くなり、ヒートの兆候が強まってきた。
瑞樹が慧の胸に顔を埋め、ぼんやりと呟く。
「……けい……なんか、あつい……」
その子どもっぽい声に、慧の心が温まる。
「うん、ちょっとフェロモン濃くなってきたね。瑞樹くんからいい匂いがするよ」
慧は瑞樹の額に軽くキスを落とし、髪をそっと撫でた。
瑞樹の身体がビクッと震え、慧のシャツをぎゅっと握りしめる。
ヒート中の瑞樹は、普段の強気な態度が薄れ、無防備に甘える。その姿が、慧には愛おしくてたまらなかった。
「けい……ここにいて……」
瑞樹が上目遣いで見つめ、慧の胸にしがみついてくる。
その潤んだ瞳に、慧の心臓がドクンと高鳴った。
「うん、ずっとそばにいるよ。瑞樹くんがいいって言うまで、離れないから」
瑞樹の小さな手が慧のシャツを握り、まるで離したくないと訴えるように強く引っ張る。
慧は瑞樹をソファに座らせ、膝の上に乗せた。
瑞樹の頭が慧の肩にコテンと倒れ、ぼんやりとした目で慧を見つめる。
「……けい、すき……」
その無垢な言葉に、慧の胸が熱くなる。
「僕も瑞樹くん、すごく好き。好きすぎて困るくらい」
瑞樹がくすっと笑い、慧の頬をぺたぺたと触り始めた。
「へんなのぉ……おれ、ダメなΩなのに、すきなのぉ?」
「瑞樹くんはダメなΩなんかじゃないよ。世界で一番素敵なΩだ」
慧の言葉に、瑞樹の目がキラキラと光った。
「ほんとぉ? えへへっ……おれも、けい……すきぃ……!」
その笑顔に、慧は思わず「ぐぅ……可愛い……」と声が漏れた。
瑞樹が不意に黙り、下を向いてモジモジし始めた。
「……けい、ほかのΩのとこ、行ったりしない……? けいは、ずっとおれのα?」
その不安そうな瞳に、慧の心がぎゅっと締め付けられた。
(瑞樹くん、僕のフェロモンしか感じられないから、こんなに怖がってるんだ……)
慧は瑞樹をぎゅっと抱きしめ、耳元で囁いた。
「僕も瑞樹くん以外のΩは考えられないよ。僕は瑞樹くんだけのαだから」
「……じゃあ、もっとぎゅってして……」
瑞樹の小さな声に、慧はさらに強く抱きしめた。
ヒート中の瑞樹の情緒不安定さ、甘えや不安をぶつける姿、すべてが慧には愛おしかった。
瑞樹がヒートを起こしたのは、慧と出会った後。つまり、瑞樹のヒートの姿は慧しか知らない。
(瑞樹くんが今までヒートが来なくて良かった、なんて思ったら怒られるかな……)
◇
慧は、瑞樹が「欠陥Ω」と言うたびに、瑞樹がどんな苦しみを抱えてきたのかを思い、胸が締め付けられた。
(もっと早く出会えてたら、こんな思いさせなかったのに)
病院で「慧しか感じない」と診断されたときの、瑞樹の複雑な表情。
その一つ一つが、慧の心に瑞樹を特別な存在として刻みつけていた。
「僕が瑞樹くんを『欠陥Ω』だなんて言わせないから」
「僕は瑞樹くん専属のフェロモンマスターだからね」
慧は瑞樹の髪を撫で、そっと微笑んだ。
瑞樹の可愛い姿は、慧だけのものだ。
他のαに知られることなく、慧だけが知っていればいい。
その思いが、慧の胸の奥に独占欲を芽生えさせた。
(瑞樹くんは、僕だけでいいよね)
フェロモン計測器が再び光り、数値が上がった。
フェロモン値:325.1(フェロモン値急上昇)
夜風が窓を揺らし、ふたりの間に静かな時間が流れる。
瑞樹が慧の胸に顔を埋めたまま、小さな寝息を立て始めた。
慧はそっと毛布をかけた。
(このヒートの夜も、瑞樹くんは僕の腕で安心して眠るんだ)
慧は瑞樹の寝顔を見つめながら、心の中で誓った。
「瑞樹くんが不安定だったとしても、僕はずっと瑞樹くんのそばにいるよ」
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