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120 「とあるひととき 作家の朝、夕暮れ、午後十一時」
しおりを挟むこんにちは。
今回はこちらの本のご紹介です。
こちらもまた、改訂された東京書籍の中学国語の教科書にて紹介されているものです。
〇「とあるひととき 作家の朝、夕暮れ、午後十一時」
花王プラザ・編 / 平凡社(2022)
「編集」のみで著者の欄を空けたのには理由がありまして。
こちらは、中学校図書館であればほぼ置いているであろうと思われる、様々な本の著者たちが一定のテーマにそって書いた短いエッセイ集なのです。
本書の最後には、花王株式会社のWEBサイト「花王プラザ」のコンテンツである「とあるひととき」から再編集した、という風に説明がありました。
改めてご紹介しますと(敬称略とします)、三浦しをん、道尾秀介、西加奈子、角田光代、重松清、川上未映子、森絵都、池澤夏樹、綿矢りさ、吉本ばなな、高橋源一郎、村山由佳、小川洋子、浅田次郎、以上錚々たる14名の作家さまたちです。
一定のテーマというのが、一日のうちの特定の時間帯。
サブタイトルにあるように、朝と、夕暮れと、午後十一時。
この三つの時間帯に、それぞれ4~5名の作家がエッセイを寄せている形。
ひとつひとつがとても短いものである上、中学校図書館によく置かれている作品の書き手さんたちなだけあって、中学生にも手にとりやすい平易な読みやすい文体です。どこから読んでもいいし、どこでやめるも自由。
「物語(フィクション)なんて読んでもしょうがない」と思っている向きの生徒さんにも、お勧めしやすいかもしれません。
さらに、物を書いている人間として個人的に、色々な作家さまたちが日々どんな思いで過ごしながら作品を書いておられるのかが垣間見えて興味深かったです。特に、お子さんがおられる方が小さなお子さんを育てながらどのように小説を書く時間を捻出していたのか……というのが何度か書かれていまして、身につまされるというか。
というわけで、いろいろな意味でお勧めの一冊でした。
それでは、今回はこのあたりで。
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