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64 図書委員イベントの反省について
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こんにちは。
今回はこのところちょっと思うことがあってこちらを。
すでにSNSではチラッと呟いたりしておりましたがあらためて考えてみたのでこちらで。
このところ、兼務のうち片方の学校で、新たに図書委員長になった生徒さんの希望もあって今年の図書委員によるメインイベントをやっておりました。
以前、専任だったときには大いに準備のお手伝いをしたのでしたが、兼任になった今、それはかなり難しくて、あまり関われなかったのは残念です。
今回は類ごとの番号をランダムにふったビンゴカードイベント。ビンゴになったらプレゼントの栞がもらえる、というものでした。
もともとのアイデア出しは生徒さんたちだけでは難しそうだったので、私も「前の学校ではこんなのやったし、ほかの司書さんたちはこんなのやったと言ってたよ」みたいにちょっと情報提供のサポート。
最終的に委員会でみんなのアイデアを出してもらって決定。そんな流れでした。
ビンゴはまずカードを大量に作成しなくてはなりませんし、プレゼントの栞も製作しなくてはなりません。
今回はそれに加えてイベントをやっていることを告知するポスターなども、図書館担当と図書委員担当の先生方がお忙しいなか準備してくださいました。
なおこの先生方、非常にお忙しくて図書委員の委員会にもほとんど顔をお出しになれません。
私はプレゼントによさそうな、カラフルなフリー素材の画像をお教えしたぐらいです。ほんと、あまり関われずに申し訳なかったです。
ちなみに両先生ともお昼休みも忙しく、ふだん開館中に図書館にくることはまずありません。
さて。
イベントが始まり、見ていると、普段は9類ばかり借りられているところ、他の本を敢えて選ぶ生徒の姿が結構見られました。
当初の目標である「9類以外の本にも目を向けさせる」は、貸出数はさほど多くなくても、それなりに成果があったかな……と思っていたのですね、私は。
ところがです。
イベントが終了して、たまたま私が放課後に図書館で作業していたときのことです。図書委員担当の先生(仮にA先生とします)がやってこられ、ポスターその他の撤去を黙々と始めました。
プレゼントの栞はまだたくさん余っており、「大盛況でしたね!」と胸を張って言える結果でないのは確かではありましたが、このA先生が最後に私に言ったのですよね、なんか冷たい、人間味のない言い方で。
「このイベントはあまり意味がなかったですね。来年からはもうしなくていいと思います」
「は……? はあ、そうですか……」
いや、今ならもうちょっと何か言えたなと思うんですが、その時は半ば絶句してしまって。
でも、思うのですよ。
何か図書館イベントをひとつやっただけで、ドーンと、バーンとめざましい結果がでるなんてことはまずない。どこの学校でもそれはそうだろうと思います。
そんなことなら、学校司書も図書館担当の先生も長年こんなに苦労してきてないわけで。
子供たちの読書活動推進は、長い目で見て考えつつ、試行錯誤しつつも、たゆみなく続けていくしかない活動です。
それに、ただ「意味なかったですね、来年からはしません」って反省にもなってない。
大事なのは、上手く行かなかった時に「これはうまくいかなかったけど、じゃあ次はどうしたらいいかな」と建設的に反省・分析することでしょう。そうやって次へのステップを踏むためにすることです。
ましてやそんなひと言を、大して関われなかった司書に向かって平気でいい放つ神経がわからない。単純に、思った通りに行かなかった不満を他人にぶつけてうさを晴らしただけの子どもにしか見えない。
……まあ、図書館や図書委員のことにあまり詳しい先生ではないことが大きいのかもしれませんが。
でも何かあったときに、よかった点、よくなかった点をきちんと整理・分析して、次に繋げるための建設的な意見を作り上げるのは、子どもばかりでなく大人にも必要なスキルですよね。
それがまだできていない段階で短絡的に、あるいは感情的に同僚にただ不満をぶつけるというのもまた、経験不足の人がやりがちな行動です。成長が強く求められる。
そういうスキルを培っていくためにも、多面的に冷静にものを見て判断する人になるためにも、やはりよい読書は必須。
むしろ逆に「だからこそ図書館の役割は大きいな」と感じる結果になった出来事でした……はあ(ため息)。先生ももっと本を読め(笑)。
ちょっと愚痴っぽくなりまして申し訳ありません。
あ、今回のことで言えば、たとえば「今回のイベントはあんまりやりたいと思わない」と言ってた生徒さんが一人おりまして。
「え、なんで?」ときいたら
「こういうフリー素材の絵でのプレゼントより、もっとこの図書館の、オリジナリティのあるものが欲しかった。たとえばこの図書館のキャラクターの絵の入った栞とか……」
「なるほど!」
これには膝を打ちました。
利用者のご意見のヒアリングは大切ですね。参考になる!
前の学校では、図書館キャラクターを入れたプラスワンカードをプレゼントにしていて好評だったのですよね、そういえば。
次はぜひ、そういう栞も作ってみたいなと思いました。
学校司書のみなさん、ほんま現場におられると色々あると思いますが、腐らずへこたれず、かつ雑草のようにたくましく、地道に頑張って参りましょう~。
ではでは。
今回はこのところちょっと思うことがあってこちらを。
すでにSNSではチラッと呟いたりしておりましたがあらためて考えてみたのでこちらで。
このところ、兼務のうち片方の学校で、新たに図書委員長になった生徒さんの希望もあって今年の図書委員によるメインイベントをやっておりました。
以前、専任だったときには大いに準備のお手伝いをしたのでしたが、兼任になった今、それはかなり難しくて、あまり関われなかったのは残念です。
今回は類ごとの番号をランダムにふったビンゴカードイベント。ビンゴになったらプレゼントの栞がもらえる、というものでした。
もともとのアイデア出しは生徒さんたちだけでは難しそうだったので、私も「前の学校ではこんなのやったし、ほかの司書さんたちはこんなのやったと言ってたよ」みたいにちょっと情報提供のサポート。
最終的に委員会でみんなのアイデアを出してもらって決定。そんな流れでした。
ビンゴはまずカードを大量に作成しなくてはなりませんし、プレゼントの栞も製作しなくてはなりません。
今回はそれに加えてイベントをやっていることを告知するポスターなども、図書館担当と図書委員担当の先生方がお忙しいなか準備してくださいました。
なおこの先生方、非常にお忙しくて図書委員の委員会にもほとんど顔をお出しになれません。
私はプレゼントによさそうな、カラフルなフリー素材の画像をお教えしたぐらいです。ほんと、あまり関われずに申し訳なかったです。
ちなみに両先生ともお昼休みも忙しく、ふだん開館中に図書館にくることはまずありません。
さて。
イベントが始まり、見ていると、普段は9類ばかり借りられているところ、他の本を敢えて選ぶ生徒の姿が結構見られました。
当初の目標である「9類以外の本にも目を向けさせる」は、貸出数はさほど多くなくても、それなりに成果があったかな……と思っていたのですね、私は。
ところがです。
イベントが終了して、たまたま私が放課後に図書館で作業していたときのことです。図書委員担当の先生(仮にA先生とします)がやってこられ、ポスターその他の撤去を黙々と始めました。
プレゼントの栞はまだたくさん余っており、「大盛況でしたね!」と胸を張って言える結果でないのは確かではありましたが、このA先生が最後に私に言ったのですよね、なんか冷たい、人間味のない言い方で。
「このイベントはあまり意味がなかったですね。来年からはもうしなくていいと思います」
「は……? はあ、そうですか……」
いや、今ならもうちょっと何か言えたなと思うんですが、その時は半ば絶句してしまって。
でも、思うのですよ。
何か図書館イベントをひとつやっただけで、ドーンと、バーンとめざましい結果がでるなんてことはまずない。どこの学校でもそれはそうだろうと思います。
そんなことなら、学校司書も図書館担当の先生も長年こんなに苦労してきてないわけで。
子供たちの読書活動推進は、長い目で見て考えつつ、試行錯誤しつつも、たゆみなく続けていくしかない活動です。
それに、ただ「意味なかったですね、来年からはしません」って反省にもなってない。
大事なのは、上手く行かなかった時に「これはうまくいかなかったけど、じゃあ次はどうしたらいいかな」と建設的に反省・分析することでしょう。そうやって次へのステップを踏むためにすることです。
ましてやそんなひと言を、大して関われなかった司書に向かって平気でいい放つ神経がわからない。単純に、思った通りに行かなかった不満を他人にぶつけてうさを晴らしただけの子どもにしか見えない。
……まあ、図書館や図書委員のことにあまり詳しい先生ではないことが大きいのかもしれませんが。
でも何かあったときに、よかった点、よくなかった点をきちんと整理・分析して、次に繋げるための建設的な意見を作り上げるのは、子どもばかりでなく大人にも必要なスキルですよね。
それがまだできていない段階で短絡的に、あるいは感情的に同僚にただ不満をぶつけるというのもまた、経験不足の人がやりがちな行動です。成長が強く求められる。
そういうスキルを培っていくためにも、多面的に冷静にものを見て判断する人になるためにも、やはりよい読書は必須。
むしろ逆に「だからこそ図書館の役割は大きいな」と感じる結果になった出来事でした……はあ(ため息)。先生ももっと本を読め(笑)。
ちょっと愚痴っぽくなりまして申し訳ありません。
あ、今回のことで言えば、たとえば「今回のイベントはあんまりやりたいと思わない」と言ってた生徒さんが一人おりまして。
「え、なんで?」ときいたら
「こういうフリー素材の絵でのプレゼントより、もっとこの図書館の、オリジナリティのあるものが欲しかった。たとえばこの図書館のキャラクターの絵の入った栞とか……」
「なるほど!」
これには膝を打ちました。
利用者のご意見のヒアリングは大切ですね。参考になる!
前の学校では、図書館キャラクターを入れたプラスワンカードをプレゼントにしていて好評だったのですよね、そういえば。
次はぜひ、そういう栞も作ってみたいなと思いました。
学校司書のみなさん、ほんま現場におられると色々あると思いますが、腐らずへこたれず、かつ雑草のようにたくましく、地道に頑張って参りましょう~。
ではでは。
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