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100 本棚奥の整備・プラダン
しおりを挟むこんにちは。
こちらのエッセイも、なんと100話となりました。いつもお付き合いくださっているみなさま、ありがとうございます。
さて今回は、本棚の中の本とその後ろの隙間問題について。
もうこれは「学校図書館あるある」だと思うのですが、少し奥行きのある本棚だと、本の背をそろえて並べていてもいつのまにか児童生徒に押し込まれて、小さな本がずっと奥に入り込んでしまうという問題がありますよね。
これまで勤務してきた学校では、その隙間を埋めるために使われているのは圧倒的に「牛乳パック」。
……まあね、手軽に手に入りますし大きさもちょうどいいのでわかるのですが……いかんせん、見栄えは非常によろしくないなあと常々思っていて。
現在勤めている学校のうちのひとつでは、こんな感じで以前の司書さんが大量の牛乳パックを本の後ろに詰め込んでいらっしゃいました。恐らくは当時の生徒たちにも声を掛けて大量に集めたのだろうと思われます。
以前勤めていた学校では、牛乳パックの周りにコピー用紙を巻いて張り付け、表面が見えないように工夫されていたのを思い出します。それならまだ見栄えはマシだったかと思うのですが、こちらの学校では「○○牛乳」「コーヒー牛乳」などが丸見えのまま。いやいやいや、あまりにも見栄えが……!
実は、確か図書館業務の工夫について書かれた本だったと思いますが、そこで牛乳パックの代わりにプラスチックダンボールを使う方法が紹介されているのを見まして。
いつかはこれを実行したいものだと何年も思い続けていたところ、今年度になって遂に実現できることになり、このところはプラスチックダンボール略して「プラダン」を切って装備する作業に掛かりきりになっていました。
プラスチックダンボールは、その名のとおり段ボールの形をしていますがプラスチック製の商品です。ふつうのダンボールだと虫がわいたり不潔になりやすいところ、プラスチックなので埃のほかの汚れはあまり心配しなくてよさそうですし、なにより丈夫。
そして3ミリや5ミリの厚みしかないので、奥行きの長い本はプラダンの上に乗せることで背を合わせて並べていけるのが魅力的でした。牛乳パックだと、これは難しくなりますしね。
私は事務さんと相談してアスクルで注文していただいたのですが、そこでみつけたものはサイズが90㎝×180㎝のものが5枚セットというものでした。1枚が4~500円ぐらいのもののようです。
ちなみに百均やホームセンターなどでも扱っているようですが、ちょっと調べてみたところ、百均で扱われているものはサイズがだいぶ小さいようです。本棚の横のサイズは90㎝ぐらいが主流のようなので、百均のものだと使い勝手がよくないかな……と思い、私は大きいものをカットすることにしました。
厚みを5ミリのものにしたのですが、いかんせん、これがかなりカットが大変。
普通のカッターだと4枚ぐらい切ったところで手が痛んで痺れてしまいました。痺れと痛みは帰宅してからも長くつづき、これでは到底、続けて作業は難しいなと。
困ってウチのダンナや技術の先生に相談したところ、大き目のカッターや大きいカッティングマット、それに防刃手袋などを借りることができ、そのおかげでかなり作業がスムーズにはかどるように。調べてみたところ、段ボールカット用の手軽なのこぎりなども比較的安価で販売があるようですね。可能ならそちらをお使いになるのもよいかと思います。
さて、そうやって借りたものを使って作業したところ、17枚ぐらいは切ることができ、かなりの本棚の裏から牛乳パックをサルベージすることができました。
ちなみに、一般的なハードカバーの小説本の棚ですと、89㎝×8㎝でカットするとちょうどいい感じでした。本を前から押し込まれてもぐしゃっとなりにくいように、ダンボールの方向も考えてカットするとよいと思います(実はそうすると余計に切りにくくなってしまうのですが)。
余談ですが、牛乳パックはひとつずつ開いて、リサイクルをしている近隣のスーパーへ。いや当のスーパーさんには、いきなり大量に持っていくことになって申し訳なかったのですが(30枚や40枚を一気になので……)なんとか処分完了。
実際にやってみると、かなり使用感はいい感じです!
とにかく見た目がスッキリ。本を取ったとき、奥に「○○牛乳」などのパックが見えるのはちょっと、いやだいぶカッコ悪かったので、私としては大満足です。
よろしかったらご参考になさってくださいませ。
ではでは、今回はこのあたりで!
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