32 / 285
二章 ショウネシー領で新年を
32. はじめましての森の熊さん
しおりを挟む
雪狼の群れは、エステラの目の前に来ると、ぴたりと動きを止め、そのまま倒れた。
エステラが魔法で心臓を凍らせたからだ。
「ヒラ、ハラ、解体お願い出来る?」
「わかったぁ、毛皮に傷がつかないようにだよねぇ」
「エステラ! こっちこっちなの」
ハラに呼ばれて、一匹の狼を見に行くと、お腹が大きな雌狼がいた。大きなお腹の中に、三つの小さな命の輝きが見える。
「ヒール」
エステラは凍らせた心臓をすぐに元に戻すと、素早く雌狼に回復魔法をかけた。
そして小精霊を呼び寄せると、雌狼を女神の森へ案内するよう頼む。
種を絶滅させたい訳ではない。成獣では無いもの、子を孕んでいるものは狩らないようディオンヌからも教えられていた。
雌狼はゆっくりと立ち上がって、エステラをじっと見てから走り去った。女神の森へ向かって。
◇◇◇
コッケェェェェッ!!!!
マグダリーナ達の最後尾から鳴き声が聞こえたと思ったら、コッコ(オス)が高くジャンプし、マグダリーナ達の頭を飛び越える。
そして一番大きな熊の頭に跳び蹴りをかました。ササミ(オス)だ。
(ササミ……主人のエステラを置いてきたの? ダメ鳥じゃない)
ゴキンと鈍い音がして、頭をだらんとさせているのに、熊はササミ(オス)に攻撃しようとパンチを繰り出して来た。
ササミ(オス)がクチバシで熊の拳に強烈な突きを入れ、熊の腹に蹴りを入れる。
他の熊も唸りながら、ササミ(オス)を囲み始めた。
「このように、四つ手熊は心臓を潰さない限りなかなか死なない。まあだから今のうちに一撃入れて? 意外と動きが素早いから、魔法で離れて攻撃した方がいい。ああ、火魔法は禁止だよ。四つ手熊は火で強くなるから」
暢気にニレルが解説をしてくれるが、その背後はすっかり熊対ササミ(オス)の怪獣対決のようになっている。
他のコッコ(オス)達も混ざりたくてウズウズしだした。
人が乗ってるのだから、絶対やめてほしい。
「四つ手熊って、確かグレイさんが……」
アンソニーの呟きに、マグダリーナもハッとする。グレイが片手を失うような大怪我をした相手だ。
あの時の状況を思い出して、マグダリーナは怒りが込み上げるまま、叫んだ。
「ギロチン!」
ぼとん、と一番手前側にいた熊の首を落とす。
すかさずササミ(オス)が胴体に蹴りを入れ、熊包囲網から脱出した。
そこへ、ずっと黙って魔法のイメージを固めていたヴェリタスが、剣を振る。
剣先から鋭い風が飛び出して、熊の腕を斬り落とした。
アンソニーも続けて氷柱で攻撃する。
三人がそれぞれ八体の四つ手熊に攻撃を入れたのを確認すると、ササミ(オス)が火焔とは違う、細く鋭くした竜のブレスを二撃入れて、一体の熊を倒した。
マグダリーナは、狼の時と違う、大きな魔力が身体に宿るのを感じた。
残り七体も、ニレルとアーベルで難なく倒した。
「四つ手熊の心臓は腹部に近いここと、この位置の二箇所にある。心臓は二箇所とも潰さないと動きを止めないから、絶対油断しないようにね。あと胆嚢が非常に貴重な素材なんだ。心臓と一緒にうっかり潰さないようにした方がいい」
(いや絶対、そんなの考える余裕ないよね、この熊相手に)
ニレルもアーベルも、武器を使わず掌底打ちだけで倒してしまった。ハイエルフとは理不尽な生き物である。
「うちでDランクに上がるには、この四つ手熊を単独討伐できることは必須だから、今のうちに心臓の場所はしっかり覚えておけよ」
アーベルの言葉に、アンソニーとヴェリタスは顔を青ざめさせた。
熊を倒してからは、猪が二体出ただけで、夕方前には討伐を切り上げ、アルバーン伯爵立会のもと、ゲインズ領の冒険者ギルドで討伐証明をして帰った。
今回は討伐した魔獣をそのまま貰える他にもアルバーン伯爵からの金貨百五十枚の報酬もあった。
「金貨百五十枚というと一千五百万エルよね。すごい大金だけど、冒険者ってこんなに儲かるものなの?」
マグダリーナの疑問に、ニレルが答える。
「多分四つ手熊が八体も居たからじゃないかな? 雪狼も上位の魔獣だし、その分色をつけてくれたんだと思うよ」
「それもあるだろうけど、報酬ケチって来年以降断られたら困るからってのもあるんだろ。普通四つ手熊が八体襲ってきたら、領の一つ簡単に潰れるし、一日で討伐は終わらない。ゲインズ領は侯爵領だし冒険者ギルドがあるから人も物資も金の動きも活発だし、多分冬の討伐には数億の予算かけてると思うぜ」
そう言うヴェリタスの言葉に、マグダリーナはなるほどと思う。
今回の報酬と素材はそれぞれ参加者でほぼ均等に分けた。報酬は、六人で金貨二十枚ずつ分け、残りの三十枚を寄付金として領に納める事にする。
ヴェリタスが、雪狼の毛皮はシャロンが喜ぶと嬉しそうにしてるのを見て、そういえば貴婦人のコートに人気なんだっけと思い出し、マグダリーナは世話になった父方のドーラ伯母様にも毛皮を送る事にした。
その夜、マグダリーナは夢を見た。
母クレメンティーンがベッドの端に腰掛け、優しくマグダリーナの頭を撫でる。
だが、その母の姿には、斑に黒い滲みがあった。
(あれは、何かよくないもの!)
そう直感したマグダリーナは、母に回復魔法をかけるが、少し色が薄くなる程度で大した効果はなかった。もう一度回復魔法をと思ったら、クレメンティーンはゆっくり首を振った。
(回復魔法じゃダメなんだわ……なら……黒い汚れを取り去るもの……!)
今度は浄化魔法をかけ、ととのえる魔法も重ねてかけた。
クレメンティーンの黒い染みはたちどころに消え、それどころか灯りが灯るように輝き始める。
眩しさに目が覚めてしまうと思った瞬間、クレメンティーンはあるものを指差した。本来のマグダリーナの部屋には置いてないものだったが。
(夢の中だものね……)
そう思ったところで、本当に目が覚めてしまった。
エステラが魔法で心臓を凍らせたからだ。
「ヒラ、ハラ、解体お願い出来る?」
「わかったぁ、毛皮に傷がつかないようにだよねぇ」
「エステラ! こっちこっちなの」
ハラに呼ばれて、一匹の狼を見に行くと、お腹が大きな雌狼がいた。大きなお腹の中に、三つの小さな命の輝きが見える。
「ヒール」
エステラは凍らせた心臓をすぐに元に戻すと、素早く雌狼に回復魔法をかけた。
そして小精霊を呼び寄せると、雌狼を女神の森へ案内するよう頼む。
種を絶滅させたい訳ではない。成獣では無いもの、子を孕んでいるものは狩らないようディオンヌからも教えられていた。
雌狼はゆっくりと立ち上がって、エステラをじっと見てから走り去った。女神の森へ向かって。
◇◇◇
コッケェェェェッ!!!!
マグダリーナ達の最後尾から鳴き声が聞こえたと思ったら、コッコ(オス)が高くジャンプし、マグダリーナ達の頭を飛び越える。
そして一番大きな熊の頭に跳び蹴りをかました。ササミ(オス)だ。
(ササミ……主人のエステラを置いてきたの? ダメ鳥じゃない)
ゴキンと鈍い音がして、頭をだらんとさせているのに、熊はササミ(オス)に攻撃しようとパンチを繰り出して来た。
ササミ(オス)がクチバシで熊の拳に強烈な突きを入れ、熊の腹に蹴りを入れる。
他の熊も唸りながら、ササミ(オス)を囲み始めた。
「このように、四つ手熊は心臓を潰さない限りなかなか死なない。まあだから今のうちに一撃入れて? 意外と動きが素早いから、魔法で離れて攻撃した方がいい。ああ、火魔法は禁止だよ。四つ手熊は火で強くなるから」
暢気にニレルが解説をしてくれるが、その背後はすっかり熊対ササミ(オス)の怪獣対決のようになっている。
他のコッコ(オス)達も混ざりたくてウズウズしだした。
人が乗ってるのだから、絶対やめてほしい。
「四つ手熊って、確かグレイさんが……」
アンソニーの呟きに、マグダリーナもハッとする。グレイが片手を失うような大怪我をした相手だ。
あの時の状況を思い出して、マグダリーナは怒りが込み上げるまま、叫んだ。
「ギロチン!」
ぼとん、と一番手前側にいた熊の首を落とす。
すかさずササミ(オス)が胴体に蹴りを入れ、熊包囲網から脱出した。
そこへ、ずっと黙って魔法のイメージを固めていたヴェリタスが、剣を振る。
剣先から鋭い風が飛び出して、熊の腕を斬り落とした。
アンソニーも続けて氷柱で攻撃する。
三人がそれぞれ八体の四つ手熊に攻撃を入れたのを確認すると、ササミ(オス)が火焔とは違う、細く鋭くした竜のブレスを二撃入れて、一体の熊を倒した。
マグダリーナは、狼の時と違う、大きな魔力が身体に宿るのを感じた。
残り七体も、ニレルとアーベルで難なく倒した。
「四つ手熊の心臓は腹部に近いここと、この位置の二箇所にある。心臓は二箇所とも潰さないと動きを止めないから、絶対油断しないようにね。あと胆嚢が非常に貴重な素材なんだ。心臓と一緒にうっかり潰さないようにした方がいい」
(いや絶対、そんなの考える余裕ないよね、この熊相手に)
ニレルもアーベルも、武器を使わず掌底打ちだけで倒してしまった。ハイエルフとは理不尽な生き物である。
「うちでDランクに上がるには、この四つ手熊を単独討伐できることは必須だから、今のうちに心臓の場所はしっかり覚えておけよ」
アーベルの言葉に、アンソニーとヴェリタスは顔を青ざめさせた。
熊を倒してからは、猪が二体出ただけで、夕方前には討伐を切り上げ、アルバーン伯爵立会のもと、ゲインズ領の冒険者ギルドで討伐証明をして帰った。
今回は討伐した魔獣をそのまま貰える他にもアルバーン伯爵からの金貨百五十枚の報酬もあった。
「金貨百五十枚というと一千五百万エルよね。すごい大金だけど、冒険者ってこんなに儲かるものなの?」
マグダリーナの疑問に、ニレルが答える。
「多分四つ手熊が八体も居たからじゃないかな? 雪狼も上位の魔獣だし、その分色をつけてくれたんだと思うよ」
「それもあるだろうけど、報酬ケチって来年以降断られたら困るからってのもあるんだろ。普通四つ手熊が八体襲ってきたら、領の一つ簡単に潰れるし、一日で討伐は終わらない。ゲインズ領は侯爵領だし冒険者ギルドがあるから人も物資も金の動きも活発だし、多分冬の討伐には数億の予算かけてると思うぜ」
そう言うヴェリタスの言葉に、マグダリーナはなるほどと思う。
今回の報酬と素材はそれぞれ参加者でほぼ均等に分けた。報酬は、六人で金貨二十枚ずつ分け、残りの三十枚を寄付金として領に納める事にする。
ヴェリタスが、雪狼の毛皮はシャロンが喜ぶと嬉しそうにしてるのを見て、そういえば貴婦人のコートに人気なんだっけと思い出し、マグダリーナは世話になった父方のドーラ伯母様にも毛皮を送る事にした。
その夜、マグダリーナは夢を見た。
母クレメンティーンがベッドの端に腰掛け、優しくマグダリーナの頭を撫でる。
だが、その母の姿には、斑に黒い滲みがあった。
(あれは、何かよくないもの!)
そう直感したマグダリーナは、母に回復魔法をかけるが、少し色が薄くなる程度で大した効果はなかった。もう一度回復魔法をと思ったら、クレメンティーンはゆっくり首を振った。
(回復魔法じゃダメなんだわ……なら……黒い汚れを取り去るもの……!)
今度は浄化魔法をかけ、ととのえる魔法も重ねてかけた。
クレメンティーンの黒い染みはたちどころに消え、それどころか灯りが灯るように輝き始める。
眩しさに目が覚めてしまうと思った瞬間、クレメンティーンはあるものを指差した。本来のマグダリーナの部屋には置いてないものだったが。
(夢の中だものね……)
そう思ったところで、本当に目が覚めてしまった。
225
あなたにおすすめの小説
辺境貴族ののんびり三男は魔道具作って自由に暮らします
雪月夜狐
ファンタジー
書籍化決定しました!
(書籍化にあわせて、タイトルが変更になりました。旧題は『辺境伯家ののんびり発明家 ~異世界でマイペースに魔道具開発を楽しむ日々~』です)
壮年まで生きた前世の記憶を持ちながら、気がつくと辺境伯家の三男坊として5歳の姿で異世界に転生していたエルヴィン。彼はもともと物作りが大好きな性格で、前世の知識とこの世界の魔道具技術を組み合わせて、次々とユニークな発明を生み出していく。
辺境の地で、家族や使用人たちに役立つ便利な道具や、妹のための可愛いおもちゃ、さらには人々の生活を豊かにする新しい魔道具を作り上げていくエルヴィン。やがてその才能は周囲の人々にも認められ、彼は王都や商会での取引を通じて新しい人々と出会い、仲間とともに成長していく。
しかし、彼の心にはただの「発明家」以上の夢があった。この世界で、誰も見たことがないような道具を作り、貴族としての責任を果たしながら、人々に笑顔と便利さを届けたい——そんな野望が、彼を新たな冒険へと誘う。
バーンズ伯爵家の内政改革 ~10歳で目覚めた長男、前世知識で領地を最適化します
namisan
ファンタジー
バーンズ伯爵家の長男マイルズは、完璧な容姿と神童と噂される知性を持っていた。だが彼には、誰にも言えない秘密があった。――前世が日本の「医師」だったという記憶だ。
マイルズが10歳となった「洗礼式」の日。
その儀式の最中、領地で謎の疫病が発生したとの凶報が届く。
「呪いだ」「悪霊の仕業だ」と混乱する大人たち。
しかしマイルズだけは、元医師の知識から即座に「病」の正体と、放置すれば領地を崩壊させる「災害」であることを看破していた。
「父上、お待ちください。それは呪いではありませぬ。……対処法がわかります」
公衆衛生の確立を皮切りに、マイルズは領地に潜む様々な「病巣」――非効率な農業、停滞する経済、旧態依然としたインフラ――に気づいていく。
前世の知識を総動員し、10歳の少年が領地を豊かに変えていく。
これは、一人の転生貴族が挑む、本格・異世界領地改革(内政)ファンタジー。
転生したら領主の息子だったので快適な暮らしのために知識チートを実践しました
SOU 5月17日10作同時連載開始❗❗
ファンタジー
不摂生が祟ったのか浴槽で溺死したブラック企業務めの社畜は、ステップド騎士家の長男エルに転生する。
不便な異世界で生活環境を改善するためにエルは知恵を絞る。
14万文字執筆済み。2025年8月25日~9月30日まで毎日7:10、12:10の一日二回更新。
異世界転生目立ちたく無いから冒険者を目指します
桂崇
ファンタジー
小さな町で酒場の手伝いをする母親と2人で住む少年イールスに転生覚醒する、チートする方法も無く、母親の死により、実の父親の家に引き取られる。イールスは、冒険者になろうと目指すが、周囲はその才能を惜しんでいる
猫を拾ったら聖獣で犬を拾ったら神獣で最強すぎて困る
マーラッシュ
ファンタジー
旧題:狙って勇者パーティーを追放されて猫を拾ったら聖獣で犬を拾ったら神獣だった。そして人間を拾ったら・・・
何かを拾う度にトラブルに巻き込まれるけど、結果成り上がってしまう。
異世界転生者のユートは、バルトフェル帝国の山奥に一人で住んでいた。
ある日、盗賊に襲われている公爵令嬢を助けたことによって、勇者パーティーに推薦されることになる。
断ると角が立つと思い仕方なしに引き受けるが、このパーティーが最悪だった。
勇者ギアベルは皇帝の息子でやりたい放題。活躍すれば咎められ、上手く行かなければユートのせいにされ、パーティーに入った初日から後悔するのだった。そして他の仲間達は全て女性で、ギアベルに絶対服従していたため、味方は誰もいない。
ユートはすぐにでもパーティーを抜けるため、情報屋に金を払い噂を流すことにした。
勇者パーティーはユートがいなければ何も出来ない集団だという内容でだ。
プライドが高いギアベルは、噂を聞いてすぐに「貴様のような役立たずは勇者パーティーには必要ない!」と公衆の面前で追放してくれた。
しかし晴れて自由の身になったが、一つだけ誤算があった。
それはギアベルの怒りを買いすぎたせいで、帝国を追放されてしまったのだ。
そしてユートは荷物を取りに行くため自宅に戻ると、そこには腹をすかした猫が、道端には怪我をした犬が、さらに船の中には女の子が倒れていたが、それぞれの正体はとんでもないものであった。
これは自重できない異世界転生者が色々なものを拾った結果、トラブルに巻き込まれ解決していき成り上がり、幸せな異世界ライフを満喫する物語である。
異世界は流されるままに
椎井瑛弥
ファンタジー
貴族の三男として生まれたレイは、成人を迎えた当日に意識を失い、目が覚めてみると剣と魔法のファンタジーの世界に生まれ変わっていたことに気づきます。ベタです。
日本で堅実な人生を送っていた彼は、無理をせずに一歩ずつ着実に歩みを進むつもりでしたが、なぜか思ってもみなかった方向に進むことばかり。ベタです。
しっかりと自分を持っているにも関わらず、なぜか思うようにならないレイの冒険譚、ここに開幕。
これを書いている人は縦書き派ですので、縦書きで読むことを推奨します。
うっかり女神さまからもらった『レベル9999』は使い切れないので、『譲渡』スキルで仲間を強化して最強パーティーを作ることにしました
akairo
ファンタジー
「ごめんなさい!貴方が死んだのは私のクシャミのせいなんです!」
帰宅途中に工事現場の足台が直撃して死んだ、早良 悠月(さわら ゆずき)が目覚めた目の前には女神さまが土下座待機をして待っていた。
謝る女神さまの手によって『ユズキ』として転生することになったが、その直後またもや女神さまの手違いによって、『レベル9999』と職業『譲渡士』という謎の職業を付与されてしまう。
しかし、女神さまの世界の最大レベルは99。
勇者や魔王よりも強いレベルのまま転生することになったユズキの、使い切ることもできないレベルの使い道は仲間に譲渡することだった──!?
転生先で出会ったエルフと魔族の少女。スローライフを掲げるユズキだったが、二人と共に世界を回ることで国を巻き込む争いへと巻き込まれていく。
※9月16日
タイトル変更致しました。
前タイトルは『レベル9999は転生した世界で使い切れないので、仲間にあげることにしました』になります。
仲間を強くして無双していく話です。
『小説家になろう』様でも公開しています。
大工スキルを授かった貧乏貴族の養子の四男だけど、どうやら大工スキルは伝説の全能スキルだったようです
飼猫タマ
ファンタジー
田舎貴族の四男のヨナン・グラスホッパーは、貧乏貴族の養子。義理の兄弟達は、全員戦闘系のレアスキル持ちなのに、ヨナンだけ貴族では有り得ない生産スキルの大工スキル。まあ、養子だから仕方が無いんだけど。
だがしかし、タダの生産スキルだと思ってた大工スキルは、じつは超絶物凄いスキルだったのだ。その物凄スキルで、生産しまくって超絶金持ちに。そして、婚約者も出来て幸せ絶頂の時に嵌められて、人生ドン底に。だが、ヨナンは、有り得ない逆転の一手を持っていたのだ。しかも、その有り得ない一手を、本人が全く覚えてなかったのはお約束。
勿論、ヨナンを嵌めた奴らは、全員、ザマー百裂拳で100倍返し!
そんなお話です。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる