159 / 285
八章 エステラの真珠
159. 十一番目のハイエルフ
しおりを挟む
「私は聖エルフェーラ教国で、教皇が代々エルフ族……しかもエルロンド王家のものが務めていることを知りえた。そして今の教皇の寿命があと二十年あるかどうかという状態であると聞かされ、次の教皇として売られたのだと。だが実際は、そんな単純ではなかった。聖エルフェーラ教国の教皇は、その身を精霊に捧げる贄……そう、精霊となった十一番目のハイエルフ、レーヴィー様の器となるものだったのだ」
聖エルフェーラ教国でセレンは、狭間と変容の権能を持つ精霊レーヴィーに入り込まれた。
だが既にエヴァと繋がりのあるセレンの意識を、即時に支配下に置くことは、レーヴィーでも難しかったようだ。
セレンの中でレーヴィーの記憶や意識が混ざり合い、セレンは悟った。レーヴィーが己の目的の為に、エヴァの産む女の子を欲している事を。
「私は、まだ私でいられる短い間に、レーヴィー様の転移魔法を利用してケントの元に向かった。そして私から、私の子を守って欲しいと……その後、間もなく私の身体は完全にレーヴィー様に主導権を握られてしまった。この手でエヴァの転移魔法を封じ、エルロンド王国に無理矢理連れ去った。エヴァは私の魂を通じて、レーヴィー様の目的を悟ると、産まれた子を守るため、その子の額の精石を切り取り、耳を削いで守護の魔法をかけた。そして……子の精石と共に自らの精石を飲み込み、生き絶えてしまった……」
ぱたぽたと、セレンの瞳から涙が流れる。セレンはそこで絶望のあまり、精神も眠りに着いてしまったという。
セレンはケントと違って、華奢で中世的な顔立ちだからだろうか……
イラナと雰囲気が似ている気がして、マグダリーナは落ち着かなかった。
「でもお師匠は、女神の庭にはエヴァさんはいないと云っていたわ」
慰めるようにエステラは言ったが、セレンの悲しみが深くなった。
「ハイエルフの葬送の行なわれていない状態のエヴァは、地上にいる私の魂との繋がりのせいで、女神の庭にはたどり着けない……ですから我が命を絶っていただきたく」
「何でもお前の望み通りに、させると思うなよ」
普段より幾分低い声で、ルシンは脅した。
「エヴァの葬送は俺がする。俺を産んでくれたからな。なんで十一番目はスーリヤに手を出した」
「エヴァの子が男児であったから。そしてスーリヤが人族でも、ハイエルフの血を引く娘だったこと。おそらく彼の方は、スーリヤならエヴァの代わりに条件にあう女の子を孕む可能性が高いと思ったのだろう……」
セレンが両手で顔を覆って、悲嘆に暮れた。
「あの子は私が無理矢理エヴァを連れ去るところを、見ていた。それなのに何故……何故……逃げなかったのか……いや、抵抗しても無駄だったのだろう……」
そこから先は、エステラの方がわかっているので、気が抜けたのだろうか。エステラは、背中が蒸し暑いとエデンの膝の上から逃れると、ニレルの隣に座って、ニレルの腕にもたれかかった。
「こっちの方が実家感ある……」
思わずエステラから漏れたその言葉に、ヒラとハラもぷりんと頷く。
娘に逃げられたエデンは、不機嫌そうに言った。
「それで? レーヴィーのやつは何がしたかったんだ」
セレンは俯いたまま答えた。
「大いなるウシュ帝国の初代王、金の神官、二番目のハイエルフ、エルフェーラ様の復活です」
辺りが静まり返った。
珍しくエデンが、憐憫をその顔に表した。
「なんだあいつ……エルフェーラに会いたかっただけか。それなのに随分とまた……聖エルフェーラ教なんてもの作ったり、世界中で面倒なことを……」
レベッカが手を挙げた。そのいつもらしい様子に、エデンもいつもの戯けた笑みを浮かべる。
「んっハ、ドウゾ、レベッカ」
「エルフェーラ様、会えますわよね? この国の神殿で、どこでも。それも結構短期間に、エステラお姉様がそういう仕組みを作られたのだわ」
レベッカの言う通りとばかり、皆頷く。エデンは堪えきれず、爆笑した。
そこでマグダリーナは、エデンが十一番目は錬金術にもってこいの権能を持ちながら、錬金術の腕はディオンヌより劣ったと言っていたことを思い出した。
「つまりエステラと、そのレーヴィーっていう元ハイエルフの精霊とでは、出来ることとやり方にかなりの差があるって事よね」
一応令嬢らしくまろやかな表現を心がけてみる。マグダリーナの心の本音は、その元ハイエルフ、随分と要領悪いのでは? だ。
「リーナの言う通りでしたら、エデンが今笑っていらっしゃるのは、沢山の方を踏み台にしてコツコツと行なってきたことを、エステラちゃんが御破算にしてしまったってことかしら」
シャロンがハーブティーを飲みながら、エデンを見た。
「はー……あー……、大体そうだ」
エデンは笑いを止めると、ソファの背もたれに身を預ける。
「だがハイエルフかエルフの女の子を欲しがったところをみると、肉体も合わせて復活させたかったに違いない。あいつは昔っから、エルフェーラも扱いに困るほど、エルフェーラを崇拝してたからなぁ」
「それで、エヴァの遺体は何処だ?」
相変わらずルシンは氷の声音で、セレンを尋問する。
「聖エルフェーラ教国に……何らかの理由で私の肉体から追い出されたレーヴィー様も、今は一時、先の教皇の肉体に戻っていることでしょう」
ルシンは舌打ちした。どうやら、ちょっと行って葬送を済ませてくるというほど、簡単にはいかないようだ。
ヴェリタスもライアンと意見を擦り合わせながら聞いてくる。
「エルフェーラ様が目的だとして、何でオーブリーにちょっかいかけたり……今回の毒騒ぎもそいつの仕業なら、何でそんなことしたんだ?」
「これは俺の予想だが」
エデンはそう前置きした。
「エルフェーラだけでなく、エルフェーラがいた形跡…金の神殿があって、エルフェーラがついた王座もある……おまけにカーバンクルとコッコカトリス……この二つもエルフェーラの精霊獣が根付いた聖獣だ。それら全てがあるこの国も欲しいんだろう。それと……あのよく死に目にあってるセドくんの長男だが、」
弟の話題がでて、ドリーは驚いてエデンの話に耳を傾ける。
「そこのセレンに鑑定してもらわんと確実ではないんだが、これまでの状況で予想すると、その魂はおそらくエルフェーラの魂の一部の可能性がある。つまり、作った器の中に入れる魂を得る為に、身体から魂が離れる瞬間を狙ってるとみた」
ドリーは慌てた。
「待って下さいな。エルフェーラ様は各神殿にいらっしゃるのに、エリックの魂の中にも……?!」
マグダリーナも驚く。
「つまり女神の庭にいらっしゃらないのは、もう転生していたからなのね……でも、そしたらどうして精霊であるエルフェーラ様が存在しているの……?」
聖エルフェーラ教国でセレンは、狭間と変容の権能を持つ精霊レーヴィーに入り込まれた。
だが既にエヴァと繋がりのあるセレンの意識を、即時に支配下に置くことは、レーヴィーでも難しかったようだ。
セレンの中でレーヴィーの記憶や意識が混ざり合い、セレンは悟った。レーヴィーが己の目的の為に、エヴァの産む女の子を欲している事を。
「私は、まだ私でいられる短い間に、レーヴィー様の転移魔法を利用してケントの元に向かった。そして私から、私の子を守って欲しいと……その後、間もなく私の身体は完全にレーヴィー様に主導権を握られてしまった。この手でエヴァの転移魔法を封じ、エルロンド王国に無理矢理連れ去った。エヴァは私の魂を通じて、レーヴィー様の目的を悟ると、産まれた子を守るため、その子の額の精石を切り取り、耳を削いで守護の魔法をかけた。そして……子の精石と共に自らの精石を飲み込み、生き絶えてしまった……」
ぱたぽたと、セレンの瞳から涙が流れる。セレンはそこで絶望のあまり、精神も眠りに着いてしまったという。
セレンはケントと違って、華奢で中世的な顔立ちだからだろうか……
イラナと雰囲気が似ている気がして、マグダリーナは落ち着かなかった。
「でもお師匠は、女神の庭にはエヴァさんはいないと云っていたわ」
慰めるようにエステラは言ったが、セレンの悲しみが深くなった。
「ハイエルフの葬送の行なわれていない状態のエヴァは、地上にいる私の魂との繋がりのせいで、女神の庭にはたどり着けない……ですから我が命を絶っていただきたく」
「何でもお前の望み通りに、させると思うなよ」
普段より幾分低い声で、ルシンは脅した。
「エヴァの葬送は俺がする。俺を産んでくれたからな。なんで十一番目はスーリヤに手を出した」
「エヴァの子が男児であったから。そしてスーリヤが人族でも、ハイエルフの血を引く娘だったこと。おそらく彼の方は、スーリヤならエヴァの代わりに条件にあう女の子を孕む可能性が高いと思ったのだろう……」
セレンが両手で顔を覆って、悲嘆に暮れた。
「あの子は私が無理矢理エヴァを連れ去るところを、見ていた。それなのに何故……何故……逃げなかったのか……いや、抵抗しても無駄だったのだろう……」
そこから先は、エステラの方がわかっているので、気が抜けたのだろうか。エステラは、背中が蒸し暑いとエデンの膝の上から逃れると、ニレルの隣に座って、ニレルの腕にもたれかかった。
「こっちの方が実家感ある……」
思わずエステラから漏れたその言葉に、ヒラとハラもぷりんと頷く。
娘に逃げられたエデンは、不機嫌そうに言った。
「それで? レーヴィーのやつは何がしたかったんだ」
セレンは俯いたまま答えた。
「大いなるウシュ帝国の初代王、金の神官、二番目のハイエルフ、エルフェーラ様の復活です」
辺りが静まり返った。
珍しくエデンが、憐憫をその顔に表した。
「なんだあいつ……エルフェーラに会いたかっただけか。それなのに随分とまた……聖エルフェーラ教なんてもの作ったり、世界中で面倒なことを……」
レベッカが手を挙げた。そのいつもらしい様子に、エデンもいつもの戯けた笑みを浮かべる。
「んっハ、ドウゾ、レベッカ」
「エルフェーラ様、会えますわよね? この国の神殿で、どこでも。それも結構短期間に、エステラお姉様がそういう仕組みを作られたのだわ」
レベッカの言う通りとばかり、皆頷く。エデンは堪えきれず、爆笑した。
そこでマグダリーナは、エデンが十一番目は錬金術にもってこいの権能を持ちながら、錬金術の腕はディオンヌより劣ったと言っていたことを思い出した。
「つまりエステラと、そのレーヴィーっていう元ハイエルフの精霊とでは、出来ることとやり方にかなりの差があるって事よね」
一応令嬢らしくまろやかな表現を心がけてみる。マグダリーナの心の本音は、その元ハイエルフ、随分と要領悪いのでは? だ。
「リーナの言う通りでしたら、エデンが今笑っていらっしゃるのは、沢山の方を踏み台にしてコツコツと行なってきたことを、エステラちゃんが御破算にしてしまったってことかしら」
シャロンがハーブティーを飲みながら、エデンを見た。
「はー……あー……、大体そうだ」
エデンは笑いを止めると、ソファの背もたれに身を預ける。
「だがハイエルフかエルフの女の子を欲しがったところをみると、肉体も合わせて復活させたかったに違いない。あいつは昔っから、エルフェーラも扱いに困るほど、エルフェーラを崇拝してたからなぁ」
「それで、エヴァの遺体は何処だ?」
相変わらずルシンは氷の声音で、セレンを尋問する。
「聖エルフェーラ教国に……何らかの理由で私の肉体から追い出されたレーヴィー様も、今は一時、先の教皇の肉体に戻っていることでしょう」
ルシンは舌打ちした。どうやら、ちょっと行って葬送を済ませてくるというほど、簡単にはいかないようだ。
ヴェリタスもライアンと意見を擦り合わせながら聞いてくる。
「エルフェーラ様が目的だとして、何でオーブリーにちょっかいかけたり……今回の毒騒ぎもそいつの仕業なら、何でそんなことしたんだ?」
「これは俺の予想だが」
エデンはそう前置きした。
「エルフェーラだけでなく、エルフェーラがいた形跡…金の神殿があって、エルフェーラがついた王座もある……おまけにカーバンクルとコッコカトリス……この二つもエルフェーラの精霊獣が根付いた聖獣だ。それら全てがあるこの国も欲しいんだろう。それと……あのよく死に目にあってるセドくんの長男だが、」
弟の話題がでて、ドリーは驚いてエデンの話に耳を傾ける。
「そこのセレンに鑑定してもらわんと確実ではないんだが、これまでの状況で予想すると、その魂はおそらくエルフェーラの魂の一部の可能性がある。つまり、作った器の中に入れる魂を得る為に、身体から魂が離れる瞬間を狙ってるとみた」
ドリーは慌てた。
「待って下さいな。エルフェーラ様は各神殿にいらっしゃるのに、エリックの魂の中にも……?!」
マグダリーナも驚く。
「つまり女神の庭にいらっしゃらないのは、もう転生していたからなのね……でも、そしたらどうして精霊であるエルフェーラ様が存在しているの……?」
137
あなたにおすすめの小説
辺境貴族ののんびり三男は魔道具作って自由に暮らします
雪月夜狐
ファンタジー
書籍化決定しました!
(書籍化にあわせて、タイトルが変更になりました。旧題は『辺境伯家ののんびり発明家 ~異世界でマイペースに魔道具開発を楽しむ日々~』です)
壮年まで生きた前世の記憶を持ちながら、気がつくと辺境伯家の三男坊として5歳の姿で異世界に転生していたエルヴィン。彼はもともと物作りが大好きな性格で、前世の知識とこの世界の魔道具技術を組み合わせて、次々とユニークな発明を生み出していく。
辺境の地で、家族や使用人たちに役立つ便利な道具や、妹のための可愛いおもちゃ、さらには人々の生活を豊かにする新しい魔道具を作り上げていくエルヴィン。やがてその才能は周囲の人々にも認められ、彼は王都や商会での取引を通じて新しい人々と出会い、仲間とともに成長していく。
しかし、彼の心にはただの「発明家」以上の夢があった。この世界で、誰も見たことがないような道具を作り、貴族としての責任を果たしながら、人々に笑顔と便利さを届けたい——そんな野望が、彼を新たな冒険へと誘う。
バーンズ伯爵家の内政改革 ~10歳で目覚めた長男、前世知識で領地を最適化します
namisan
ファンタジー
バーンズ伯爵家の長男マイルズは、完璧な容姿と神童と噂される知性を持っていた。だが彼には、誰にも言えない秘密があった。――前世が日本の「医師」だったという記憶だ。
マイルズが10歳となった「洗礼式」の日。
その儀式の最中、領地で謎の疫病が発生したとの凶報が届く。
「呪いだ」「悪霊の仕業だ」と混乱する大人たち。
しかしマイルズだけは、元医師の知識から即座に「病」の正体と、放置すれば領地を崩壊させる「災害」であることを看破していた。
「父上、お待ちください。それは呪いではありませぬ。……対処法がわかります」
公衆衛生の確立を皮切りに、マイルズは領地に潜む様々な「病巣」――非効率な農業、停滞する経済、旧態依然としたインフラ――に気づいていく。
前世の知識を総動員し、10歳の少年が領地を豊かに変えていく。
これは、一人の転生貴族が挑む、本格・異世界領地改革(内政)ファンタジー。
転生したら領主の息子だったので快適な暮らしのために知識チートを実践しました
SOU 5月17日10作同時連載開始❗❗
ファンタジー
不摂生が祟ったのか浴槽で溺死したブラック企業務めの社畜は、ステップド騎士家の長男エルに転生する。
不便な異世界で生活環境を改善するためにエルは知恵を絞る。
14万文字執筆済み。2025年8月25日~9月30日まで毎日7:10、12:10の一日二回更新。
異世界転生目立ちたく無いから冒険者を目指します
桂崇
ファンタジー
小さな町で酒場の手伝いをする母親と2人で住む少年イールスに転生覚醒する、チートする方法も無く、母親の死により、実の父親の家に引き取られる。イールスは、冒険者になろうと目指すが、周囲はその才能を惜しんでいる
猫を拾ったら聖獣で犬を拾ったら神獣で最強すぎて困る
マーラッシュ
ファンタジー
旧題:狙って勇者パーティーを追放されて猫を拾ったら聖獣で犬を拾ったら神獣だった。そして人間を拾ったら・・・
何かを拾う度にトラブルに巻き込まれるけど、結果成り上がってしまう。
異世界転生者のユートは、バルトフェル帝国の山奥に一人で住んでいた。
ある日、盗賊に襲われている公爵令嬢を助けたことによって、勇者パーティーに推薦されることになる。
断ると角が立つと思い仕方なしに引き受けるが、このパーティーが最悪だった。
勇者ギアベルは皇帝の息子でやりたい放題。活躍すれば咎められ、上手く行かなければユートのせいにされ、パーティーに入った初日から後悔するのだった。そして他の仲間達は全て女性で、ギアベルに絶対服従していたため、味方は誰もいない。
ユートはすぐにでもパーティーを抜けるため、情報屋に金を払い噂を流すことにした。
勇者パーティーはユートがいなければ何も出来ない集団だという内容でだ。
プライドが高いギアベルは、噂を聞いてすぐに「貴様のような役立たずは勇者パーティーには必要ない!」と公衆の面前で追放してくれた。
しかし晴れて自由の身になったが、一つだけ誤算があった。
それはギアベルの怒りを買いすぎたせいで、帝国を追放されてしまったのだ。
そしてユートは荷物を取りに行くため自宅に戻ると、そこには腹をすかした猫が、道端には怪我をした犬が、さらに船の中には女の子が倒れていたが、それぞれの正体はとんでもないものであった。
これは自重できない異世界転生者が色々なものを拾った結果、トラブルに巻き込まれ解決していき成り上がり、幸せな異世界ライフを満喫する物語である。
異世界は流されるままに
椎井瑛弥
ファンタジー
貴族の三男として生まれたレイは、成人を迎えた当日に意識を失い、目が覚めてみると剣と魔法のファンタジーの世界に生まれ変わっていたことに気づきます。ベタです。
日本で堅実な人生を送っていた彼は、無理をせずに一歩ずつ着実に歩みを進むつもりでしたが、なぜか思ってもみなかった方向に進むことばかり。ベタです。
しっかりと自分を持っているにも関わらず、なぜか思うようにならないレイの冒険譚、ここに開幕。
これを書いている人は縦書き派ですので、縦書きで読むことを推奨します。
うっかり女神さまからもらった『レベル9999』は使い切れないので、『譲渡』スキルで仲間を強化して最強パーティーを作ることにしました
akairo
ファンタジー
「ごめんなさい!貴方が死んだのは私のクシャミのせいなんです!」
帰宅途中に工事現場の足台が直撃して死んだ、早良 悠月(さわら ゆずき)が目覚めた目の前には女神さまが土下座待機をして待っていた。
謝る女神さまの手によって『ユズキ』として転生することになったが、その直後またもや女神さまの手違いによって、『レベル9999』と職業『譲渡士』という謎の職業を付与されてしまう。
しかし、女神さまの世界の最大レベルは99。
勇者や魔王よりも強いレベルのまま転生することになったユズキの、使い切ることもできないレベルの使い道は仲間に譲渡することだった──!?
転生先で出会ったエルフと魔族の少女。スローライフを掲げるユズキだったが、二人と共に世界を回ることで国を巻き込む争いへと巻き込まれていく。
※9月16日
タイトル変更致しました。
前タイトルは『レベル9999は転生した世界で使い切れないので、仲間にあげることにしました』になります。
仲間を強くして無双していく話です。
『小説家になろう』様でも公開しています。
大工スキルを授かった貧乏貴族の養子の四男だけど、どうやら大工スキルは伝説の全能スキルだったようです
飼猫タマ
ファンタジー
田舎貴族の四男のヨナン・グラスホッパーは、貧乏貴族の養子。義理の兄弟達は、全員戦闘系のレアスキル持ちなのに、ヨナンだけ貴族では有り得ない生産スキルの大工スキル。まあ、養子だから仕方が無いんだけど。
だがしかし、タダの生産スキルだと思ってた大工スキルは、じつは超絶物凄いスキルだったのだ。その物凄スキルで、生産しまくって超絶金持ちに。そして、婚約者も出来て幸せ絶頂の時に嵌められて、人生ドン底に。だが、ヨナンは、有り得ない逆転の一手を持っていたのだ。しかも、その有り得ない一手を、本人が全く覚えてなかったのはお約束。
勿論、ヨナンを嵌めた奴らは、全員、ザマー百裂拳で100倍返し!
そんなお話です。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる