10秒で読めるちょっと怖い話。

絢郷水沙

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タフ自慢

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「俺、人生で三回交通事故に遭ってるけど、全然なんてことなかったから。これマジな話なんだって。骨折どころか擦り傷一つしなくてさ。それってただ運がいいだけだって思ってるだろ? 違うんだよ。まあそれもあるけど、それだけじゃねえ。やっぱり俺の体が常人よりもタフってことなんだよ。ほら、俺ってガキの頃から柔道やってるだろ。鍛えられてんだよ。ある時なんか、街で四人のチンピラに絡まれたことあったけど、全員膝ガクガクのぼっこぼこにしてやったから。一方の俺はやっぱり無傷。道を歩いてて地震で近くのブロック塀が倒れてきた時も、咄嗟に避けてこれまた無傷。どんなに酒を飲んでも二日酔いもしねぇ。な、スゲェだろ。あーあー。敗北を知りてぇよまったく。はははははははっ!」

 そう言っていたのに。

 俺はその話を信じて、すんげーカッケーって思ってたのに。背後から刺したら、なんか簡単に倒れて、全然動かなくなったんだけど。
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感想 2

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