お願いだから俺に構わないで下さい

大味貞世氏

文字の大きさ
2 / 303

第2話 往生とは何すか?

しおりを挟む
目覚めると、そこは粗末なベッドの上。
ボロのシーツと穴の空いた毛布が一枚。
汗と泥に塗れた、饐えた臭いがする。

軽く床ずれは、していない。
健康そうな成人男性だった。

室内を見渡すと隙間だらけの肋屋。広めの1K。
バス無し、トイレ屋外共同。劣悪な物件。


思い出す。蠅だった頃の事を。

ロイドちゃんに自殺寸止めを喰らい。
「もう一度人間としてやり直しなさい」

偉そうに。女神でもない癖に。

この世界は元世界ではないのは間違いなかった。

地形的にはド田舎の貧しい寂れた集落。

農家の三男坊として転生させられ、20年の月日が経過した男。前と変わらず、彼女居ない歴=年齢。

隙間だらけの我が家。
雨水を溜めた瓶の水面に自分の顔を映して確認。

前よりは不細工顔を脱してはいるが、理想とするイケメンとは程遠い。西洋人っぽい造りではある。

農民らしい低身長。
貧しい農家の出なので、必要な筋肉以外はガリガリ。

脇臭が酸っぱい。
歯ブラシも無い為、歯は黄ばんで口もさぞ臭いだろう。


ベッドの端に座り、一息吐いた。

適当な事を並べ立て、気分良く送り出してくれたロイドちゃん。何とか一矢報いたいと考える。

あんた、只の案内人なんだろ?
返事は特に無い。只の屍の様だ。

「…」聞いてるな、間違いなく。
今度は何させる気だよ、責めてヒント寄越せや。

相変わらず返信無し。既聴スルーにも程ってもんが。


己のステだけは見られる状態に在る。
男性、20歳。名はスタプ。存在が疑わしいな。
18の成人と共に実家の隣村から追い出され、人手の足りないこの名無しの集落に追い遣られた。

数値?知能以外、蠅の数百分の一程度。
スキルも聞くだけ野暮ってもんだ。寧ろ聞かないで。
綺麗に何も無いから。

アザゼルの身体は何処行ったんだか。
封印されたか消去されたか。新たな勇者に倒され待ちだったりするのかもな。


集落の主な生産物は馬鈴薯。牛と豚等の家畜が少々。
人参の種でも貰えれば、痩せた土地でも少しはマシに成りそうな気配はする。必要な肥やしは取れるんだし。

元は農業に関してはド素人。
今回は一応の経験が備わっていて、何をどうすればいいかは何となく解る。

如何せん貧乏。これと言って貯蓄は無いギリ平民。
農具だけは共用の物が在るので困らない。

手始めに畑の改革。
をしてみたい所だったが、何も権力を持ってない。
何をするにも一々隣村の村長の許可が必要。

本家村の名は、サザビラ。
国の中では末端。奴隷層行き寸前で踏み留まり頑張っている状況。本家も分家も財政難。

徴収年貢は芋。国も金銭は端から望んじゃいない。


朝早く起き、与えられた畑を弄ってサザビラへ向かう。
村長の爺さんに手入れの許可と、痩せた人参を数本貰って戻った。

村の雑貨屋で安い小刀を購入。

帰りに丈夫そうな木材を拾い、適当に加工。
簡易的な歯ブラシと舌ブラシを作成し、真っ先に気持ち悪い歯を磨いた。

歯肉炎で口の中は血塗れさ。
でも多分こんな事じゃ俺は死なない。

常に俺をストーキング監視してる女が居てくれるから。
有り難くない迷惑だ。寧ろ迷惑だ。超絶迷惑だ。


翌日から始まる、異世界農作業。
合間に情報収集すんべかな。

モンスターが居ない世界。普通だろ。
普通なんだよ、この世界は。

熊や猪が一番の厄介者。
少ない農作物荒らされるわ、怪我人は出るわ。

俺も一般人ちょい上のレベルだからして、俺TUEEE何て無理無理。

特技:農作業・散策・小物工作
だからして。

俺がこの世に生を受けた20年前に、魔王は勇者に滅ぼされ束の間の平和が訪れた。

訪れたはいいが、肝心の勇者は相打ちで死亡。
勇者一行の仲間の一人と、冒険者隊の一部だけが生き残ったそうだ。
その勇者を見捨てたお友達が、凱旋帰国。
今度はこのロルーゼ王国の王様に成るってんだから、当然後目争いが勃発中。

王都じゃ平和的に日々論戦が繰り広げられてるって話。
体良く崩せば選挙してる。


だからさ。


俺何すんの?ロイドちゃん。
農民の分際で王族や勇者の仲間に会えるって?

「んなアホな!」

仕方が無いので。やって来ました海岸線。
悪い人が全てを白状してしまう崖の上。

さてと。行くぜ。

「アイ キャン フラーーーイ!」

崖の先端まで後数歩の所で止められた。
来ましたあの時と同じ時間停止。


「…間違えました」

ハハハッ。ロイドちゃん。
間違えましたで20年だぞ。どうしてくれんのさ。

いったい俺に何させたい訳?

通算37年だぞ。アザゼルは一瞬だからノーカンだ。
精神年齢37歳のお子ちゃまDT。

あんた俺を賢者にしたいのかよ。

「そうではありません」
だろうね。そうですって言われた瞬間に舌噛み切って死んだるわ!!

いい加減全部白状して楽に成りなよ。ここ崖だしさ。


ロイドちゃんが、前方に現われた。

足場確認の為、目線が地面を向いていてロイドちゃんがよく見えません。

ご丁寧にしゃがみ込んで視界に入ってくれた。
まあ優しいってアホか。

久し振り。どうだい、話したくなったろ?

「結論から言いますと、現世の貴方は未だ完全には死んでいません。一時的な心停止に伴う脳死状態で身体が生きています」

…衝撃だぜ…

「あの日見た分岐点の狭間は仮初。全ては貴方自身が造り上げた虚構の世界。なので貴方以外が全員マネキンでした。この私も実に不安定な存在です。
人間、神の御使い、機械の中間。専属のAIと言っても大きくは間違いではありません」

死んでないならさ。戻る選択肢も在るの?

「残念ですが在りません」

だったら?
俺が死んじゃいけない理由になってないけど?
このファンタジーな世界で俺何すんのさ。

「貴方の使命はこの世界に定着し、次代の魔王アザゼルを撃ち滅ぼす事に在ります。それはこの世界の時間換算で二百年後。既にここまでで二十年を費やしましたので残りは百八十年」

偉くロングスパンだな、おい。

「現世との対比で約百倍。時間の流れが違います。あちらでの二年がこちらでの二百年」

詰り、どゆうこと?

「現世の貴方の生命維持装置が外されるまでの二年間がリミットだと」

思考が付いてかないな。要は200年の間で、魔王を倒せる勇者を見付けるか、育てるって話?

「端的に言えばそうです」

俺がアザゼルだった時に止めたのは?

「世界とは不思議の塊。それぞれに命が芽吹き、繋ぎながら進化する物です。異界からの転入者は不自然の塊。
何世代もの時を掛け、定着しなければいけない物」

ちょっと意味が。

「宇宙空間は曖昧な世界。そこに出て死してしまうと、魂は何処にも行けず、永遠の時を暗闇の中を彷徨い続けるのです。解りませんか?」

俺の望んだ消滅じゃない…。

「精神が幾ら壊れようとも続く永遠。仮に何かに掴まり新たな星と成ったなら。人としての意識を保ったままでは地獄よりも遙かに辛い苦しみを味わう事でしょう」

ロイドちゃんは、俺を助けてくれたのか?

「どうでしょうね。そこは私にも解りません。
狭間で神の概念をお話しましたが、それも正確に言えばその世界それぞれの形を持ちます。正解は無いのです。
この時を止めるお力もたまたまです。たまたまこの世界に在ったから、行使出来たに過ぎません」

玉玉ねぇ。

「…どうしてもそちらへ持って行くのですね」

ぶっちゃけね。人間に戻ったなら、卒業したい訳よ。
お人形のロイドちゃんには解らないと思うけど。

「貴方が造ったのですよ。この未完成な私を」

そりゃ悪いとは思ってるよ。たださぁ。
性欲復活しちゃったし、女性の身体の構造知らんし…。
πの形は何とか程々な大きさにしてみたんだよ。

「男性の全てが巨乳好きと言う訳ではないと?」

そうそう。で、どんな話だっけ。

「脱線しました。貴方は残りの百八十年の間にアザゼルを倒しうる勇者を育て、この世界に貢献した上で」

最終的にアザゼルとして勇者に倒される。
自分で導いた勇者に。

これって壮大な自殺だよな。

「お得意でしょ?」辛辣!

転移の回数制限とか在る?
それと毎度赤ん坊からだと面倒なんだけど。

「回数に制限は在りませんが、余りに遠い存在だと意味無く時間を無駄にしてしまいます。他人の人生を奪うのは正しいとは言えませんね」

だったらこの農夫君は?

「ですから。間違えました」そこかよ!

一番大事な所でしょ。次は大丈夫なん?

「アザゼルとして飛び出そうとした貴方を止めるのに必死で、他に選択の余地が無く」

俺の所為って訳ね。それは申し訳ない。
でも最初から説明してくれればさ。

「元の世界に未練を残すと、地縛霊コースとなりましたよ」

未練か。それは…、まぁ納得。

「アザゼルとして倒されれば、問答無用でこの世界に晴れて迎え入れられ、漸く貴方の望みが叶うでしょう」

俺だけやたらハードル高くない?
他の異世界からの招待者もそうなの?

「正規の招待者であれば、前提として定着が許されます。ですが貴方は異常なルートを選んでいる為に条件が非常に厳しい物と成っています」

へぇ。招待されて来る異世界者も居るんだ。
質問変えるけど、アザゼルを倒すのに失敗したら?
流石にあのスペックの魔王を倒すとなると。失敗も有り得るから、その後は世界滅んじゃわないか?

「ご心配無く。貴方が乗り遅れても、必ず倒せる存在が現われます」

失敗したら、俺だけが焙れて何処かに彷徨うって訳ね。

「この私もです」

彼女は俺が造り出した存在。本来有り得ない存在。
変な事に巻き込んじゃったのかぁ。ゴメンね。

「謝罪は結構です。行動でお示し下さい。
私は案内役、貴方の転生をサポートするのみ。誤解の無いようお話しますと、私がこちらに降りられるのは」

役目を終えた終盤戦。
最終目標の勇者が確定した時以降なら、ロイドちゃんも手伝ってくれるらしい。


勇者の推定年齢を仮定。性別は現時点で不確定。
10台後半から20台。勇者がおっさんおばさんなのは避けたい。伝承される主人公として。

状況次第では何の記録にも残らない。
勇者が隠れてこっそり単独で討伐するのも考慮に入れる。

自分で導いた勇者に無抵抗で倒されるのも有り。
その場合はきっと、誰かの評価が下がる。

偉そうに。ちょっとムカツクな。

「そうは言っても、こちら側に来たのは貴方の望み。無意識にしても、これでは単なるクレーマー。当り屋の類と同じなのです」

きっついなぁ、ロイドちゃん。
話せて良かった。
これでやっと自分の置かれた状況が掴めて来た。

これから数度の転生をしつつ、勇者を見付けて導く。
終盤の勇者の推定年齢より、最後の30年を残り時間からさっ引くと170年。

既に20年を使用した。残りは150年。
繰り返すにしても、精神的に持つのかなぁ。

そこだけは不安。途中で挫折したり、精神崩壊したら。

「常に私が見ています。長く険しい道と成るでしょう。
時には休む事も大切です。だからと言って放棄されても困りますが」

自殺と引き籠もりは禁止。
勇者と無関係な虫にも成って居られない。
そして出だしは平民農夫の零スタート。


時間停止を解かれ、粗末な自宅に戻った。
只の農夫に何が出来るんだかは、さっぱりだ。

魔王の身体は、今何処ら辺に封印したの?

「大きな海洋で隔てられた、ここより遙か西の大陸の中央部。行くに険しく、前勇者と魔王が戦った場所の近く」

崩れた城以外、何も無い殺風景な場所だったもんな。

まだ記憶に新しいあの光景。
荒れた大地に、険しい山々に囲まれた場所。

勇者が亡くなった場所として、絶賛選挙中の嘗てのお仲間が流布してくれてるのを期待する。

通って来た国々にも伝わっている筈だから、それ程心配はしてない。

問題なのは。

「明日から何すっかなぁ」

大きな独り言。答えなくていいよ、ロイドちゃん。
常に監視されてると思うと、自由に動けなくなるからさ。
精神的に病んだり、こいつ危ねえなと感じた時だけでいいからさ。時々話相手に成ってよ。

「了解しました。今後は通信が途絶える状況も考えられますのでご注意を。…私と貴方は一心同体。一蓮托生。とても不本意ですが」

解った。お休み、ロイドちゃん。
彼女の本名も聞いてないけど、聞かない方がいいんだ。
ふざけて悪用してもダメだしな。

「お休みなさい、智哉」


その夜。本当の意味で心安らかに眠れた。

こうして俺の転生物語が始まった。
半身一体の長い長い旅。

最初から答えの示された、詰まらない物語が。
しおりを挟む
感想 4

あなたにおすすめの小説

どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~

さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」 あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。 弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。 弟とは凄く仲が良いの! それはそれはものすごく‥‥‥ 「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」 そんな関係のあたしたち。 でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥ 「うそっ! お腹が出て来てる!?」 お姉ちゃんの秘密の悩みです。

あなたは異世界に行ったら何をします?~良いことしてポイント稼いで気ままに生きていこう~

深楽朱夜
ファンタジー
13人の神がいる異世界《アタラクシア》にこの世界を治癒する為の魔術、異界人召喚によって呼ばれた主人公 じゃ、この世界を治せばいいの?そうじゃない、この魔法そのものが治療なので後は好きに生きていって下さい …この世界でも生きていける術は用意している 責任はとります、《アタラクシア》に来てくれてありがとう という訳で異世界暮らし始めちゃいます? ※誤字 脱字 矛盾 作者承知の上です 寛容な心で読んで頂けると幸いです ※表紙イラストはAIイラスト自動作成で作っています

転生したら名家の次男になりましたが、俺は汚点らしいです

NEXTブレイブ
ファンタジー
ただの人間、野上良は名家であるグリモワール家の次男に転生したが、その次男には名家の人間でありながら、汚点であるが、兄、姉、母からは愛されていたが、父親からは嫌われていた

男女比がおかしい世界の貴族に転生してしまった件

美鈴
ファンタジー
転生したのは男性が少ない世界!?貴族に生まれたのはいいけど、どういう風に生きていこう…? 最新章の第五章も夕方18時に更新予定です! ☆の話は苦手な人は飛ばしても問題無い様に物語を紡いでおります。 ※ホットランキング1位、ファンタジーランキング3位ありがとうございます! ※カクヨム様にも投稿しております。内容が大幅に異なり改稿しております。 ※各種ランキング1位を頂いた事がある作品です!

異世界に召喚されて2日目です。クズは要らないと追放され、激レアユニークスキルで危機回避したはずが、トラブル続きで泣きそうです。

もにゃむ
ファンタジー
父親に教師になる人生を強要され、父親が死ぬまで自分の望む人生を歩むことはできないと、人生を諦め淡々とした日々を送る清泉だったが、夏休みの補習中、突然4人の生徒と共に光に包まれ異世界に召喚されてしまう。 異世界召喚という非現実的な状況に、教師1年目の清泉が状況把握に努めていると、ステータスを確認したい召喚者と1人の生徒の間にトラブル発生。 ステータスではなく職業だけを鑑定することで落ち着くも、清泉と女子生徒の1人は職業がクズだから要らないと、王都追放を言い渡されてしまう。 残留組の2人の生徒にはクズな職業だと蔑みの目を向けられ、 同時に追放を言い渡された女子生徒は問題行動が多すぎて退学させるための監視対象で、 追加で追放を言い渡された男子生徒は言動に違和感ありまくりで、 清泉は1人で自由に生きるために、問題児たちからさっさと離れたいと思うのだが……

敵に貞操を奪われて癒しの力を失うはずだった聖女ですが、なぜか前より漲っています

藤谷 要
恋愛
サルサン国の聖女たちは、隣国に征服される際に自国の王の命で殺されそうになった。ところが、侵略軍将帥のマトルヘル侯爵に助けられた。それから聖女たちは侵略国に仕えるようになったが、一か月後に筆頭聖女だったルミネラは命の恩人の侯爵へ嫁ぐように国王から命じられる。 結婚披露宴では、陛下に側妃として嫁いだ旧サルサン国王女が出席していたが、彼女は侯爵に腕を絡めて「陛下の手がつかなかったら一年後に妻にしてほしい」と頼んでいた。しかも、侯爵はその手を振り払いもしない。 聖女は愛のない交わりで神の加護を失うとされているので、当然白い結婚だと思っていたが、初夜に侯爵のメイアスから体の関係を迫られる。彼は命の恩人だったので、ルミネラはそのまま彼を受け入れた。 侯爵がかつての恋人に似ていたとはいえ、侯爵と孤児だった彼は全く別人。愛のない交わりだったので、当然力を失うと思っていたが、なぜか以前よりも力が漲っていた。 ※全11話 2万字程度の話です。

3歳で捨てられた件

玲羅
恋愛
前世の記憶を持つ者が1000人に1人は居る時代。 それゆえに変わった子供扱いをされ、疎まれて捨てられた少女、キャプシーヌ。拾ったのは宰相を務めるフェルナー侯爵。 キャプシーヌの運命が再度変わったのは貴族学院入学後だった。

俺が死んでから始まる物語

石のやっさん
ファンタジー
パーティでお荷物扱いされていたポーター(荷物運び)のセレスは、とうとう勇者でありパーティーリーダーのリヒトにクビを宣告されてしまう。幼馴染も恋人も全部リヒトの物で、居場所がどこにもないことは自分でも解っていた。 だが、それでもセレスはパーティに残りたかったので土下座までしてリヒトに情けなくもしがみついた。 余りにしつこいセレスに頭に来たリヒトはつい剣の柄でセレスを殴った…そして、セレスは亡くなった。 そこからこの話は始まる。 セレスには誰にも言った事が無い『秘密』があり、その秘密のせいで、死ぬことは怖く無かった…死から始まるファンタジー此処に開幕

処理中です...