34 / 47
伯爵家の当主
しおりを挟む
俺とスイは使用人さんに案内されて、屋敷にある会議室に向かう。その途中でエレンさんと合流した。
「ヒビキィィ…助けて……なんかもう…何がなんなのか分かんないよぉぉ……王都に着いたと思ったら貴族街に来ることになって、いきなり伯爵様の屋敷に上がることになって、オマケにあんなに大きい部屋に案内されて、使用人さんが二人もなんて……」
「ですよね……俺も未だに混乱気味です……」
でも…まぁ、多分ギルアスさんがこの屋敷の人なんだろうな……『おかえりなさいませ』って言ってたし……前にギルアスさんが『逃げた』とも言ってたからな。
「ヒビキ様、エレン様、スイ様。こちらです。」
先頭を歩いていた使用人さんが足を止め、目の前のドアをノックした。
コンコンッ
「旦那様、お客様達をお連れしました。」
「あぁ、入っていいぞ。」
中から男性の声がして部屋に入った。中にはギルアスさんとリンファさん、ダグラスさんがいて、あとは茶髪で緑の瞳をした男性がいた。この人がさっき使用人さんが言ってた『旦那様』……もとい『伯爵』なんだろうな。
「お初にお目にかかります、伯爵様。響です。ギルアスさんから王都に滞在している間はこちらに泊まらせていただくと聞きました。ご迷惑をおかけしますが何卒よろしくお願いいたします。」
「ふぇ!?えー、えっと…エレンです?よろしくお、お願いします?」
俺が胸に手を当てて頭を下げるとエレンさんも慌てて自己紹介した。……のはいいけど……エレンさん……なんで疑問符ついてるんですか……?ちなみに、挨拶の作法なんかはイリヤさんのを真似してる。なんで初対面の人に言葉がつまってないかって?なんでかは知らないけど、この人…伯爵はなんだか親近感があるんだよな。
「二人ともありがとう。私はグレイス。伯爵家の当主だが、気にせずに接してくれていいよ。ヒビキ君もあまり固くなくていいからね。」
「ありがとうございます。グレイスさん…でいいですか?」
「!?ちょっ!?ヒビキ!?」
エレンさんが隣でめっちゃ驚いてる。多分、俺がいきなり名前呼びでオマケに『様』じゃなくて『さん』にしたからだろうな。でも、グレイスさんならギルアスさんと同じように接しても大丈夫だと思うんだよな。多分、ギルアスさんとグレイスさんは実の兄弟だろうし……
「もちろん。エレン君ももっと気軽にね。とは言ってもいきなりは難しいかな?ハハハッ!」
……俺としては一つスゴく気になっていることがあるんだよな……自己紹介した時からギルアスさん達からの視線をめっちゃ感じるんだ……
「…えっと……ギルアスさん、どうかしましたか?」
「いや……お前…なんでグレイスとは普通に話せるんだよ……それと、作法は誰かから教えてもらったのか?」
「えっと……グレイスさんはなんだか親近感があったからですね。作法に関してはさっき部屋に挨拶に来た使用人を真似ました。」
「……そうかよ……」
ギルアスさんがなんだか納得いっていないような返事をした。
「兄上は気にしすぎでは?ヒビキ君は今すぐにでも一人立ち出来ると思いますが?何が不安なんですか。」
「グレイス…お前はコイツの事を知らないからだ。監視…じゃなくて、よく見ておかないと何をするか分かったもんじゃない。」
……ギルアスさんにハッキリ『監視しとかないと何しでかすか分からない』って言われた……
「……え?…兄上……?」
エレンさんはそんなことよりグレイスさんがギルアスさんのことを『兄上』って呼んだことに驚いている。
「ん?あぁ、グレイスは俺の実の弟だ。」
「ええぇぇぇぇぇ!?」
やっぱりそうだよな。
「ヒビキ君はあまり驚かないのかい?」
「えぇ、まぁ……そうだとは思っていましたから。」
「ほう……いつからだね?」
グレイスさんが試すように不敵に笑った。
「この屋敷に着いた時からです。屋敷に入って一番初めに会った使用人がギルアスさんに『お久しぶりです』と言ったのがきっかけです。その言葉でギルアスさんがこの屋敷の関係者だと分かりました。」
「ふむ……では、その時にただその使用人と知り合いだったから…という可能性は考えなかったのかね?」
「考えはしましたが…すぐにその可能性はゼロだと判断しました。理由としては二人の会話にハッキリとした上下関係が見られたからです。使用人の方は軽く頭を下げたまま敬称に敬語で。ギルアスさんは命令口調に近いタメ口で、指示を出していましたから。」
「なるほど……さっき君は使用人が『お久しぶりです』と言ったのがきっかけになったと言っていたね?では、君が私達が兄弟だと確信したのはどのタイミングだね?」
「グレイスさんとギルアスさんが兄弟だと確信を得たのは会議室に入ってからです。ですが、ギルアスさんが伯爵家の人だということはすぐに確信できました。理由はこれも使用人が『おかえりなさいませ』とギルアスさんに言ったからです。あとは…以前、ギルアスさんが逃げてきたと言ったのも伯爵家の人だということを確信できた理由ですね。まぁ…ギルアスさんの性格上、『長男だからって理由でなんで家を継がなきゃいけないんだ。自分は書類仕事なんかより剣を振ってる方が楽しいんだ。』…という感じで逃げたんですかね?」
「…まさしく兄上が家出した理由だ……では、そこまで分かっていたのなら、なぜ、私と兄上が兄弟だという確信を得たのは会議室に入ってからなんだね?」
「理由は簡単です。ギルアスさんとグレイスさんの大まかな年齢的に、まだお二人の父君が現役で仕事をしていてもおかしくないからです。若くで子供を産んでいたらまだ60歳前後でしょうから。ですが、当主だといわれ案内されたのがグレイスさんです。なら、後は簡単ですよね。ギルアスさんが長男でなかったとしたらギルアスさんが逃げる理由もありません。長男以外なら自分の道を歩くでしょうから。なので、きっとグレイスさんは逃げたギルアスさんの代わりをしているんだろうと思ったんです。」
「そう!そうなのだよ!兄上が逃げたおかげで私は当主にならなくてはいけなくなったのだよ!ヒドイ兄だと思わんか!……ハァ……私も当主なんかやりたくなかった……社交界ってめんどくさいし……何言われてもニコニコしておかないといけないし……ハァ……」
……うん、まぁ…グレイスさんが苦労しているというこては伝わってきたな……
「ヒビキィィ…助けて……なんかもう…何がなんなのか分かんないよぉぉ……王都に着いたと思ったら貴族街に来ることになって、いきなり伯爵様の屋敷に上がることになって、オマケにあんなに大きい部屋に案内されて、使用人さんが二人もなんて……」
「ですよね……俺も未だに混乱気味です……」
でも…まぁ、多分ギルアスさんがこの屋敷の人なんだろうな……『おかえりなさいませ』って言ってたし……前にギルアスさんが『逃げた』とも言ってたからな。
「ヒビキ様、エレン様、スイ様。こちらです。」
先頭を歩いていた使用人さんが足を止め、目の前のドアをノックした。
コンコンッ
「旦那様、お客様達をお連れしました。」
「あぁ、入っていいぞ。」
中から男性の声がして部屋に入った。中にはギルアスさんとリンファさん、ダグラスさんがいて、あとは茶髪で緑の瞳をした男性がいた。この人がさっき使用人さんが言ってた『旦那様』……もとい『伯爵』なんだろうな。
「お初にお目にかかります、伯爵様。響です。ギルアスさんから王都に滞在している間はこちらに泊まらせていただくと聞きました。ご迷惑をおかけしますが何卒よろしくお願いいたします。」
「ふぇ!?えー、えっと…エレンです?よろしくお、お願いします?」
俺が胸に手を当てて頭を下げるとエレンさんも慌てて自己紹介した。……のはいいけど……エレンさん……なんで疑問符ついてるんですか……?ちなみに、挨拶の作法なんかはイリヤさんのを真似してる。なんで初対面の人に言葉がつまってないかって?なんでかは知らないけど、この人…伯爵はなんだか親近感があるんだよな。
「二人ともありがとう。私はグレイス。伯爵家の当主だが、気にせずに接してくれていいよ。ヒビキ君もあまり固くなくていいからね。」
「ありがとうございます。グレイスさん…でいいですか?」
「!?ちょっ!?ヒビキ!?」
エレンさんが隣でめっちゃ驚いてる。多分、俺がいきなり名前呼びでオマケに『様』じゃなくて『さん』にしたからだろうな。でも、グレイスさんならギルアスさんと同じように接しても大丈夫だと思うんだよな。多分、ギルアスさんとグレイスさんは実の兄弟だろうし……
「もちろん。エレン君ももっと気軽にね。とは言ってもいきなりは難しいかな?ハハハッ!」
……俺としては一つスゴく気になっていることがあるんだよな……自己紹介した時からギルアスさん達からの視線をめっちゃ感じるんだ……
「…えっと……ギルアスさん、どうかしましたか?」
「いや……お前…なんでグレイスとは普通に話せるんだよ……それと、作法は誰かから教えてもらったのか?」
「えっと……グレイスさんはなんだか親近感があったからですね。作法に関してはさっき部屋に挨拶に来た使用人を真似ました。」
「……そうかよ……」
ギルアスさんがなんだか納得いっていないような返事をした。
「兄上は気にしすぎでは?ヒビキ君は今すぐにでも一人立ち出来ると思いますが?何が不安なんですか。」
「グレイス…お前はコイツの事を知らないからだ。監視…じゃなくて、よく見ておかないと何をするか分かったもんじゃない。」
……ギルアスさんにハッキリ『監視しとかないと何しでかすか分からない』って言われた……
「……え?…兄上……?」
エレンさんはそんなことよりグレイスさんがギルアスさんのことを『兄上』って呼んだことに驚いている。
「ん?あぁ、グレイスは俺の実の弟だ。」
「ええぇぇぇぇぇ!?」
やっぱりそうだよな。
「ヒビキ君はあまり驚かないのかい?」
「えぇ、まぁ……そうだとは思っていましたから。」
「ほう……いつからだね?」
グレイスさんが試すように不敵に笑った。
「この屋敷に着いた時からです。屋敷に入って一番初めに会った使用人がギルアスさんに『お久しぶりです』と言ったのがきっかけです。その言葉でギルアスさんがこの屋敷の関係者だと分かりました。」
「ふむ……では、その時にただその使用人と知り合いだったから…という可能性は考えなかったのかね?」
「考えはしましたが…すぐにその可能性はゼロだと判断しました。理由としては二人の会話にハッキリとした上下関係が見られたからです。使用人の方は軽く頭を下げたまま敬称に敬語で。ギルアスさんは命令口調に近いタメ口で、指示を出していましたから。」
「なるほど……さっき君は使用人が『お久しぶりです』と言ったのがきっかけになったと言っていたね?では、君が私達が兄弟だと確信したのはどのタイミングだね?」
「グレイスさんとギルアスさんが兄弟だと確信を得たのは会議室に入ってからです。ですが、ギルアスさんが伯爵家の人だということはすぐに確信できました。理由はこれも使用人が『おかえりなさいませ』とギルアスさんに言ったからです。あとは…以前、ギルアスさんが逃げてきたと言ったのも伯爵家の人だということを確信できた理由ですね。まぁ…ギルアスさんの性格上、『長男だからって理由でなんで家を継がなきゃいけないんだ。自分は書類仕事なんかより剣を振ってる方が楽しいんだ。』…という感じで逃げたんですかね?」
「…まさしく兄上が家出した理由だ……では、そこまで分かっていたのなら、なぜ、私と兄上が兄弟だという確信を得たのは会議室に入ってからなんだね?」
「理由は簡単です。ギルアスさんとグレイスさんの大まかな年齢的に、まだお二人の父君が現役で仕事をしていてもおかしくないからです。若くで子供を産んでいたらまだ60歳前後でしょうから。ですが、当主だといわれ案内されたのがグレイスさんです。なら、後は簡単ですよね。ギルアスさんが長男でなかったとしたらギルアスさんが逃げる理由もありません。長男以外なら自分の道を歩くでしょうから。なので、きっとグレイスさんは逃げたギルアスさんの代わりをしているんだろうと思ったんです。」
「そう!そうなのだよ!兄上が逃げたおかげで私は当主にならなくてはいけなくなったのだよ!ヒドイ兄だと思わんか!……ハァ……私も当主なんかやりたくなかった……社交界ってめんどくさいし……何言われてもニコニコしておかないといけないし……ハァ……」
……うん、まぁ…グレイスさんが苦労しているというこては伝わってきたな……
11
あなたにおすすめの小説
異世界に召喚されて2日目です。クズは要らないと追放され、激レアユニークスキルで危機回避したはずが、トラブル続きで泣きそうです。
もにゃむ
ファンタジー
父親に教師になる人生を強要され、父親が死ぬまで自分の望む人生を歩むことはできないと、人生を諦め淡々とした日々を送る清泉だったが、夏休みの補習中、突然4人の生徒と共に光に包まれ異世界に召喚されてしまう。
異世界召喚という非現実的な状況に、教師1年目の清泉が状況把握に努めていると、ステータスを確認したい召喚者と1人の生徒の間にトラブル発生。
ステータスではなく職業だけを鑑定することで落ち着くも、清泉と女子生徒の1人は職業がクズだから要らないと、王都追放を言い渡されてしまう。
残留組の2人の生徒にはクズな職業だと蔑みの目を向けられ、
同時に追放を言い渡された女子生徒は問題行動が多すぎて退学させるための監視対象で、
追加で追放を言い渡された男子生徒は言動に違和感ありまくりで、
清泉は1人で自由に生きるために、問題児たちからさっさと離れたいと思うのだが……
僕だけ入れちゃうステータス欄 ~追放された凄腕バッファーは、たまたま出会った新人冒険者たちと真の最強パーティーを作り上げる~
めでめで汰
ファンタジー
バッファーの少年カイトのバフスキルは「ステータス欄の中に入って直接数字を動かす」というもの。
しかし、その能力を信じなかった仲間からカイトは追放され迷宮に置き去りにされる。
そこで出会ったLUK(幸運)値の高い少女ハルと共にカイトは無事迷宮から生還。
その後、カイトはハルの両親を探すため地下迷宮の奥へと挑むことを決意する。
(スライム、もふもふ出てきます。女の子に囲まれるけどメインヒロインは一人です。「ざまぁ」もしっかりあります)
悪役令息、前世の記憶により悪評が嵩んで死ぬことを悟り教会に出家しに行った結果、最強の聖騎士になり伝説になる
竜頭蛇
ファンタジー
ある日、前世の記憶を思い出したシド・カマッセイはこの世界がギャルゲー「ヒロイックキングダム」の世界であり、自分がギャルゲの悪役令息であると理解する。
評判が悪すぎて破滅する運命にあるが父親が毒親でシドの悪評を広げたり、関係を作ったものには危害を加えるので現状では何をやっても悪評に繋がるを悟り、家との関係を断って出家をすることを決意する。
身を寄せた教会で働くうちに評判が上がりすぎて、聖女や信者から崇められたり、女神から一目置かれ、やがて最強の聖騎士となり、伝説となる物語。
無能な勇者はいらないと辺境へ追放されたのでチートアイテム【ミストルティン】を使って辺境をゆるりと開拓しようと思います
長尾 隆生
ファンタジー
仕事帰りに怪しげな占い師に『この先不幸に見舞われるが、これを持っていれば幸せになれる』と、小枝を500円で押し売りされた直後、異世界へ召喚されてしまうリュウジ。
しかし勇者として召喚されたのに、彼にはチート能力も何もないことが鑑定によって判明する。
途端に手のひらを返され『無能勇者』というレッテルを貼られずさんな扱いを受けた上に、一方的にリュウジは凶悪な魔物が住む地へ追放されてしまう。
しかしリュウジは知る。あの胡散臭い占い師に押し売りされた小枝が【ミストルティン】という様々なアイテムを吸収し、その力を自由自在に振るうことが可能で、更に経験を積めばレベルアップしてさらなる強力な能力を手に入れることが出来るチートアイテムだったことに。
「ミストルティン。アブソープション!」
『了解しましたマスター。レベルアップして新しいスキルを覚えました』
「やった! これでまた便利になるな」
これはワンコインで押し売りされた小枝を手に異世界へ突然召喚され無能とレッテルを貼られた男が幸せを掴む物語。
~ワンコインで買った万能アイテムで幸せな人生を目指します~
召喚学園で始める最強英雄譚~仲間と共に少年は最強へ至る~
さとう
ファンタジー
生まれながらにして身に宿る『召喚獣』を使役する『召喚師』
誰もが持つ召喚獣は、様々な能力を持ったよきパートナーであり、位の高い召喚獣ほど持つ者は強く、憧れの存在である。
辺境貴族リグヴェータ家の末っ子アルフェンの召喚獣は最低も最低、手のひらに乗る小さな『モグラ』だった。アルフェンは、兄や姉からは蔑まれ、両親からは冷遇される生活を送っていた。
だが十五歳になり、高位な召喚獣を宿す幼馴染のフェニアと共に召喚学園の『アースガルズ召喚学園』に通うことになる。
学園でも蔑まれるアルフェン。秀な兄や姉、強くなっていく幼馴染、そしてアルフェンと同じ最底辺の仲間たち。同じレベルの仲間と共に絆を深め、一時の平穏を手に入れる
これは、全てを失う少年が最強の力を手に入れ、学園生活を送る物語。
やさしい異世界転移
みなと
ファンタジー
妹の誕生日ケーキを買いに行く最中 謎の声に導かれて異世界へと転移してしまった主人公
神洞 優斗。
彼が転移した世界は魔法が発達しているファンタジーの世界だった!
元の世界に帰るまでの間優斗は学園に通い平穏に過ごす事にしたのだが……?
この時の優斗は気付いていなかったのだ。
己の……いや"ユウト"としての逃れられない定めがすぐ近くまで来ている事に。
この物語は 優斗がこの世界で仲間と出会い、共に様々な困難に立ち向かい希望 絶望 別れ 後悔しながらも進み続けて、英雄になって誰かに希望を託すストーリーである。
裏切られ続けた負け犬。25年前に戻ったので人生をやり直す。当然、裏切られた礼はするけどね
魚夢ゴールド
ファンタジー
冒険者ギルドの雑用として働く隻腕義足の中年、カーターは裏切られ続ける人生を送っていた。
元々は食堂の息子という人並みの平民だったが、
王族の継承争いに巻き込まれてアドの街の毒茸流布騒動でコックの父親が毒茸の味見で死に。
代わって雇った料理人が裏切って金を持ち逃げ。
父親の親友が融資を持ち掛けるも平然と裏切って借金の返済の為に母親と妹を娼館へと売り。
カーターが冒険者として金を稼ぐも、後輩がカーターの幼馴染に横恋慕してスタンピードの最中に裏切ってカーターは片腕と片足を損失。カーターを持ち上げていたギルマスも裏切り、幼馴染も去って後輩とくっつく。
その後は負け犬人生で冒険者ギルドの雑用として細々と暮らしていたのだが。
ある日、人ならざる存在が話しかけてきた。
「この世界は滅びに進んでいる。是正しなければならない。手を貸すように」
そして気付けは25年前の15歳にカーターは戻っており、二回目の人生をやり直すのだった。
もちろん、裏切ってくれた連中への返礼と共に。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる