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鬼界編
鬼界の穴①
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「申し上げます。北の里から南西約50kmの地点に、鬼界との結界に綻びが。人が二人ほど抜けられる程の大きさがございます」
「人が二人分とは、随分と大きいですね」
椿が言うと、知らせを届けてくれた武官がコクと頷く。
「本来、早急に閉じねばならぬ大きさですが、今回は妖界と人界の武官を複数を動かす必要がございます。通常よりも動きが遅くなるため、あちらの準備が整うまで妖界から数名が先行して派遣され綻びの周囲に陰の気の結界を張って頂くことになりました。こちらと北の里の武官には周囲に鬼の被害がないかの確認を優先させています」
今回は鬼界にハクを探しに行くため、妖界の軍団の一部と里の有志を結界の綻びから送り出すことになる。
鬼と戦い慣れた精鋭とはいえ、本当にそれだけの者たちを鬼の巣窟に行かせてよいのか、自分が彼らを送り出すのかと、緊張と不安に駆られる。
でも、妖界の者達は本気でハクを迎えに行くつもりだし、柾を筆頭に里の有志達も士気は高いと聞いた。
「奏太様には、妖界と里の有志が鬼界へ入った後に結界を閉じていただきたく、御同行をお願いいたします」
「……わかった」
捜索隊が通り抜けたあと、結界の綻びは一度閉じることになっている。鬼界に閉じ込めるような形になると思うと胸が締め付けられたような気分になる。でも、何日もかけて捜索するのに、開けたままにして鬼をこちらに出すわけにはいかないと言われた。
ハクが見つかれば結界に穴を開けてもらえるし、撤退を余儀なくされた場合には綻びを見つけて脱出するらしい。結界の綻びがポコポコできているため、時間はかかっても、こちらに帰ってくることは可能だろうと判断されたそうだ。
「今回は妖界の方々への対応もあります。私も含め、ここにいる全員で向かいましょう」
「淕も?」
まさか着いてくると思わず問うと、淕は困ったように笑った。
「柊士様御不在の間は、結界の綻びを塞ぐ御役目も含めて基本的に奏太様の御側を離れぬよう仰せつかっておりますので」
……良くとれば、俺のサポートにと気を使ってくれているともいえるし、悪くとれば信用がなくて監視役をつけられているとも言える。そして淕の様子を見るに、伯父さん達の思惑は後者に近いのだろう。
「……僕らだけでは不安ですか……」
「妖界の方々の案内も必要だからでしょう。釈然としないのは確かだけれど」
巽がぼそっと小声で零し、汐も不満げだ。
でも汐の言う通り、妖界との関わりがある以上、淕に居てもらった方が良いとも思う。俺もまた、あまり釈然としない気分のまま、淕に小さく頷いて見せた。
「……わかった」
準備を整えると、いつもの御役目の時のように本家の庭に出る。いつもと違っていたのは、本家の庭にズラリと妖界と人界の武官達が整列して跪いていた事だ。数百名はいるだろうか。見送りの為か、伯父さんと粟路もいる。
「……流石にこの人数で飛んだら目立つんじゃ……」
あまりの人数に、そんなどうでも良いことをポツリと呟くと、すぐ近くを歩いていた汐から小さく答えが返ってきた。
「目眩ましが可能な者を同行させます。御心配なく」
どうやら大人数で空を飛んでも問題ないような対策はされているらしい。
淕に促されて武官達の前まで出ると、鎧で固めた者たちの中から二人が進み出てきた。
一人はよく知る顔。俺の護衛役代理も務めたことがある柾が、期待に満ちた笑みでこちらを見ていた。鬼界に行くことへの不安は微塵もなさそうだ。楽しみでしかたない、とでも言うような顔をしている。
「……楽しそうだね、柾」
「ええ、この時を心待ちにしていましたから」
柾らし過ぎる答えに、張り詰めていた緊張が少しだけ抜けた。放っておけば、柾は今にも鬼界に向けて真っ直ぐに駆け出していってしまいそうな気配すらある。
「……鬼界で暴走しないようにね……ちゃんと周囲と協力してね」
別の意味での心配が頭をもたげたせいで、まるで子どもに言い聞かせるような言葉になってしまったけれど、柾は不敵にフフンと笑っただけだった。不安だ。
そしてもう一人に目を向ける。いつもの文官然とした雰囲気から一変して武官と同じ格好をしているせいで、すぐには判別できなかったが――
「……え、璃耀さん? その格好は……」
「私も、武官達と共に参ります」
「…………えっと……どこに?」
「鬼界にですが?」
当たり前のような口調で言ってのけた璃耀に、パカリと口が開いたまま閉じられなくなった。
確かに璃耀はハクの側近だし、多分、一二を争う忠臣だ。でも翠雨に次ぐ妖界の要人だし、四貴族家の当主だし、何より戦うイメージが全くない文官のはずだ。
……そんな人が、鬼界に?
いくらなんでも無謀ではないだろうか。鬼に襲われたとして戦えるのだろうか。というか、妖界の者達は止めなかったのだろうか。何で当然のようにこの格好でここに居るのだろうか。
……真っ先に死ぬのでは……?
そんな思いがよぎって、慌てて頭を横に振る。
「えぇーっと……それは……大丈夫なんですか……? その、いろいろ……」
ようやくそう絞り出して、答えを求めるように妖界陣へ目を向けると、一番前にいた蒼穹が、諦めとも達観とも取れる顔で遠くを見ていた。その斜め後ろの宇柳が処置無しと言いたげに小さく両手を挙げたのを見る限り、多分周囲の説得虚しく強行突破してきたのだろう。
「御心配なく。薬師をしながら百年一人で旅をしてきましたから、旅慣れております。護衛も連れてきていますから」
有無を言わさずニコリと笑うその表情に、俺はそれ以上言葉が出てこなかった。
「突入する兵が揃うまでの間、鬼を外に出さぬよう結界を張って時間を稼げと先に派遣した我が方の武官には申しつけておりますが、急いだほうがよろしいでしょう」
璃耀に言われて、淕が皆に出発準備の合図を送る。飛べる者は翼を広げ、そうでない者はその上に乗る。俺もいつものように亘に乗った。
各々が最後の準備を整えている間、『リリリ』と、高く澄んだ鈴の音が暗闇に響いた。音のした方を見れば、璃耀が小さな金色の呼び鈴のような物を持っている。
「璃耀さん、それは?」
「離れたところで合図を送る道具です。似たような物が人界と妖界の間にもあるでしょう?」
そう言われても思い当たるものがない。淕なら知っているだろうかと目を向けると、淕はコクと頷いた。
「古くから転換の儀の前に儀式の間の祭壇に祀られた鈴を鳴らして大君をお送りする合図とし、音を受け取った妖界が受け入れ準備を行うのです。先日、儀式の真似事を行ったときには鳴らしませんでしたが。」
そう言われて、つい最近入ったばかりの儀式の間を思い出す。言われてみれば、確かに鈴がたくさんついたものがあった気がする。
「二つの鈴は片方が鳴ればもう片方が共鳴する。これはその仕組みを再現したものです。片方を翠雨様が持ち、結界の穴についた時、突入したあと、白月様とお会いできた時、それが叶わず撤退を余儀なくされた時、そして全ての兵が息絶える事が確実となった時、一定の法則に従って決められた数と長さだけ鈴を鳴らし、あちらへ状況を伝えるのです。まあ、鬼界できちんと動作するかはわかりませんが」
すべての兵が息絶える、璃耀のその言葉に背筋が寒くなった。これだけの精鋭が集められても、こちらに戻って来る事も出来ずに全滅する可能性がある。鬼界へ行くというのはそういう事なのだ。そして、璃耀もその覚悟を持ってあちらへ行くのだ。
「……璃耀さんは、怖くないんですか?」
思わず、そんな言葉が口から漏れた。普通に考えれば死にに行くようなものだ。結界の綻びを閉じてしまえば、いつ戻って来られるかもわからない。
しかし璃耀は迷う素振りもなく首を横に振ってみせた。
「たとえそこがどのような場所であろうと、あの方をお迎えに行くのは私自身だと決めております。恐れるものがあるとすれば、万が一あの方を見つけられなかったら……失うようなことになってしまったら……その可能性の方でしょうか」
死地に行くよりも何よりも、ハクを失う事以上に怖いことはない。その璃耀の言葉に、亘と淕も、小さく頷いたように見えた。
「さあ、参りましょう」
璃耀の呼びかけに、璃耀が乗る大鷲や亘、淕が翼を広げて駆け出すと、周囲の者たちも翼を広げ、順に暗い夜空に舞い上がっていく。
「……亘は、本当にあっちに行かなくていいんだな?」
死が待つかもしれない場所に送り出したくはない。でも、亘にとってはかつての主を救う為の旅になるはずだ。何も言わないけど、きっとあの事件の後悔も引きずっているだろう。行くと決めるなら、ここが最後だ。
本人が望んだとしても、汐は危険な鬼界に行かせるつもりはない。でも、戦う術を持つ亘には選ぶ権利がある。
風を切って進んでいく亘の背に手を当てて、最後の確認として問いかける。しかし、亘は真っすぐ前を見据えたまま、
「何度も言わせないでください。私の仕事は、貴方の側で貴方をお護りすることです」
とキッパリと言い切った。
「人が二人分とは、随分と大きいですね」
椿が言うと、知らせを届けてくれた武官がコクと頷く。
「本来、早急に閉じねばならぬ大きさですが、今回は妖界と人界の武官を複数を動かす必要がございます。通常よりも動きが遅くなるため、あちらの準備が整うまで妖界から数名が先行して派遣され綻びの周囲に陰の気の結界を張って頂くことになりました。こちらと北の里の武官には周囲に鬼の被害がないかの確認を優先させています」
今回は鬼界にハクを探しに行くため、妖界の軍団の一部と里の有志を結界の綻びから送り出すことになる。
鬼と戦い慣れた精鋭とはいえ、本当にそれだけの者たちを鬼の巣窟に行かせてよいのか、自分が彼らを送り出すのかと、緊張と不安に駆られる。
でも、妖界の者達は本気でハクを迎えに行くつもりだし、柾を筆頭に里の有志達も士気は高いと聞いた。
「奏太様には、妖界と里の有志が鬼界へ入った後に結界を閉じていただきたく、御同行をお願いいたします」
「……わかった」
捜索隊が通り抜けたあと、結界の綻びは一度閉じることになっている。鬼界に閉じ込めるような形になると思うと胸が締め付けられたような気分になる。でも、何日もかけて捜索するのに、開けたままにして鬼をこちらに出すわけにはいかないと言われた。
ハクが見つかれば結界に穴を開けてもらえるし、撤退を余儀なくされた場合には綻びを見つけて脱出するらしい。結界の綻びがポコポコできているため、時間はかかっても、こちらに帰ってくることは可能だろうと判断されたそうだ。
「今回は妖界の方々への対応もあります。私も含め、ここにいる全員で向かいましょう」
「淕も?」
まさか着いてくると思わず問うと、淕は困ったように笑った。
「柊士様御不在の間は、結界の綻びを塞ぐ御役目も含めて基本的に奏太様の御側を離れぬよう仰せつかっておりますので」
……良くとれば、俺のサポートにと気を使ってくれているともいえるし、悪くとれば信用がなくて監視役をつけられているとも言える。そして淕の様子を見るに、伯父さん達の思惑は後者に近いのだろう。
「……僕らだけでは不安ですか……」
「妖界の方々の案内も必要だからでしょう。釈然としないのは確かだけれど」
巽がぼそっと小声で零し、汐も不満げだ。
でも汐の言う通り、妖界との関わりがある以上、淕に居てもらった方が良いとも思う。俺もまた、あまり釈然としない気分のまま、淕に小さく頷いて見せた。
「……わかった」
準備を整えると、いつもの御役目の時のように本家の庭に出る。いつもと違っていたのは、本家の庭にズラリと妖界と人界の武官達が整列して跪いていた事だ。数百名はいるだろうか。見送りの為か、伯父さんと粟路もいる。
「……流石にこの人数で飛んだら目立つんじゃ……」
あまりの人数に、そんなどうでも良いことをポツリと呟くと、すぐ近くを歩いていた汐から小さく答えが返ってきた。
「目眩ましが可能な者を同行させます。御心配なく」
どうやら大人数で空を飛んでも問題ないような対策はされているらしい。
淕に促されて武官達の前まで出ると、鎧で固めた者たちの中から二人が進み出てきた。
一人はよく知る顔。俺の護衛役代理も務めたことがある柾が、期待に満ちた笑みでこちらを見ていた。鬼界に行くことへの不安は微塵もなさそうだ。楽しみでしかたない、とでも言うような顔をしている。
「……楽しそうだね、柾」
「ええ、この時を心待ちにしていましたから」
柾らし過ぎる答えに、張り詰めていた緊張が少しだけ抜けた。放っておけば、柾は今にも鬼界に向けて真っ直ぐに駆け出していってしまいそうな気配すらある。
「……鬼界で暴走しないようにね……ちゃんと周囲と協力してね」
別の意味での心配が頭をもたげたせいで、まるで子どもに言い聞かせるような言葉になってしまったけれど、柾は不敵にフフンと笑っただけだった。不安だ。
そしてもう一人に目を向ける。いつもの文官然とした雰囲気から一変して武官と同じ格好をしているせいで、すぐには判別できなかったが――
「……え、璃耀さん? その格好は……」
「私も、武官達と共に参ります」
「…………えっと……どこに?」
「鬼界にですが?」
当たり前のような口調で言ってのけた璃耀に、パカリと口が開いたまま閉じられなくなった。
確かに璃耀はハクの側近だし、多分、一二を争う忠臣だ。でも翠雨に次ぐ妖界の要人だし、四貴族家の当主だし、何より戦うイメージが全くない文官のはずだ。
……そんな人が、鬼界に?
いくらなんでも無謀ではないだろうか。鬼に襲われたとして戦えるのだろうか。というか、妖界の者達は止めなかったのだろうか。何で当然のようにこの格好でここに居るのだろうか。
……真っ先に死ぬのでは……?
そんな思いがよぎって、慌てて頭を横に振る。
「えぇーっと……それは……大丈夫なんですか……? その、いろいろ……」
ようやくそう絞り出して、答えを求めるように妖界陣へ目を向けると、一番前にいた蒼穹が、諦めとも達観とも取れる顔で遠くを見ていた。その斜め後ろの宇柳が処置無しと言いたげに小さく両手を挙げたのを見る限り、多分周囲の説得虚しく強行突破してきたのだろう。
「御心配なく。薬師をしながら百年一人で旅をしてきましたから、旅慣れております。護衛も連れてきていますから」
有無を言わさずニコリと笑うその表情に、俺はそれ以上言葉が出てこなかった。
「突入する兵が揃うまでの間、鬼を外に出さぬよう結界を張って時間を稼げと先に派遣した我が方の武官には申しつけておりますが、急いだほうがよろしいでしょう」
璃耀に言われて、淕が皆に出発準備の合図を送る。飛べる者は翼を広げ、そうでない者はその上に乗る。俺もいつものように亘に乗った。
各々が最後の準備を整えている間、『リリリ』と、高く澄んだ鈴の音が暗闇に響いた。音のした方を見れば、璃耀が小さな金色の呼び鈴のような物を持っている。
「璃耀さん、それは?」
「離れたところで合図を送る道具です。似たような物が人界と妖界の間にもあるでしょう?」
そう言われても思い当たるものがない。淕なら知っているだろうかと目を向けると、淕はコクと頷いた。
「古くから転換の儀の前に儀式の間の祭壇に祀られた鈴を鳴らして大君をお送りする合図とし、音を受け取った妖界が受け入れ準備を行うのです。先日、儀式の真似事を行ったときには鳴らしませんでしたが。」
そう言われて、つい最近入ったばかりの儀式の間を思い出す。言われてみれば、確かに鈴がたくさんついたものがあった気がする。
「二つの鈴は片方が鳴ればもう片方が共鳴する。これはその仕組みを再現したものです。片方を翠雨様が持ち、結界の穴についた時、突入したあと、白月様とお会いできた時、それが叶わず撤退を余儀なくされた時、そして全ての兵が息絶える事が確実となった時、一定の法則に従って決められた数と長さだけ鈴を鳴らし、あちらへ状況を伝えるのです。まあ、鬼界できちんと動作するかはわかりませんが」
すべての兵が息絶える、璃耀のその言葉に背筋が寒くなった。これだけの精鋭が集められても、こちらに戻って来る事も出来ずに全滅する可能性がある。鬼界へ行くというのはそういう事なのだ。そして、璃耀もその覚悟を持ってあちらへ行くのだ。
「……璃耀さんは、怖くないんですか?」
思わず、そんな言葉が口から漏れた。普通に考えれば死にに行くようなものだ。結界の綻びを閉じてしまえば、いつ戻って来られるかもわからない。
しかし璃耀は迷う素振りもなく首を横に振ってみせた。
「たとえそこがどのような場所であろうと、あの方をお迎えに行くのは私自身だと決めております。恐れるものがあるとすれば、万が一あの方を見つけられなかったら……失うようなことになってしまったら……その可能性の方でしょうか」
死地に行くよりも何よりも、ハクを失う事以上に怖いことはない。その璃耀の言葉に、亘と淕も、小さく頷いたように見えた。
「さあ、参りましょう」
璃耀の呼びかけに、璃耀が乗る大鷲や亘、淕が翼を広げて駆け出すと、周囲の者たちも翼を広げ、順に暗い夜空に舞い上がっていく。
「……亘は、本当にあっちに行かなくていいんだな?」
死が待つかもしれない場所に送り出したくはない。でも、亘にとってはかつての主を救う為の旅になるはずだ。何も言わないけど、きっとあの事件の後悔も引きずっているだろう。行くと決めるなら、ここが最後だ。
本人が望んだとしても、汐は危険な鬼界に行かせるつもりはない。でも、戦う術を持つ亘には選ぶ権利がある。
風を切って進んでいく亘の背に手を当てて、最後の確認として問いかける。しかし、亘は真っすぐ前を見据えたまま、
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