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鬼界編
奇跡の村②:side.白月
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草木の少ない鬼界。数少ない緑を求めて鳥獣もやってくるし、草花やその実自体が食べ物にもなるため、緑の土地自体が富の象徴なのだという。
村の者達の前で陽の気を発したばかりに、私はあれよあれよという間に緑の恵みをもたらす女神として祀り上げられてしまった。
女神なんかではないと何度か否定してみたけれど、何もせずただ居座るだけで私を中心に緑の範囲が広がり村が草花に覆われていくため、村の者達に聞く耳を持ってもらえない。
更に数少ない近隣からの来訪者によって、いつの間にか貧しかったはずの村は、大した時間もかからず周辺の村々から女神の舞い降りた奇跡の村と呼ばれるようにまでなってしまった。
閑散としていた村は豊かになり明るく賑わい、セキたちの笑顔が多く見られるようになる。
―――しかし、大きな変化には大抵、相応の代償が伴うのだ。
その知らせは、無事に直った綺麗な戸板をセキがキイと押し開ける音と共にやってきた。
「あの……ハク姉ちゃん、ちょっと外に来てもらえない? 村長が呼んでてさ……」
いつもと違った様子のセキに首を傾げる。どことなく強張った表情。怯えか緊張か。普通の用件で無いことはすぐに察せられた。
「それは良いけど、何かあった?」
「今は話せないんだ。でも、大事な話があるからって……」
じっとセキの顔をみつめると、気まずそうにふっと視線を逸らされる。
……いったい何の話があるのだろう。
セキもその姉妹も親がいないせいか、比較的村での立ち場が弱かった。ここに来た当初、村の者達が戸を壊して家に乗り込んできたのは、その表れでもあったと後になってから知った。
あれから、私の存在で少しでも立ち場が向上すればと、セキに助けられたことを理由に村長の家に移動させられそうになるのを固辞していたけれど、今のセキの様子を見るに手助けにはならなかったのかもしれない。
……セキが無茶なことを言われてないと良いけど。
「わかった。ひとまず行くよ」
私は小さく息を吐き出して立ち上がった。
セキに着いて村の一角に向う。奇妙なのは、近頃感じられていた賑わいが全くなく、外に村の者達の気配も無いことだ。
穴が空いただけの窓から視線をチラチラ感じるので、居ないわけではない。家にこもって様子を伺っているのだろう。
何故突然そんな態度に変わったのかはわからないけど……
集会を行うための広場。そこへの角を曲がる直前で、セキが小さく
「……ごめん」
と震えるような声音で言った。
「え?」
広場へ一歩踏み出しながら、立ち止まってしまったセキを振り返る。
「今、なんて……」
そう聞き返しかけたのを打ち消すように、広場の方から村長の高らかな声が響いた。
「その方が、村に降り立った女神様です!」
瞬間、突然セキにドンと思い切り背を突き飛ばされた。更によろめいた先で大人の大きな手に腕を掴まれ後ろ手にグイと捻りあげられ無理矢理膝をつかされる。乱暴に上から押さえつけられて、思わずうっと呻き声が漏れた。
「これが女神か? 人か妖のようだが」
「もしそうであれば、領主へ献上するのが義務だ。やはり、この村には反逆の意があるらしいな」
顔は見えない。ただ、嘲るようなものと高圧的なもの、二つの男の声が真上から聞こえてくる。
「は、反逆など滅相もございません! その方は、僅かながら鬼の気配を纏っているのです。決して人妖などではございません!」
慌てて必死に言い募る村長の声。相手は村の者ではなさそうだ。では一体、私を取り押さえているのは何者だろうか。
「鬼の気配、ねぇ。いずれにせよ、こいつがお前らの言う女神でなければ虚偽罪は確定だ」
その声と共に、サラリとした金髪に一本角が生えた若い男の青い目が覗いた。
「なあ女神さま、日の力を見せてくれよ。あんたが偽者なら、この村は虚偽の申告と日石の不正所持で裁かなきゃなんねーんだ」
「……貴方達は何者?」
ギリリと掴まれた腕が痛いけど、そんな事よりもまずは状況把握が先決だ。嘘をついて陽の気を隠すべきか、言いなりになって見せるべきか、不意をついて逃げ出すべきか。相手が誰で狙いが何かがわからない今の状況では、判断がつかない。
「はぁ? キガク様が配下、セイエン様を知らないだと?」
金髪碧眼の鬼は、意外な事を言われたとばかりに眉を上げたけど、知らないものは知らない。
「残念ながら存じません。それにキガク様っていうのはどなたです?」
「領主の名も知らぬとは。本当に外の世から迷い込んだか?」
不意に別の方向から伸びた黒く長い爪の手に乱暴に顎を掴まれ、グっと上にあげさせられた。黒髪赤眼の二本角の男がフンと鼻を鳴らしながら私を見下ろしている。
……領主。そう言えば、以前にセキがこの鬼界には領主と王様がいると言っていた。どうやらこの村はキガクという鬼が治める土地に属しているらしい。
それにしても、『キガク様』という響きには何となく覚えがある。ただ似たような名前かもしれないけど……
「外の世から来たことは否定しません。その分、この地のことには無知なのです。裁きとおっしゃいましたが、この村はどうなるのです?」
私が聞くと、セイエンはニッと笑って周囲を見回した。
「あんたが女神じゃなきゃ、いくつかの罪を重ねたことになる。ウソつきの犯罪者集団は、村を取り潰して全員処刑しなきゃなぁ」
……なるほど。
思わず、深いため息が出た。
鬼界で平穏無事になんて思ってなかったけど、なんでこうも物騒な出来事ばかり起こるんだろう。いや、私という異分子が紛れ込んだせいなんだろうけど……
「……もっと早く村を出ておくべきだった……」
「はぁ?」
ポツリと漏れた言葉に、セイエンは怪訝な声を上げた。
「いいえ。それで、日の力をお見せすれば良いんですか? 私に日の力があれば、村は罪に問われませんか? それに、私の扱いはどうなりますか?」
陽の気を発するだけでいいなら別に見せてあげればいい。でも、その後の村や自分の処遇が気になるところだ。
「なんか、生意気だなぁ。俺らどころかキガク様のことすら知らねぇし、取り押さえられてるのに怯えた様子ひとつねぇし。あんた、自分の立ち場わかってんのか?」
立ち場ならわかってるつもりだ。村の内外で女神と言われるほど貴重な陽の気を使う者を簡単に処分できるわけがない。利用されることはあっても殺されることは多分ないだろう。目をギラギラさせて見境なく襲ってくるような者達や識や湊のように復讐以外に目が向かない者とは違って会話が成立する分、怖れもほとんどない。
……こういう事態に関しては、耐性ができちゃってるんだろうなぁ。認めたくはないけど。
「十分理解しているつもりですが」
淡々と応えたのが気に入らなかったのか、セイエンは眉を顰めた。
「なあ、立ち場を思い知らせるくらいはいいだろ?」
「やめろ。力が本物なら傷ひとつつけるな、というのがあの方の御命令だ」
黒髪赤眼の鬼は呆れた様に言う。主導権はどうやらこっちにありそうだ。
「お望みであれば、日の力をお見せします。その代わり、村には手出ししないと約束してください」
主から傷ひとつつけるなと言われているのなら、多少強気に出ても大丈夫だろう。私は目を逸らさず赤の目をじっと見る。
「おい! 俺を無視するな!」
横からまるで子どものようなワガママが聞こえてきたけど、そっちは無視だ。赤眼の鬼の方もセイエンを無視して探るように私の目をしばらく見据えたあと、フンと鼻を鳴らした。
「いいだろう。領主が手を下すことが無いよう手配しよう」
「おい!」
「本当に日の力があれば、の話だ」
……そんなに疑わなくても、ちゃんと見せてあげるよ。
見定める様に私を見下ろす二人に、私はもう一度、小さくため息をついた。
村の者達の前で陽の気を発したばかりに、私はあれよあれよという間に緑の恵みをもたらす女神として祀り上げられてしまった。
女神なんかではないと何度か否定してみたけれど、何もせずただ居座るだけで私を中心に緑の範囲が広がり村が草花に覆われていくため、村の者達に聞く耳を持ってもらえない。
更に数少ない近隣からの来訪者によって、いつの間にか貧しかったはずの村は、大した時間もかからず周辺の村々から女神の舞い降りた奇跡の村と呼ばれるようにまでなってしまった。
閑散としていた村は豊かになり明るく賑わい、セキたちの笑顔が多く見られるようになる。
―――しかし、大きな変化には大抵、相応の代償が伴うのだ。
その知らせは、無事に直った綺麗な戸板をセキがキイと押し開ける音と共にやってきた。
「あの……ハク姉ちゃん、ちょっと外に来てもらえない? 村長が呼んでてさ……」
いつもと違った様子のセキに首を傾げる。どことなく強張った表情。怯えか緊張か。普通の用件で無いことはすぐに察せられた。
「それは良いけど、何かあった?」
「今は話せないんだ。でも、大事な話があるからって……」
じっとセキの顔をみつめると、気まずそうにふっと視線を逸らされる。
……いったい何の話があるのだろう。
セキもその姉妹も親がいないせいか、比較的村での立ち場が弱かった。ここに来た当初、村の者達が戸を壊して家に乗り込んできたのは、その表れでもあったと後になってから知った。
あれから、私の存在で少しでも立ち場が向上すればと、セキに助けられたことを理由に村長の家に移動させられそうになるのを固辞していたけれど、今のセキの様子を見るに手助けにはならなかったのかもしれない。
……セキが無茶なことを言われてないと良いけど。
「わかった。ひとまず行くよ」
私は小さく息を吐き出して立ち上がった。
セキに着いて村の一角に向う。奇妙なのは、近頃感じられていた賑わいが全くなく、外に村の者達の気配も無いことだ。
穴が空いただけの窓から視線をチラチラ感じるので、居ないわけではない。家にこもって様子を伺っているのだろう。
何故突然そんな態度に変わったのかはわからないけど……
集会を行うための広場。そこへの角を曲がる直前で、セキが小さく
「……ごめん」
と震えるような声音で言った。
「え?」
広場へ一歩踏み出しながら、立ち止まってしまったセキを振り返る。
「今、なんて……」
そう聞き返しかけたのを打ち消すように、広場の方から村長の高らかな声が響いた。
「その方が、村に降り立った女神様です!」
瞬間、突然セキにドンと思い切り背を突き飛ばされた。更によろめいた先で大人の大きな手に腕を掴まれ後ろ手にグイと捻りあげられ無理矢理膝をつかされる。乱暴に上から押さえつけられて、思わずうっと呻き声が漏れた。
「これが女神か? 人か妖のようだが」
「もしそうであれば、領主へ献上するのが義務だ。やはり、この村には反逆の意があるらしいな」
顔は見えない。ただ、嘲るようなものと高圧的なもの、二つの男の声が真上から聞こえてくる。
「は、反逆など滅相もございません! その方は、僅かながら鬼の気配を纏っているのです。決して人妖などではございません!」
慌てて必死に言い募る村長の声。相手は村の者ではなさそうだ。では一体、私を取り押さえているのは何者だろうか。
「鬼の気配、ねぇ。いずれにせよ、こいつがお前らの言う女神でなければ虚偽罪は確定だ」
その声と共に、サラリとした金髪に一本角が生えた若い男の青い目が覗いた。
「なあ女神さま、日の力を見せてくれよ。あんたが偽者なら、この村は虚偽の申告と日石の不正所持で裁かなきゃなんねーんだ」
「……貴方達は何者?」
ギリリと掴まれた腕が痛いけど、そんな事よりもまずは状況把握が先決だ。嘘をついて陽の気を隠すべきか、言いなりになって見せるべきか、不意をついて逃げ出すべきか。相手が誰で狙いが何かがわからない今の状況では、判断がつかない。
「はぁ? キガク様が配下、セイエン様を知らないだと?」
金髪碧眼の鬼は、意外な事を言われたとばかりに眉を上げたけど、知らないものは知らない。
「残念ながら存じません。それにキガク様っていうのはどなたです?」
「領主の名も知らぬとは。本当に外の世から迷い込んだか?」
不意に別の方向から伸びた黒く長い爪の手に乱暴に顎を掴まれ、グっと上にあげさせられた。黒髪赤眼の二本角の男がフンと鼻を鳴らしながら私を見下ろしている。
……領主。そう言えば、以前にセキがこの鬼界には領主と王様がいると言っていた。どうやらこの村はキガクという鬼が治める土地に属しているらしい。
それにしても、『キガク様』という響きには何となく覚えがある。ただ似たような名前かもしれないけど……
「外の世から来たことは否定しません。その分、この地のことには無知なのです。裁きとおっしゃいましたが、この村はどうなるのです?」
私が聞くと、セイエンはニッと笑って周囲を見回した。
「あんたが女神じゃなきゃ、いくつかの罪を重ねたことになる。ウソつきの犯罪者集団は、村を取り潰して全員処刑しなきゃなぁ」
……なるほど。
思わず、深いため息が出た。
鬼界で平穏無事になんて思ってなかったけど、なんでこうも物騒な出来事ばかり起こるんだろう。いや、私という異分子が紛れ込んだせいなんだろうけど……
「……もっと早く村を出ておくべきだった……」
「はぁ?」
ポツリと漏れた言葉に、セイエンは怪訝な声を上げた。
「いいえ。それで、日の力をお見せすれば良いんですか? 私に日の力があれば、村は罪に問われませんか? それに、私の扱いはどうなりますか?」
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「なんか、生意気だなぁ。俺らどころかキガク様のことすら知らねぇし、取り押さえられてるのに怯えた様子ひとつねぇし。あんた、自分の立ち場わかってんのか?」
立ち場ならわかってるつもりだ。村の内外で女神と言われるほど貴重な陽の気を使う者を簡単に処分できるわけがない。利用されることはあっても殺されることは多分ないだろう。目をギラギラさせて見境なく襲ってくるような者達や識や湊のように復讐以外に目が向かない者とは違って会話が成立する分、怖れもほとんどない。
……こういう事態に関しては、耐性ができちゃってるんだろうなぁ。認めたくはないけど。
「十分理解しているつもりですが」
淡々と応えたのが気に入らなかったのか、セイエンは眉を顰めた。
「なあ、立ち場を思い知らせるくらいはいいだろ?」
「やめろ。力が本物なら傷ひとつつけるな、というのがあの方の御命令だ」
黒髪赤眼の鬼は呆れた様に言う。主導権はどうやらこっちにありそうだ。
「お望みであれば、日の力をお見せします。その代わり、村には手出ししないと約束してください」
主から傷ひとつつけるなと言われているのなら、多少強気に出ても大丈夫だろう。私は目を逸らさず赤の目をじっと見る。
「おい! 俺を無視するな!」
横からまるで子どものようなワガママが聞こえてきたけど、そっちは無視だ。赤眼の鬼の方もセイエンを無視して探るように私の目をしばらく見据えたあと、フンと鼻を鳴らした。
「いいだろう。領主が手を下すことが無いよう手配しよう」
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