220 / 297
鬼界編
拠点トイレの怪
しおりを挟む
新拠点から偵察隊を送り出して数日。今か今かと帰りを待ち苛立つ璃耀に妖界勢が怯えているせいで、拠点の中はピリピリとした空気に満ちている。
他の者達と同じように気晴らしに稽古でも出来ればいいのだけれど、何故か妖界の温泉水を飲んだのに俺の体からはどうにも重さがとれていない。風邪症状は回復したのに、すっきりしない状態が続いていた。
「まだ回復しませんか?」
「熱は下がったし動けるくらいにはなってるよ。体が重いのも気分の問題かもしれないし」
心配する椿に答える。実際、陽の光に満ちた開放的な場所にでも出られれば、少しは気分が晴れて楽になるのでは、という気もしている。鬼界に居ては絶対に叶えられないことだけど。
「柾達はどうしてるのかな?」
ハクに会う怖さはあるけど、一方で、偵察隊が戻りハクを見つけて、いろんな意味でスッキリしたいという気持ちもある。
「数日は領主の城と周辺の鬼たちの動向を確認する必要がありますからね。そろそろ戻ってくる頃かとは思いますが」
情報収集は汐の仕事だ。俺が部屋と言う名の穴から移動するのはトイレに行くか、ほんの少し広間に顔を出すかくらい。広間に行ってもピリピリした空気に耐えられずにさっさと戻ってくるのがほとんどだ。
俺はいつものように汐が運んできた食事をとったあと、亘に声をかけてトイレに向かう。造りは前の拠点と同じだ。大広間から少し入った狭い通路の途中に俺の部屋があって、更にかなり奥まったところにトイレがある。部屋から結構距離があり、且つ勾配のついた道のりなので、気持ちだけかもしれないけど、運動不足が多少は解消出来ればいいと思ってる。
ちなみに、さすがにこの時ばかりは椿と汐は留守番だ。当初、どこに行くにも全員がついてきたうえに、トイレの中まで揃って入ってこようとしたので、慌てて全員まとめて追い出した。
扉のないただの穴。できるだけ離れていてほしい俺と、なるべく近くで護衛したい者たちとの間で押し問答をした結果、ついてくるのは亘と巽に限定したうえで、トイレに入る前に誰も居ない事を護衛役が確認してから、互いに姿が見えない場所までしっかり距離をとって待つことで収まった。
護衛として亘がピタリと張り付いている間に巽がトイレの安全を確認する。問題が無いという報告を受けてから、一人で中に入った。
一人になれる時間はこの時だけだ。俺はほっと息を吐き出す。別に皆といて息が詰まる、ということはないけど、一人になれる時間は重要だとも思う。
俺はぼんやりと、偵察隊が帰ってくるのは何時になるんだろう、などと考えながら用を足す穴に近づいていく。
すると、不意にガサっと言う音と共に、ザザっと換気口の辺りから砂が崩れ落ちた音が聞こえた気がした。
ただ掘り進んだだけの穴蔵なので、砂が多少崩れて落ちてくることはそれほど珍しくない。だから、それくらいの物音であれば気にしなくなっていた。
しかし、通常であればすぐに鳴り止むはずの音なのに、何故か、ザザ……ザザザーっと、ずっと音が続いている。
……まさか、天井が落ちてきたりしないよな……?
一抹の不安が胸をよぎった。
俺は音のした方……換気口の辺りを見上げる。
その途端、そこにあった何かと目が合って、驚きのあまり息が止まりそうになった。
ミミズのような細くてテラっとした見た目の紐状の何かの先に、ギョロリとした一つ目がくっついた何かが、じっと俺を見つめていたからだ。
「――う……っ!! うわぁぁぁぁぁーーーー!!!」
叫び声を上げて一歩下がろうとして足がもつれ、用を足す穴の中に落ちかけた。
その間にも換気口から別のニュルニュルッと長い何かが複数本入ってくる。いつの間にあんなに広くなったのかと思うくらい広がった換気口にギチギチに細い何かが詰まっていて、そこから触手のようなものが複数本垂れ下がっていた。あまりの気味の悪さに全身が粟立つ。
少なくとも、人界でこれと同じような生き物を見たことは無い。強いて言うなら、映画なんかに出てくるエイリアンだ。みているだけで気持ちが悪くて吐きそうだ。
「奏太様!!」
俺の叫び声に気づいたのだろう。亘と巽の焦ったような声が少し離れたところから響いた。
二人の声にハッとして、とにかく逃げなければと慌てて踵を返そうと足を上げる。しかし、不思議なことに自分の動きがそこでピタリと止まった。
「はっ?! 何――っ」
そう声に出して自分の体を見下ろす。
気づけば、穴から出てきた長い触手っぽいものがその体を伸ばして、俺の胴と太もも、それから足首に巻き付いていた。
そのままグイっと引っ張り上げられるように体が持ち上がる。
「は、放せ!!」
体を捻り逃れようとしたけど、もがけばもがくほど、触手っぽいものが絡みついてくる。体は複数の触手に絡め取られるように、あっという間に天井近くまで持ち上げられ、先程までギチギチに何かが詰まっていた換気口に体が引きずり込まれはじめた。
「亘!! 巽!!」
一瞬、二人の姿が入り口付近に見えた気がして手を伸ばす。しかし、すぐに目の前が暗い砂の壁に覆われた。
俺は上方向に伸びる暗いトンネルの中を、ザリザリと体を砂に擦り付けながら引っ張り上げられる。
地上に向かっているのだとは思うけど、出た先でどんなやつが待っているかなんて、想像したくない。
……いくら換気の為とはいえ、外に繋がる穴なんて作るんじゃなかった!!
俺は落ちてくる砂が入らないように閉じていた目にギュッと力を込める。
後悔したところで遅い。そんなこと、俺自身が一番わかってる。
呻きたくなる気持ちをなんとかおさえていると、体を覆っていた砂のザリザリからスポンと抜け出た。
うっすらと明るくなったまぶたを開くと、自分の体は触手に拘束されたまま結構な高さの宙に浮いていて、自分を掴んでいるニュルッっとした触手の先には、ミミズのようにテラリとした紐状のものがグチャグチャに絡まって蠢く大きな球状のものが繋がっていた。
オエッと吐き戻しそうになるのを、何とかこらえて口元を押さえる。背筋にゾゾゾっとしたものが走って止まらない。あまりにもな見た目だ。
しかも、俺をつかむ触手はだんだん短くなっていき、それとともに、グチャグチャの球に自分の体が引き寄せられていく。俺は慌てて、パンと手を打ち付けた。
「奏太様!!」
どこかで巽の声が聞こえた気がしたけど、気にしている余裕はない。そのまま、頭の中に流れてくる祝詞に従って声に出した。
腕に巻き付かれてなくて幸いだった。手のひらからキラキラした白の光があふれる。周囲を照らす陽の気は、一直線に、蠢く球に向かっていく。光が届くと、触手が怯むようにシュッと引かれ、俺の体を掴んでいたものがパッとなくなった。
「うわっ!!」
後先考えず、虫唾の走る謎の物体を何とかしようとしたのがいけなかった。陽の気を放出させている場合ではない。フワッと内臓が浮く感覚とともに下方向からの風を受け、体が落下し始めた。
この高さから落ちたら死ぬっ――!!
そう思った瞬間、何かにグイッと服の背を引っ張られた。襟首に近いところだったせいで、拍子に襟元が絞まり、一瞬息が出来なくなる。慌てて首元に指を突っ込み、もがくようにして気道を確保して、涙目のまま自分を釣り上げた何かを見上げる。
瞬間、心臓がドクンと大きく脈打ち、止まりそうになった。
そこにいたのは、真っ黒なコウモリのような翼を広げる、一本角の鬼。それが、温度を感じさせない冷たい目で俺を見下ろしていた。
他の者達と同じように気晴らしに稽古でも出来ればいいのだけれど、何故か妖界の温泉水を飲んだのに俺の体からはどうにも重さがとれていない。風邪症状は回復したのに、すっきりしない状態が続いていた。
「まだ回復しませんか?」
「熱は下がったし動けるくらいにはなってるよ。体が重いのも気分の問題かもしれないし」
心配する椿に答える。実際、陽の光に満ちた開放的な場所にでも出られれば、少しは気分が晴れて楽になるのでは、という気もしている。鬼界に居ては絶対に叶えられないことだけど。
「柾達はどうしてるのかな?」
ハクに会う怖さはあるけど、一方で、偵察隊が戻りハクを見つけて、いろんな意味でスッキリしたいという気持ちもある。
「数日は領主の城と周辺の鬼たちの動向を確認する必要がありますからね。そろそろ戻ってくる頃かとは思いますが」
情報収集は汐の仕事だ。俺が部屋と言う名の穴から移動するのはトイレに行くか、ほんの少し広間に顔を出すかくらい。広間に行ってもピリピリした空気に耐えられずにさっさと戻ってくるのがほとんどだ。
俺はいつものように汐が運んできた食事をとったあと、亘に声をかけてトイレに向かう。造りは前の拠点と同じだ。大広間から少し入った狭い通路の途中に俺の部屋があって、更にかなり奥まったところにトイレがある。部屋から結構距離があり、且つ勾配のついた道のりなので、気持ちだけかもしれないけど、運動不足が多少は解消出来ればいいと思ってる。
ちなみに、さすがにこの時ばかりは椿と汐は留守番だ。当初、どこに行くにも全員がついてきたうえに、トイレの中まで揃って入ってこようとしたので、慌てて全員まとめて追い出した。
扉のないただの穴。できるだけ離れていてほしい俺と、なるべく近くで護衛したい者たちとの間で押し問答をした結果、ついてくるのは亘と巽に限定したうえで、トイレに入る前に誰も居ない事を護衛役が確認してから、互いに姿が見えない場所までしっかり距離をとって待つことで収まった。
護衛として亘がピタリと張り付いている間に巽がトイレの安全を確認する。問題が無いという報告を受けてから、一人で中に入った。
一人になれる時間はこの時だけだ。俺はほっと息を吐き出す。別に皆といて息が詰まる、ということはないけど、一人になれる時間は重要だとも思う。
俺はぼんやりと、偵察隊が帰ってくるのは何時になるんだろう、などと考えながら用を足す穴に近づいていく。
すると、不意にガサっと言う音と共に、ザザっと換気口の辺りから砂が崩れ落ちた音が聞こえた気がした。
ただ掘り進んだだけの穴蔵なので、砂が多少崩れて落ちてくることはそれほど珍しくない。だから、それくらいの物音であれば気にしなくなっていた。
しかし、通常であればすぐに鳴り止むはずの音なのに、何故か、ザザ……ザザザーっと、ずっと音が続いている。
……まさか、天井が落ちてきたりしないよな……?
一抹の不安が胸をよぎった。
俺は音のした方……換気口の辺りを見上げる。
その途端、そこにあった何かと目が合って、驚きのあまり息が止まりそうになった。
ミミズのような細くてテラっとした見た目の紐状の何かの先に、ギョロリとした一つ目がくっついた何かが、じっと俺を見つめていたからだ。
「――う……っ!! うわぁぁぁぁぁーーーー!!!」
叫び声を上げて一歩下がろうとして足がもつれ、用を足す穴の中に落ちかけた。
その間にも換気口から別のニュルニュルッと長い何かが複数本入ってくる。いつの間にあんなに広くなったのかと思うくらい広がった換気口にギチギチに細い何かが詰まっていて、そこから触手のようなものが複数本垂れ下がっていた。あまりの気味の悪さに全身が粟立つ。
少なくとも、人界でこれと同じような生き物を見たことは無い。強いて言うなら、映画なんかに出てくるエイリアンだ。みているだけで気持ちが悪くて吐きそうだ。
「奏太様!!」
俺の叫び声に気づいたのだろう。亘と巽の焦ったような声が少し離れたところから響いた。
二人の声にハッとして、とにかく逃げなければと慌てて踵を返そうと足を上げる。しかし、不思議なことに自分の動きがそこでピタリと止まった。
「はっ?! 何――っ」
そう声に出して自分の体を見下ろす。
気づけば、穴から出てきた長い触手っぽいものがその体を伸ばして、俺の胴と太もも、それから足首に巻き付いていた。
そのままグイっと引っ張り上げられるように体が持ち上がる。
「は、放せ!!」
体を捻り逃れようとしたけど、もがけばもがくほど、触手っぽいものが絡みついてくる。体は複数の触手に絡め取られるように、あっという間に天井近くまで持ち上げられ、先程までギチギチに何かが詰まっていた換気口に体が引きずり込まれはじめた。
「亘!! 巽!!」
一瞬、二人の姿が入り口付近に見えた気がして手を伸ばす。しかし、すぐに目の前が暗い砂の壁に覆われた。
俺は上方向に伸びる暗いトンネルの中を、ザリザリと体を砂に擦り付けながら引っ張り上げられる。
地上に向かっているのだとは思うけど、出た先でどんなやつが待っているかなんて、想像したくない。
……いくら換気の為とはいえ、外に繋がる穴なんて作るんじゃなかった!!
俺は落ちてくる砂が入らないように閉じていた目にギュッと力を込める。
後悔したところで遅い。そんなこと、俺自身が一番わかってる。
呻きたくなる気持ちをなんとかおさえていると、体を覆っていた砂のザリザリからスポンと抜け出た。
うっすらと明るくなったまぶたを開くと、自分の体は触手に拘束されたまま結構な高さの宙に浮いていて、自分を掴んでいるニュルッっとした触手の先には、ミミズのようにテラリとした紐状のものがグチャグチャに絡まって蠢く大きな球状のものが繋がっていた。
オエッと吐き戻しそうになるのを、何とかこらえて口元を押さえる。背筋にゾゾゾっとしたものが走って止まらない。あまりにもな見た目だ。
しかも、俺をつかむ触手はだんだん短くなっていき、それとともに、グチャグチャの球に自分の体が引き寄せられていく。俺は慌てて、パンと手を打ち付けた。
「奏太様!!」
どこかで巽の声が聞こえた気がしたけど、気にしている余裕はない。そのまま、頭の中に流れてくる祝詞に従って声に出した。
腕に巻き付かれてなくて幸いだった。手のひらからキラキラした白の光があふれる。周囲を照らす陽の気は、一直線に、蠢く球に向かっていく。光が届くと、触手が怯むようにシュッと引かれ、俺の体を掴んでいたものがパッとなくなった。
「うわっ!!」
後先考えず、虫唾の走る謎の物体を何とかしようとしたのがいけなかった。陽の気を放出させている場合ではない。フワッと内臓が浮く感覚とともに下方向からの風を受け、体が落下し始めた。
この高さから落ちたら死ぬっ――!!
そう思った瞬間、何かにグイッと服の背を引っ張られた。襟首に近いところだったせいで、拍子に襟元が絞まり、一瞬息が出来なくなる。慌てて首元に指を突っ込み、もがくようにして気道を確保して、涙目のまま自分を釣り上げた何かを見上げる。
瞬間、心臓がドクンと大きく脈打ち、止まりそうになった。
そこにいたのは、真っ黒なコウモリのような翼を広げる、一本角の鬼。それが、温度を感じさせない冷たい目で俺を見下ろしていた。
0
あなたにおすすめの小説
神木さんちのお兄ちゃん!
雪桜 あやめ
キャラ文芸
✨ キャラ文芸ランキング週間・月間1位&累計250万pt突破、ありがとうございます!
神木家の双子の妹弟・華と蓮には"絶世の美男子"と言われるほどの金髪碧眼な『兄』がいる。
美人でカッコよくて、その上優しいお兄ちゃんは、常にみんなの人気者!
だけど、そんな兄には、何故か彼女がいなかった。
幼い頃に母を亡くし、いつも母親代わりだったお兄ちゃん。もしかして、お兄ちゃんが彼女が作らないのは自分達のせい?!
そう思った華と蓮は、兄のためにも自立することを決意する。
だけど、このお兄ちゃん。実は、家族しか愛せない超拗らせた兄だった!
これは、モテまくってるくせに家族しか愛せない美人すぎるお兄ちゃんと、兄離れしたいけど、なかなか出来ない双子の妹弟が繰り広げる、甘くて優しくて、ちょっぴり切ない愛と絆のハートフルラブ(家族愛)コメディ。
果たして、家族しか愛せないお兄ちゃんに、恋人ができる日はくるのか?
これは、美人すぎるお兄ちゃんがいる神木一家の、波乱万丈な日々を綴った物語である。
***
イラストは、全て自作です。
カクヨムにて、先行連載中。
ヤンデレ美少女転校生と共に体育倉庫に閉じ込められ、大問題になりましたが『結婚しています!』で乗り切った嘘のような本当の話
桜井正宗
青春
――結婚しています!
それは二人だけの秘密。
高校二年の遙と遥は結婚した。
近年法律が変わり、高校生(十六歳)からでも結婚できるようになっていた。だから、問題はなかった。
キッカケは、体育倉庫に閉じ込められた事件から始まった。校長先生に問い詰められ、とっさに誤魔化した。二人は退学の危機を乗り越える為に本当に結婚することにした。
ワケありヤンデレ美少女転校生の『小桜 遥』と”新婚生活”を開始する――。
*結婚要素あり
*ヤンデレ要素あり
旧校舎の地下室
守 秀斗
恋愛
高校のクラスでハブられている俺。この高校に友人はいない。そして、俺はクラスの美人女子高生の京野弘美に興味を持っていた。と言うか好きなんだけどな。でも、京野は美人なのに人気が無く、俺と同様ハブられていた。そして、ある日の放課後、京野に俺の恥ずかしい行為を見られてしまった。すると、京野はその事をバラさないかわりに、俺を旧校舎の地下室へ連れて行く。そこで、おかしなことを始めるのだったのだが……。
学園のアイドルに、俺の部屋のギャル地縛霊がちょっかいを出すから話がややこしくなる。
たかなしポン太
青春
【第1回ノベルピアWEB小説コンテスト中間選考通過作品】
『み、見えるの?』
「見えるかと言われると……ギリ見えない……」
『ふぇっ? ちょっ、ちょっと! どこ見てんのよ!』
◆◆◆
仏教系学園の高校に通う霊能者、尚也。
劣悪な環境での寮生活を1年間終えたあと、2年生から念願のアパート暮らしを始めることになった。
ところが入居予定のアパートの部屋に行ってみると……そこにはセーラー服を着たギャル地縛霊、りんが住み着いていた。
後悔の念が強すぎて、この世に魂が残ってしまったりん。
尚也はそんなりんを無事に成仏させるため、りんと共同生活をすることを決意する。
また新学期の学校では、尚也は学園のアイドルこと花宮琴葉と同じクラスで席も近くなった。
尚也は1年生の時、たまたま琴葉が困っていた時に助けてあげたことがあるのだが……
霊能者の尚也、ギャル地縛霊のりん、学園のアイドル琴葉。
3人とその仲間たちが繰り広げる、ちょっと不思議な日常。
愉快で甘くて、ちょっと切ない、ライトファンタジーなラブコメディー!
※本作品はフィクションであり、実在の人物や団体、製品とは一切関係ありません。
JKメイドはご主人様のオモチャ 命令ひとつで脱がされて、触られて、好きにされて――
のぞみ
恋愛
「今日から、お前は俺のメイドだ。ベッドの上でもな」
高校二年生の蒼井ひなたは、借金に追われた家族の代わりに、ある大富豪の家で住み込みメイドとして働くことに。
そこは、まるでおとぎ話に出てきそうな大きな洋館。
でも、そこで待っていたのは、同じ高校に通うちょっと有名な男の子――完璧だけど性格が超ドSな御曹司、天城 蓮だった。
昼間は生徒会長、夜は…ご主人様?
しかも、彼の命令はちょっと普通じゃない。
「掃除だけじゃダメだろ? ご主人様の癒しも、メイドの大事な仕事だろ?」
手を握られるたび、耳元で囁かれるたび、心臓がバクバクする。
なのに、ひなたの体はどんどん反応してしまって…。
怒ったり照れたりしながらも、次第に蓮に惹かれていくひなた。
だけど、彼にはまだ知られていない秘密があって――
「…ほんとは、ずっと前から、私…」
ただのメイドなんかじゃ終わりたくない。
恋と欲望が交差する、ちょっぴり危険な主従ラブストーリー。
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
マンションのオーナーは十六歳の不思議な青年 〜マンションの特別室は何故か女性で埋まってしまう〜
美鈴
ファンタジー
ホットランキング上位ありがとうございます😊
ストーカーの被害に遭うアイドル歌羽根天音。彼女は警察に真っ先に相談する事にしたのだが…結果を言えば解決には至っていない。途方にくれる天音。久しぶりに会った親友の美樹子に「──なんかあった?」と、聞かれてその件を伝える事に…。すると彼女から「なんでもっと早く言ってくれなかったの!?」と、そんな言葉とともに彼女は誰かに電話を掛け始め…
※カクヨム様にも投稿しています
※イラストはAIイラストを使用しています
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる