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鬼界編
いとこ同士の話し合い:side.柊士
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「白月様!」
「後でちゃんと時間を取る。だから、後にして、カミちゃん。今は柊士と話がしたいの」
「柊士様!」
「ついてくるな。お前らは、汐達から鬼界の情報を正確に聞き取り妖界の連中と連携しておけ」
部屋を出るやいなや駆け寄ってくる妖達を、二人は素気なく追い払う。ギリギリまで食い下がろうとする者達を押しのけ空き部屋の戸をパタンと閉めてしまえば、外の喧騒が少だけ和らいだ。
結は、ハアと息を吐いた後、額に手を当ててストンと座り込んだ。
「大丈夫か?」
「大丈夫じゃないのは、柊士の方でしょ」
そう言われて、すぐに言葉が出なかった。
大丈夫な訳が無い。自分の代わりに姿形を変えてしまった目の前の従妹を今度こそ引き留めたいのに、どうやったら止まってくれるのかがわからない。
柊士は結の向かいの壁に背を預けて座り込むと、小さく息を吐きだして床に視線を落とした。
「…………怖くないのか? 自分がこれから選ぶ道がどんなものか」
「さあ、どうだろ。怖くないと言えば嘘になるけど…………」
そこで、言葉がピタリと途切れる。
「けど、なんだよ」
「ごめん、やっぱ何でもない」
「言えよ」
「何でもないったら」
「言いかけておいて、そんなわけないだろ」
柊士が促すと、結は小さく呻きながら膝を抱えて頭を埋めた。
「……そのしつこい性格、何とかなんないの?」
「話をはぐらかすな」
「…………」
長い沈黙。それを、柊士はじっと待った。
黙ったまま、結が話してくれるまで、ただ、じっと。
「結」
無言の時間がしばらく続き、もう一度だけ呼びかける。
「俺は、お前が話すまで、いつまでだって待つからな」
「………………ホント、しつこいんだから……」
本当に小さく、ボソッと呟く声が聞こえたあと、結は観念したように長々と息を吐き出した。
「…………もう疲れちゃったの。平穏って言葉が、魅力的すぎて、もう良いかなって思ったの」
「でも、その平穏っていうのは……」
「分かってるよ。ちゃんと、わかってるつもり」
呻くように、小さく聞こえてくる声。一歩間違えたら今にも消えてしまいそうで、それが堪らなく怖くなる。
「……なら、どうして……」
「………………逃げたくなったの…………辛いのも、苦しいのも、痛いのも…………もう嫌だったから…………。何度も死ぬのは……もう、嫌…………」
膝を抱える結の手に、ギュッと力がこもる。
「…………柊士は、私が湊に何をされたか……聞いた……?」
結の声が震える。
聞いていた。湊本人が、牢の中で嬉々として語ったそれは、吐き気がするほどの内容で、あまりに聞くに堪えず、自分の護衛役以外を全て外に追い出したほどだった。
「……自分が誰かも言えず……かつての護衛役に追われて、血まみれのまま体を引きずって逃げ回って…………呆気なく殺された時の絶望が……わかる……?」
その時の状況も、報告を受けていた。
「…………折り合いをつけたはずなのに……未だに、狭くて暗い箱の中で、出してって泣きながら…………死ぬ、夢を……見るのも…………もう、嫌……」
苦しそうに吐き出す声。
膝を抱えるその手が小刻みに震えているのに気づく。思わずガバっと立ち上がって駆け寄り、結の腕を掴んでその体を自分の方に引き寄せた。
あの頃よりもずっと小さくなった肩が、腕の中で小さく震える。
結はずっと耐えていたのに、自分は遠くから見ていることしかしてこなかった。自分の罪が重すぎて、どうしても近寄れなかった。
何でもっと早くこうしてやらなかったのだろう。幼い頃のように、手を握り、抱きしめて、ごめんと、もう大丈夫だからと、何故言ってやれなかったのか。
「……ごめん……ほんとに……ごめん」
声が掠れる。
「…………う……ぅ……」
堪えきれなくなったように、結は嗚咽を漏らし、柊士の胸に顔を埋めた。子どもの頃、辛い時には、どちらともなくそうしていたように。
張り裂けそうなほど、胸が痛い。もう絶対に手放してはならないと、その痛みが訴えかけてくるようだった。
「…………結、行くな。今度こそ、ちゃんと、守るから……お前が苦しまないように、ちゃんと、するから…………だから…………」
喉から、引き絞られるような声しか出ない。
「…………頼む…………から…………」
柊士の服を掴む結の手に、まるで必死にしがみつくように力がこもる。自分も、結を抱く手に力を込めていた。
「……俺に…………俺達に……もう一度、お前を、守らせてくれよ……頼む…………」
どれほど、そうやっていたのだろう。
結が鼻をすすり、ようやく顔を上げた頃には、二人揃って酷い顔になっていた。
でも、結は、ずっと抱えて吐き出せなかったものを全て吐き出したような顔で、小さく笑った。
「柊士、もう大丈夫だから、放してよ」
結はトントンと優しく、柊士の背を叩く。
それでも、まだ、何処かに行ってしまわないか不安で、柊士はその手をどうしても放せなかった。
「……お前が、行かないって言うまで、放さない」
「子どもみたいなこと、言わないでよ。どっちにしても行かなきゃいけないんだから」
事情は理解している。頭では、いずれにせよ行かなければならない事だと分かっている。でも、どうしても、行かせたくない。
「…………なら、方法を考えよう。俺達だけじゃなくて、他の奴らも……人界の妖も妖界の妖も、全部使って、全員が無事で居られる方法を、考えよう」
「…………柊士……」
「……だから……」
行くな、とは、たぶん言えないのだろう。結にしか出来ないことを抱えていて、それを代わってやることはできない。方法はあっても、結自身が望んでいない。
それなら、せめて……
「……ちゃんと、戻ってくるって、約束してくれよ」
行かなければならないなら、せめて、ちゃんと無事に帰ってくるのだと、その確約が欲しい。
「もう、辛い思いも、苦しい思いもさせない。だから、何も捨てずに、ちゃんと、帰って来てくれよ……頼む……」
結は、少しの間、躊躇うような素振りを見せた。
嫌だと言われたら、どうすれば良いのだろうと、不安がよぎる。
「……結……」
心細さが表れるように、柊士の声が揺れた。
すると、もう一度、ポンポン、とゆっくり背を叩かれた。
「……方法があって、帰ってこられるなら、そうするよ」
結はそう言うと、ゆっくり柊士の顔を見上げる。
「じゃないと、寂しがり屋の泣き虫が、また泣いちゃうからね」
仕方がなさそうに、それでいていたずらっぽく、結が、以前見せていたような顔で笑った。
嬉しくて、それなのに胸が痛くて苦しくて、もう一度、結を抱える腕に力込めると、結はバランスを崩して、わっ、と声をあげて柊士にもたれかかった。
「……約束、だからな」
「……うん、約束、するよ」
「………………あのー…………」
そう声がかかったのは、それからしばらく。
「いつまで、そうされている、おつもりですか……」
戸の向こう、恨めしそうな目がこちらを覗き込んでいることに気づき、柊士と白月は、互いに顔を見合わせてから、ハッとしたように体を離した。
それとともに、サッと戸が開く。
入って来たのは、完全に拗ねたような顔をした翠雨。
タタタっと部屋の中を突っ切って来たかと思えば、敵意むき出しの顔で柊士と白月を引き剥がし、柊士を完全に無視して白月の前に座り込んだ。
それから、ギュッと白月を抱きしめる。対抗されているように感じたのは、たぶん気の所為では無いのだろう。
「か、カミちゃん!」
白月がパンパンと翠雨の背を叩く。
「何故、我らに頼ってくださらないのですか。しかも、何故、よりにもよって柊士様なのですかっ!?」
「はぁ!?」
慌てる白月と、嫉妬に目が眩んだ翠雨を、柊士は冷めた目で眺めた。
不意に、自分の腕にギュッとしがみつかれるような感覚がして見下ろす。すると栞が、同じような目で白月と翠雨の方をみてから、自分を見上げてニコリと笑った。不穏な空気を放っている気がするのは何故だろうか……
更に背後から、おずおずと、淕の声が聞こえてくる。
「……も、申し訳ありません……お止めしたのですが…………力及ばず…………」
白月にしがみつくあの様子では、ずっと見られていたのだろう。自分にしがみついている栞もまた。
柊士は、何とも言えない疲労感とともに、深い息を吐き出した。
「後でちゃんと時間を取る。だから、後にして、カミちゃん。今は柊士と話がしたいの」
「柊士様!」
「ついてくるな。お前らは、汐達から鬼界の情報を正確に聞き取り妖界の連中と連携しておけ」
部屋を出るやいなや駆け寄ってくる妖達を、二人は素気なく追い払う。ギリギリまで食い下がろうとする者達を押しのけ空き部屋の戸をパタンと閉めてしまえば、外の喧騒が少だけ和らいだ。
結は、ハアと息を吐いた後、額に手を当ててストンと座り込んだ。
「大丈夫か?」
「大丈夫じゃないのは、柊士の方でしょ」
そう言われて、すぐに言葉が出なかった。
大丈夫な訳が無い。自分の代わりに姿形を変えてしまった目の前の従妹を今度こそ引き留めたいのに、どうやったら止まってくれるのかがわからない。
柊士は結の向かいの壁に背を預けて座り込むと、小さく息を吐きだして床に視線を落とした。
「…………怖くないのか? 自分がこれから選ぶ道がどんなものか」
「さあ、どうだろ。怖くないと言えば嘘になるけど…………」
そこで、言葉がピタリと途切れる。
「けど、なんだよ」
「ごめん、やっぱ何でもない」
「言えよ」
「何でもないったら」
「言いかけておいて、そんなわけないだろ」
柊士が促すと、結は小さく呻きながら膝を抱えて頭を埋めた。
「……そのしつこい性格、何とかなんないの?」
「話をはぐらかすな」
「…………」
長い沈黙。それを、柊士はじっと待った。
黙ったまま、結が話してくれるまで、ただ、じっと。
「結」
無言の時間がしばらく続き、もう一度だけ呼びかける。
「俺は、お前が話すまで、いつまでだって待つからな」
「………………ホント、しつこいんだから……」
本当に小さく、ボソッと呟く声が聞こえたあと、結は観念したように長々と息を吐き出した。
「…………もう疲れちゃったの。平穏って言葉が、魅力的すぎて、もう良いかなって思ったの」
「でも、その平穏っていうのは……」
「分かってるよ。ちゃんと、わかってるつもり」
呻くように、小さく聞こえてくる声。一歩間違えたら今にも消えてしまいそうで、それが堪らなく怖くなる。
「……なら、どうして……」
「………………逃げたくなったの…………辛いのも、苦しいのも、痛いのも…………もう嫌だったから…………。何度も死ぬのは……もう、嫌…………」
膝を抱える結の手に、ギュッと力がこもる。
「…………柊士は、私が湊に何をされたか……聞いた……?」
結の声が震える。
聞いていた。湊本人が、牢の中で嬉々として語ったそれは、吐き気がするほどの内容で、あまりに聞くに堪えず、自分の護衛役以外を全て外に追い出したほどだった。
「……自分が誰かも言えず……かつての護衛役に追われて、血まみれのまま体を引きずって逃げ回って…………呆気なく殺された時の絶望が……わかる……?」
その時の状況も、報告を受けていた。
「…………折り合いをつけたはずなのに……未だに、狭くて暗い箱の中で、出してって泣きながら…………死ぬ、夢を……見るのも…………もう、嫌……」
苦しそうに吐き出す声。
膝を抱えるその手が小刻みに震えているのに気づく。思わずガバっと立ち上がって駆け寄り、結の腕を掴んでその体を自分の方に引き寄せた。
あの頃よりもずっと小さくなった肩が、腕の中で小さく震える。
結はずっと耐えていたのに、自分は遠くから見ていることしかしてこなかった。自分の罪が重すぎて、どうしても近寄れなかった。
何でもっと早くこうしてやらなかったのだろう。幼い頃のように、手を握り、抱きしめて、ごめんと、もう大丈夫だからと、何故言ってやれなかったのか。
「……ごめん……ほんとに……ごめん」
声が掠れる。
「…………う……ぅ……」
堪えきれなくなったように、結は嗚咽を漏らし、柊士の胸に顔を埋めた。子どもの頃、辛い時には、どちらともなくそうしていたように。
張り裂けそうなほど、胸が痛い。もう絶対に手放してはならないと、その痛みが訴えかけてくるようだった。
「…………結、行くな。今度こそ、ちゃんと、守るから……お前が苦しまないように、ちゃんと、するから…………だから…………」
喉から、引き絞られるような声しか出ない。
「…………頼む…………から…………」
柊士の服を掴む結の手に、まるで必死にしがみつくように力がこもる。自分も、結を抱く手に力を込めていた。
「……俺に…………俺達に……もう一度、お前を、守らせてくれよ……頼む…………」
どれほど、そうやっていたのだろう。
結が鼻をすすり、ようやく顔を上げた頃には、二人揃って酷い顔になっていた。
でも、結は、ずっと抱えて吐き出せなかったものを全て吐き出したような顔で、小さく笑った。
「柊士、もう大丈夫だから、放してよ」
結はトントンと優しく、柊士の背を叩く。
それでも、まだ、何処かに行ってしまわないか不安で、柊士はその手をどうしても放せなかった。
「……お前が、行かないって言うまで、放さない」
「子どもみたいなこと、言わないでよ。どっちにしても行かなきゃいけないんだから」
事情は理解している。頭では、いずれにせよ行かなければならない事だと分かっている。でも、どうしても、行かせたくない。
「…………なら、方法を考えよう。俺達だけじゃなくて、他の奴らも……人界の妖も妖界の妖も、全部使って、全員が無事で居られる方法を、考えよう」
「…………柊士……」
「……だから……」
行くな、とは、たぶん言えないのだろう。結にしか出来ないことを抱えていて、それを代わってやることはできない。方法はあっても、結自身が望んでいない。
それなら、せめて……
「……ちゃんと、戻ってくるって、約束してくれよ」
行かなければならないなら、せめて、ちゃんと無事に帰ってくるのだと、その確約が欲しい。
「もう、辛い思いも、苦しい思いもさせない。だから、何も捨てずに、ちゃんと、帰って来てくれよ……頼む……」
結は、少しの間、躊躇うような素振りを見せた。
嫌だと言われたら、どうすれば良いのだろうと、不安がよぎる。
「……結……」
心細さが表れるように、柊士の声が揺れた。
すると、もう一度、ポンポン、とゆっくり背を叩かれた。
「……方法があって、帰ってこられるなら、そうするよ」
結はそう言うと、ゆっくり柊士の顔を見上げる。
「じゃないと、寂しがり屋の泣き虫が、また泣いちゃうからね」
仕方がなさそうに、それでいていたずらっぽく、結が、以前見せていたような顔で笑った。
嬉しくて、それなのに胸が痛くて苦しくて、もう一度、結を抱える腕に力込めると、結はバランスを崩して、わっ、と声をあげて柊士にもたれかかった。
「……約束、だからな」
「……うん、約束、するよ」
「………………あのー…………」
そう声がかかったのは、それからしばらく。
「いつまで、そうされている、おつもりですか……」
戸の向こう、恨めしそうな目がこちらを覗き込んでいることに気づき、柊士と白月は、互いに顔を見合わせてから、ハッとしたように体を離した。
それとともに、サッと戸が開く。
入って来たのは、完全に拗ねたような顔をした翠雨。
タタタっと部屋の中を突っ切って来たかと思えば、敵意むき出しの顔で柊士と白月を引き剥がし、柊士を完全に無視して白月の前に座り込んだ。
それから、ギュッと白月を抱きしめる。対抗されているように感じたのは、たぶん気の所為では無いのだろう。
「か、カミちゃん!」
白月がパンパンと翠雨の背を叩く。
「何故、我らに頼ってくださらないのですか。しかも、何故、よりにもよって柊士様なのですかっ!?」
「はぁ!?」
慌てる白月と、嫉妬に目が眩んだ翠雨を、柊士は冷めた目で眺めた。
不意に、自分の腕にギュッとしがみつかれるような感覚がして見下ろす。すると栞が、同じような目で白月と翠雨の方をみてから、自分を見上げてニコリと笑った。不穏な空気を放っている気がするのは何故だろうか……
更に背後から、おずおずと、淕の声が聞こえてくる。
「……も、申し訳ありません……お止めしたのですが…………力及ばず…………」
白月にしがみつくあの様子では、ずっと見られていたのだろう。自分にしがみついている栞もまた。
柊士は、何とも言えない疲労感とともに、深い息を吐き出した。
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