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鬼界編
主様の怒り
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柊士がようやく落ち着くと、今度は父に抱きしめられる番だった。
「よく帰ってきたな、奏太。おかえり」
涙交じりの声でそう言われると、自分の居場所に戻って来たんだと実感する。
人じゃなくなって、人界を守る主様の眷属でもなくなった。広い三つの世界を守れだなんて壮大な事を言われて、ポツンと知らない世界に放り込まれたような気がしていた。
でも、やっぱり自分はこの人の子どもで、自分の居場所はここで、体は変わっても人間なんだと、父の態度がそう思わせてくれる。
……ずっとこのまま、元の通りに戻れば良いのに。
願っても、もう、叶わないことだけど。
「……ごめん、父さん」
小さく言うと、父はハッと体を離して俺の顔をまじまじと覗き込んだ。眉根がギュッと寄せられる。それに俺は、眉尻を下げて笑って見せた。
「話さなきゃならない事があるんだ。これからのこと」
「……なんだ? まさか、鬼界に行ったあとにも何か……」
父の表情が、硬く警戒したものに変わる。
しかし、二の句を告げようとしたその瞬間、
「奏太!!!」
と高い怒声が広間いっぱいに響いた。
「か……神様……?」
父が動揺したような声を出し、突然パッと現れた主様と俺を交互に見比べる。
当の主様は、憤怒の形相で周囲の動揺も無視して俺の前まで一直線に飛んできて、俺の胸に指を突き立てた。
「汝は、せっかく与えてやった妾の力を、どうしたのだ!? 力が途切れて心配してやっていたというのに、他の神の力に塗り替わっているではないか!!!」
まさか、順を追って父に説明しようとしたところで、主様に暴露されることになるとは思いもしなかった。
「ちょ、ちょっと、主様、落ち着いてください。後でちゃんと説明を……」
「後で、ではないわ、この不届き者! 今すぐ説明せよ!!」
眷属を得たと喜んでたみたいに見えたから、もしかしたら怒られるかなと思ってたけど、案の定だった。不可抗力だったけど、説明して納得してくれるか不安になる。
と思っていたら、朱が一歩前に出た。
「秩序の神を前にして、些か不敬ではございませんか? この方は、地上世界を守りし一柱の力を継ぐ御方。貴方様とは格を比べるべくもございません。御立場を弁えていただきたく存じます」
同行した人界の者たち以外が一気にざわりとした。
父の顔が真っ青になっているし、言われた主様は完全に怒りの形相だ。
あと、柊士とハクの目が怖くてそっちを見れない。
俺は目元に手を当てた。
「……朱、頼むから、ちょっと黙って」
「しかし、たかが土地神が、我が君に暴言を吐くのを黙って見ているわけには参りません。それに、貴方様も格下の神にへりくだる様な真似をしてはなりません」
言いたいことは分かった。けど、一つずつ丁寧に説明しようと思っていたものを、この場で一気にぶちまけられてしまっては、収拾をつけられるものも、つけられなくなる。
「いいから、一回、黙ってくれよ」
「しかし……」
「主様は俺の命を救ってくれたんだ。それに、そもそも半神にしてもらっていなかったら、御先祖様の力だって受け入れられなかったし、そうしたら世界は滅びてたかも知れない。それくらい、大きな恩があるんだ。俺の眷属だって言うなら、少し黙っててくれ」
いったん、場の整理が必要だ。この際、俺の立場がどうとか、そんなのはどうだっていい。
少し強めの口調で言うと、朱はスッと頭を下げて一歩引いた。
「……申し訳ございません」
俺は、ハアと深く息を吐き出す。それから、主様に向き合った。
「すみません。でも、そうしないと、この地を救う事が出来なかったんです。鬼界に闇が溢れて結界が崩れる寸前で、陰の子を消すには秩序の神の力がどうしても必要だったんです。だから、俺の体を器にするしかなくて……あの……ホント、すみません……」
「……妾の眷属を奪ったのは、秩序の神か」
主様は忌々しげに吐き捨てる。それから、俺をジロリと睨みつけた。
「この世を救うために秩序の神の力を取り込み、妾の力を上書きしたうえで、汝がそれになった、と?」
「……はい」
俺が小さく返事をすると、主様はチッと舌打ちをする。
「それで、闇はどうなった?」
「陰の子と闇の女神は消滅しました。けど、闇はまだ残ってます。そっちの処理は、引き続き俺がする予定です。あれが残ったままだと、人界の結界も弱いままになってしまうみたいなんで……」
朱の言うように、鬼界の土地に十分な陽の気が行き渡るように、深淵に呑まれた陽の泉や陽の山のような場所を取り戻さないとならない。そうじゃなければ、永遠に大岩様だけで、結界の維持と鬼界への陽の気の供給をし続けなくてはならない。
「あの、眷属ではなくなりましたけど、人界を守るために動かないとならないのは、あまり変わりませんし、俺にできることなら、何でもしますから。貴方には恩がありますし……」
俺が言うと、主様はフンと鼻を鳴らす。
「秩序の神が、人界に肩入れする、とでも?」
「いえ、あの、多分、バランスを崩す様なことは出来ないんですけど……」
陰と陽のバランスを崩して、陰に有利になるよう陰の子が地上に手出しをしすぎたのが、そもそもの騒動の発端だった。さすがに、それを繰返すわけにはいかない。
「だから、俺にできる範囲で、にはなるんですけど……人界の結界内の秩序を守る事も俺の仕事のはずなので、多分、主様と目的はそんなに変わらないと思います。結界を超えて侵略するようなことさえなければ。秩序の神の力は受け継ぎましたけど、陽の子の血も流れているので、そもそも、こっち寄りですし……」
チラと朱を見れば、コクと頷いたので、そんなに無茶なことは言っていないはずだ。
しかし主様は、未だ訝るように俺を見る。怒りは落ち着いたようだけど、納得した雰囲気はない。
「眷属ではないけど、貸しを作ったと思っておいてください。多分、秩序の神の力があるからこそ、力になれる事もあると思いますし。協力は惜しみませんから」
「……ほう。秩序の神に貸し、か」
ボソリと主様が呟いた。グラリとくるものがあったようだ。
「汝が眷属として補強するはずだった、陰の子の眷属の封印はどうする?」
「それは、俺の仕事として監視と補強をします」
「結界の綻びは?」
「日向の仕事ですけど、それも、俺の仕事のうちです」
「人界で鬼が暴れたらどうする?」
……ええと、その場合、俺が手出しするのはありなのだろうか……?
朱を見ると、朱は小さく諦め混じりの溜息をついた。
「命は奪えませんが、捕らえて鬼界に送り返せばよいでしょう。虚鬼ならば、処分しても問題ございません。陰陽それぞれの世界の均衡と秩序を守るため、であれば、秩序の神の義務の範囲内です」
それであれば、主様が眷属に望んでいた仕事は、だいたいカバーリングできそうだ。
主様も、ようやく納得したように頷いた。
「……いいだろう。妾に大きな借りがあることを忘れるな。それから、これから先も、主様と呼んで敬え。それが条件だ」
「もちろん!」
「我が君!!」
そんなことならいくらでも、と二つ返事をしたら、朱に怒鳴られた。
でも、そんな事で良いなら、主様の望む通りにすれば良い。それだけの大恩があるのだから。
「おい、日向の小僧、新たな社だけは作っておけ。返済の一部だ。今後の取り立てに必要故な」
主様は、ビシッと柊士に向かって指差した。
当の柊士は、頭が痛そうにこめかみを押さえ、眉根にこれでもかというくらいに皺を寄せていた。
「奏太、約束だからな。妾の貸し、忘れるなよ」
「わかりました」
俺が答えると、主様はフンともう一度鼻を鳴らして消えていった。
ほっと息を吐き出す間もなく、今度はドシドシと床を怒り任せに踏み鳴らす音が聞こえた。
「どうやら、説明が必要なようだな、奏太」
「まさか、私にまで隠し事をしてるだなんて思わなかったよ、奏太」
「……え……えぇっと……」
さっきまで抱き合って泣いていたはずの従兄姉二人に凄まれて、口ごもる。答えられずにいると、ふっとその視線がそれぞれの配下に向いた。
「淕、お前、奏太に同行していたはずだな?」
「蒼穹、奏太について行ってたよね?」
二人の視線が、困ったようにこちらを向く。こうなったら、もう、どうしようもない。
俺は、追い詰められた犯罪者よろしく、小さく両手をあげた。
「ちゃんと、俺から説明するよ」
「よく帰ってきたな、奏太。おかえり」
涙交じりの声でそう言われると、自分の居場所に戻って来たんだと実感する。
人じゃなくなって、人界を守る主様の眷属でもなくなった。広い三つの世界を守れだなんて壮大な事を言われて、ポツンと知らない世界に放り込まれたような気がしていた。
でも、やっぱり自分はこの人の子どもで、自分の居場所はここで、体は変わっても人間なんだと、父の態度がそう思わせてくれる。
……ずっとこのまま、元の通りに戻れば良いのに。
願っても、もう、叶わないことだけど。
「……ごめん、父さん」
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「……なんだ? まさか、鬼界に行ったあとにも何か……」
父の表情が、硬く警戒したものに変わる。
しかし、二の句を告げようとしたその瞬間、
「奏太!!!」
と高い怒声が広間いっぱいに響いた。
「か……神様……?」
父が動揺したような声を出し、突然パッと現れた主様と俺を交互に見比べる。
当の主様は、憤怒の形相で周囲の動揺も無視して俺の前まで一直線に飛んできて、俺の胸に指を突き立てた。
「汝は、せっかく与えてやった妾の力を、どうしたのだ!? 力が途切れて心配してやっていたというのに、他の神の力に塗り替わっているではないか!!!」
まさか、順を追って父に説明しようとしたところで、主様に暴露されることになるとは思いもしなかった。
「ちょ、ちょっと、主様、落ち着いてください。後でちゃんと説明を……」
「後で、ではないわ、この不届き者! 今すぐ説明せよ!!」
眷属を得たと喜んでたみたいに見えたから、もしかしたら怒られるかなと思ってたけど、案の定だった。不可抗力だったけど、説明して納得してくれるか不安になる。
と思っていたら、朱が一歩前に出た。
「秩序の神を前にして、些か不敬ではございませんか? この方は、地上世界を守りし一柱の力を継ぐ御方。貴方様とは格を比べるべくもございません。御立場を弁えていただきたく存じます」
同行した人界の者たち以外が一気にざわりとした。
父の顔が真っ青になっているし、言われた主様は完全に怒りの形相だ。
あと、柊士とハクの目が怖くてそっちを見れない。
俺は目元に手を当てた。
「……朱、頼むから、ちょっと黙って」
「しかし、たかが土地神が、我が君に暴言を吐くのを黙って見ているわけには参りません。それに、貴方様も格下の神にへりくだる様な真似をしてはなりません」
言いたいことは分かった。けど、一つずつ丁寧に説明しようと思っていたものを、この場で一気にぶちまけられてしまっては、収拾をつけられるものも、つけられなくなる。
「いいから、一回、黙ってくれよ」
「しかし……」
「主様は俺の命を救ってくれたんだ。それに、そもそも半神にしてもらっていなかったら、御先祖様の力だって受け入れられなかったし、そうしたら世界は滅びてたかも知れない。それくらい、大きな恩があるんだ。俺の眷属だって言うなら、少し黙っててくれ」
いったん、場の整理が必要だ。この際、俺の立場がどうとか、そんなのはどうだっていい。
少し強めの口調で言うと、朱はスッと頭を下げて一歩引いた。
「……申し訳ございません」
俺は、ハアと深く息を吐き出す。それから、主様に向き合った。
「すみません。でも、そうしないと、この地を救う事が出来なかったんです。鬼界に闇が溢れて結界が崩れる寸前で、陰の子を消すには秩序の神の力がどうしても必要だったんです。だから、俺の体を器にするしかなくて……あの……ホント、すみません……」
「……妾の眷属を奪ったのは、秩序の神か」
主様は忌々しげに吐き捨てる。それから、俺をジロリと睨みつけた。
「この世を救うために秩序の神の力を取り込み、妾の力を上書きしたうえで、汝がそれになった、と?」
「……はい」
俺が小さく返事をすると、主様はチッと舌打ちをする。
「それで、闇はどうなった?」
「陰の子と闇の女神は消滅しました。けど、闇はまだ残ってます。そっちの処理は、引き続き俺がする予定です。あれが残ったままだと、人界の結界も弱いままになってしまうみたいなんで……」
朱の言うように、鬼界の土地に十分な陽の気が行き渡るように、深淵に呑まれた陽の泉や陽の山のような場所を取り戻さないとならない。そうじゃなければ、永遠に大岩様だけで、結界の維持と鬼界への陽の気の供給をし続けなくてはならない。
「あの、眷属ではなくなりましたけど、人界を守るために動かないとならないのは、あまり変わりませんし、俺にできることなら、何でもしますから。貴方には恩がありますし……」
俺が言うと、主様はフンと鼻を鳴らす。
「秩序の神が、人界に肩入れする、とでも?」
「いえ、あの、多分、バランスを崩す様なことは出来ないんですけど……」
陰と陽のバランスを崩して、陰に有利になるよう陰の子が地上に手出しをしすぎたのが、そもそもの騒動の発端だった。さすがに、それを繰返すわけにはいかない。
「だから、俺にできる範囲で、にはなるんですけど……人界の結界内の秩序を守る事も俺の仕事のはずなので、多分、主様と目的はそんなに変わらないと思います。結界を超えて侵略するようなことさえなければ。秩序の神の力は受け継ぎましたけど、陽の子の血も流れているので、そもそも、こっち寄りですし……」
チラと朱を見れば、コクと頷いたので、そんなに無茶なことは言っていないはずだ。
しかし主様は、未だ訝るように俺を見る。怒りは落ち着いたようだけど、納得した雰囲気はない。
「眷属ではないけど、貸しを作ったと思っておいてください。多分、秩序の神の力があるからこそ、力になれる事もあると思いますし。協力は惜しみませんから」
「……ほう。秩序の神に貸し、か」
ボソリと主様が呟いた。グラリとくるものがあったようだ。
「汝が眷属として補強するはずだった、陰の子の眷属の封印はどうする?」
「それは、俺の仕事として監視と補強をします」
「結界の綻びは?」
「日向の仕事ですけど、それも、俺の仕事のうちです」
「人界で鬼が暴れたらどうする?」
……ええと、その場合、俺が手出しするのはありなのだろうか……?
朱を見ると、朱は小さく諦め混じりの溜息をついた。
「命は奪えませんが、捕らえて鬼界に送り返せばよいでしょう。虚鬼ならば、処分しても問題ございません。陰陽それぞれの世界の均衡と秩序を守るため、であれば、秩序の神の義務の範囲内です」
それであれば、主様が眷属に望んでいた仕事は、だいたいカバーリングできそうだ。
主様も、ようやく納得したように頷いた。
「……いいだろう。妾に大きな借りがあることを忘れるな。それから、これから先も、主様と呼んで敬え。それが条件だ」
「もちろん!」
「我が君!!」
そんなことならいくらでも、と二つ返事をしたら、朱に怒鳴られた。
でも、そんな事で良いなら、主様の望む通りにすれば良い。それだけの大恩があるのだから。
「おい、日向の小僧、新たな社だけは作っておけ。返済の一部だ。今後の取り立てに必要故な」
主様は、ビシッと柊士に向かって指差した。
当の柊士は、頭が痛そうにこめかみを押さえ、眉根にこれでもかというくらいに皺を寄せていた。
「奏太、約束だからな。妾の貸し、忘れるなよ」
「わかりました」
俺が答えると、主様はフンともう一度鼻を鳴らして消えていった。
ほっと息を吐き出す間もなく、今度はドシドシと床を怒り任せに踏み鳴らす音が聞こえた。
「どうやら、説明が必要なようだな、奏太」
「まさか、私にまで隠し事をしてるだなんて思わなかったよ、奏太」
「……え……えぇっと……」
さっきまで抱き合って泣いていたはずの従兄姉二人に凄まれて、口ごもる。答えられずにいると、ふっとその視線がそれぞれの配下に向いた。
「淕、お前、奏太に同行していたはずだな?」
「蒼穹、奏太について行ってたよね?」
二人の視線が、困ったようにこちらを向く。こうなったら、もう、どうしようもない。
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「ちゃんと、俺から説明するよ」
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