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鬼界編
事情の説明
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結局、父や伯父さん達も集まる中、鬼界に行ってからの流れを一から説明していくことになった。
俺からの視点、ハクからの視点、それぞれで。俺が言いたくなかったことは、きっちりハクから説明され、ハクにも分からないところは淕が補足する、それでも分からないところは、柊士に睨まれた浅沙達が話す、というように、隠し立て一切無用の中で話はぐんぐん進んでいく。
俺にしか話せないのは、頭の中でした御先祖様とのやり取りと、陰の子の腹の中で起こったことくらいだ。
「それで、お前の体が秩序の神の器になって、土地神の力が塗り替わったことで眷属から外れたってことか」
柊士は疲れ果てたように深々と息を吐いた。
「さっき、義務がどうのって話をしてたでしょ? それは?」
「秩序の神の力を得る代わりに、義務も引き継がれたんだ。人界、妖界、鬼界の秩序と均衡、安寧を保つ事。人界でやってた守り手の仕事の拡大版って理解した」
「お前一人で、三世界の、か?」
ハクの問に答えたら、柊士が目元に手を当てて項垂れてしまった。その通りだけど、そうとは返事をしにくい。
「まあ、一人でって言うけど眷属もいるし、陰の子が消えた事で鬼界側から結界が弱まることは減るし、あっちの陽の気が土地に満たされたら人界の結界石も機能すると思うから……」
人界の結界が弱くなってポコポコ穴が空いていたのは、闇のせいで鬼界の土地の陽の気が乏しくなって大岩様から引き出される量が増えたせいだ。あっちが解決すれば、人界の結界も強固になるはず。面倒事はその分、きっと減っていく。
「あと、言いにくいんだけど……人界と妖界は、柊ちゃんとハクにも協力してもらえると……ありがたいんだけど……」
「それは、もともとこっちの仕事だから良いんだけど、それでも奏太の負担が大きすぎない? 妖界から武官を何人か派遣しようか? 奏太の下で動けるように」
「……状況によってはお願いするかも。でも、俺も何をしなきゃいけないのか、あんまり分かってないんだ」
そう言いながら朱を見ると、朱は小さく首を横に振った。
「何が起こるか、どのような対応が必要かは、その時々によって異なります。今までは、陰の御子様を抑えるのにほとんどの力を費やしていましたし……。ただ、マソホのような弱い繋がりの眷属ならまだしも、奏太様と繋がりの強い眷属も、奏太様御自身も、地上の理に直接関与出来ません。地上が荒れた時に、直に動ける者を御用意いただけるのは、何かと奏太様の助けになるでしょう」
「マソホっていうのは?」
柊士の視線が痛い。
「……えぇっと~……人界でしばらく囚えてた赤い目の鬼が……俺の眷属になりまして……」
「はぁ?! お前な、鬼を眷属になんて……」
「だ、大丈夫だよ! 俺に危害は加えられないし、鬼界から出すつもり無いから! ちゃんと管理するし!」
慌てて言うと、柊士はさらに眉を顰める。
「お前、また鬼界に戻るつもりか?」
「……三世界の秩序を守るのが俺の仕事だから、仕方ないっていうか……それに、鬼界を安定させる為には残った深淵も祓わないと」
「朱さんが深淵を祓えばってさっき言ってたのは、そういう事ね……」
ハクも、疲れたように天井を仰いでしまった。
「奏太、お前、せっかく帰ってきたのに、また……」
父が不安気にこちらを見る。
「えぇっと……自分の力で鬼界と人界を行き来できるようになったっぽいから、頻繁に行き来はするかも知れないけど、ちゃんと帰ってくるから……危なくなれば逃げてくるし」
「この方のことは、我らが責任を持って御守りします。何者にも一切手出しはさせません」
朱が空気を読んで請け合ってくれた。
「……まあ、朱さんは、たった一人で人妖界の武官達が数人がかりで張った結界を破壊できるくらいだから、強さは折り紙付きだけど……」
ハクが言う通り、鬼界へ同行した者たちは、朱の強さを目の当たりにしている。周囲を見れば、神妙に頷いている者が多い。
「一応、大きな脅威は去ったし、後始末をしてくるだけだから、そんなに大変じゃないと思う。陽の気も強くなってるから……その……」
「……もう良い。わかった」
柊士は頭痛を抑えるように、こめかみに手を当ててボソッと言った。
「すみません」
反射的に謝ると、柊士は俺に胡乱な目を向けたあと、もう一度、深い溜息をつく。
「受けてしまったものを今更どうにかできるわけでもないし、ひとまず、今後のことは別で考える。俺ももう少し状況の整理がしたいし、お前らはもう休め」
柊士はそう言うと、パッと手を振った。
「奏太は尾定さんの治療を受けてから、日が暮れる前に叔父さんと帰宅。鬼界に行った武官は交代でしばらく休暇。奏太の護衛役もだ。代わりに奏太には、夜になったら別の護衛を派遣する。栞は、妖界の者たちの案内を頼む」
柊士はさっさと周囲の者たちに指示を出す。それぞれが動き始めたところで、ピタリと亘に視線を止めた。
「亘、お前の身柄は拘束させてもらうぞ」
柊士がクイッと指を動かせば、後ろの方に控えていた武官数名が動き出す。それに俺はギョッと目を見開いた。
「はぁ? ちょ、ちょっと待った! 拘束って……」
「守り手の腹を裂いた殺害未遂に、連れ去り未遂、妖界の帝がいる場での術の行使。これだけ重ねて、咎め無しってわけにはいかない。裁きを受けてもらう必要がある」
「……裁きって……」
柊士の声音は厳しいものだ。当主として、有無を言わせない物言い。
『守り手様を明確な意思を持って害した者は、妖でも極刑ですよ。未遂であったとしても、です』
以前、どこかで巽が言った言葉が思い出される。
……極刑?
心の中で繰り返した瞬間、ざわりと背筋が震えた。全身が粟立つ。
「ま、待ってよ、柊ちゃん! あれは、亘の意思じゃない。闇の女神に操られてて……」
「様子がおかしかった事は分かってる。けど、証明できるものがない。闇に関しては、主であるお前の証言だけだ」
「で、でも、体の中の陰の気なら、ハクだって……」
俺は、バッとハクを振り返る。しかし、視線を向けた先でハクは静かに首を横に振った。
「残念だけど、私は、奏太が闇を祓ったあとの状態しか見てないよ。闇に支配されていた時には触れてないから」
「……そんな……」
「落ち着け、奏太。すぐに裁きの結果がでるわけじゃない」
「けど……」
亘に目を向ければ、仕方がなさそうな顔で笑う。戸惑う様子も抵抗するような様子もない。
「亘、お前、わかってて……」
「罪の償いは人界で、貴方もそう仰っていたのでしょう? 大丈夫です。御約束を違えるつもりはありませんから。私のことは御心配なく」
亘はそう言うと、ニコリと俺に笑って見せてから、くるりと背を向けた。武官達に囲まれ、扉に向かって歩みを進める。
「待て、亘!」
「奏太」
柊士に咎められ、残った人界の武官達が俺を止めるように立ちはだかる。更に、柊士にグッと腕を掴まれた。
「亘!」
広間を出ていく亘の背を見て、俺はギリッと奥歯を噛み締めた。
「柊ちゃん、どうすれば良い? どうすれば、あいつを助けられる?」
しかし、柊士は俺の問いには答えない。
「ひとまず、お前はゆっくり休め。話を聞く限り、寝てないだろ。那槻、この家にいる間はお前が奏太につけ」
「はい」
「待ってよ、休んでなんて、いられるわけないだろ!?」
俺の腕を放そうとする柊士の手を、俺はガシッと掴みかえした。このまま、有耶無耶にされて移動させられてたまるか。
ギュウと力いっぱい腕を握ると、柊士から小さく息を吐き出す声が聞こえてきた。
「気づいてないかも知れないけど、顔色が悪い。お前のことだ、随分無理したんだろ。今日の明日で亘が刑に処されることはない。体を休めることが最優先だ。せっかく帰ってきたのに、お前が倒れたら元も子もない。あいつのことは、こっちに任せろ」
柊士の目には、心配の色が浮かんでいる。
返す言葉が見つからず、どうすべきかと口を開けたままでいると、ポンと頭に軽く手を乗せられた。まるで、小さな子どもに言い聞かせるように。
「いいな、奏太。今は、ちゃんと休め」
俺を心配し、自分に任せろとまで言う従兄に結局何も言えないまま、俺は視線を下げるしか出来なかった。
俺からの視点、ハクからの視点、それぞれで。俺が言いたくなかったことは、きっちりハクから説明され、ハクにも分からないところは淕が補足する、それでも分からないところは、柊士に睨まれた浅沙達が話す、というように、隠し立て一切無用の中で話はぐんぐん進んでいく。
俺にしか話せないのは、頭の中でした御先祖様とのやり取りと、陰の子の腹の中で起こったことくらいだ。
「それで、お前の体が秩序の神の器になって、土地神の力が塗り替わったことで眷属から外れたってことか」
柊士は疲れ果てたように深々と息を吐いた。
「さっき、義務がどうのって話をしてたでしょ? それは?」
「秩序の神の力を得る代わりに、義務も引き継がれたんだ。人界、妖界、鬼界の秩序と均衡、安寧を保つ事。人界でやってた守り手の仕事の拡大版って理解した」
「お前一人で、三世界の、か?」
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「まあ、一人でって言うけど眷属もいるし、陰の子が消えた事で鬼界側から結界が弱まることは減るし、あっちの陽の気が土地に満たされたら人界の結界石も機能すると思うから……」
人界の結界が弱くなってポコポコ穴が空いていたのは、闇のせいで鬼界の土地の陽の気が乏しくなって大岩様から引き出される量が増えたせいだ。あっちが解決すれば、人界の結界も強固になるはず。面倒事はその分、きっと減っていく。
「あと、言いにくいんだけど……人界と妖界は、柊ちゃんとハクにも協力してもらえると……ありがたいんだけど……」
「それは、もともとこっちの仕事だから良いんだけど、それでも奏太の負担が大きすぎない? 妖界から武官を何人か派遣しようか? 奏太の下で動けるように」
「……状況によってはお願いするかも。でも、俺も何をしなきゃいけないのか、あんまり分かってないんだ」
そう言いながら朱を見ると、朱は小さく首を横に振った。
「何が起こるか、どのような対応が必要かは、その時々によって異なります。今までは、陰の御子様を抑えるのにほとんどの力を費やしていましたし……。ただ、マソホのような弱い繋がりの眷属ならまだしも、奏太様と繋がりの強い眷属も、奏太様御自身も、地上の理に直接関与出来ません。地上が荒れた時に、直に動ける者を御用意いただけるのは、何かと奏太様の助けになるでしょう」
「マソホっていうのは?」
柊士の視線が痛い。
「……えぇっと~……人界でしばらく囚えてた赤い目の鬼が……俺の眷属になりまして……」
「はぁ?! お前な、鬼を眷属になんて……」
「だ、大丈夫だよ! 俺に危害は加えられないし、鬼界から出すつもり無いから! ちゃんと管理するし!」
慌てて言うと、柊士はさらに眉を顰める。
「お前、また鬼界に戻るつもりか?」
「……三世界の秩序を守るのが俺の仕事だから、仕方ないっていうか……それに、鬼界を安定させる為には残った深淵も祓わないと」
「朱さんが深淵を祓えばってさっき言ってたのは、そういう事ね……」
ハクも、疲れたように天井を仰いでしまった。
「奏太、お前、せっかく帰ってきたのに、また……」
父が不安気にこちらを見る。
「えぇっと……自分の力で鬼界と人界を行き来できるようになったっぽいから、頻繁に行き来はするかも知れないけど、ちゃんと帰ってくるから……危なくなれば逃げてくるし」
「この方のことは、我らが責任を持って御守りします。何者にも一切手出しはさせません」
朱が空気を読んで請け合ってくれた。
「……まあ、朱さんは、たった一人で人妖界の武官達が数人がかりで張った結界を破壊できるくらいだから、強さは折り紙付きだけど……」
ハクが言う通り、鬼界へ同行した者たちは、朱の強さを目の当たりにしている。周囲を見れば、神妙に頷いている者が多い。
「一応、大きな脅威は去ったし、後始末をしてくるだけだから、そんなに大変じゃないと思う。陽の気も強くなってるから……その……」
「……もう良い。わかった」
柊士は頭痛を抑えるように、こめかみに手を当ててボソッと言った。
「すみません」
反射的に謝ると、柊士は俺に胡乱な目を向けたあと、もう一度、深い溜息をつく。
「受けてしまったものを今更どうにかできるわけでもないし、ひとまず、今後のことは別で考える。俺ももう少し状況の整理がしたいし、お前らはもう休め」
柊士はそう言うと、パッと手を振った。
「奏太は尾定さんの治療を受けてから、日が暮れる前に叔父さんと帰宅。鬼界に行った武官は交代でしばらく休暇。奏太の護衛役もだ。代わりに奏太には、夜になったら別の護衛を派遣する。栞は、妖界の者たちの案内を頼む」
柊士はさっさと周囲の者たちに指示を出す。それぞれが動き始めたところで、ピタリと亘に視線を止めた。
「亘、お前の身柄は拘束させてもらうぞ」
柊士がクイッと指を動かせば、後ろの方に控えていた武官数名が動き出す。それに俺はギョッと目を見開いた。
「はぁ? ちょ、ちょっと待った! 拘束って……」
「守り手の腹を裂いた殺害未遂に、連れ去り未遂、妖界の帝がいる場での術の行使。これだけ重ねて、咎め無しってわけにはいかない。裁きを受けてもらう必要がある」
「……裁きって……」
柊士の声音は厳しいものだ。当主として、有無を言わせない物言い。
『守り手様を明確な意思を持って害した者は、妖でも極刑ですよ。未遂であったとしても、です』
以前、どこかで巽が言った言葉が思い出される。
……極刑?
心の中で繰り返した瞬間、ざわりと背筋が震えた。全身が粟立つ。
「ま、待ってよ、柊ちゃん! あれは、亘の意思じゃない。闇の女神に操られてて……」
「様子がおかしかった事は分かってる。けど、証明できるものがない。闇に関しては、主であるお前の証言だけだ」
「で、でも、体の中の陰の気なら、ハクだって……」
俺は、バッとハクを振り返る。しかし、視線を向けた先でハクは静かに首を横に振った。
「残念だけど、私は、奏太が闇を祓ったあとの状態しか見てないよ。闇に支配されていた時には触れてないから」
「……そんな……」
「落ち着け、奏太。すぐに裁きの結果がでるわけじゃない」
「けど……」
亘に目を向ければ、仕方がなさそうな顔で笑う。戸惑う様子も抵抗するような様子もない。
「亘、お前、わかってて……」
「罪の償いは人界で、貴方もそう仰っていたのでしょう? 大丈夫です。御約束を違えるつもりはありませんから。私のことは御心配なく」
亘はそう言うと、ニコリと俺に笑って見せてから、くるりと背を向けた。武官達に囲まれ、扉に向かって歩みを進める。
「待て、亘!」
「奏太」
柊士に咎められ、残った人界の武官達が俺を止めるように立ちはだかる。更に、柊士にグッと腕を掴まれた。
「亘!」
広間を出ていく亘の背を見て、俺はギリッと奥歯を噛み締めた。
「柊ちゃん、どうすれば良い? どうすれば、あいつを助けられる?」
しかし、柊士は俺の問いには答えない。
「ひとまず、お前はゆっくり休め。話を聞く限り、寝てないだろ。那槻、この家にいる間はお前が奏太につけ」
「はい」
「待ってよ、休んでなんて、いられるわけないだろ!?」
俺の腕を放そうとする柊士の手を、俺はガシッと掴みかえした。このまま、有耶無耶にされて移動させられてたまるか。
ギュウと力いっぱい腕を握ると、柊士から小さく息を吐き出す声が聞こえてきた。
「気づいてないかも知れないけど、顔色が悪い。お前のことだ、随分無理したんだろ。今日の明日で亘が刑に処されることはない。体を休めることが最優先だ。せっかく帰ってきたのに、お前が倒れたら元も子もない。あいつのことは、こっちに任せろ」
柊士の目には、心配の色が浮かんでいる。
返す言葉が見つからず、どうすべきかと口を開けたままでいると、ポンと頭に軽く手を乗せられた。まるで、小さな子どもに言い聞かせるように。
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