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妖界編
亘の誘い①
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今日も泊まっていくと言い出した潤也と聡と三人で夕飯にカレーを作らされ、さらに、風呂に入り、さっさと寝ろと部屋に追い立てられる。
荷物は廊下に置かれたままだ。
これを置き去りにしたまま、妖界に行くとは考えにくい。
どこに行っているのかは知らないが、柊士はまだ人界にいるのだろう。
本当は、階下で待ち伏せし見張っておきたいところなのだが、そんな事をしても、どうせ直ぐに部屋に戻されるだけだ。
ジリジリした思いで階下の様子を窺っていると、夜更け過ぎになってようやく柊士は帰ってきた。
潤也と聡は昨日いつまで起きていて今日何時に起きたのかはわからないが、電気を消したら直ぐに寝てしまった。
買い物であちこち行って疲れていたのもあるのだろう。
俺は昼過ぎまで寝ていたせいだろうが、なかなか寝付けず、階下から僅かに聞こえるカチャカチャという食器の音と、くぐもった父と柊士の声を聞いていた。
今日はもう行かないのだろうか。
俺は階下の音に聞き耳を立てながら、僅かに開いたカーテンの隙間から、暗い夜空を眺めていた。
知らないうちに眠ってしまっていたのだろう。
ガチャガチャっという音に、ハッと目を覚ました。
外はまだ暗いままだ。潤也と聡も寝ている。
それに、階下からの物音は消えていた。
ただ一方で、何だか嫌な予感がした。
ガバッと布団を剥いで静かに部屋の扉を開ける。トトっと階段を降りると、そこに積み上げていたはず荷物はすっかり無くなっていた。
まさか、とそのまま玄関から外に出る。
そこには、庭に向かって一人空を見上げる父がいた。
父の視線を負うと、闇夜の僅かな明かりの中で山向うに飛んでいく鳥の群れの影が見える。
何も知らなければ、この時間に珍しいことではあるが、鳥が連れ立って何処かに飛んでいっただけだと思っただろう。
でも、この状況を考えれば、そうでないことは自ずとわかる。
妖界へ旅立って行った一団は、みるみるうちに、闇夜にその姿を消していった。
父は俺が来たことに気づくと、ポンと一度、肩を叩く。
「家の中に入れ。奏太。」
その静かな声に、俺はギリっと奥歯を噛んだ。
もう、着いて行きようが無いからだろう。父はそれ以上は何も言わずに、そのまま家の中へ戻っていった。
……結局、置いていかれた。
悔しいやら情けないやらで、俺はその場にただただ立ち尽くし、鳥の大群が飛んでいった方角を見つめた。
どれ位そこに居ただろう。その場にストンと座りこみ、気持ちが落ち着くまでの間、ぼーっと空を眺めていた。でも、次第に何だか虚しい気分になり、ようやくトボトボと家の中に戻る。
それでも、部屋に戻ったところで寝付けるわけがなかった。
複雑な気持ちでベッドの上に座り込み、寝る前と同様に、カーテンの隙間から窓の外を眺める。
そうやって、無駄に時間を消費していたのだが、しばらくして、不意に、コツンと部屋の窓が鳴らされた。
前回、同じ様な音が聞こえた時には、外に遼がいた。
本当は、もう少し慎重になるべきなのだろう。
でも今は、置いていかれた虚しさが勝ってしまっている。
もうどうにでもなれ、という思いで窓に近づき、カーテンをシャッと開け放った。
しかし、そこにいたのは、汐でも遼でもなく、人の姿に羽を生やした亘だった。
「……亘?」
窓を開けてそう言うと、亘はシィっと自分の口元に人差し指を押し当てる。
俺は、寝ている潤也と聡を振り返りながら声を潜めた。
「何でいるの? 柊ちゃん達と行ったんじゃ……」
「こっちの守りも必要ですから、全てがあちらに行ったわけではありません。ただ、私は希望したにも関わらず、置いていかれたのです。傷が治りきっていないからと。」
……置いていかれた俺が言うのも何だが、あれ程の怪我を負わされたのだ。それに関しては、賢明な判断だったと思う。
しかし、亘は眉間にしわを寄せる。
「……柊士様のお話を伺ってなお、じっとしていろなどと言われるとは思いませんでした。
これ以上、あの方が不幸になっていくのを、黙って見過ごすことなどできるわけがありません。
あの方への贖罪などというつもりはありません。 ただせめて、今度こそこの手でお救いすることが叶うならと……」
亘はそこまで言うと言葉を切る。
思い詰めたように徐々に視線を下げていくその様子に、
「……亘。」
と思わず名を呼ぶと、亘はハッとしたように顔を上げて、ニコリと笑って見せた。
「いえ。そもそも、結様をお慕いする気持ちは、妖界の者になど負けていませんからね。私が行かずにどうします。」
「……でも、怪我が酷いんだろ。向こうに行っても十分に戦えないんじゃ……」
そういうと、亘は片眉を上げてわざと嘲るような声を出した。
「おや。子どもだからという理由で置いていかれた奏太様から、そのような事を言われるとは思いませんでした。せっかくお誘いに来たのに、余計な事でしたか。」
「……誘い?」
眉を顰めると、亘はフフンと笑う。
「怪我が酷いとは言いますが、飛べぬ程ではありません。尾定殿から手当を受け、だいぶ回復もしています。ですから、許可はされていませんが、勝手に妖界へついて行ってやろうかと思ったのです。」
「……勝手に……?」
唖然としてそう繰り返す。しかし、亘はお構いなしだ。
「奏太様も男子ですからね。悔しかろうと思い、お声がけに来たのです。ですが、どうやら不要だったようですね。」
「……いや、そういうわけじゃないけど……でも、そんな事をして、亘は大丈夫なの?」
よくわからないけど、人界の妖だって、粟路を頂点に何らかの命令系統に従って秩序立って動いているのだろう。
それを無視して行動するのだから、命令違反の咎めくらい受けるだろう。
そう思っていると、亘は小さく首を傾げる。
「まあ、大丈夫ではないのでしょうが、ここで動かず、いつ動くのです。何らかの処分など覚悟の上です。結様を救う戦いに参加しないなど、私の信念にもとります。」
亘はキッパリとそう言い切る。
それから、俺に向かってニッと笑顔を浮かべた。
「どうです? こちらの気持ちを理解しようともせず、勝手ばかり言う大人たちを見返してやりたいと思いませんか?
ギャフンと言わせてやりたいと思いませんか?
私は言わせてやりたいですね。粟路様の決定など、糞食らえです。」
二百年も生きているくせに、子どものような亘の言い草に、思わず、ハハっと笑いが溢れた。
「なんだよ、それ。」
すると、俺の声に反応したのか、潤也が、うぅん、と声をだす。
慌てて自分の口を塞ぐと、亘にジロっと睨まれた。
「もちろん、最初の大君の血筋を途絶えさせるわけには行きませんから、共に行くと仰るなら、私の言うことには絶対に従って頂かなくてはなりません。癪でしょうが、柊士様の言うことにも従う必要があるでしょう。」
「それだと、着いて早々に帰れって言われそうな気がするけど。」
「そう言われたら、そこだけは無視しましょう。私も帰るつもりはありませんし。
ただ、あまりに危険と判断したときには、その限りではありません。いいですか?」
「わかった。」
俺はコクンと頷く。
「それから、無事に戻った暁には、御父上にまたこっ酷く叱られると思います。そこは私と同様、咎めを受ける覚悟を決めていただかなくてはなりません。それでも行きますか?」
「行くに決まってるだろ。」
俺がそう力強く返事をすると、亘はニコリと笑った。
「では、共に参りましょう。一度庭に降ります。覚悟が決まったら、外へ。」
俺はそれに頷くと、こっそり階下に降りて靴を履いた。
亘と同様、今の俺にも、行かないという選択肢はない。覚悟なんてとっくに決まってる。
庭に出ると、亘は大きな鷲の姿に変わって待っていた。俺がいつものように亘の背に乗ると、亘は満足そうに頷く。
そうして庭を飛び立ったその時だった。
「奏太!」
という声が背後に響いてきた。
ふと見ると、俺の部屋の窓から身を乗り出すように潤也が叫んているのが目に入った。それを、聡が落ちないように引き止めている。
「バカ! お前、ふざけんなよ!」
という怒声が追ってくる。
「いいんですか? お友達は。」
と亘に静かに問われたが、今の俺に迷いはない。
「帰ったらちゃんと謝る。アイツらにも、父さんにも母さんにも。」
俺は友人二人を振り返るのを止め、前をじっと見据えてそう答えた。
荷物は廊下に置かれたままだ。
これを置き去りにしたまま、妖界に行くとは考えにくい。
どこに行っているのかは知らないが、柊士はまだ人界にいるのだろう。
本当は、階下で待ち伏せし見張っておきたいところなのだが、そんな事をしても、どうせ直ぐに部屋に戻されるだけだ。
ジリジリした思いで階下の様子を窺っていると、夜更け過ぎになってようやく柊士は帰ってきた。
潤也と聡は昨日いつまで起きていて今日何時に起きたのかはわからないが、電気を消したら直ぐに寝てしまった。
買い物であちこち行って疲れていたのもあるのだろう。
俺は昼過ぎまで寝ていたせいだろうが、なかなか寝付けず、階下から僅かに聞こえるカチャカチャという食器の音と、くぐもった父と柊士の声を聞いていた。
今日はもう行かないのだろうか。
俺は階下の音に聞き耳を立てながら、僅かに開いたカーテンの隙間から、暗い夜空を眺めていた。
知らないうちに眠ってしまっていたのだろう。
ガチャガチャっという音に、ハッと目を覚ました。
外はまだ暗いままだ。潤也と聡も寝ている。
それに、階下からの物音は消えていた。
ただ一方で、何だか嫌な予感がした。
ガバッと布団を剥いで静かに部屋の扉を開ける。トトっと階段を降りると、そこに積み上げていたはず荷物はすっかり無くなっていた。
まさか、とそのまま玄関から外に出る。
そこには、庭に向かって一人空を見上げる父がいた。
父の視線を負うと、闇夜の僅かな明かりの中で山向うに飛んでいく鳥の群れの影が見える。
何も知らなければ、この時間に珍しいことではあるが、鳥が連れ立って何処かに飛んでいっただけだと思っただろう。
でも、この状況を考えれば、そうでないことは自ずとわかる。
妖界へ旅立って行った一団は、みるみるうちに、闇夜にその姿を消していった。
父は俺が来たことに気づくと、ポンと一度、肩を叩く。
「家の中に入れ。奏太。」
その静かな声に、俺はギリっと奥歯を噛んだ。
もう、着いて行きようが無いからだろう。父はそれ以上は何も言わずに、そのまま家の中へ戻っていった。
……結局、置いていかれた。
悔しいやら情けないやらで、俺はその場にただただ立ち尽くし、鳥の大群が飛んでいった方角を見つめた。
どれ位そこに居ただろう。その場にストンと座りこみ、気持ちが落ち着くまでの間、ぼーっと空を眺めていた。でも、次第に何だか虚しい気分になり、ようやくトボトボと家の中に戻る。
それでも、部屋に戻ったところで寝付けるわけがなかった。
複雑な気持ちでベッドの上に座り込み、寝る前と同様に、カーテンの隙間から窓の外を眺める。
そうやって、無駄に時間を消費していたのだが、しばらくして、不意に、コツンと部屋の窓が鳴らされた。
前回、同じ様な音が聞こえた時には、外に遼がいた。
本当は、もう少し慎重になるべきなのだろう。
でも今は、置いていかれた虚しさが勝ってしまっている。
もうどうにでもなれ、という思いで窓に近づき、カーテンをシャッと開け放った。
しかし、そこにいたのは、汐でも遼でもなく、人の姿に羽を生やした亘だった。
「……亘?」
窓を開けてそう言うと、亘はシィっと自分の口元に人差し指を押し当てる。
俺は、寝ている潤也と聡を振り返りながら声を潜めた。
「何でいるの? 柊ちゃん達と行ったんじゃ……」
「こっちの守りも必要ですから、全てがあちらに行ったわけではありません。ただ、私は希望したにも関わらず、置いていかれたのです。傷が治りきっていないからと。」
……置いていかれた俺が言うのも何だが、あれ程の怪我を負わされたのだ。それに関しては、賢明な判断だったと思う。
しかし、亘は眉間にしわを寄せる。
「……柊士様のお話を伺ってなお、じっとしていろなどと言われるとは思いませんでした。
これ以上、あの方が不幸になっていくのを、黙って見過ごすことなどできるわけがありません。
あの方への贖罪などというつもりはありません。 ただせめて、今度こそこの手でお救いすることが叶うならと……」
亘はそこまで言うと言葉を切る。
思い詰めたように徐々に視線を下げていくその様子に、
「……亘。」
と思わず名を呼ぶと、亘はハッとしたように顔を上げて、ニコリと笑って見せた。
「いえ。そもそも、結様をお慕いする気持ちは、妖界の者になど負けていませんからね。私が行かずにどうします。」
「……でも、怪我が酷いんだろ。向こうに行っても十分に戦えないんじゃ……」
そういうと、亘は片眉を上げてわざと嘲るような声を出した。
「おや。子どもだからという理由で置いていかれた奏太様から、そのような事を言われるとは思いませんでした。せっかくお誘いに来たのに、余計な事でしたか。」
「……誘い?」
眉を顰めると、亘はフフンと笑う。
「怪我が酷いとは言いますが、飛べぬ程ではありません。尾定殿から手当を受け、だいぶ回復もしています。ですから、許可はされていませんが、勝手に妖界へついて行ってやろうかと思ったのです。」
「……勝手に……?」
唖然としてそう繰り返す。しかし、亘はお構いなしだ。
「奏太様も男子ですからね。悔しかろうと思い、お声がけに来たのです。ですが、どうやら不要だったようですね。」
「……いや、そういうわけじゃないけど……でも、そんな事をして、亘は大丈夫なの?」
よくわからないけど、人界の妖だって、粟路を頂点に何らかの命令系統に従って秩序立って動いているのだろう。
それを無視して行動するのだから、命令違反の咎めくらい受けるだろう。
そう思っていると、亘は小さく首を傾げる。
「まあ、大丈夫ではないのでしょうが、ここで動かず、いつ動くのです。何らかの処分など覚悟の上です。結様を救う戦いに参加しないなど、私の信念にもとります。」
亘はキッパリとそう言い切る。
それから、俺に向かってニッと笑顔を浮かべた。
「どうです? こちらの気持ちを理解しようともせず、勝手ばかり言う大人たちを見返してやりたいと思いませんか?
ギャフンと言わせてやりたいと思いませんか?
私は言わせてやりたいですね。粟路様の決定など、糞食らえです。」
二百年も生きているくせに、子どものような亘の言い草に、思わず、ハハっと笑いが溢れた。
「なんだよ、それ。」
すると、俺の声に反応したのか、潤也が、うぅん、と声をだす。
慌てて自分の口を塞ぐと、亘にジロっと睨まれた。
「もちろん、最初の大君の血筋を途絶えさせるわけには行きませんから、共に行くと仰るなら、私の言うことには絶対に従って頂かなくてはなりません。癪でしょうが、柊士様の言うことにも従う必要があるでしょう。」
「それだと、着いて早々に帰れって言われそうな気がするけど。」
「そう言われたら、そこだけは無視しましょう。私も帰るつもりはありませんし。
ただ、あまりに危険と判断したときには、その限りではありません。いいですか?」
「わかった。」
俺はコクンと頷く。
「それから、無事に戻った暁には、御父上にまたこっ酷く叱られると思います。そこは私と同様、咎めを受ける覚悟を決めていただかなくてはなりません。それでも行きますか?」
「行くに決まってるだろ。」
俺がそう力強く返事をすると、亘はニコリと笑った。
「では、共に参りましょう。一度庭に降ります。覚悟が決まったら、外へ。」
俺はそれに頷くと、こっそり階下に降りて靴を履いた。
亘と同様、今の俺にも、行かないという選択肢はない。覚悟なんてとっくに決まってる。
庭に出ると、亘は大きな鷲の姿に変わって待っていた。俺がいつものように亘の背に乗ると、亘は満足そうに頷く。
そうして庭を飛び立ったその時だった。
「奏太!」
という声が背後に響いてきた。
ふと見ると、俺の部屋の窓から身を乗り出すように潤也が叫んているのが目に入った。それを、聡が落ちないように引き止めている。
「バカ! お前、ふざけんなよ!」
という怒声が追ってくる。
「いいんですか? お友達は。」
と亘に静かに問われたが、今の俺に迷いはない。
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