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第二章 藍と学校
95. 同じ子を愛するということ The Art of Loving
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「大好きなんですっ!わからないですけど、わたくしにはなんにも……!でもなんでかそう言わずにはいられなくなったんです!今のチェルせんせいを見ていると!……大好きですっ!
わたくしは……チェルせんせいの“過去”に何があっても、チェルせんせいが“今”どんな人でも、“将来”どんな人になっても、大好きなんです!
……チェルせんせーは!アイのぉ……大事な……やさしい……やさしいせんせーなんですっ!大好きなんですっ!」
――あぁ……あの時のおばあちゃんはこんな気持ちだったのかなぁ……?
……そうだったらいいなぁ……だってボクはいま――
――こんなに幸せなんだから――。
◇◆◇
「アイたん……ありがとう、ありがとうね。もっと研究者らしく、先生らしく……上手い言葉で、巧みな言い回しで伝えられたらよかったんだけど……。
……言いたいことはこの二つだけなんだ――」
アイの哀しみが凍りついたようなサファイアの瞳を溶かすような声で、瞳で……伝えた。
「ボクのことを大好きでいてくれて……
『ありがとう』、
……ボクもアイたんのことが『大好き』だよ。」
数分間それとも数十分か……見つめ合ったり、抱き合ったりしていた2人はなんだか微睡んできた。
そしてナウチチェルカが話し出す。
「……アイたん……ひとつ、昔話をしてあげようじゃあないか……。
……むかしむかし、ある所に仲良しなエルフの女の子と男の子が――」
◇◆◇
「キサマ!!何をしとるかーーーー!!??」
いつの間にか抱き合いながら眠りについていた2人は、大きな声で目を覚ました。
「うぉ!?……なんだシュベスター様じゃあないか……。」
「……うん……んんぅ……?おねえ……さまぁ……?」
どうやら風紀委員の仕事が終わったらしいシュベスターが一緒に帰る為に、ナウチチェルカの研究室に迎えにアイを来たらしい。
……そして、抱き合って寝る弟と教官をみた。
◇◆◇
「ナウチチェルカ教官!!
一教官が生徒を抱きしめて同じベッドで寝るとはどういった了見ですか!!?
教官が風紀を乱すなど言語道断!!!
風紀委員長として看過できません!!!!」
「……声でけ~……。シュベスター様、どうかお声のボリュームを落として頂けませんか……。
アイた……アイ様はまだ眠たそうにしています。」
二度寝しようとしているアイの耳を塞ぎなら、ナウチチェルカが宣う。
「……!!アイを……理由にするとは……。卑怯な……!」
しかし声を落としていることから、効果的な理由だったのだろう。
「取り敢えず……寝ているアイをこちらに引き渡してください……!」
「はいはい……。あっ……僕とアイ様の髪を一緒に編み込んでいるので、少々お待ちをば……。」
「……!!???」
ギリぃぃ!!っと歯が砕けそうなほど食いしばるシュベスター。アイが寝ていなかったらまた大声で叫んでいただろう。
「はい……ほどけました。」
ナウチチェルカには、髪をほどくたびに、こころも離れていく気がして、内心シュベスターを少し恨めしく思った。
そして、やっぱり“ミルヒシュトラーセ家はミルヒシュトラーセ家だなぁ”……と思った……至福の時間を邪魔されたことによる、少しの逆恨みだと分かっていたが。
「んぅ……。」
アイの頬をやさしく撫でながら、この子がミルヒシュトラーセ家に染まり切る前に、何処かに連れ去ってしまいたいと考えた。
――例えば……“神聖ロイヤル帝国”とか……と考えていると、姉のお叱りがはいった。
◇◆◇
「あまり気安くアイに触れないように……!
アイが貴女に懐いているから目をつむってきましたが、行き過ぎると“学園”や“お母様”に報告せねばなりません。
……分かりますよね……“貴女とアイ”では立場やその他……諸々が……違いすぎる。」
シュベスターは弟を取られた嫉妬からの発言だったが、ナウチチェルカにとってはミルヒシュトラーセ家が差別主義の温床だという確信を深めさせるような言葉だった。
「ハァ……はいはい……そのとおりですね。
僕は穢らわしいエルフですし……この国では人間体や両性具有者擬きだけじゃあなく……亜人種も差別される……。」
――ほんとうに、“立派で素敵な国”ですよ……。
口には出さなかった。
「……私は、そこまでは言っておりません。
ただ、弟との距離感を――」
「――もう窓の外も暗いです。
アイ様を早くお家へ連れ帰って差し上げたほうがよろしいのではないでしょうか?」
ナウチチェルカは暗に“対話”を拒否した。
……エルフの集落からこの国に逃げ延びてきて、ミルヒシュトラーセ家とこの国の人間どもがどんな奴らか嫌でも知っていたからだ。
◇◆◇
「アイ様……ちょっと動かします……よっ!」
「……んぅ……?……すぅすぅ……。」
アイを横抱きにして、シュベスターの元まで運ぶ、そこではシュベスターが背中を向けてかがみ込んでいた。
――ミルヒシュトラーセ家の人間が、自分たちが主導して差別している亜人種に背中を向けるなんて、後ろから刺されるとは考えないのだろうか?
……それとも警戒する価値すらないと?
「はい……どうぞ。」
「ええ……どうも。」
ナウチチェルカがやさしく、決してその眠りの安寧を壊さないように、ゆっくりとシュベスターの背中にアイを乗せる。
シュベスターも決して弟を起こさないように、やさしく受け止めて、しっかりと背中で抱きかかえておんぶする。
2人は奇しくも、同じ事を思っていた。
◇◆◇
――アイのためだったら、こんな風に協力できるのに、どうして自分達は……。
シュベスターは思った。
――いや、考えても詮無いことだ。それは私がミルヒシュトラーセ家に生まれたという宿命、そしてナウチチェルカ教官がエルフであるという事実から来ている。分かりきったことだ。
でももしアイなら……?この子のためなら私と教官は協力できる……。
ならば、この子ならいつか、人間と亜人種の軋轢さえ……。
……いや、“おかあさまの意思がすべて”だ。
この子には幸せになってほしい。この世界の誰よりも、だからこの子がおかあさまとその思想を違わぬようにするのが、“姉である私の使命”だ。この子とおかあさまの仲を取り持って、この子の哲学をおかあさまのそれと同じゅうするのが、姉である私の……。
◇◆◇
ナウチチェルカは考えた。
――いや、きっとこのアイたんのためであっても、自分は“人間”を許せない。“エルフ”だって許せない。
――でも、この子のおかげで“他人をずっと許せない自分”を赦せるような心持ちがした。
……もしかしたら、自分がこの世界で愛せるのはもう、“おばあちゃん”と“自分”と……“アイたん”だけなのかもしれない……。
――じゃあどうすればいい?この子を連れ去って何処かに何処か遠いところで……二人でのんびり研究でもしながら暮らせたら……もし外国で……例えば反差別主義を唱える“神聖ロイヤル帝国”でなら、この子と二人で――。
◇◆◇
「では……私とアイは失礼致します。
……ナウチチェルカ“教官”。」
「……はい。どうかアイ様を安全に家まで……その子は僕にとっても……とっても“大事な教え子”ですから。」
「アナタに言われるまでもありません。
私はこの子の“姉”です。
……誰よりもこの子を護りたいと思ってる。
――この子のしあわせを、願っている。」
「……そうでしたね。出過ぎた発言をしました。」
◇◆◇
そうしてあんしんな気持ちで寝息を立てるアイを背中に抱えたままシュベスターは部屋から離れていき、ナウチチェルカはアイの安全な帰宅を願いながら部屋のドアをピシャリと閉ざした。
……このシュベスターとナウチチェルカの行動は、まるで二人のこころをそのまま表しているようだった。
弟を思い“亜人族から遠ざかる”シュベスター、そして……アイのことを考えながら“扉を閉ざして、閉じこもる”ナウチチェルカ。
同じ子を思いながら、しかしその道が交わることは決してないのだろう。
◇◆◇
ナウチチェルカは思った。
――あぁ、やっぱり“人間共”は……許せない。
特に“パンドラ公国の人間共”が……。
腹が立って仕方がない、業腹だ。
ずっと石を投げつけられたり、陰口を叩かれるたびに……いつも怒りを無表情の仮面の下に隠してきたが……もう限界だ――。
◇◆◇
「――その必要はないよ……アイたん。」
暗闇を背にナウチチェルカが立っていた。
その瞳には一条の光も差していない――。
わたくしは……チェルせんせいの“過去”に何があっても、チェルせんせいが“今”どんな人でも、“将来”どんな人になっても、大好きなんです!
……チェルせんせーは!アイのぉ……大事な……やさしい……やさしいせんせーなんですっ!大好きなんですっ!」
――あぁ……あの時のおばあちゃんはこんな気持ちだったのかなぁ……?
……そうだったらいいなぁ……だってボクはいま――
――こんなに幸せなんだから――。
◇◆◇
「アイたん……ありがとう、ありがとうね。もっと研究者らしく、先生らしく……上手い言葉で、巧みな言い回しで伝えられたらよかったんだけど……。
……言いたいことはこの二つだけなんだ――」
アイの哀しみが凍りついたようなサファイアの瞳を溶かすような声で、瞳で……伝えた。
「ボクのことを大好きでいてくれて……
『ありがとう』、
……ボクもアイたんのことが『大好き』だよ。」
数分間それとも数十分か……見つめ合ったり、抱き合ったりしていた2人はなんだか微睡んできた。
そしてナウチチェルカが話し出す。
「……アイたん……ひとつ、昔話をしてあげようじゃあないか……。
……むかしむかし、ある所に仲良しなエルフの女の子と男の子が――」
◇◆◇
「キサマ!!何をしとるかーーーー!!??」
いつの間にか抱き合いながら眠りについていた2人は、大きな声で目を覚ました。
「うぉ!?……なんだシュベスター様じゃあないか……。」
「……うん……んんぅ……?おねえ……さまぁ……?」
どうやら風紀委員の仕事が終わったらしいシュベスターが一緒に帰る為に、ナウチチェルカの研究室に迎えにアイを来たらしい。
……そして、抱き合って寝る弟と教官をみた。
◇◆◇
「ナウチチェルカ教官!!
一教官が生徒を抱きしめて同じベッドで寝るとはどういった了見ですか!!?
教官が風紀を乱すなど言語道断!!!
風紀委員長として看過できません!!!!」
「……声でけ~……。シュベスター様、どうかお声のボリュームを落として頂けませんか……。
アイた……アイ様はまだ眠たそうにしています。」
二度寝しようとしているアイの耳を塞ぎなら、ナウチチェルカが宣う。
「……!!アイを……理由にするとは……。卑怯な……!」
しかし声を落としていることから、効果的な理由だったのだろう。
「取り敢えず……寝ているアイをこちらに引き渡してください……!」
「はいはい……。あっ……僕とアイ様の髪を一緒に編み込んでいるので、少々お待ちをば……。」
「……!!???」
ギリぃぃ!!っと歯が砕けそうなほど食いしばるシュベスター。アイが寝ていなかったらまた大声で叫んでいただろう。
「はい……ほどけました。」
ナウチチェルカには、髪をほどくたびに、こころも離れていく気がして、内心シュベスターを少し恨めしく思った。
そして、やっぱり“ミルヒシュトラーセ家はミルヒシュトラーセ家だなぁ”……と思った……至福の時間を邪魔されたことによる、少しの逆恨みだと分かっていたが。
「んぅ……。」
アイの頬をやさしく撫でながら、この子がミルヒシュトラーセ家に染まり切る前に、何処かに連れ去ってしまいたいと考えた。
――例えば……“神聖ロイヤル帝国”とか……と考えていると、姉のお叱りがはいった。
◇◆◇
「あまり気安くアイに触れないように……!
アイが貴女に懐いているから目をつむってきましたが、行き過ぎると“学園”や“お母様”に報告せねばなりません。
……分かりますよね……“貴女とアイ”では立場やその他……諸々が……違いすぎる。」
シュベスターは弟を取られた嫉妬からの発言だったが、ナウチチェルカにとってはミルヒシュトラーセ家が差別主義の温床だという確信を深めさせるような言葉だった。
「ハァ……はいはい……そのとおりですね。
僕は穢らわしいエルフですし……この国では人間体や両性具有者擬きだけじゃあなく……亜人種も差別される……。」
――ほんとうに、“立派で素敵な国”ですよ……。
口には出さなかった。
「……私は、そこまでは言っておりません。
ただ、弟との距離感を――」
「――もう窓の外も暗いです。
アイ様を早くお家へ連れ帰って差し上げたほうがよろしいのではないでしょうか?」
ナウチチェルカは暗に“対話”を拒否した。
……エルフの集落からこの国に逃げ延びてきて、ミルヒシュトラーセ家とこの国の人間どもがどんな奴らか嫌でも知っていたからだ。
◇◆◇
「アイ様……ちょっと動かします……よっ!」
「……んぅ……?……すぅすぅ……。」
アイを横抱きにして、シュベスターの元まで運ぶ、そこではシュベスターが背中を向けてかがみ込んでいた。
――ミルヒシュトラーセ家の人間が、自分たちが主導して差別している亜人種に背中を向けるなんて、後ろから刺されるとは考えないのだろうか?
……それとも警戒する価値すらないと?
「はい……どうぞ。」
「ええ……どうも。」
ナウチチェルカがやさしく、決してその眠りの安寧を壊さないように、ゆっくりとシュベスターの背中にアイを乗せる。
シュベスターも決して弟を起こさないように、やさしく受け止めて、しっかりと背中で抱きかかえておんぶする。
2人は奇しくも、同じ事を思っていた。
◇◆◇
――アイのためだったら、こんな風に協力できるのに、どうして自分達は……。
シュベスターは思った。
――いや、考えても詮無いことだ。それは私がミルヒシュトラーセ家に生まれたという宿命、そしてナウチチェルカ教官がエルフであるという事実から来ている。分かりきったことだ。
でももしアイなら……?この子のためなら私と教官は協力できる……。
ならば、この子ならいつか、人間と亜人種の軋轢さえ……。
……いや、“おかあさまの意思がすべて”だ。
この子には幸せになってほしい。この世界の誰よりも、だからこの子がおかあさまとその思想を違わぬようにするのが、“姉である私の使命”だ。この子とおかあさまの仲を取り持って、この子の哲学をおかあさまのそれと同じゅうするのが、姉である私の……。
◇◆◇
ナウチチェルカは考えた。
――いや、きっとこのアイたんのためであっても、自分は“人間”を許せない。“エルフ”だって許せない。
――でも、この子のおかげで“他人をずっと許せない自分”を赦せるような心持ちがした。
……もしかしたら、自分がこの世界で愛せるのはもう、“おばあちゃん”と“自分”と……“アイたん”だけなのかもしれない……。
――じゃあどうすればいい?この子を連れ去って何処かに何処か遠いところで……二人でのんびり研究でもしながら暮らせたら……もし外国で……例えば反差別主義を唱える“神聖ロイヤル帝国”でなら、この子と二人で――。
◇◆◇
「では……私とアイは失礼致します。
……ナウチチェルカ“教官”。」
「……はい。どうかアイ様を安全に家まで……その子は僕にとっても……とっても“大事な教え子”ですから。」
「アナタに言われるまでもありません。
私はこの子の“姉”です。
……誰よりもこの子を護りたいと思ってる。
――この子のしあわせを、願っている。」
「……そうでしたね。出過ぎた発言をしました。」
◇◆◇
そうしてあんしんな気持ちで寝息を立てるアイを背中に抱えたままシュベスターは部屋から離れていき、ナウチチェルカはアイの安全な帰宅を願いながら部屋のドアをピシャリと閉ざした。
……このシュベスターとナウチチェルカの行動は、まるで二人のこころをそのまま表しているようだった。
弟を思い“亜人族から遠ざかる”シュベスター、そして……アイのことを考えながら“扉を閉ざして、閉じこもる”ナウチチェルカ。
同じ子を思いながら、しかしその道が交わることは決してないのだろう。
◇◆◇
ナウチチェルカは思った。
――あぁ、やっぱり“人間共”は……許せない。
特に“パンドラ公国の人間共”が……。
腹が立って仕方がない、業腹だ。
ずっと石を投げつけられたり、陰口を叩かれるたびに……いつも怒りを無表情の仮面の下に隠してきたが……もう限界だ――。
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