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第二章 藍と学校
38. 人間失格 ‐ 第一の手記 Human Lost
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アイはクレジェンテとの諍いに、心を痛めてはいたものの、はるひの家に泊まって以来初めてのお友達とのお泊まり会である、林間学校に胸を高鳴らせていた。アルタークと仲良くああだこうだと言いながら準備を楽しんでいた。もしかしたら、お友達と準備をしている時間こそが、本番より楽しいのかもしれないと、アイは思った。
◇◆◇
「アルちゃんアルちゃん!楽しみだね!」
「うん!アイちゃん様と初めてのお泊りだもん!」
医務室で友情を確かめあった日から、2人とも時には、砕けた口調で話すことがあった。
「でも場所がなぁ~。もちろんここは辺境国だし、いつでも国境を接してる蛮族を警戒しないといけないから、そんなに遠くに行けないのはわかってた!ええわかっていましたともっ!……でもなぁ~ただの山と川って!地獄の独逸かよ!」
「まぁまぁ、アルちゃん。蛮族の脅威から離れた所とはいえ、この国の中で安全な場所は、宗主国であるファンタジア王国と隣接している、東の端ぐらいしかありませんし、マンソンジュ士官学校はその性質上、蛮族との国境の近く、西の端にありますから、安全な所となると限られるのでしょう。」
「アイちゃん様……急にミルヒシュトラーセみ、出してくるじゃん……。」
「え゙っ、そんなの出てました?」
「うんうん、ミルヒシュトラーセみが深くて味わい深かったよ~?」
「嬉しいような、ちょっとイヤなような……。……わたくしはミルヒシュトラーセ家が好きなんでしょうか?嫌いなんでしょうか?」
「急にぶっこむね?!いや、一市民としては、国が乱れるのは困るから、アイちゃん様にはミルヒシュトラーセ家を好きでいてもらいたいけれども……。アイちゃん様の身の安全の為にもね……。」
「そう、ですよね……。わたくしがこんなでは、ミルヒシュトラーセ家が内紛を起こしてるとも取られかねないですしね……。ダメですね……わたくし。」
アイはクレジェンテとのこともあって気弱になっていた。その痛ましい微笑みをみたアルタークはお道化て親友を元気づけようとする。
「いや~たしかにミルヒシュトラーセみが深いアイちゃん様も魅力的だけどさ~!いつもの天使みが深くて、お姫様みに溢れたアイちゃんもかわいいよ~!」
アルタークはこうして、親友としてほんとうに、アイのこころに届けたい言葉を言うときにだけ、アイちゃん様ではなく、アイちゃんと、そう呼ぶのであった。そのことがどれだけ自分を救ってくれたか、アイはいつも抱きついて、ちいさな体いっぱいに伝えようとするのだった。
「アルちゃん~!」
「お~よしよし~。かわいいやつめ~!」
暫くじゃれ合ったあと、アルタークは淡い月の輪郭をなぞるように遠回しに聞く。
「ときにアイちゃんさぁ……色々と、その、大丈夫?」
「いろいろ?」
自分の髪をガシガシと弄りながら、アルタークが付け加える。
「あー、やっぱり私こういうまどろっこしいの苦手だなぁ。うん!直球でいくよ!」
「うんっ!」
「……最近さぁ、アイちゃんクレジェンテくんと何かあったみたいだし、それに前私が襲われてから何かしてる?よね?……それにそれに、春日春日が来るといつも怯えてる……。」
「そう……見える?」
「うん。いつもいちばん近くでアイちゃんのことを見てるんだから……わかるよ……。私たち親友でしょ……?私にも、言えないことかな?」
「それは……。」
「ごめん!アイちゃん様を困らせたいわけじゃないの!ただ、アイちゃん様には色々な事情があるのはわかる。ただの田舎の農家の娘で、平民の私なんかには想像もできないことがいっぱいあるんだと思う。ミルヒシュトラーセ家だし、こころをもつものだし、それに~!“学園の天使お姫様”だしっ~?」
お道化て暗い雰囲気を吹き飛ばそうとするアルターク。
「もうっ!そのあだ名を広めたのアルちゃんじゃないよね?そうだったらおこりますよ!」
「アイちゃん様が怒ってもかわいいだけだよ?それに、誰かに怒ったことなんかないくせに~!ずっと一緒にいるけど、1回も見たことないもん。怒ったり、悪口言ったり、誰かを責めたりするのでさえ。」
部屋の真ん中に吊るされた糸を引いたように、アイの表情がフッと暗くなる。
「……あるんです。ともだちに、理不尽な怒りを、迷惑な気持ちを、ぶつけてしまったことが……あるんだよ……わたくしにも。」
「アイちゃん……?」
「わたくし、ほんとうはひどいやつなんだ。アルちゃんには嫌われたくなくて、ずっとナイショにしてたけど。むかしほんとうにひどいことをともだちにしたの、ひどいことばをいったの。まだ性別も決まってないときだった。」
アルタークはアイの手を握ろうとしたが、アイは自分にはその資格がないと言うように、それを制した。
「……!……アイちゃん……私に話してくれない?もっとアイちゃんのこと、知りたいな……それに、誰かに話すことで楽なるって言うし。」
そう友に告げられたアイは、死刑を宣告された者のように、頭を下げた。この罪を懺悔してしまったら、友情は永らえないと知っていたからだ。でも、大事な人たちに性別を偽って、できる人間のポーズをとって、いい人間のふりをして、“ニンゲン”のふりをして、生きていく吐き気がもう限界だった。そのちいさな身体にはもう収めきれなかった。だから、その秘密は、口からこぼれ落ちてしまった。
「わたくし、酷い人間だったんです。今でもそうなんだけど、いや……わたくしは……“人間を失格”したのです……。」
一度溢れてしまうと、それは涙のようにもう止ようがなかった。親の教育によって、アイには涙は流せないが。だからこそ代わりにことばがこぼれてしまうのかもしれなかった。
◇◆◇
「――あれはわたくしがまだ性別の決まっていない、4歳の時分でした。わたくしは、産まれたときから醜悪で、もっともっとと求めてばかりの人間でした。決して、与えることをせず。何も与えない人間なんて、何ものをも与えられはしないのに。そんな単純なことが、わたくしの頭にはとても困難に映りました。
わたくしが犯した第一の罪は、産声をあげたこと……産まれてきたことでした。それはこのうつくしい世界を穢す物として、醜く生まれてきたこと、そしてしあわせな家族の“破戒者”として、エレクトラさまの息子に産まれてきたこと……それがわたくしの最初に犯した原罪でした。
◇◆◇
まずわたくしが求めたのは、親の愛情でした。おとうさまとおかあさまはとてもやさしくて立派な人たちです。あんなに愛情深い人たちを、私は
彼ら以外にはひとりしか知りません。
けれども、わたくしは産まれた時にしあわせな家族を破壊してしまいました。わたくしは妾の子だったのです。とても慈悲深くお優しいおかあ……エレクトラさまは、自分の子ではないわたくしも、他のきょうだいと同じ様に養ってくださいました。赤ん坊のころのわたくしなんて、することといえば、泣き喚くだけで、迷惑しかかけないのに、お金しかかからないのに。
それでも彼女はわたくしに住む場所を与え、食べるものをくださり、側仕えの者たちまで用意してくださりました。わたくしはそのエレクトラさまの慈悲に甘えていたのです。胡座をかいていたのです。……そうして、いつしかお金とご飯だけでは足りなくなってしまいました。
そうして厚顔無恥にも、鉄面皮にも、エレクトラさまとオイディプスさまの愛情さえも、求めるようになったのです……。そうして醜く彼らしあわせな夫婦の間に割って入ろうとし、おねえさま方の完璧な家族に混ざり込もうと画策したのです。
それからはほんとうに色々な迷惑をかけました。ご飯をもらい、着る服も貰っていたのに、それ以上をもとめて泣き喚いたのです。それがどんなに醜悪なことか、その頃のわたくしには分かりませんでした。ただ欲望に任せてすべてを欲したのです。……この国一番の貴族という恵まれた立場にいながら、お金持ちという人のうらやむ環境で育ちながら……。
オイディプスさまとエレクトラさまはほんとうにお優しい方たちなので、そんなわたくしをやさしく諭して下さいました。この世の道理を教えて下さったのです。そんなお二人の慈悲を賜っておきながら、わたくしのこころは隙を見ては彼らに愛されようと、彼らの愛情を我が物にしようと醜く膨れ上がるのでした。……時にはほんとうにやさしくしてくれる、彼らのほんとうの子どもたちにも嫉妬さえして……。エレクトラさまトオイディプスさまの、ほんとうの家族っ……彼らの……ほんとうのっ……子どもたちは――」
アイはそこで何かに耐えるように、一呼吸を置き、決して友と目を合わせないように、何度擦っても醜く床にしがみつく染みを眺めながら話した。まるで、ここから先が、自分でも目の当たりにすることを避けてきた、ほんとうの罪だとでも言うように。
◇◆◇
「アルちゃんアルちゃん!楽しみだね!」
「うん!アイちゃん様と初めてのお泊りだもん!」
医務室で友情を確かめあった日から、2人とも時には、砕けた口調で話すことがあった。
「でも場所がなぁ~。もちろんここは辺境国だし、いつでも国境を接してる蛮族を警戒しないといけないから、そんなに遠くに行けないのはわかってた!ええわかっていましたともっ!……でもなぁ~ただの山と川って!地獄の独逸かよ!」
「まぁまぁ、アルちゃん。蛮族の脅威から離れた所とはいえ、この国の中で安全な場所は、宗主国であるファンタジア王国と隣接している、東の端ぐらいしかありませんし、マンソンジュ士官学校はその性質上、蛮族との国境の近く、西の端にありますから、安全な所となると限られるのでしょう。」
「アイちゃん様……急にミルヒシュトラーセみ、出してくるじゃん……。」
「え゙っ、そんなの出てました?」
「うんうん、ミルヒシュトラーセみが深くて味わい深かったよ~?」
「嬉しいような、ちょっとイヤなような……。……わたくしはミルヒシュトラーセ家が好きなんでしょうか?嫌いなんでしょうか?」
「急にぶっこむね?!いや、一市民としては、国が乱れるのは困るから、アイちゃん様にはミルヒシュトラーセ家を好きでいてもらいたいけれども……。アイちゃん様の身の安全の為にもね……。」
「そう、ですよね……。わたくしがこんなでは、ミルヒシュトラーセ家が内紛を起こしてるとも取られかねないですしね……。ダメですね……わたくし。」
アイはクレジェンテとのこともあって気弱になっていた。その痛ましい微笑みをみたアルタークはお道化て親友を元気づけようとする。
「いや~たしかにミルヒシュトラーセみが深いアイちゃん様も魅力的だけどさ~!いつもの天使みが深くて、お姫様みに溢れたアイちゃんもかわいいよ~!」
アルタークはこうして、親友としてほんとうに、アイのこころに届けたい言葉を言うときにだけ、アイちゃん様ではなく、アイちゃんと、そう呼ぶのであった。そのことがどれだけ自分を救ってくれたか、アイはいつも抱きついて、ちいさな体いっぱいに伝えようとするのだった。
「アルちゃん~!」
「お~よしよし~。かわいいやつめ~!」
暫くじゃれ合ったあと、アルタークは淡い月の輪郭をなぞるように遠回しに聞く。
「ときにアイちゃんさぁ……色々と、その、大丈夫?」
「いろいろ?」
自分の髪をガシガシと弄りながら、アルタークが付け加える。
「あー、やっぱり私こういうまどろっこしいの苦手だなぁ。うん!直球でいくよ!」
「うんっ!」
「……最近さぁ、アイちゃんクレジェンテくんと何かあったみたいだし、それに前私が襲われてから何かしてる?よね?……それにそれに、春日春日が来るといつも怯えてる……。」
「そう……見える?」
「うん。いつもいちばん近くでアイちゃんのことを見てるんだから……わかるよ……。私たち親友でしょ……?私にも、言えないことかな?」
「それは……。」
「ごめん!アイちゃん様を困らせたいわけじゃないの!ただ、アイちゃん様には色々な事情があるのはわかる。ただの田舎の農家の娘で、平民の私なんかには想像もできないことがいっぱいあるんだと思う。ミルヒシュトラーセ家だし、こころをもつものだし、それに~!“学園の天使お姫様”だしっ~?」
お道化て暗い雰囲気を吹き飛ばそうとするアルターク。
「もうっ!そのあだ名を広めたのアルちゃんじゃないよね?そうだったらおこりますよ!」
「アイちゃん様が怒ってもかわいいだけだよ?それに、誰かに怒ったことなんかないくせに~!ずっと一緒にいるけど、1回も見たことないもん。怒ったり、悪口言ったり、誰かを責めたりするのでさえ。」
部屋の真ん中に吊るされた糸を引いたように、アイの表情がフッと暗くなる。
「……あるんです。ともだちに、理不尽な怒りを、迷惑な気持ちを、ぶつけてしまったことが……あるんだよ……わたくしにも。」
「アイちゃん……?」
「わたくし、ほんとうはひどいやつなんだ。アルちゃんには嫌われたくなくて、ずっとナイショにしてたけど。むかしほんとうにひどいことをともだちにしたの、ひどいことばをいったの。まだ性別も決まってないときだった。」
アルタークはアイの手を握ろうとしたが、アイは自分にはその資格がないと言うように、それを制した。
「……!……アイちゃん……私に話してくれない?もっとアイちゃんのこと、知りたいな……それに、誰かに話すことで楽なるって言うし。」
そう友に告げられたアイは、死刑を宣告された者のように、頭を下げた。この罪を懺悔してしまったら、友情は永らえないと知っていたからだ。でも、大事な人たちに性別を偽って、できる人間のポーズをとって、いい人間のふりをして、“ニンゲン”のふりをして、生きていく吐き気がもう限界だった。そのちいさな身体にはもう収めきれなかった。だから、その秘密は、口からこぼれ落ちてしまった。
「わたくし、酷い人間だったんです。今でもそうなんだけど、いや……わたくしは……“人間を失格”したのです……。」
一度溢れてしまうと、それは涙のようにもう止ようがなかった。親の教育によって、アイには涙は流せないが。だからこそ代わりにことばがこぼれてしまうのかもしれなかった。
◇◆◇
「――あれはわたくしがまだ性別の決まっていない、4歳の時分でした。わたくしは、産まれたときから醜悪で、もっともっとと求めてばかりの人間でした。決して、与えることをせず。何も与えない人間なんて、何ものをも与えられはしないのに。そんな単純なことが、わたくしの頭にはとても困難に映りました。
わたくしが犯した第一の罪は、産声をあげたこと……産まれてきたことでした。それはこのうつくしい世界を穢す物として、醜く生まれてきたこと、そしてしあわせな家族の“破戒者”として、エレクトラさまの息子に産まれてきたこと……それがわたくしの最初に犯した原罪でした。
◇◆◇
まずわたくしが求めたのは、親の愛情でした。おとうさまとおかあさまはとてもやさしくて立派な人たちです。あんなに愛情深い人たちを、私は
彼ら以外にはひとりしか知りません。
けれども、わたくしは産まれた時にしあわせな家族を破壊してしまいました。わたくしは妾の子だったのです。とても慈悲深くお優しいおかあ……エレクトラさまは、自分の子ではないわたくしも、他のきょうだいと同じ様に養ってくださいました。赤ん坊のころのわたくしなんて、することといえば、泣き喚くだけで、迷惑しかかけないのに、お金しかかからないのに。
それでも彼女はわたくしに住む場所を与え、食べるものをくださり、側仕えの者たちまで用意してくださりました。わたくしはそのエレクトラさまの慈悲に甘えていたのです。胡座をかいていたのです。……そうして、いつしかお金とご飯だけでは足りなくなってしまいました。
そうして厚顔無恥にも、鉄面皮にも、エレクトラさまとオイディプスさまの愛情さえも、求めるようになったのです……。そうして醜く彼らしあわせな夫婦の間に割って入ろうとし、おねえさま方の完璧な家族に混ざり込もうと画策したのです。
それからはほんとうに色々な迷惑をかけました。ご飯をもらい、着る服も貰っていたのに、それ以上をもとめて泣き喚いたのです。それがどんなに醜悪なことか、その頃のわたくしには分かりませんでした。ただ欲望に任せてすべてを欲したのです。……この国一番の貴族という恵まれた立場にいながら、お金持ちという人のうらやむ環境で育ちながら……。
オイディプスさまとエレクトラさまはほんとうにお優しい方たちなので、そんなわたくしをやさしく諭して下さいました。この世の道理を教えて下さったのです。そんなお二人の慈悲を賜っておきながら、わたくしのこころは隙を見ては彼らに愛されようと、彼らの愛情を我が物にしようと醜く膨れ上がるのでした。……時にはほんとうにやさしくしてくれる、彼らのほんとうの子どもたちにも嫉妬さえして……。エレクトラさまトオイディプスさまの、ほんとうの家族っ……彼らの……ほんとうのっ……子どもたちは――」
アイはそこで何かに耐えるように、一呼吸を置き、決して友と目を合わせないように、何度擦っても醜く床にしがみつく染みを眺めながら話した。まるで、ここから先が、自分でも目の当たりにすることを避けてきた、ほんとうの罪だとでも言うように。
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