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第二章 藍と学校
41.神は教会のなかではなく、農民の手と土の間に。 Gitanjali
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――意を得たり、とばかりにアルタークが語り始める。
◇◆◇
「まずねまずねっ!あ゙あ゙~言い゙たい゙ことがあ゙り゙過ぎで~!どれから言おうか!?何から伝えようか!?迷う……!!」
「そ……そんなに……。」
「まずね……そうだね、たぶんアイちゃんが今のアイちゃんになったのには、生まれとか環境とか色々あると思う。だから、そんなに自己卑下しないで、アイちゃんにはもっと価値があるよって言っても、付け焼き刃だとおもう。だってどんな性格になるかは、生まれとか育った環境でほとんど決まると思うから。」
それに、と少し哀しい目をして、人生の真理を見つめたような眼でアルタークが続ける。
「それに、それにね。たぶん小さいころに親に1回言われた言葉のほうが、大きくなって友達に100回言われた言葉よりも、人生にほんとうにおおきな重みを持つと思うんだ……。」
「分かります……自分自身を支えられるようになる前に加えられた重みは、自立したあとに課せられた重さとは違う意味を持ちますから……。」
それこそがアイが自分に自信を持てない理由だった。学校に入ってお友だちに何度『かわいいよ、綺麗だね』と言われても、ちいさな頃からおかあさまに『オマエは醜い、汚れている』と言われて育ったから……決して自分をうつくしいなどとは思えないのだった。年輪の内側に挟み込まれた言葉は、幹の外からの言葉では決して打ち消せないのだ。
「そうだよね……親の言葉って褒め言葉だと神の祝福以上の意味を持つし……親に貶されたら一生その言葉は呪いになってついてまわると思う。だから……私はアイちゃんの呪いを解くことはできない。だって、それを解けるのはアイちゃん自身だけだと思うから……。」
「そう……かもしれませんね……。」
「だから!だから私がアイちゃんに今から伝えるのは、私と会ってからのアイちゃんのことだけ!……私が知ってる貴女のことだけ。いくらここでちいさいころの貴女も素敵だったよって言っても届かないのは分かってるから……哀しいけど。だから……今度は、聞いてくれる?
私の話を……。私の貴女への思いを……!」
アイは今度は手を握られるのをただ待つのではなく、友の手を握ってみようと、理解されるのを独り待つのではなく……自分から理解しようと、そう思った。そして、友の両手を自分の意志で……しっかりと握り込む。
「うん……聞かせて、アルちゃんの気持ちを……貴女のこころを……!」
「……!うんっ!任せといて!」
2人は床に寝そべりながら笑い合う、幼子のように。
◇◆◇
「まず私……アルターク……アルターク・デイリーライフは農家で生まれたの。元、貴族のお家に。その名残で今でも家名を持ってる。ただの名前以上の意味なんてなくなっちゃったけどね。権威も権力もなくなったから。
でも、私はこの名前が好きなんだ。“アルターク”は、地獄にある独逸って国の言葉で……“日常”って意味。」
「……“デイリーライフ”も、同じ意味だよね……?」
「うん、こっちも地獄の……英国の言葉らしいよ。ちょっと面白くない?“日常・日常”って……。たぶん貴族じゃなくなっても、高位貴族にありがちな、陽炎陽炎とか、不知火不知火みたいに、家名と名前をおんなじにすることで、少しでも誇りを残したかったんじゃないかなぁ……聞いてみたことはないんだけどね。私は貴族に戻りたいとか、そういうのはないけど……でもなんだか好きなんだ。当たり前の日常を大切にしなさいって名前みたいでさ。
それに実家で土いじりをしてると思うんだ。“もしかしたら神様っていうのは、ファンタジア王女殿下が祈りを捧げるような立派な教会のなかじゃなくて……農民の手と土の間にこそ宿るんじゃないかなぁ”……って。
時には春の育花雨の降るなか、夏の雲の峰の泳ぐした、秋の野分を身に受けながら、冬まで永らえた凍蝶とともに……そしてまた春隣に舞う都鳥の声を聞きながら、祈るように土に触れる早乙女の掌のなかにこそ、かみさまは――。
アイちゃんには言ったよね?ウチはエルダーフラワーっていうシロップとかリキュールになるような植物を育ててるんだ。ちいさな白いかわいい花を咲かせるんだよ。……そう、まるで……アイちゃんみたいな……。だからアイちゃんのこと最初から好きだったのかな?ウチで育ててる花にとっても似てるから……。今度実家から送られてきたら、飲ませてあげるよ……エルダーフラワー・コーディアルを。
だから、私は貴族じゃなくなったとはいえ、家がすきだし、家族も大切だし、ウチの仕事に誇りを持ってる。……それでもやっぱり、貴族ばっかりの、それも一番えらいミルヒシュトラーセ家の子どもたちが通うような、このマンソンジュ軍士官学校にくるときは緊張したの。階級意識が強いって聞いてたし……まぁ、実際そのとおりだったけど。特に貴族から没落した平民は、貴族からも卑しくなったと嗤われるし、平民からも今まで偉そうにしていたクセにって言われちゃうからね……。どっちの仲間にも入れてもらえないんだ。
……だから、だから覚悟して来たんだ。どんなに貴族の子どもたちに馬鹿にされても、家のことを……ウチの仕事を恥ずかしいことだと言われても……絶対に私だけは、自分だけは自分の家の仕事を恥じたりはしないでいようって。
……だから、ここだけの話、最初はミルヒシュトラーセ家のことを、アイちゃんのことも敵視してたんだ……。ごめんね……会ったこともなかったのにさ……人に見下されても自分をみじめだと思わないためには、人を見下し返すしかないと思ってたんだ……。馬鹿にされたけど、自分より馬鹿なやつに馬鹿にされたって何ともない……ってね。
だから、初めてアイちゃんに会ったときはイメージと違いすぎて驚嘆しちゃったよ!ごめんだけど……ホントにごめんだけどっ!……ミルヒシュトラーセ家の人ってみんな自分より下位の人を見下してる高慢ちきなヤツらだって思ってたから。でもたぶん違うんだよね……自分がその人たちより劣ってるって思っちゃうから、馬鹿にされてるって決めてかかっちゃうんだ……いちばん自分のことを馬鹿にしてるのは自分なのに……。もちろんファンタジア王女殿下みたいに?ホントに馬鹿にしてくるヤツらってのはいたけどね!?……まぁいいや。
それで、没落貴族の私は平民とも貴族とも仲良くなれないだろうから、独りで生きていってやる!って……学校では独りでなんでもやって、群れて貴族を馬鹿にしてる平民のヤツらも、こぞって平民をコケにしてくる貴族のヤツらも、追い越してやるっ!
……ってそう、決めてたんだ。決めてたはずだったんだけど……そう、決めてたんだけどなぁ……。」
そこまで話してアルタークは、少し責めたような、でも愛おしいものをみる瞳で、アイを見つめて押し黙る。
◇◆◇
「でも……アルちゃんはわたくしに声をかけて下さいましたよね……?独りだったわたくしに……。今でも思い出せます、入学して少しして……皆さんやさしくして下さるけど、どこか他人行儀で……。あぁ……お家で独りのわたくしは、学校に行ったからといって、独りじゃなくなるわけじゃないんだなって。
なんだか学校に入学さえすれば、楽しい生活が待っているような……自然とそんな日常が送れるような、都合のいい夢をみていたんです……入学するまでは……。そして、学校に入って思い知りました、そういったものは、勝手にやってくるものではなくて、自分から行動しないと手には入らないものなんだって。
……でも、自分から人に声をかけて、自分から人間と関わって……また失敗するのもこわくて……とってもこわくって……窓際の席で独り待っていたんです……誰かが話しかけてくれるのを。もちろん入学して、わたくしがミルヒシュトラーセ家の人間ということもあって、たくさんの人が話しかけて下さいました。
でも、ほんとうは……ずっと待っていたんです……いつもの敬ったような、少し怯えたような態度じゃなくて、普通の、気安い、クラスメイトみたいに、話しかけてくれるのを……。人にこころをひらいてもらいたかったら、自分のほうからおそれずにこころをさらけだすしかないとわかっていたのに……。
だから、愉しげにはしゃぐクラスメイトの声を聞きながら、でも決してそっちは見ないように、窓の外をみていたんです。
……そんなときでした……アルちゃんが……貴女が声をかけてくれたのは……。」
アイのサファイアの瞳が言葉より雄弁に語っていた、ありがとう、と――。
アルタークはくやしそうに、でも子どもに背丈を追い越された親のように、負けるのが心底うれしいといった表情をしていた。
「~!そうなんだよっ!ぜんぶ貴女ががわるいんだからっ!アイちゃんがわるいんだからね!わかってる!?独りで過ごそうと思ってたのにっ!話しかけちゃったんだよっ!それもミルヒシュトラーセの人に!」
「それもこれも全部っ!アイちゃんのせいなんだからっ!」
――アイちゃんのおかげ、なんだよ。
◇◆◇
「まずねまずねっ!あ゙あ゙~言い゙たい゙ことがあ゙り゙過ぎで~!どれから言おうか!?何から伝えようか!?迷う……!!」
「そ……そんなに……。」
「まずね……そうだね、たぶんアイちゃんが今のアイちゃんになったのには、生まれとか環境とか色々あると思う。だから、そんなに自己卑下しないで、アイちゃんにはもっと価値があるよって言っても、付け焼き刃だとおもう。だってどんな性格になるかは、生まれとか育った環境でほとんど決まると思うから。」
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「それに、それにね。たぶん小さいころに親に1回言われた言葉のほうが、大きくなって友達に100回言われた言葉よりも、人生にほんとうにおおきな重みを持つと思うんだ……。」
「分かります……自分自身を支えられるようになる前に加えられた重みは、自立したあとに課せられた重さとは違う意味を持ちますから……。」
それこそがアイが自分に自信を持てない理由だった。学校に入ってお友だちに何度『かわいいよ、綺麗だね』と言われても、ちいさな頃からおかあさまに『オマエは醜い、汚れている』と言われて育ったから……決して自分をうつくしいなどとは思えないのだった。年輪の内側に挟み込まれた言葉は、幹の外からの言葉では決して打ち消せないのだ。
「そうだよね……親の言葉って褒め言葉だと神の祝福以上の意味を持つし……親に貶されたら一生その言葉は呪いになってついてまわると思う。だから……私はアイちゃんの呪いを解くことはできない。だって、それを解けるのはアイちゃん自身だけだと思うから……。」
「そう……かもしれませんね……。」
「だから!だから私がアイちゃんに今から伝えるのは、私と会ってからのアイちゃんのことだけ!……私が知ってる貴女のことだけ。いくらここでちいさいころの貴女も素敵だったよって言っても届かないのは分かってるから……哀しいけど。だから……今度は、聞いてくれる?
私の話を……。私の貴女への思いを……!」
アイは今度は手を握られるのをただ待つのではなく、友の手を握ってみようと、理解されるのを独り待つのではなく……自分から理解しようと、そう思った。そして、友の両手を自分の意志で……しっかりと握り込む。
「うん……聞かせて、アルちゃんの気持ちを……貴女のこころを……!」
「……!うんっ!任せといて!」
2人は床に寝そべりながら笑い合う、幼子のように。
◇◆◇
「まず私……アルターク……アルターク・デイリーライフは農家で生まれたの。元、貴族のお家に。その名残で今でも家名を持ってる。ただの名前以上の意味なんてなくなっちゃったけどね。権威も権力もなくなったから。
でも、私はこの名前が好きなんだ。“アルターク”は、地獄にある独逸って国の言葉で……“日常”って意味。」
「……“デイリーライフ”も、同じ意味だよね……?」
「うん、こっちも地獄の……英国の言葉らしいよ。ちょっと面白くない?“日常・日常”って……。たぶん貴族じゃなくなっても、高位貴族にありがちな、陽炎陽炎とか、不知火不知火みたいに、家名と名前をおんなじにすることで、少しでも誇りを残したかったんじゃないかなぁ……聞いてみたことはないんだけどね。私は貴族に戻りたいとか、そういうのはないけど……でもなんだか好きなんだ。当たり前の日常を大切にしなさいって名前みたいでさ。
それに実家で土いじりをしてると思うんだ。“もしかしたら神様っていうのは、ファンタジア王女殿下が祈りを捧げるような立派な教会のなかじゃなくて……農民の手と土の間にこそ宿るんじゃないかなぁ”……って。
時には春の育花雨の降るなか、夏の雲の峰の泳ぐした、秋の野分を身に受けながら、冬まで永らえた凍蝶とともに……そしてまた春隣に舞う都鳥の声を聞きながら、祈るように土に触れる早乙女の掌のなかにこそ、かみさまは――。
アイちゃんには言ったよね?ウチはエルダーフラワーっていうシロップとかリキュールになるような植物を育ててるんだ。ちいさな白いかわいい花を咲かせるんだよ。……そう、まるで……アイちゃんみたいな……。だからアイちゃんのこと最初から好きだったのかな?ウチで育ててる花にとっても似てるから……。今度実家から送られてきたら、飲ませてあげるよ……エルダーフラワー・コーディアルを。
だから、私は貴族じゃなくなったとはいえ、家がすきだし、家族も大切だし、ウチの仕事に誇りを持ってる。……それでもやっぱり、貴族ばっかりの、それも一番えらいミルヒシュトラーセ家の子どもたちが通うような、このマンソンジュ軍士官学校にくるときは緊張したの。階級意識が強いって聞いてたし……まぁ、実際そのとおりだったけど。特に貴族から没落した平民は、貴族からも卑しくなったと嗤われるし、平民からも今まで偉そうにしていたクセにって言われちゃうからね……。どっちの仲間にも入れてもらえないんだ。
……だから、だから覚悟して来たんだ。どんなに貴族の子どもたちに馬鹿にされても、家のことを……ウチの仕事を恥ずかしいことだと言われても……絶対に私だけは、自分だけは自分の家の仕事を恥じたりはしないでいようって。
……だから、ここだけの話、最初はミルヒシュトラーセ家のことを、アイちゃんのことも敵視してたんだ……。ごめんね……会ったこともなかったのにさ……人に見下されても自分をみじめだと思わないためには、人を見下し返すしかないと思ってたんだ……。馬鹿にされたけど、自分より馬鹿なやつに馬鹿にされたって何ともない……ってね。
だから、初めてアイちゃんに会ったときはイメージと違いすぎて驚嘆しちゃったよ!ごめんだけど……ホントにごめんだけどっ!……ミルヒシュトラーセ家の人ってみんな自分より下位の人を見下してる高慢ちきなヤツらだって思ってたから。でもたぶん違うんだよね……自分がその人たちより劣ってるって思っちゃうから、馬鹿にされてるって決めてかかっちゃうんだ……いちばん自分のことを馬鹿にしてるのは自分なのに……。もちろんファンタジア王女殿下みたいに?ホントに馬鹿にしてくるヤツらってのはいたけどね!?……まぁいいや。
それで、没落貴族の私は平民とも貴族とも仲良くなれないだろうから、独りで生きていってやる!って……学校では独りでなんでもやって、群れて貴族を馬鹿にしてる平民のヤツらも、こぞって平民をコケにしてくる貴族のヤツらも、追い越してやるっ!
……ってそう、決めてたんだ。決めてたはずだったんだけど……そう、決めてたんだけどなぁ……。」
そこまで話してアルタークは、少し責めたような、でも愛おしいものをみる瞳で、アイを見つめて押し黙る。
◇◆◇
「でも……アルちゃんはわたくしに声をかけて下さいましたよね……?独りだったわたくしに……。今でも思い出せます、入学して少しして……皆さんやさしくして下さるけど、どこか他人行儀で……。あぁ……お家で独りのわたくしは、学校に行ったからといって、独りじゃなくなるわけじゃないんだなって。
なんだか学校に入学さえすれば、楽しい生活が待っているような……自然とそんな日常が送れるような、都合のいい夢をみていたんです……入学するまでは……。そして、学校に入って思い知りました、そういったものは、勝手にやってくるものではなくて、自分から行動しないと手には入らないものなんだって。
……でも、自分から人に声をかけて、自分から人間と関わって……また失敗するのもこわくて……とってもこわくって……窓際の席で独り待っていたんです……誰かが話しかけてくれるのを。もちろん入学して、わたくしがミルヒシュトラーセ家の人間ということもあって、たくさんの人が話しかけて下さいました。
でも、ほんとうは……ずっと待っていたんです……いつもの敬ったような、少し怯えたような態度じゃなくて、普通の、気安い、クラスメイトみたいに、話しかけてくれるのを……。人にこころをひらいてもらいたかったら、自分のほうからおそれずにこころをさらけだすしかないとわかっていたのに……。
だから、愉しげにはしゃぐクラスメイトの声を聞きながら、でも決してそっちは見ないように、窓の外をみていたんです。
……そんなときでした……アルちゃんが……貴女が声をかけてくれたのは……。」
アイのサファイアの瞳が言葉より雄弁に語っていた、ありがとう、と――。
アルタークはくやしそうに、でも子どもに背丈を追い越された親のように、負けるのが心底うれしいといった表情をしていた。
「~!そうなんだよっ!ぜんぶ貴女ががわるいんだからっ!アイちゃんがわるいんだからね!わかってる!?独りで過ごそうと思ってたのにっ!話しかけちゃったんだよっ!それもミルヒシュトラーセの人に!」
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